白菜漬物で冷酒を一杯 … 立呑み「やきや」(荻窪)
ビストロ「樽や」を出て、神田駅発22:02の中央線に乗ると、なんと座れた。
金曜日でもこの時間帯だと、それほど混んでないんだなぁ。
電車に揺られること20分ちょっと。22:25には荻窪駅に到着した。
「やきや」閉店(23:00)まで、あと30分ほど。
今週は月曜日から4日連続で「やきや」に来てるので、できればこの連続記録を伸ばしたい。今日もちょっとだけ寄って帰りますか。
いつも満員の「やきや」は、この時間帯でも、まだお客さんは多くて、いちばん奥の立ち飲みテーブルに立って、今日は「酒一杯」(250円)を冷酒でもらって、つまみは「漬物」(170円)を注文する。
メニューに「酒一杯」と書かれているのは日本酒のこと。銘柄は「辛口 北の誉〈赤ラベル〉」。
元々は1901年に北海道小樽市で創業した「北の誉酒造株式会社」で造っていた日本酒だが、2007年にオエノンホールディングス傘下に入り、2015年以降は合同酒精旭川工場で造られている。
「辛口 北の誉〈赤ラベル〉」は、数ある「北の誉」ブランドの中では最も安価な普通酒なんだけど、すっきりとキレのある味わいで万人受けする。
「やきや」ではこれを冷酒、常温、燗という3つの温度帯で楽しむことができる。年中、燗酒が飲めるのもありがたいところだ。
「にごり酒」(270円)も同じく、「北の誉」ブランドの「にごり酒 親玉 北の誉」。これは冷酒以外の飲み方を見たことがない。アルコール度数15度ぐらいなんだけど、とろりとした口当たりからか、お酒の強さを感じることが少なくて、まるでヨーグルトでも飲んでいるかのように、クイクイと何杯も飲む人もいる。これまた人気の品である。
この日本酒も、昨年亡くなった大将が決めたもの。お酒はほとんど飲めなかったそうだが、「辛口 北の誉〈赤ラベル〉」と「にごり酒 親玉 北の誉」という、『安価なのにおいしい』お酒を選んだ舌は確かである。
「漬物」は、白菜のぬか漬け。これこそ日本酒にぴったりのつまみである。
そして今夜は、これら1杯と1品でタイムアウト。
閉店時刻の午後11時を前に、みんながいっせいにお勘定をするので、ほんの1分ほどの違いで、私がいちばん最後になってしまった。
今日のお勘定は420円。午後10時59分に店を出た。どうもごちそうさま。
さて1週間の振り返り。
この店には季節もの(=枝豆とイカ大根)、特別もの(=開店記念のタコ刺)を含めて23品の料理があるが、そのうちの16品を、この5日間でいただいた。
- いか刺身(200円): 水
- いかみみ刺身(200円): 火
- いかみみ焼(200円): 水
- いかげそ焼(200円): 月
- げそ揚げ(200円): 火
- げそわさ(200円): 木
- いかなんこつ焼(200円): 火
- 珍味わたあえ(200円): 火
- 自家製塩辛(200円): 月
- いか納豆(200円): 水
- しめさば(270円): 木
- うなぎきも焼(200円): -
- きざみ穴子(200円): -
- いかしょうが棒(200円): 木
- もつ煮込(170円): -
- 串刺フランク(170円): 水
- めかぶ(170円): 水
- みそきゅうり(170円): -
- 漬物(170円): 金
- 冷奴(170円): -
- (季節物)枝豆(170円): 無(7/29(月)から始まった)
- (季節物)いか大根(250円): 無
- (特別物)たこ刺(200円): 月
季節がら無いものをのぞくと、残りは5品。明日(土曜日)来たら、1週間で全品制覇できるかな?
(次回)19.09.03 帰京しても八戸のイカ … 立呑み「やきや」(荻窪)
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