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涼しげなカツオタタキ … 焼鳥「川名(かわな)」(阿佐ヶ谷)

かつおタタキ

 仕事帰りに「川名」に到着したのは午後6時20分。

「いらっしゃいませ。こちらにどうぞ」

 とカウンター席のひとつを指し示してくれる店主・川名茂さん。

『あれれ? いつもは「お好きなところへどうぞ」なのに、どうしたのかな?』

 と思いながら、その席に向かうと、あっ! 伊野さん!

 先客として、料理研究家の伊野由有子さんが、お一人でいらっしゃっていて、店主はそのとなりの席を指し示してくれていたのでした。

 さっそくとなりの席に座らせていただいて、まずは「ホッピー」(411円)を『赤』(←白ホッピーのこと)で注文し、伊野さんと乾杯すると、今日のお通し(サービス)はオレンジが2切れ。

 今日のホワイトボードメニューを確認し、1品めのつまみには「かつおタタキ」(432円)を選ぶと、フルーツがたっぷりと盛り合されたカツオのタタキがやってきた。これぞ「川名」ですねぇ。

「つい先日、伊野さんもいらっしゃったんですよ」

 なんて話を店主から聞くことはよくあったけど、一人ずつで飲んでるときに、店内でばったりというのは今回が初めてだ。

 積もる話に花を咲かせながら、「焼酎のみ(なか)」(368円)をもらって2杯めに突入。ボリュームたっぷりの「かつおタタキ」は、まだ半分ぐらいあるぞ。

 伊野さんが食べている焼魚がいかにも美味しそうなので、私もその「赤魚焼」(346円)を注文する。

 なにしろここの焼魚は、焼鳥と同じように、炭火の焼き台で焼き上げられますからねぇ。魚のジューシーさが身の中に詰まったまま、でき上がってくるのだ。

 「赤魚焼」が出てくるころには、「かつおタタキ」も完食し、2杯めのホッピーも飲み終えたので、3杯めとなるナカをもらう。

 ここのホッピーや酎ハイは、ちょっと大ぶりの生ビールジョッキに入っているため量が多い。ソト1・ナカ3で飲みきって、他の店のソト1・ナカ4以上に酔っているように思う。

 お買い物帰り寄り道されたという伊野さんは、このあたりで席を立ち、帰途につかれた。楽しい時間をありがとうございました!

 伊野さんが帰られたところで、伊野さんの向こう側の席で飲んでいた方も、都立家政「竹よし」のご常連さんであることが判明し、これまた話に花が咲く。

 そこでもう1杯、今度は「酎ハイ(生レモン)」(411円)をいただいて、つまみには「白もつ」「つくね」「豚レバ」(各120円)を、それぞれタレで焼いてもらう。

 看板にも「焼鳥 川名」と書かれているとおり、ここ「川名」は本来は焼鳥屋さん。その店頭ではお持ち帰り用の焼鳥も売られている。

 それなのに、いつもホワイトボードに書き出されている魚介系や野菜系の料理をたのむことが多くて、ついつい焼鳥、もつ焼きが後回しになっちゃうんだよなぁ。

 たっぷりと3時間半ほど楽しんで、今夜のお勘定は席料108円も含めて、2,804円でした。どうもごちそうさま。

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「川名」 / ホッピーとお通し / ホワイトボードメニュー

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赤魚焼 / 酎ハイ(生レモン) / 白もつ、つくね、豚レバ

店情報前回

《令和元(2019)年8月14日(水)の記録》

(次回)19.12.30 東京に着いてホッピー … 焼鳥「川名(かわな)」(阿佐ヶ谷)

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