モツを充填してメンチ … やきとん「すっぴん酒場」(野方)

土曜日の今日は、夕方から「すっぴん酒場」。連休明け初のもつ焼き屋である。
前回、もつ焼きを食べたのは、令和になってすぐの5月1日のことだったから、実に10日ぶりである。
今日は食うぞ!
「黒ホッピー」(450円)をもらって、いつものように「れば(肝臓)」「ちれ(脾臓)」「しろ(腸)」(各100円)を注文し、「お通し」(100円)のお新香で飲み始める。
この3本をたのむと、必ず「れば」から焼き上がってくる。
ブラジルに行って、よく焼いた肉の美味しさを再認識して以来、モツもまた、しっかりと焼いたものも美味しさがわかるようになった気がしている。
この焼き方が微妙なところで、肉もモツも、焼き過ぎたらまったく美味しくなくなってしまう。
火はよく通ってるんだけど、けっして焼き過ぎていないギリギリのライン。
それがここ「すっぴん酒場」のもつ焼きなのだ。
そして今はこの焼き具合が一番好きで、まさにはまっているのである。
「ナカ(おかわり焼酎)」(250円)をもらって、2巡めは「さがり(横隔膜)」と「かしら(頭肉)」(各100円)。モツの中では、もっとも肉っぽい2種である。
さらに「ナカ」をもらって、「あぶらにんにく」と「ハラミナンコツ」(各100円)。
これら2品は複合系。
「あぶらにんにく」は豚の脂とニンニクを交互に刺して焼いたもの。その脂がPトロの表面にある脂身で、Pトロの仕込みをするときに副産物的にできる部分なので、量もごくわずか。だからひとり1本限りの限定品だ。
「ハラミナンコツ」は、串の先のほうにハツの弁の部分や動脈の部分が、まん中に喉頭(のどがしら)をたたいた軟骨部分が、そして根元にハラミが刺されていて、食べるにつれて味わいや食感が変わるという面白い串。これもよそでは見かけたことがないなぁ。
4杯めの「ナカ」には「はつ(心臓)」と「たん(舌)」(各100円)だ。
これでいただいたもつ焼きが合計9本。やっと落ち着いたなぁ。
まだ「ソト(ホッピー)」が残っているので、5杯めとなる「ナカ」をいただいて、最後は「中島メンチ」(250円)で締めくくる。
たっぷりと2時間半の立ち飲みタイム。品物と引き換え払いでの総支払額は2,700円でした。どうもごちそうさま。
(次回)19.07.01 後ろの壁に袋菓子あり … やきとん「すっぴん酒場」(野方)
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