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博多おでんに柚子胡椒 … 「マリコ食堂」(赤坂@福岡県)

がんも&カッパ

 名古屋駅の麺亭「憩いこい」で軽く飲んだ後、新幹線で博多へ。

 今や、名古屋~博多間は3時間40分ほどしかかからないんですね。東京~博多だって5時間弱だし!

 ホテルにチェックインして、出かけたのは、昨年10月に初訪問した「マリコ食堂」だ。

 福岡出身の女将、マリコさんが一人で切り盛りされている酒場だから「マリコ食堂」。とても分かりやすいネーミングである。

 まずは「瓶ビール」(キリンラガービール中瓶、550円)をもらうと、お通しとして出してくれたのは……。

 なんだろうこれ?

 そうめんのサラダでもないし、春雨のサラダでもない。

 「これなに?」とマリコさんに聞いてみると、「マロニーのサラダです」って。

 マロニーは、ジャガイモのでんぷんを原料にして作った新しいタイプの春雨。

 サラダにしても美味しいものだったんですね。初めて知った。

 そしてつまみは、目の前のおでん鍋から「がんも」(150円)と「カッパ(すじ肉)」(350円)をとってもらった。

 薬味として練りガラシに加えて、柚子胡椒ゆずごしょうも出してくれるのが嬉しい。

 柚子胡椒で食べるおでんが旨いんだ。

 ビールに続いては、米焼酎「白岳しろ」(450円)をロックでもらって、つまみには、前回、気になっていたのに注文し忘れていた「串ホルモン(みそ味)」(200円)をもらう。

 200円で、1本かな、それとも2本なのかな、と思いながら待っていると、出てきたのは1本でした。

 「串ホルモン(みそ味)」の串には、小さいハチノスと、シロ(牛腸)が交互に刺さってる。

 「柚子胡椒か一味唐辛子でどうぞ」とマリコさん。これもやっぱり柚子胡椒でいただいた。

 おでん鍋の中に、ちょっと大きめのチロリがかっているのが気になって、マロニーサラダのときと同じように、マリコさんに「これなに?」と聞いてみると、

「豆腐なんです。崩れないように、これに入れてるんですよ」

 という返事。さっそくその「豆腐」(150円)と、肉厚でいかにも美味しそうな「しいたけ」(150円)をとってもらい、「白岳しろ」のロックもおかわりした。

 1時間半ほど楽しんで、今宵のお勘定は2,700円なり。どうもごちそうさま。

 「マリコ食堂」の飲みものメニューに、「そばソーダ」(そば焼酎のソーダ割り、450円)というのがあって、

『芋焼酎や麦焼酎などの、他の種類の焼酎はソーダ割りはないのに、なんでそば焼酎だけソーダ割りがあるんだろう』

 と思っていたら、ホテルへの帰り道に通った屋台などにも、「そばソーダ」と大書されていた。

 もしかすると博多で流行はやりの飲み方なのかなぁ??

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「マリコ食堂」 / 瓶ビール / マロニーサラダ

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がんも、カッパ(すじ肉) / おでんの薬味 / 白岳しろロック

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串ホルモン / 豆腐、しいたけ / 白岳しろロックおかわり

店情報前回

《令和元(2019)年5月15日(水)の記録》

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