〆鯖&〆にしんセット … 立ち呑み「ほんずなし」(高円寺)

〆にしん&〆サバ
日曜日の今日は、最近知ったヤバイ酒場、高円寺の「ほんずなし」へとやって来た。
この『ヤバイ』という修飾子には、辞書のとおりの『危ない』という意味合いと、若者言葉の『すごい』という意味合いの、両方の思いが込められている。
青森県出身者たちに愛されている店内には青森弁が飛び交い、料理も酒も、それほど高くなくて(むしろ安くて)うまい。
その点において『すごい』んだけれど、そのせいでついつい飲み食いが進んでしまうのだ。なので『危ない』店でもある。
店に着いたのは午後6時前。
うなぎの寝床のように細長い店内の、左手奥側。厨房に面したメイン立ち飲みカウンターはすでに常連さんたちでいっぱいだったので、そのちょうど背後、右手奥側の壁にある立ち飲みカウンターに立って、まずは「ホッピーセット」(450円)を白でもらって、1品めのつまみには『本日のオススメ』メニューから、「〆にしん&〆サバ」(380円)を注文した。
通常メニューにも「〆ニシン」(380円)、「ニシンの辛みそ和え」(380円)、「ニシンの切り込み」(280円)というニシン料理や、「梅酢〆鯖」(380円)は並んでいるんだけど、両者のセットはない。この〆ニシンと〆サバがセットになってるところが、『本日のオススメ』たる所以なんだろうな。
380円という値段で、〆ニシンが6切れ、〆サバが5切れ。合わせて11切れも盛られてきた。これだけでもすでに『ヤバイ酒場』だ。
荻窪「やきや」や、野方「すっぴん酒場」と同様に、この店も毎日のようにやって来る常連さんが多いらしく、私自身は今日で3回めなんだけど、背後のメイン立ち飲みカウンターで飲んでる5人の中に、その3回のすべてでお会いした人が3人もいる。
みんながちゃんと覚えてくれているのも嬉しいですねぇ。
「ナカ」(150円)をもらって、2品めのつまみは、前回いただいて美味しかった「塩辛ポテト」(380円)を再び注文した。
これはイカ塩辛とポテトを混ぜて炒め、最後にマヨネーズを投入して和えて仕上げた一品。よそでは食べたことがない。
3杯めとなる、2度めの「ナカ」と共に、「イカメンチ」(380円)をもらう。
毎回注文している「イカメンチ」は、これで3回め。
ボリュームたっぷりの「イカメンチ」で、もう1杯、「ナカ」がいけた。
ゆっくりと2時間ほどの立ち飲みタイム。ホッピーがソト1・ナカ4でのお勘定は2,040円のところ、前回のレシートに印刷されている『100円割引券』(お勘定額が1,500円以上のときに利用可能)で、1,940円になった。
Suicaでピピッと支払うことができるのも、この店の面白いところ。
そしてもらったレシートにも、また『100円割引券』が付いていた。
どうもごちそうさま。また来ます。
「ほんずなし」 / ホッピーセット / よく冷えた白ホッピー
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