イカ大根の季節が到来 … 立呑み「やきや」(荻窪)
今年も「いか大根」(310円)の季節がやって来た。
昨日(11月25日(月))から始まったそうだ。
大きな大根2切れと、イカの身。以前はゲソだったが、ゲソ不足の今は「珍味わたあえ」と同様、イカの身を使うようになった。
「いか大根」は2019年10月1日からの消費増税(8%→10%)を受けて、それまでの250円から310円に値上がりした。
それでもなお安く感じる。今やおでんの大根だって高いからなぁ。
塩釜から帰京して、荻窪「やきや」に到着したのは午後5時半。
午後4時の開店時刻から飲んでたお客さんたちが、ちょうと1回転する時間帯で、店内は比較的ゆったりとした状況だけど、私は出張用のキャリーバッグを引っ張ってるので、邪魔にならないように、一番奥の立ち飲みテーブルの奥側に立つことにした。
この場所であれば、横にちょっと荷物を置いておくことができるのだ。
これからあと30分。午後6時には店内はまた満員になるから、大きな荷物が邪魔にならないようにしておかなきゃね。
すぐに「ホッピー」(セット360円)を出してくれたので、すかさず「いか大根」を注文したのだった。
このボリュームたっぷりの「いか大根」で、「ナカ(焼酎)」(170円)を2回おかわり。
その3杯めのホッピー(セット+ナカ2)を半分ぐらい飲んだところで「いか大根」を食べ終えて、「いかみみ焼」(230円)を注文した。
「いかみみ焼」も、今やめったに登場することにない貴重な一品。あるときは必ず注文するようにしている。
気を付けないといけないのは、この店のメニューには『売り切れ』や『入荷なし』といった特別な表記はされていないということ。
だれかが「ミミ焼きをください」と注文して、お店の人が「今日はありません」と答えるのを聞いて、『あぁ、今日もミミ焼きはないのか』と認識するのである。
今日はたまたまさっき、他のお客さんがミミ焼きを注文したところ、「はい」という答えだったので、「え! 今日はミミ焼きあるんだ。じゃ私もミミ焼き」と、私も便乗注文したのでした。
ミミ焼きがあるとわかると、あっという間に注文が入って、すぐに売り切れちゃいますからねぇ。
みんなが大好きなミミ焼き。マヨネーズに七味唐辛子を振りかけて、ちょっとピリ辛にして食べるのがオススメです。
焼きたての熱いうちに「いかみみ焼」を食べ終えて、4杯め(セット+ナカ3回め)となる「ナカ」をもらうとともに、〆の1品として注文したのは「いか納豆」(230円)だ。
スルメイカの胴の上部(ミミに近いあたり)の、弾力感の強い身が、納豆の食感とよく合うんだそうで、「いか納豆」には、あえてその部分の身を、少し小さめにカットしたものが使われている。
まずは納豆の部分だけをよくかき混ぜて、その後、イカ、刻みネギ、そして練りワサビを徐々に加えながら、全体を混ぜ合わせていく。最後に醤油をちょっとかけて、かき混ぜたら準備完了。冷奴をもらって、一緒に食べるのもまた美味しい。
2時間弱の立ち飲みタイム。ホッピー4杯(ソト1・ナカ4)と料理3品(いか大根、いかみみ焼、いか納豆)でのお勘定は1,640円なり。どうもごちそうさま。
「いか大根」があるのは、これから2月末までの3ヶ月間のみ。ある間に一所懸命食べておかなきゃね。
(次回)20.02.11 にごり酒 親玉 北の誉 … 立呑み「やきや」(荻窪)
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