できたてのイカメンチ … 立ち呑み「ほんずなし」(高円寺)
『できたてのイカメンチ』というタイトルではあるが、ここの「イカメンチ」(420円)は、いつも揚げたての熱々で出してくれる。
今日のイカメンチの何が『できたて』かというと、ちょうど目の前の厨房で、イカメンチの下ごしらえが終わったばかりのものを、そのまま間髪入れずに揚げてもらったから。
こんなに野菜がたっぷり入るものだとは思ってもいなかったなぁ。
混ぜ合わせるためのボウルの中に、刻んだ野菜がどんどん投入されていく様子を見て、「何ができるんですか?」と尋ねたところ、「イカメンチですよ」という答えが返ってきた。
思わず、「下ごしらえが終わったら、1人前お願いします」と注文したのでした。
いつも美味しいイカメンチだけれど、『できたて』だと、より美味しく感じるなぁ。
福山駅を出発した新幹線「のぞみ」は、3時間半で東京駅に到着する。
福山駅前の「さっくる」で立ち呑んだ酔いもちょうどさめたころなので、中央線経由で高円寺の「ほんずなし」にやって来た。
立ち飲みカウンターに立って、目の前の黒板メニューを確認する。
今日のオススメは、「サーモン塩辛」(330円)と「たらこ和え きんぴらごぼう」(250円)か。両方とも気になるなぁ。
まずは平日だけの「得得セット」(550円)を「ホッピーセット(白)」(単品500円)と「たらこ醤油漬け」(単品340円)で注文した。
単品合計が840円のところが、「得得セット」だと550円になるので、290円(35%)もお得。平日は、多くの常連さんが「得得セット」からスタートするのだ。
「たらこ醤油漬け」は、1本のたらこを、食べやすいようにカットして出してくれる。
箸の先っぽで、ほんのちょっとずつつまみながら飲むお酒がうまいのだ。本当はホッピーよりは日本酒のほうが合うだろうなぁ。
青森の料理とお酒が売りの「ほんずなし」だけあって、日本酒も青森の地酒ががずらりと並んでいる。
ホッピーの「中」(おかわり焼酎、180円)をもらって、次なるつまみは、今月(2019年11月)だけスペシャル価格の「〆にしん」(200円)をもらう。
「〆にしん」や「にしんの切り込み」(310円)は、この店に来るようになってから、美味しさを覚えた料理だ。
瀬戸内の魚と同じように、旨みがギュッと濃縮されているのだ。
「〆にしん」に、醤油をサッとかけて食べるお客さんも多いが、私はいつも醤油はかけず、添えられたワサビだけをちょっとつけていただくようにしている。それで十分に美味しい。
この「〆にしん」をいただいているときに、ちょうど目の前の厨房でイカメンチの仕込みが始まって、この記事の冒頭でご紹介したような展開になったのでした。
ボリュームたっぷりのイカメンチで満腹になり、気になっていた「サーモン塩辛」や「たらこ和え きんぴらごぼう」にはたどり着けませんでした。
たっぷりと2時間半ほどの立ち飲みタイム。ホッピーがソト1・ナカ4(最初のセット+ナカ3杯)でのお勘定は1,710円のところ、前回のレシートに印字されている「まんだこいへ~ 100円割引券」で1,610円でした。どうもごちそうさま。
(次回)20.01.22 泣きのカニわさびマヨ … 立ち呑み「ほんずなし」(高円寺)
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