赤羽からバスで野方へ … やきとん「すっぴん酒場」(野方)
「まるます家」を出て、赤羽駅からJRで帰るAさんと駅前で別れ、私は駅前のバス停から、「赤31系統 高円寺駅行き」のバスに乗り込んだ。
このバス、赤羽駅前(赤羽駅東口)始発なので、必ず座ることができ、約35分で野方駅へ、約45分で終点の高円寺駅(高円寺駅北口)に着く。
心地よい酔いに身をまかせて、ウトウトとしていると、まさにあっという間に野方に着いてしまうのだ。
しかも、万が一、寝過ごしたとしても、終点の高円寺で必ず起こしてくれる。
電車のように、終点で跳ね返って何度も行き来したりすることはないので大安心なのである。
しかしながら、高円寺駅北口のバス停に到着して、そのまままっすぐ家に帰ることは、ほとんどない。
今日も吸い込まれるように「すっぴん酒場」へと入った。
そしていつものように「黒ホッピー」(450円)をもらうと、今夜も「お通し」(150円)はお新香である。
ちなみにここのホッピーは黒しかない。白ホッピーは置いていないのだ。
そして、もつ焼きの1巡目は、必ず「れば」「ちれ」「しろ」(各100円)を注文する。
「黒ホッピー」から、「れば」「ちれ」「しろ」への流れは、完全に自分自身のルーチンとして定着してしまった感がある。
3品のもつ焼きを同時に注文すると、その3本が同時に焼き台の上にのせられるが、焼き上がりの時間はネタによって異なる。
まっ先に焼き上がってくるのは、いつも「れば」である。
味付けを特に指定しないとレバはタレ焼きで供される。
ちょっと「よく焼き」加減のこのレバが、自分の好みにピシャっと合ってるんだなぁ。
2番めに焼き上がるのは、これまた決まって「ちれ」である。
これは塩焼きで出される。
チレもまた、やや「よく焼き」気味。
プニュプニュ、クニュクニュとした食感のチレを出してくれるお店が多い中、この店のチレはしっかりとした弾力感を持っている。
一切れずつのチレの間に、ギュッと圧縮した網脂を挟んでいるのが、この店のチレの大きな特徴。この脂がいい旨みを出している。
3番めが、この店の名物「しろ」のタレ焼きである。
表面がカリッと焼き上がったシロの内部は、とろけるように柔らかい。この対比がたまらない。
お通しと、これら3本のもつ焼きで、黒ホッピーが2杯(最初のセット+ナカ1杯)はいける。
2回めの「ナカ(おかわり焼酎)」(250円)をもらって、最近の2巡目の定番である「さがり」と「かしら」(各100円)を注文しようと思ったら、なんと「かしら」が売り切れ。
まずは「さがり」をいただいた。
「かしら」に代わる1品として、人気の「あぶらにんにく」(100円)も売り切れていたので、「ハラミナンコツ」(100円)を注文した。
とても美味しそうに焼き上がってきた「ハラミナンコツ」ながら、あまりプレビュー画面を確認することもなく、パシャっと写真を取ったら、なんと手前のキャベツにピシャリとピントがあってしまい、肝心の「ハラミナンコツ」はボケボケ。
先月買ったばかりの新しいコンパクトデジカメ。まだまだ身体の一部には成りきっていないようである。。。_| ̄|○
他のお客さんから「はくさい漬け」(150円)の注文が飛んだので、私もすぐに便乗注文。
「はくさい漬け」は12月頃から始まる冬場だけの人気メニューなのだ。
ソト1・ナカ4の4杯めとなる「ナカ」をもらって、〆の一品として「ピータンピーマン」(250円)を注文した。
「ピータンピーマン」は、半分に切ったピーマンの中に、チーズと刻んだピータンを詰め込んで豚肉で巻いたもの。
『よくこの組み合わせを思い付いたよなぁ』と感心する一品なのだ。
今夜も3時間近く立ち飲んで、品物と引き換え払いでの支払合計は2,250円でした。
どうもごちそうさま。
(次回)20.03.14 令和元年もつ焼き納め … やきとん「すっぴん酒場」(野方)
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