安心のチェーン居酒屋 … 炭火串焼「テング酒場」(渋谷)
今日は二人で渋谷で飲もうというので、安心・安全の「炭火串焼テング酒場 渋谷レンガビル店」を予約した。
渋谷、新宿、銀座などの人が多いエリアは、大箱の居酒屋であっても、予約した時間より短くなったり、予約したときの料金よりも高くなったりする『ぼったくり系のお店』も多いので注意が必要なのだ。
その点、「テング酒場」であれば、どこの「テング酒場」で飲んでもほぼ同じクオリティの料理を、同じ値段(大衆酒場並みの安さ)で提供してくれるのがいいのだ。
そんなわけで、あまり知らない街に行くときは、これまでにも増して、「テング酒場」のような安心・安全のチェーン居酒屋に頼ることが多くなっているのでした。
しばしば行っている麹町店は82席という広さだが、こちら渋谷レンガビル店は157席と、麹町店の倍近くある。
昔ながらの大衆酒場を標榜している「テング酒場」には、店員さんを呼ぶための「呼び出しボタン」などはなくて、直接声をかける仕組みなので、これだけ広いと、ちょっと声をかけにくいのが玉にキズだ。
まずはスーパープレミアム生ビール「ビア・ブラウン(ジョッキ)」(420円、以下すべて税別表記)と「自家製もつ煮豆腐」(360円)を2人前ずつもらって乾杯である。
この「自家製もつ煮豆腐」。メニューには『自家製豆腐使用。豚もつと色々な野菜を、店仕込みの豆腐とともに特製のスープでじっくり煮込んでいます。小さめサイズでご用意していますので、おひとり様1人前ずつどうぞ!』と注記されている。
麹町店で飲むときも、「自家製もつ煮豆腐」は必ずひとりに1つずつもらっている。
最初の生ビールはあっという間に飲み干して、私は「ホッピーセット(白)」(390円)に移行した。
ここのホッピーは、中(焼酎)の量が60mlと少なめなので、飲みやすいのだが、その飲みやすさにまかせて、クイクイと飲んでいるうちに、気がつけばすっかり酔ってしまっているのである。
同行のIさんは、ビールに続いて「下町ハイボール」(369円)である。
「手作りしゅうまい」(1個130円)が出て来た。
この「手作りしゅうまい」の注文は2個から。
注文を受けてから15分ほど蒸し上げてできあがるので、いつも最初に「自家製もつ煮豆腐」を注文するのと一緒に注文するようにしている。
そうすると、ちょうどこれくらい(煮込みが出た20分後ぐらい)のタイミングで出てくるわけですね。
「中(焼酎60ml)」(210円)や「下町ハイボール」をおかわりしつつ、次にもらったのは「ポテトフライ(ガーリックバター付)」(290円)である。
お店で蒸したじゃがいもを、カリッと揚げたもので、添えられているガーリックバターが決め手。
このガーリックバターを熱いポテトの上にのせ、とろりと溶かしながらいただくのがいい。
ホッピーが進むねぇ!
看板メニューの炭火串焼をもらうか、それとも「レバニラ炒め」(390円)か「鶏もつの赤ワインソース炒め」(390円)みたいなのにするか。
ちょっと迷って「鶏もつの赤ワインソース炒め」にした。
これはこれで、串焼きとはまた違う味わいがありますねぇ。
つまみも兼ねた〆の料理。ピザもあるし、チャーハンや雑炊、釜飯などもあるし、ラーメンや焼きそばも選ぶことができる。
今夜は「鶏釜飯」(390円)をいただくことにした。
この「鶏釜飯」。火を入れる前の状態で出され、目の前のコンロで、固形燃料を使って炊き上げる仕組み。
「固形燃料の火が消えたらできあがりで~す」と店のおねえさん。
麹町店の店員さんと同じく、この店の店員さんも東南アジア系の方が多いのだが、日本語が堪能なのである。
「鶏釜飯」ができあがるのに、しばらく時間がかかりそうなので、それを待つ間に「カシューナッツ」(290円)をいただいた。
カシューナッツは揚げたて熱々で出されるのがいい。
指でつまめないほど熱いので、箸でつまんで口に運ぶ。
温度が冷めてくるにつれて、カシューナッツのカリカリ感が増していく。この変化もまた楽しいのだ。
固形燃料の火が消えて、「鶏釜飯」の完成である。
おぉ~っ。いい匂い。こりゃ、いかにも旨そうだなぁ。
ちょうどソト1・ナカ3(最初のセット+ナカ2杯)で白ホッピーを飲みきったので、今度は「ホッピーセット(黒)」(390円)をもらった。
Iさんも、この店のオリジナル麦焼酎「阿波のしずく」(290円)の水割りに移行である。
この「阿波のしずく」、樫樽で1年間、貯蔵熟成したものらしい。
「鶏釜飯」はあっという間に完食! 美味しかった。
しかしまだ話は尽きないので、飲みものをおかわりしながら、つまみに「きゅうり漬け」(290円)も追加注文した。
2時間ちょっと楽しんで、お勘定は二人で7,133円(ひとり当たり3,566円)でした。どうもごちそうさま。
| 固定リンク | 0
コメント