勤務後に寄り道したら … 焼鳥「川名(かわな)」(阿佐ヶ谷)
混雑した電車を避けるため、1時間半早く出勤し、1時間半早く退勤するというフレックス勤務。阿佐ヶ谷「川名」には、まだ陽が高い午後4時半過ぎに到着した。
「こんにちは」と入った店内。カウンター席は1席とばしにお客さんが入っている。
カウンター席の背後にある3卓のテーブル席は、すべて空いているので、今日はテーブル席で飲もうかな。
なんて思っていたら、カウンターの一番奥の席から「あっ! 浜田さん!」と声がかかった。
なんと! そこにいたのは寄り道さんだ。お久しぶりです。
店主が、「おとなりへどうぞ!(笑)」と、その席に紙のランチョンマットと、お通し(サービス)のオレンジ2切れを置いてくれたので、逆どなりの人に、「すみません。ここに入れてくださいね」とご挨拶しながら、寄り道さんの横に座り、まずは「ホッピー」(380円、以下すべて税別表記)をもらって乾杯した。
寄り道さんは、午後4時の開店から来られたとのこと。まさに「よじかわ」である。
実は「よじかわ」という言葉の名付け親も寄り道さんなのだ。
さてつまみ。
まずはカウンターの中、中央部に掲示されている今日のホワイトボードメニューを確認する。
ここ「川名」は、焼鳥屋さんながら、そのつまみは魚介類や野菜類と多岐にわたっていて、メニューを選ぶ楽しみもあるのが嬉しい。
そんな中から「刺身盛合」(420円)を注文すると、すぐに出てきた刺し盛りは、それぞれ1切れずつではあるものの8種8点盛りだ。
さらにフルーツが一緒に盛り合されてるのも「川名」ならでは。
ドカッとスイカがのってるのもいいですねぇ。暑かったんだ、今日は。
カウンター中央に置かれたネタケースには、焼鳥、魚介類の他に、たくさんの果物が冷やされている。
おつまみのメニューには果物類はないんだけど、いろんなつまみに、さりげなく果物が添えられるのだ。
ホノルルマラソンへの参加のため、毎年、ハワイに行ってる店主は、そのハワイで美味しいフルーツと、それらのフルーツを日常的に食べるという習慣に出会った。
そこでお店でも、どんどん果物を出すようになったそうだ。
1杯めのホッピーを飲み干して、「焼酎のみ(なか)」(340円)を注文する。
この店ではナカは、新しいジョッキに氷入りで出してくれる。
上の写真は、新たに出されたナカに、前のジョッキに残っている氷も移したもの。大量の氷によって、焼酎の水面が上がっている。
ちなみに寄り道さんは「焼酎ロック」(340円)。宝焼酎のロックが、グラスになみなみと注がれている。
つまみには「さば西京焼」(360円)を注文すると、そのでき上がりを待つ間に、さらにフルーツを出してくれた。
それほど待たずに「さば西京焼」も到着。
ここの焼き魚は、焼き鳥を焼くのと同じ炭火で焼いてくれるので、うまいのだ。
この「さば西京焼」にも、ドラゴンフルーツが添えられている。
寄り道さんとの積もる話は尽きることなく、2杯のホッピー(ソト1・ナカ2)を飲み終えた後、さらに「生グレープフルーツサワー」(380円)を追加する。
この店は、ジョッキが大きくて、ナカ(焼酎)の量も多いので、ソト1・ナカ2で飲んで、他でソト1・ナカ3~4で飲んだのと同じぐらいの酔い具合になるのだ。
さらにお持ち帰り用として、「チキンセット」(600円)と「ニュートンセット」(720円)に、「牛すじ煮込」(おたま1杯300円)を2杯分注文した。
「チキンセット」は「若鳥」「ねぎま」「鳥皮」「砂肝」「鳥レバ」(各120円)という、焼き鳥5本の盛り合わせ。
「ニュートンセット」は「たん」「はつ」「かしら」「白もつ」「なん骨」「豚レバ」(各120円)という、やきとん6本の盛り合わせだ。
午後7時過ぎまで、ゆっくりと2時間半ほど楽しんで、席料100円と消費税が加わって、今夜のお勘定は4,290円(店内での飲食分2,178円、お持ち帰り分2,112円)でした。どうもごちそうさま。
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