青森の生姜味噌おでん … 立ち呑み「ほんずなし」(高円寺)
「ほんずなし」では、12月から青森市民の味、「生姜味噌おでん」(470円)が始まった。
青函連絡船の待ち時間に、少しでも温まってもらおうと、おでんにつける味噌ダレに、おろし生姜を入れたのが始まり。
今では青森市内のほか、津軽地方一帯でも、おでんと言えばこの「生姜味噌おでん」が一般的なんだそうな。
1人前のお椀には、大根、玉子、竹輪、こんにゃく、昆布、そしてこれが決め手の大角天の6品が盛り合わせられる。
大角天というのは、薩摩揚げを薄く、大きく、四角く仕上げたもので、青森の生姜味噌おでんに欠かせない具材だという。
この店には、珍味系のつまみは多いんだけど、煮込みや煮物の系統は少なかったので、この「生姜味噌おでん」の存在はうれしいなぁ。
月曜日の今日は、まずはいつものように「ホッピーセット(白)」と「イカ三升漬け」の「得得セット」(550円)からスタートし、合わせて「生姜味噌おでん」も注文した。
「生姜味噌おでん」の存在は、店のFacebookで知って、早く食べに来たいと思っていたのだ。
おでんは注文を受けてから仕上げてくれる。
ボリュームのあるおでんとイカ三升漬けで、ホッピーを3杯(最初のセット+ナカ2杯)飲むことができた。
4杯めとなる「なか(おかわり焼酎)」(180円)をもらって、『期間限定サービス品』の「ニシンの切り込み」(通常310円のところを200円で提供)をもらう。
ニシンの美味しさは、この店で覚えたといっても過言ではない。
いつもならこのホッピー4杯で終わるところだが、今夜は話も弾んでもう1杯。
ずらりと並ぶ青森の地酒の中から、『冬季限定』と書かれた「三戸のどんべり(純米にごり酒)」(1合800円、半合450円)を1合でいただいた。
どうも『限定』という言葉に弱いなぁ。
つまみには、今日の黒板メニューの「鮭ハラスとジャガイモのバターいため」(250円)をもらう。
たっぷりと3時間弱の立ち飲みタイム。お勘定は合計2,810円のところ、前回のレシートに印刷されている「まんだこいへ~ 100円割引券」で、2,710円でした。
どうもごちそうさま。
(次回)20.02.20 小さな魚卵の醤油漬け … 立ち呑み「ほんずなし」(高円寺)
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