今夜の主菜は牛ランプ … 「カフェ・ド・セントロ(CAFE do CENTRO)」(日比谷)
ときどき食べたいブラジル料理。
今日は4人で、帝劇ビル地下のブラジル料理店、「カフェ・ド・セントロ」にやって来た。
日本でブラジル料理というと、サーベルのような大きな串に刺した焼肉、「シュラスコ」が有名、というか、「シュラスコ」しかないぐらいの勢いですが、実は「シュラスコ」はブラジル料理のほんの一部。
今日もまずは生ビール「プレミアムモルツ」(500円、以下すべて税抜表記)をもらって乾杯し、ブラジルらしい料理を次々に注文する。
まっ先に出てきたのは「もっちもちチーズパン(ポン・ヂ・ケージョ)」(1個90円)。チーズが練り込まれたパンは、その名のとおり『もっちもち』。できたての温かい状態で出されるのがいいね。
「揚げタコのさっぱりビネガーソース(ポゥヴォ・フリット・アォ・ヴィナグレッチ)」(580円)は、ポルトガルからブラジルに伝わった料理。ブラジルでもタコはよくいただきました。揚げタコよりも、酢ダコのような食べ方が多かったなぁ。
「鶏肉のコロッケ(コシーニャ・ヂ・フランゴ)」(480円)と「干し鱈のコロッケ(ボリーニョ・ヂ・バカリャウ)」(500円)は、丸いままだとお皿の上で転がってしまうので、フォークの背中で押してつぶし、「ピメンタ」というピリ辛ソース(タバスコのようなもの)をかけていただきます。
「タピオカ芋のカリカリフライ(マンジョッカ・フリッタ)」(580円)。ブラジルにいるときは、ゆでたマンジョッカをよく食べました。
やせた土地でも、どんどん育つマンジョッカがあったために、ブラジル人が怠け者になったと言われるぐらいの芋。
肉料理にかける「ファロッファ」という粉も、この芋から作られる。
ここらで飲み物を「カイピリーニャ」に切り替える。
「カイピリーニャ」は、サトウキビから造られた「カシャーサ」という蒸留酒に、ブラジル・レモン(=タヒチ・レモン)を混ぜて作ったカクテル。たっぷりのクラッシュド・アイスを使うのがポイントだ。(砂糖も入れるのが正式なレシピなんだけど、甘過ぎるので、いつも砂糖なしにしています。)
「ブラジルソーセージと玉ねぎソテー(カラブレーザ・アセボラーダ)」(580円)。いろんな種類があるブラジルソーセージの中で、これはカラブレーザというタイプ。ソーセージ自体がかなり塩辛いので、玉ねぎと一緒に炒めると、ちょうどいい感じになるのだ。
ワイン好きなメンバーのため、イタリアの白ワイン、「Est! Est!! Est!!! di Montefiascone(エスト! エスト!! エスト!!! ディ・モンテフィアスコーネ)」(2,200円)ももらう。
続いて注文した「パステル」は、「ひき肉と玉子のパステル(パステウ・ヂ・カルニ・イ・オヴォ)」(300円)と「干し肉とクリームチーズのパステル(パステウ・ヂ・カルニセッカ・イ・ヘケイジョ)」(300円)を注文した。
「パステル」は「ブラジル風揚げ餃子」と紹介されることも多いが、餃子とはかなり違うんだなぁ。
パリッと切り分けて、中の具材にヴィナグレッチという、野菜のソースを入れていただくのが美味しい。
そしていよいよメインディッシュ。
今夜は「牛ランプステーキ(600g)(ビッフィ・アウカトラ・グレリャード)」(2,480円)をいただいた。
ブラジルではピッカーニャ(イチボ)が旨みが強くて美味しいんだけど、日本の牛肉はもともと脂分が多いからか、アウカトラ(ランプ)のほうが美味しく感じるんだなぁ。
たっぷりのステーキをいただいた後は、「ポルトガル産オリーブ盛」(380円)、「さっぱりピクルス」(380円)、「ミナスチーズ(ケイジョ・ミナース)」(500円)などの、つまみつまみした料理を肴に、「カイピリーニャ」や「白ワイン」をいただく。
ゆっくりと3時間半ほど楽しんで、今夜のお勘定は4人で15,568円(ひとり当たり3,892円)でした。どうもごちそうさま。
カシャーサ / ブラジルソーセージ / 白ワイン(イタリア)
(次回)19.08.12 日本で4年後の誕生日 … 「カフェ・ド・セントロ(CAFE do CENTRO)」(日比谷)
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