〔コラム〕初めての佐世保から長崎へ
初めての佐世保の夜。ひとりで呑みに出かけたのは、佐世保駅からほど近いところにある「ささの離」である。
長崎に来たらこれ! 「白すりみ揚げ」(520円)だ。
すりみ揚げというのは、その名のとおり魚のすり身を団子状にして揚げたもの。ここのは、練りものとして最高級のエソを使っているそうだ。
「鯛のあら煮」(680円)にするか、「鯛の塩辛」(390円)にするか、ちょっと迷って塩辛を選択。それに合わせて、地元・長崎の麦焼酎「壱岐スーパーゴールド」(370円)をロックでもらう。
この「鯛の塩辛」が驚くほど旨い。大当たりだなぁ。思わず麦ロックもおかわりした。
帰り道に佐世保港に出てみると、中国からの客船が停泊していた。
客船は、朝やって来て、昼間は佐世保港に停泊し、夜になると次の寄港地に向けて出発する。
乗客が寝てる間に移動してしまうので、朝起きると、また別の土地にいる。それが客船の大きな楽しみなのだ。
見た目も美しいよねぇ!
佐世保2日めの昼食は、佐世保駅のすぐ横にある、長崎ちゃんぽんの「大善」にやって来た。
「大善」の目の前には、同じく長崎ちゃんぽんの「香蘭」があって、しのぎを削っているらしい。(→参考となるブログ)
両店が開いていたら、大いにい悩むところだったかもしれないが、「香蘭」は今日は休業日。迷うことなく「大善」に入った。
そして基本の「ちゃんぽん」(750円)を注文。
「ちゃんぽん」は、+50円で玉子入り、+150円でカキ入りになるほか、「大盛ちゃんぽん」(950円)、「特上ちゃんぽん」(1,050円)もある。
『当店の特上はけっこう大盛りになります』という注意書きがあるのが面白い。
今や、日本中どこでも食べることができる「ちゃんぽん」だけれど、長崎で食べると、なんだか違って感じるんだよなぁ。ここの「ちゃんぽん」も美味しいや。
3日めは長崎市に移動して、昼食は「吉宗 本店」で、名物の茶碗蒸しである。
ここの茶碗蒸しは、茶碗むしと蒸寿しが一対となった夫婦蒸し。この「御一人前(茶碗むし・蒸寿し揃)」が1,350円だ。
2階の広々とした座敷の造りもいいね!
長崎での最後の夜は「雑魚屋 長崎思案橋店」で、アオリイカの姿造りなどをつまみに、大いに飲んだ。
いろいろと美味しいものが多くていいね、長崎県!
「吉宗」 の次回記事: 20.09.20 長崎に着いて御一人前 … 元祖茶碗むし「吉宗(よっそう)本店」(長崎)
「雑魚屋」の次回記事: 20.09.27 地元の魚で地元の焼酎 … 「雑魚屋(ざこや)」(長崎)
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