鶴見にもブラジル料理 … 「ユリショップ(Yuri Shop)」(弁天橋)
今日もまた鶴見での仕事。終了後に、同行のAさんとやって来たのは、弁天橋駅の近くにあるブラジル系の店、「ユリショップ」だ。
ここは入口を入ってすぐのところが、ブラジルの食材や雑貨などを売っている小売店になっていて、そこを通り抜けた奥が飲食店になっている。
昼下がりのこの時間帯、テーブルに置かれたメニューには酒類は見当たらないが、壁際の棚の上には、各種の酒瓶が並んでいるから、夜は酒場としても利用できるんだろうな。
店員さんは日系ブラジル人の方なのか、日本人とはちょっと違う顔立ちの人もいる。お客さんも日系の方が多いのか、店内にはポルトガル語が飛び交っている。
定食メニューの中から、Aさんは「カラブレーザ(ブラジルソーセージと玉ねぎの炒め定食)」(1,000円)を、私は「ミラネーザ・ジ・カルニ(ビーフカツ定食)」(1,000円)を選び、注文を取ってくれるおねえさんに、
「ビールはありますか?」
と聞いてみると、瓶ビール(セルベージャ)も生ビール(ショッピ)もあるという返事。
さっそく「生ビール」(450円)を2つもらって、Aさんと乾杯した。
生ビールを飲みながら待つことしばし。定食がやって来た。
ブラジルでは、定食はたいていワンプレートに盛られるんだけど、ここのはフェイジョン(煮豆)だけが別のお椀状の容器で出てきた。
そして、プレートの上も、ご飯が真ん中にあって、その横にポテトフライとサラダが盛られ、その逆サイドに主菜が盛られている。
この盛り付け方のほうが、日本人には好まれるからだろうな。
ブラジルの社員食堂で食べてたときは、多くのブラジル人は、ワンプレートの上に層状に盛り上げていた。
一番下にフェイジョン(煮豆)を薄く敷き広げ、その上にパラパラのご飯(アホス)を、同じように広く薄く盛り、さらに生野菜を、主菜をと、上に上にと盛り上げていくのだ。
『広島のお好み焼きのような感じ』と例えると、わかる人にはわかってもらえるだろうか。
食べるときは、それをグチャグチャと混ぜこぜにしながら食べるのだ。
ブラジルの料理は、味付けがシンプル。基本的に塩だけで味付けるので、色んなものを混ぜても、味が変にならないんですね。
置かれている調味料の中に、ファロッファ(キャッサバ粉)やヴィナグレッチ(野菜ソース)がないかと探したんだけど、さすがにこれは置かれていなかった。
念のため確認してみると、ファロッファは有料(50円)で出してくれるそうだ。
ヴィナグレッチは残念ながら置いてないみたいだ。
ブラジルでは、ファロッファやヴィナグレッチは、日本で醤油が置かれているような感じで、卓上に置かれていて、自由にかけて食べることができる店がほとんどだった。
日本では、さすがに無料というわけにはいかないんだろうなぁ。
ご飯も、ブラジル風のパラパラご飯ではなくて、日本風のご飯でした。
帰りに小売店の側で、ブラジルにいたときによく食べていた、チョコウェハースと塩ピーナッツを買って帰った。これもまたとても懐かしい味だった。
今度は夜、思いっきり飲みに来てみたいなぁ。
「ユリショップ」 / 壁のメニュー / 卓上のメニューの一部
生ビール / ビーフカツ定食 / ソーセージと玉ねぎの炒め定食
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