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立呑みたっぷり3時間 … やきとん「すっぴん酒場」(野方)

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 外勤先からの直帰で、野方「すっぴん酒場」への到着は午後5時半。

 しかしながら、すでに提灯もともっていて、外はすっかり夜の風情である。

 3月に入ると日も伸びてくるのかな。

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 まずはいつものように「黒ホッピー」(450円)と、「れば」「ちれ」「しろ」(各100円)を注文すると、すぐに出してくれる「黒ホッピー」のナカ(焼酎)の量が多いこと! これは嬉しいですねぇ。

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 追いかけるように、「お通し」(150円)のお新香も出てきた。

 お新香は、カブ、キュウリ、大根のぬか漬け。

 これをつまみながら、もつ焼きのでき上がりを待つのである。

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 3種3本のもつ焼きを同時に注文すると、毎回、必ず「れば」がまっ先に焼き上がってくる。

 他の多くの常連さんたちと同じく、私ももつ焼きの味付けは特に指定せず、店主にお任せで焼いてもらっている。

 そうすると「れば」はいつもタレ焼きで出してくれる。

 ミディアムウェルぐらいの『よく焼き』感が、この店の「れば」の旨さである。

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 「ちれ」は塩焼き。

 プニュプニュとした食感が特徴のチレ(脾臓ひぞう)ながら、これもミディアムウェルぐらいの『よく焼き』なので、そのプニュプニュ感は比較的少ない。

 チレの間に、網脂あみあぶらが挟まれて焼かれていることで、脂の旨みが加わっているのもいい点だ。

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 タレ焼きで仕上げられる「しろ」は、表面はカリッと『よく焼き』なのに、中はチュルンとやわらかい。

 「しろ」は、この店の名物的なもつ焼きの1つである。

 他にも「しょうがみょうが」(200円)や「ピータンピーマン」(200円)、「はらみなんこつ」(100円)、「はつみみ」(100円)など、この店ならではの、個性的な串焼きが多いのだ。

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 ここまでで黒ホッピー2杯を飲み干して、3杯めとなる「ナカ(おかわり焼酎)」(250円)と同時に注文したのは「さがり」(写真手前、100円)と「あぶらにんにく」(写真奥、100円)の2種2本。

 「さがり」は横隔膜の肉っぽい部分で、白ネギを挟んで、塩で焼き上げてくれる。

 「あぶらにんにく」は、サクッとした食感に焼き上がる脂身の間に、ニンニクが挟まれ、これも塩焼きで仕上げられる。

 どちらも人気が高くて、早い時間帯に売り切れてしまうことが多い品々だ。早い時間帯に来ることができて、本当に良かった。

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 大好物の「煮込み」(400円)は、注文を受けてから、必要な人数分を小鍋に移し、豆腐などの具材を足して、最終煮込みをして仕上げてくれる。

 ここの「煮込み」は、汁もいいつまみとなり、すっかり完飲することができるのがいいのだ。

 たっぷりと3時間ほど立ち飲んで、黒ホッピーはソト1・ナカ4。品物と引き換え払い(キャッシュ・オン・デリバリー)での支払い総額は2,300円でした。

 どうもごちそうさま。

店情報前回

《令和2(2020)年2月19日(水)の記録》

 

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《備忘録》 昼食にいただいた「寿司孝」の「特上ちらし」(トロ2種、赤身、白身、光物2種、いか、貝類2種、たこ、穴子、煮いか、海老、うに、いくら、玉子)が、すっごく美味しかった。

(次回)20.05.13 宇ち入り話をつまみに … やきとん「すっぴん酒場」(野方)

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