すっぽんの煮こごり! … 鯉とうなぎの「まるます家」(赤羽)

高校時代の同級生が上京してきたので、赤羽「まるます家」で歓迎会&ミニ同窓会である。
私以外の4人は、初めての「まるます家」。ぜひここの名物料理を楽しんでもらわないとね!
みんなで「小生ビール」(450円)をもらって乾杯し、料理はここの名物を一気に注文する。
まず出してくれたのは、「すっぽんの煮こごり」だ!
これはメニューにはない一品だし、しかもいつもあるわけではない。
「今日は久しぶりに作ったから」と、私たちにもおすそ分けしてくれたものだ。
透きとおった煮こごりの中には、すっぽんの卵と、細くスライスしたエンペラ。
うぅ~~~っ。煮こごったスープの味が旨いこと。
すぐに日本酒に切り替えたいところをグッとガマンして、名物の「ジャン酎」(ハイリキ1L瓶、1,100円)に、人数分の「モヒートセット(ライム&ミント)」(100円)を出してもらう。
そして「刺身盛合せ」(4,000円)。クジラやマグロ(赤身、中トロ)、タコ、イカ、サーモン、小肌などが、大皿にドンと4~5人前の分量で盛り込まれている。
店の看板に『鯉とうなぎ』と書かれている「まるます家」ながら、海の魚もうまいのだ。
さらにはその名物の「鯉あらい」(400円)に、この店ならではの「鯉生刺」(600円)だ。
「まるます家」の鯉は、信州佐久で育てられたもの。まったく臭みがないので、「あらい」はもちろんのこと、「生刺」にしても旨いのだ。
さらには「馬刺」(900円)ももらいます。
ひとしきり生ものを堪能したところで、続いては揚げものシリーズである。
「里いもから揚」(5個350円)もまた、この店の人気料理のひとつ。何人かでここに来ると、必ず注文する一品だ。絶妙ないい味がついているのだ。(ひとりのときは、他のものでお腹いっぱいになってしまい、「里いもから揚」まではいけないのが残念なのだ。)
「なまずから揚」(600円)も大好物。とても上品な白身魚の唐揚げで、添えられたポン酢醤油をつけていただく。
そして忘れてはならない「自家製ジャンボメンチカツ」(650円)。これも大人気料理だ。
ジャン酎をおかわりしながら、続く料理は、これまた「まるます家」ならではの、しかも2階席ならではの、大鍋(3~5人前)の「すっぽん鍋」(雑炊付きで4,000円)である。(1階席だと、ひとり用の「すっぽん鍋」(850円)のみとなる。)
こんな値段で「すっぽん鍋」を食べることができる店。私はここ以外に知らない。
引き続きジャン酎もいただくものの、こらえきれずに「金升生酒」(300ml瓶、800円)ももらう。
「すっぽん鍋」を食べ終えたところで、満を持して「まるます家」の看板メニュー、うなぎをもらう。
うなぎは、そのサイズによって2,800円のものと2,300円のものがあり、それぞれ蒲焼きと白焼きを選ぶことができる。今日は2,800円のものを白焼きと蒲焼きで1尾ずつ焼いてもらった。
このそれぞれのうなぎを「うな重」(きも吸い・お新香付き)にしてもらうこともできて、2,800円のものは「特上重」(3,000円)に、2,300円のものは「亀重」(2,500円)になる。
お腹に余裕があれば、「うな重」にしてもらったほうが、うなぎも冷めないし、お得です。
うなぎの白焼き、蒲焼きをいただいたあと、いよいよ「すっぽん雑炊」を作ってもらって〆とした。
たっぷりと2時間半ほど楽しませてもらって、今日のお勘定は5人で27,250円(ひとり当たり5,450円)でした。
大ぜいたくに食いも食い、飲みも飲んでもこの値段というのが嬉しいではありませんか。さすが赤羽、さすが「まるます家」である。
どうもごちそうさま。
超満腹になって店を後にした。
(次回) 19.08.24 スッポン鍋を独り占め … 鯉とうなぎの「まるます家」(赤羽)
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