〔コラム〕珍しき、そば食わぬ客 … 「東京グル麺」(東京)
東海道新幹線の18・19番線ホームにある立ち食いそば屋、「東京グル麺」で、「野菜コロッケ」(130円)をつまみに「プレミアムモルツ350ml缶」(290円)である。
ここ「東京グル麺」は、東京駅のホーム上にある唯一の立ち食いそば屋だ。
東京駅の近くには「よもだそば」を始め、いろいろなそば屋があるのだが、なぜか在来線も含めてホーム上にはないんですねぇ。
ここでの基本は、やっぱり「うどん」「そば」。テレビ東京の「出没!アド街ック天国」によると、この店の名物は、温かい蕎麦の上にカツ煮のせた「カツ煮そば」(590円)なんだそうな。
ほぼ満員の店内は、とにかくみんな立ち食いそば、あるいは立ち食いうどんを食べている。野菜コロッケをつまみにビールを飲んでるのは私だけだ。
まぁ、飲みものはこの缶ビールしかないし、つまみになりそうなのは、この野菜コロッケか、「ちくわ天」(150円)ぐらいかなぁ。
カウンター上に醤油やソースなどの調味料がないので、他の単品ものは、つまみになりにくい。
「野菜かき揚げ」(210円)や「いか天」(180円)に、ちょっと「そばつゆ」をかけてくれると、いいつまみになりそうなんだけどなぁ。
基本的に、自分が予約している新幹線に乗るまでの間に来るお客だけだろうから、そうやってお酒やつまみを充実させたとしても、ダラダラと長っちりで飲む客はいないはずだ。そうなると嬉しいなぁ。
野菜コロッケで、軽くビールを飲んだ後、予定の新幹線の乗車。今日は小倉までと遠いので、EX予約のグリーン特典を使って、グリーン車での移動である。
広島ぐらい(4時間弱)だと、普通席でもあまり気にならないのだが、それより長いと、やっぱりグリーン車が快適だ。
今日の目的地は下関。新幹線で関門トンネルをくぐって小倉駅で降りてから、在来線でまた関門トンネルをくぐり直して、下関へとやって来る。
東京駅を昼12時半に出発すると、下関には午後6時前に到着するんだから速いもんだ。
下関駅に着いたついでに、駅ビルの1階にある、うどん・そばの店「味一」で「ふく天うどん」の値段を確認。
おぉ~っ。去年は580円だった「ふく天うどん」が、今年は640円と、約10%の値上げ。両どなりの「ごぼう天うどん」(460円)、「えび天うどん」(560円)と比べても、グンと高級品になった感がありますねぇ。
ひとまず駅の近くのホテルにチェックインして、下関の酒場にくり出しますか!
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