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青森酒場でイカメンチ … 立ち呑み「ほんずなし」(高円寺)

イカメンチ

 

 荻窪からJR中央線で2駅(約4分)、高円寺にやって来た。

 ここに青森市の加工食品メーカー「ヤマモト食品」の子会社が経営する、青森の海産加工品や地酒などを提供する立ち飲み屋があるという。

 店の名前は「ほんずなし」。青森弁で「どうしようもない・間抜けな・浅はかな」といったような意味の言葉らしい。

 2年前にオープンしたそうなんだけど、気付かなかったなぁ。

 店は奥に向かって、うなぎの寝床のように細長い造りになっていて、右手の壁際に奥まで続く立ち飲みカウンターがあるほか、奥に進むと、左手の厨房との境も立ち飲みカウンターになっている。

 左側の短いカウンターのほうがメインカウンターのようで、4人ほどの先客がそこで立ち飲んでいる。右の壁際のカウンターは、すべて空いている状態。

 私も左側のカウンターの、いちばん手前に陣取って、まずは青森の地酒をいただくことにした。

 しかしながら、すでに荻窪「やきや」で、ホッピーを4杯飲んできた後なので、ここは控えめに「桃川 純米」の半合(330円)を選ぶ。

 ちなみにメニューにずらりと並んでいる日本酒は、それぞれ半合か1合が選べて、値段も1合は半合の倍とわかりやすい。(冷酒1合がかなりお得であることは、後日、身をもって知ることになる。)

 つまみには、長年の課題であった「イカメンチ」(380円)を注文した。

 「イカメンチ」は、青森県津軽地方を代表する郷土料理。その存在はだいぶ前から知っていたんだけれど、食べたことがなかったのだ。

 この店のメニューに「イカメンチ」が並んでいるのを見て、なにはさておき、まずその「イカメンチ」を注文したのでした。

 イカをたたいてミンチにし、野菜などの具材と混ぜ合わせて揚げたのが「イカメンチ」。

 ここの「イカメンチ」は、店で手作りしているそうだ。

 待つことしばし、やって来たのは小鉢に盛られた3個の「イカメンチ」。

 熱々のうちに、さっそくかじりつく。

 おろろぉ~~っ。これはいいですねぇ。肉のメンチとはまるで違う。

 「イカメンチ」のすばらしい『つまみりょく』に、半合の「桃川」はあっという間になくなった。

 次はなにを飲もうか。

 店内のメニューを見ていると、『数量限定! 特別価格! 早い者勝ち!』と書かれたボードがあり、そこに青森県黒石市の「玉垂たまだれ」がっている。

 通常ならば1合が500円のところ、今日は400円と2割引きだ。

 よしっ。これにしよう。かんでお願いした。

 お店の人も、お客さんも、青森出身の方が多いらしく、店内は青森の言葉が飛び交っている。

 私も1週間の八戸出張から帰ったばかり。この店にいると、まだ八戸にいるような感じがする。

 1時間半ほどの立ち飲みタイム。今日のお勘定は1,110円なり。

 お店の支払いにはクレジットカードの他、Suicaなどの電子マネーも使うことができる。

 私もアップルウォッチのSuicaで、ピピッと支払いを済ませた。

 今回は荻窪「やきや」のあと、2軒めとしてやって来たから、ほとんど飲み食いできなかった。次は必ず1軒めとして来なくっちゃね。

 どうもごちそうさま。

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「ほんずなし」 / 地酒メニュー / 「桃川 純米」

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イカメンチ / イカメンチの中身 / 本日のオススメ

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ボードメニュー / 限定メニュー / 「玉垂」(燗)

店情報

《令和元(2019)年7月27日(土)の記録》

(次回)19.09.07 この酒場はヤバイぞ! … 立ち呑み「ほんずなし」(高円寺)

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