メニューが外税表記に … 焼鳥「川名(かわな)」(阿佐ヶ谷)
仕事を終えて、阿佐ヶ谷「川名」に到着したのは午後6時半。
カウンターの奥のほうに空席があったので、そこに座り、いつものようにまず飲みものを注文しようと、目の前に貼り出されている飲みものメニューを見ると、なんだかいつもより安い。
改めて確認すると、店内に「価格表示は外税とさせて頂きます」という表示が出されている。
10月1日から、このスタイルになったそうなのだが、これまで気がついてなかったなぁ。
そんなわけで今夜も「赤ホッピー」(380円、価格はすべて外税表記)からスタートすると、サービスで出される果物のお通しは「みかん」。
年配のご常連客が多かったため、その人たちに果物を食べてもらおうということで、マスターが考案したのがこのお通し。
それ以来、「川名のお通しはフルーツ」ということが定着している。
ちなみに「赤ホッピー」というのは、他の店では「白ホッピー」と呼んでいるホッピーのこと。王冠の色が赤いので、この店では「赤ホッピー」と呼んでいるのだ。「黒ホッピー」は、王冠の色が黒いので、この店でも「黒ホッピー」である。
ホッピーファンの方々はお気づきと思うが、白ホッピーと黒ホッピーとの違いは王冠の色だけ。瓶はまったく変わらない。
明かりに透かせると、白ホッピーは色が薄く、黒ホッピーは色が濃いのがわかるのだが、もっとも簡単な識別方法は「王冠の色」なんですね。
つまみの1品めは「牛すじ煮込み」(380円)。
皮付きのゴボウなど、野菜もたっぷりと入った「牛すじ煮込み」は、お持ち帰り用の店頭販売でも人気の品。早い時間に売り切れてしまっていることも多いのだ。
その「牛すじ煮込み」で1杯めのホッピーを飲み終えて、「焼酎のみ(なか)」(340円)をもらって、次なるつまみは初めて目にした「粒うに豆腐」(280円)を注文した。
「粒うに豆腐」は、冷奴のてっぺんを、スプーンでくるりと切り取って、その穴に、粒うにをのせて、刻み海苔(のり)をトッピングしたもの。
スプーンで切り取った豆腐も、ちゃんと横に添えてくれてるのが「川名」らしいなぁ。食材を無駄にしないのである。
「これもどうぞ」とマスターが小さな刺身盛り合わせを出してくれた。
阿佐ヶ谷「川名」は、週明けの月曜日から2週間のウインターバケーションに入る。
その前に『「川名」での食いだめ』をしておこうという常連さんたちも大勢いらっしゃるので、ちょっとしたサービスの品も用意してくれたんですね。ありがとうございます。
「川名」のホッピーはジョッキが大きいので、ソト1・ナカ2ぐらいで飲むのがちょうどいいバランスになる。
焼酎の量も多いので、ソト1・ナカ2で、よその店でソト1・ナカ3~4で飲んだのと同じぐらいの酔い加減になるのだ。
しかし、ウインターバケーションの前でもあるので、今夜はもうちょっといただきますか!
ということで白ホッピーソト1・ナカ2のあと、「黒ホッピー」(380円)を注文。
その黒ホッピーに合わせるつまみとして「生キャベツオリーブ」(180円)をもらった。
これはメニューの名称のとおり、ざっくりとくし切りにした生キャベツに、荒塩をふって、オリーブオイルを回しかけたもの。
オリーブオイルが実にいい働きをしてくれるのだ。
「焼酎のみ(なか)」をもらって、最後は看板メニューの焼鳥で締めくくる。
今夜は「鳥軟骨つくね串」(160円)と「鳥中おち串」(130円)をいただいた。
ゆっくりと2時間半ほど楽しんで、ホッピーがソト2・ナカ4でのお勘定は、席料100円(税別)も加算されて、2,849円(2,590円+税)でした。PayPayで支払って、どうもごちそうさま。
(次回)20.01.26 冬休みの前によじかわ … 焼鳥「川名(かわな)」(阿佐ヶ谷)
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