もつ焼き&もつ煮込み … やきとん「すっぴん酒場」(野方)
西日本方面に2週間ほど出張すると、ホッピー切れになるとともに、もつ切れにもなる。
出張から戻って2日めの今日は、もつの補充のために「すっぴん酒場」へとやってきた。
今日は、カウンターの奥のほうは満員状態で、焼き台に近い入口近くに立って、まずはやっぱり「黒ホッピー」(450円)である。
ここのホッピーも氷入りで、普通に飲んでソト1・ナカ4のペースになる。
すぐに出される「お通し」(150円)は、マカロニサラダだった。
ここの定番の「お通し」は、カブ、大根、キュウリのお新香なんだけど、そのお新香がなくなると、マカロニサラダだったり、ポテトサラダだったりするのである。
もつ焼きも、いつものとおり「れば」「ちれ」「しろ」(各100円)からスタートである。
3種3本を同時に注文すると、たいてい「れば」が最初に焼き上がってくる。
注文時に味付けを指定しないと、自動的に『おまかせ』になり、「れば」やタレ焼きで出してくれる。
常連さんたちのほとんどは、味付けは指定せず『おまかせ』にしているようだ。
「ちれ」は脾臓の塩焼き。
間に網脂が挟まれているので、「ちれ」の味わいに、網脂の旨みが加わってコクが出るのだ。
「しろ」は腸のタレ焼き。カリッとした表面の中は、とろりと軟らかい。
ホッピーの「ナカ」(250円)もおかわりだ。
食べ終わったもつ焼きの串は、カウンターの奥にある串入れに入れる。
「お通し」に付いてくる2本の新品の串は、箸として使用する。
この箸としての串は、最後まで使わないといけないので、親子鍋の取っ手になる部分に刺しておくと、落ちたり、なくなったりすることがない。
冬場は「はくさい漬け」(150円)も外せない一品だ。
もちろんこの「はくさい漬け」も、箸代わりの2本の串でいただきます。
もつ焼きの2ラウンドめは、「さがり」と「かしら」(各100円)を注文。
「さがり」は横隔膜なので、正肉に近い味わいだ。
間に挟まっている白ネギも美味しいね。
「かしら」は、豚の頭部の肉。脂分も多いのが特徴で、旨みが強い。
なにしろ2週間ぶりの『豚もつ』なので、もつ焼きだけで終わることなく、「煮込み」(400円)もいただいた。
ここ「すっぴん酒場」の「煮込み」と、立会川「鳥勝」の「煮込(牛)」、横浜「豚の味珍」の「牛もつ煮込み」、阿佐ヶ谷「川名」の「牛すじ煮込み」、新橋「美味ぇ津゛」の「芝浦牛にこみ」が、現時点のマイベスト5かなぁ。
こうして並べてみて初めて、「すっぴん酒場」の「煮込み」(豚)以外は、すべて牛の煮込みであることに気がついた。
確かに、豚もつ煮込みに比べると、牛もつ煮込みのほうが濃厚なんだよなぁ。
最後は久しぶりとなる「しょうがみょうが」(200円)で締めくくる。
これは、その名のとおり、生姜と茗荷を豚肉で巻いて焼いたもの。
一串に6個刺さっている肉巻きの、先のほうから順に生姜、生姜、生姜、茗荷、生姜、生姜という並び。先っぽから4個めだけが茗荷巻きなのだ。
たっぷりと3時間半ほど立ち飲んで、黒ホッピーは予定どおりソト1・ナカ4。
品物と引き換え払い(キャッシュ・オン・デリバリー)での総支払い額は2,850円でした。
どうもごちそうさま。
(次回)20.04.11 最後は野方で締め括る … やきとん「すっぴん酒場」(野方)
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