消費増税の影響は微少 … やきとん「すっぴん酒場」(野方)
木曜日の今日、仕事を終えて「すっぴん酒場」にたどり着いたのは午後6時半。立ち飲みカウンターだけの店内はすでに3分の2くらいの入りである。
いつものように「黒ホッピー」(ソト・ナカのセット、450円)をもらうと、今日のお通し(150円)はポテトサラダ。
ここは、注文した品物と交換払い(キャッシュ・オン・デリバリー)で支払いを行うので、飲みものも食べものも、すべて50円ステップの値段設定になっている。50円より小さい硬貨は使う必要がないのだ。
そんな店なので、このたびの消費増税にどう対応するのかと心配していたのだが、特定の品物を50円ずつ値上げすることにされたようだ。今のところ寝上がったのは、「お通し」と「長芋漬け」「セロリ漬け」の3品。それぞれ9月末までは100円だったものが、150円に値上がりした。
もつ焼きや飲みものは前のまま。お店にとっては大変でしょうが、お客にとっては嬉しいことですねぇ。
そのもつ焼きは、いつものように「れば」「ちれ」「しろ」(各100円)の3種各1本からスタートすると、まずやって来るのは「れば」である。指定しなければタレ焼きでやって来る。
最初の「ナカ(おかわり焼酎)」(250円)をもらうころに、「ちれ」も焼き上がってきた。
ここの「ちれ」は良く焼きタイプで、チレとチレの間に、網脂がはさんであるのが特徴。これがうまいんだ。
とそこへ、「あ! しまった!」という大将の声が聞こえてきた。
ちょっと目を離したすきに、「しろ」が焼け過ぎたんだそうな。
「すぐに焼き直しますから」と、その「しろ」を焼き台から降ろそうとしてるんだけど、私の目には、まったく焼き過ぎてなんかいないように見える。
「いやいや。そのままでいいですよ。それをいただきます」と声をかけると、「すみません。じゃ、これはサービスで」と出してくれたのが、上の写真の「しろ」。ちょっと良く焼きだけど、ぜんぜん大丈夫でしょう!?
実際に食べても、まったく問題なく美味しかった。
でも大将の目には、これでもちょっと失敗だったんだろうなぁ。プロの仕事は厳しいのぉ。
さらに「ナカ」をおかわりして、「あぶらにんにく」と「さがり」(各100円)を注文。
「あぶらにんにく」は、その名のとおり、アブラとニンニクを交互に串に刺して焼いたもの。人気が高くて、売り切れていることも多い一品だ。
「さがり」は豚のハラミの一部。これをネギと交互に刺して焼いてくれる。
続いて注文したのは、「はつみみ」と「ハラミナンコツ」(各100円)。
「はつみみ」は、ハツ(心臓)のフチのほうの部位らしい。これをネギとピーマンを挟んで焼いてくれる。
いちばん最初に「れば」「ちれ」「しろ」の3本セットを注文する他は、2種をそれぞれ1本ずつ注文することが多い。
2本ペースだと、もつ焼きが冷めないうちに食べきれるので、美味しくいただけるからだ。
「すっぴん酒場」そのものには、注文本数の縛りはなくて、1本ずつ注文しているお客さんもいる。
ちょうど「はつみみ」を食べ終えたタイミングで、「ハラミナンコツ」が焼き上がってきた。
「ナカ」をおかわりして飲んでいると、中野区長もやってきた。中野区長もこの店の常連さんのひとりなのだ。
中野区長は「煮込み」を注文。便乗注文しようかとも思ったが、今日はすでにたくさんいただいているので「煮込み」はやめて、「れんこん」(150円)を焼いてもらった。
「れんこん」は、ゆでて下ごしらえしたレンコンの、穴や表面にツクネを詰めて焼き上げた一品。ツクネ系の串焼きなのだ。
最後は「かしら」(100円)で締めくくって3時間ほどの立ち飲みタイム。品物と引き換え払いでの総支払額は2,100円でした。どうもごちそうさま。
(次回)20.01.07 新たなコンデジを購入 … やきとん「すっぴん酒場」(野方)
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