« 2020年4月 | トップページ | 2020年6月 »

2020年5月

勤務後に寄り道したら … 焼鳥「川名(かわな)」(阿佐ヶ谷)

Dsc03948a

 混雑した電車を避けるため、1時間半早く出勤し、1時間半早く退勤するというフレックス勤務。阿佐ヶ谷「川名」には、まだ陽が高い午後4時半過ぎに到着した。

 「こんにちは」と入った店内。カウンター席は1席とばしにお客さんが入っている。

 カウンター席の背後にある3卓のテーブル席は、すべて空いているので、今日はテーブル席で飲もうかな。

 なんて思っていたら、カウンターの一番奥の席から「あっ! 浜田さん!」と声がかかった。

 なんと! そこにいたのは寄り道さんだ。お久しぶりです。

Dsc03951a

 店主が、「おとなりへどうぞ!(笑)」と、その席に紙のランチョンマットと、お通し(サービス)のオレンジ2切れを置いてくれたので、逆どなりの人に、「すみません。ここに入れてくださいね」とご挨拶しながら、寄り道さんの横に座り、まずは「ホッピー」(380円、以下すべて税別表記)をもらって乾杯した。

 寄り道さんは、午後4時の開店から来られたとのこと。まさに「よじかわ」である。

 実は「よじかわ」という言葉の名付け親も寄り道さんなのだ。

Dsc03954a

 さてつまみ。

 まずはカウンターの中、中央部に掲示されている今日のホワイトボードメニューを確認する。

 ここ「川名」は、焼鳥屋さんながら、そのつまみは魚介類や野菜類と多岐にわたっていて、メニューを選ぶ楽しみもあるのが嬉しい。

Dsc03952a

 そんな中から「刺身盛合」(420円)を注文すると、すぐに出てきた刺し盛りは、それぞれ1切れずつではあるものの8種8点盛りだ。

 さらにフルーツが一緒に盛り合されてるのも「川名」ならでは。

 ドカッとスイカがのってるのもいいですねぇ。暑かったんだ、今日は。

Dsc03956a

 カウンター中央に置かれたネタケースには、焼鳥、魚介類の他に、たくさんの果物が冷やされている。

 おつまみのメニューには果物類はないんだけど、いろんなつまみに、さりげなく果物が添えられるのだ。

 ホノルルマラソンへの参加のため、毎年、ハワイに行ってる店主は、そのハワイで美味しいフルーツと、それらのフルーツを日常的に食べるという習慣に出会った。

 そこでお店でも、どんどん果物を出すようになったそうだ。

Dsc03955a

 1杯めのホッピーを飲み干して、「焼酎のみ(なか)」(340円)を注文する。

 この店ではナカは、新しいジョッキに氷入りで出してくれる。

 上の写真は、新たに出されたナカに、前のジョッキに残っている氷も移したもの。大量の氷によって、焼酎の水面が上がっている。

 ちなみに寄り道さんは「焼酎ロック」(340円)。宝焼酎のロックが、グラスになみなみと注がれている。

Dsc03957a

 つまみには「さば西京焼」(360円)を注文すると、そのでき上がりを待つ間に、さらにフルーツを出してくれた。

Dsc03958a

 それほど待たずに「さば西京焼」も到着。

 ここの焼き魚は、焼き鳥を焼くのと同じ炭火で焼いてくれるので、うまいのだ。

 この「さば西京焼」にも、ドラゴンフルーツが添えられている。

Dsc03960a

 寄り道さんとの積もる話は尽きることなく、2杯のホッピー(ソト1・ナカ2)を飲み終えた後、さらに「生グレープフルーツサワー」(380円)を追加する。

 この店は、ジョッキが大きくて、ナカ(焼酎)の量も多いので、ソト1・ナカ2で飲んで、他でソト1・ナカ3~4で飲んだのと同じぐらいの酔い具合になるのだ。

 さらにお持ち帰り用として、「チキンセット」(600円)と「ニュートンセット」(720円)に、「牛すじ煮込」(おたま1杯300円)を2杯分注文した。

 「チキンセット」は「若鳥」「ねぎま」「鳥皮」「砂肝」「鳥レバ」(各120円)という、焼き鳥5本の盛り合わせ。

 「ニュートンセット」は「たん」「はつ」「かしら」「白もつ」「なん骨」「豚レバ」(各120円)という、やきとん6本の盛り合わせだ。

Img_6739a

 午後7時過ぎまで、ゆっくりと2時間半ほど楽しんで、席料100円と消費税が加わって、今夜のお勘定は4,290円(店内での飲食分2,178円、お持ち帰り分2,112円)でした。どうもごちそうさま。

店情報前回

《令和2(2020)年5月29日(金)の記録》

続きを読む "勤務後に寄り道したら … 焼鳥「川名(かわな)」(阿佐ヶ谷)"

| | コメント (2)

いろんな味でゲソ揚げ … 立呑み「やきや」(荻窪)

Dsc03291a

 彼岸を過ぎたというのに、会社からの帰り道が寒い。

 こんな寒い日に「いか大根」がないのが残念だ。(「いか大根」は毎年11月末から、翌年2月末までの季節メニューなのだ。)

Dsc03277a

 午後6時過ぎの店内は、いつものとおり超満員。

 かろうじてもうひとり入れるかどうかという一番奥の立ち飲みテーブルの奥に、無理やり入れてもらって、まずは「ホッピー」(360円)からスタートした。

Dsc03278a

 最初のつまみは、いつもは〆にいただくことが多い「自家製塩辛」(230円)にした。

 こうやって旨味が強いつまみを最初にいただくのも美味しいよね。

Dsc03279a

 「ナカ(焼酎おかわり)」(170円)をもらって、2品めのつまみには「いかみみ焼」(230円)を注文。

 この「いかみみ焼」は、最初から仕入れがない日が多い。

 となりの人が「いかみみ焼」を注文したところ、スルッとその注文が通ったので、

「えっ? 今日はミミ焼きがあるんですね。じゃ、私も!」

 と、まだ「自家製塩辛」が残っているのに、あわてて「いかみみ焼」を便乗注文したのだった。

 「いかみみ焼」があるとわかると、みんなから一斉に注文が飛んで、あっという間に売り切れますからねぇ。急がないといけないのだ。

Dsc03280a

 2杯目のホッピーで塩辛もミミ焼も食べ終えて、3杯めとなる「ナカ」と共に「げそ揚げ」(230円)をもらった。

 店が開店する前に揚げ終えて、カウンター上のバットに置かれている「げそ揚げ」は、注文するとすぐに出てくる一品だ。

 揚げたてカリカリのゲソ揚げも美味しいけど、しっとりと衣がやわらかくなったこの「げそ揚げ」も旨いんだなぁ。

Dsc03281a

 その「げそ揚げ」で、塩辛の残りタレをぬぐうように絡めて食べるのもまた旨い。

 なにしろ『塩辛の旨み』+『げそ揚げの旨み』の相乗効果だもんね。

Dsc03283a

 その「げそ揚げ」を一切れだけ残して、4杯めとなる「ナカ」と共に「煮込み」(190円)を注文。

 ここの「煮込み」は、ツユだくなのが大きな特徴だ。

 しかもそのツユが、味噌汁よりちょっと濃い程度のやわらかい味付けなので、ツユまでつまみになるのである。

Dsc03287a

 具材は豚シロ(腸)とコンニャク。そしてトッピングの刻みネギ。

 これで190円なんだから驚くよね。

Dsc03288a

 ひとしきり具材をいただいたところで、残った「煮込み」のツユに、一切れだけ残しておいた「げそ揚げ」を投入していただく。

 この食べ方は初めてだけと、これが実にうまかった! いい食べ方を発見したなぁ。

 ここのつまみ類は、値段は安いけど手間ひまはかかっている。

 女将さんは朝の7時半には店にやってきて仕込みを始めているそうだ。

「自宅にいるのは夜中の12時から朝の6時までの6時間ほど。それ以外の時間は、ずっと店にいるのよ」

 まったくもって頭が下がる話である。

 2時間弱の立ち飲みタイム。ホッピー4杯(最初のセット+ナカ3回)と4品で、今日のお勘定は1,750円でした。どうもごちそうさま。

店情報前回

《令和2(2020)年3月24日(火)の記録》

続きを読む "いろんな味でゲソ揚げ … 立呑み「やきや」(荻窪)"

| | コメント (0)

ブラジル同窓会の後に … 居酒屋「なりた屋」(鷺ノ宮)

Dsc03184b

 横浜での「ブラジル・ミニ同窓会」を終えて、鷺ノ宮駅近くの居酒屋「なりた屋」に着いたのは午後9時半過ぎ。

 今夜も「なりた屋」の店内は多くの常連さんたちでにぎわっているが、店の奥のほうに空席があり、そこに入れてもらった。

 今日はゼロ次会の「みなと刺身専門店」も含めて、ホッピーを1杯も飲んでないので、「黒ホッピーセット」(420円)を注文して飲み始めた。

Dsc03189b

 料理や地酒のメニューは、カウンター背後の壁の黒板に書き出されている。

Dsc03189ab

 その料理の部分だけを遠近補正して、長方形に近い形にしたのが上の写真だ。

 「手羽先の素揚げ」の120円から始まって、一番高くても「しまほっけ焼き」や「いかの一夜干し」の500円まで。安心して注文することができる。

Dsc03185b

 そんな中から、1品めのつまみには「明太しらたき」(280円)をチョイスした。

Dsc03177b

 さて今日の「ブラジル・ミニ同窓会」。横浜駅前の「楽蔵うたげ」に集まったのは、単身赴任していたブラジルで、同じアパートに住んでいた内の5人だった。

Dscn4867b

 アパートとは言うものの、上の写真のような30階建ての、日本で言うマンションで、1フロアに4戸という、ぜいたくな造り。

 各戸それぞれ、リビングダイニング+2ベッドルーム+2バスルームなので、ひとりで暮らすにはかなり広かった。

Dscn4862b

 しかもその場所がリゾートビーチのすぐ横。

 海岸には堤防も何もなく、アパートから歩いて1分ほどで、スルッとビーチに出る。(動画付きのブログ記事あり。)

Dscn5350b

 そのビーチの先にあるのは、広い広い大西洋。

 まったく見えないけれど、水平線を超えたはるか彼方が、アフリカ大陸だ。

 なんでこんなところに住んでるのかというと、治安があまり良くないこの界隈の中で、リゾートビーチ沿いの高層アパート群には、それぞれ専用の警備員がいて、ある程度のセキュリティが確保されている、というのがその理由だった。

Img_4917b_20200526162601

 仕事を終えてアパートに帰ってくると、誰かの部屋に集まって飲んだり。(写真はI重さんの部屋

Img_2761b

 アパートの下の公園に出ていた屋台のバーベキュー(シュラスコの小さいの)で飲んだり。(写真は屋台「シュハスキーニョ・バイアーノ」

Img_4693b

 はたまた、ガレート屋(チキングリルの店)で、鶏の手羽焼きで飲んだり。(写真は「ガレート・ペキン」の店内

Img_9058b

 誰かの部屋で焼肉パーティーをしたりしたものだった。(写真はI和泉さんの部屋

 今日のように久しぶりに集まっても、やっぱり当時の思い出話に花が咲くのだ。

 残念ながら「ブラジル・ミニ同窓会」の後に、新幹線で移動するメンバーもいたりしたため、今日は一次会だけで解散。

 そして、鷺ノ宮まで戻ってきたのでした。

Dsc03187b

 「ナカ(おかわり焼酎)」(260円)をもらって、つまみには「ホヤの塩辛」(450円)を注文した。

 「なりた屋」の店主・成田学さんは五所川原(青森県)出身。

 だから店のメニューにも、青森、東北系のものが何品か並んでいるのだ。

Dsc03191b

 さらにもう1杯、ソト1・ナカ3の3杯めとなる「ナカ(おかわり焼酎)」をもらってお勘定は1,670円。

 PayPayで支払って、どうもごちそうさま。

Dsc03192b

 店を出たのは日付が変わって午前0時半過ぎ。すでに提灯も消えている。

 横浜でもけっこう飲んだのに、ここでもまたたっぷりと、3時間も飲んでしまいましたとさ。

店情報前回

《令和2(2020)年3月19日(木)の記録》

続きを読む "ブラジル同窓会の後に … 居酒屋「なりた屋」(鷺ノ宮)"

| | コメント (0)

刺身ほとんど300円 … 「みなと刺身専門店」(横浜)

Dsc03149a

 横浜での飲み会の前に、横浜駅近くの「みなと刺身専門店」にやってきた。

 ここは、横浜市内に本社があり、鮮魚「魚寅」、江戸前「みなと寿司」、ラーメン「横浜家」、焼き鳥&Bar 「GABURIYA」などを直営で経営しているオリエンタル物産株式会社が、平成29(2017)年末にオープンした刺身がメインの立ち飲み店だ。

 店は横浜駅西口・狸小路の中。「豚の味珍(まいちん)」のすぐ近くにある。

Dsc03145a

 店に到着したのは、「豚の味珍」がまだ開いていない午後3時半。

 でも「みなと刺身専門店」は開いている。それどころか、店内はほぼ満員である。

 店内の厨房スペースを取り囲むように、店の形にそって、コの字の立ち飲みカウンターが設置されている。

 すぐに注文を取りに来てくれたおねえさんに、「アサヒスーパードライ中瓶」(450円、以下すべて税別表記)を注文すると、「伝票に書くのでお名前教えてください」と名前を聞かれた。

 この制度(?)によって、この店の常連さんたちは、お店のおねえさんから名前で呼ばれ、より親近感が持てる仕組みになっているようだ。

Dsc03146a

 まずは最初の1杯をキューッと飲み干して、2杯めのビールを注いでから、おもむろに今日のホワイトボードメニューを確認する。

 このボードは、日替りで書き出され、店の公式Instagram公式Facebookでも公開されている。

 値段が書かれていないところはすべて300円だ。

 その中から、「天然真鯛炙り」(300円)を注文した。

 カウンターの中は、調理を担当する男性店員1人と、注文を取ったり、料理を運んだりする女性店員2人の、3人で切り盛りしている。

 ほぼ満員のお客さんからの注文伝票が、調理担当の男性店員さんの前にずらりと並び、それを端から順番に、1品ずつ、ていねいに造りあげていく。

 自分の伝票は、まだまだ伝票行列の後ろのほうにあるので、なかなか順番がやってきそうにないなぁ。

 私の後に入ってきた常連さんらしきおにいさんは、まず飲みものを注文したあと、刺身を2品と、玉子焼きを注文した。

 玉子焼きは、握りずしの玉子焼きにのってるのと同じように、すでに作り置いてあるものを、店のおねえさんがお皿に盛って出してくれるので、あっという間に登場した。

 なるほどなぁ。調理が必要でない料理も注文しておくのが、待たずに食べられる秘訣なのか。次回からは気をつけよう。

Dsc03148a

 待つこと15分。中瓶のビールが残り1杯分ぐらいになったころに、厨房の中でゴォーッとバーナーで炙って仕上げられた「天然真鯛炙り」がやってきた。

 見るからに美味しそうではありませんか。

 ワサビもたっぷりと添えられているので、タイの身にもたっぷりとワサビをのせて、まずひと口。

 ん~~~っ。見た目のとおり、美味しいですねぇ!

 これで300円は、すごく安いぞ!

 本当ならもう1品ぐらい食べていきたいところだけど、ここで追加注文して、また15分ほどかかったら一次会に遅刻してしまう。

 残念だけど今日は1本と1品だけにしておきましょう。

 注文小計750円に、消費税75円が加わって825円となるところ、10円未満は切り捨てで、お勘定は820円でした。PayPayで支払って、どうもごちそうさま。

店情報

《令和2(2020)年3月19日(木)の記録》

| | コメント (0)

店情報: みなと刺身専門店

  • 店名: みなと刺身専門店
  • 電話: 045-322-7979
  • 住所: 220-0005 神奈川県横浜市西区南幸1-2-5 (狸小路内)
  • 営業: 15:00-24:00(23:00LO)、日祝休
  • 場所: 横浜駅きた西口から徒歩1分。狸小路の中。
  • メモ: 2017年12月1日にオープンした、オリエンタル物産株式会社直営の立ち飲み店。毎日のメニューは店の公式Instagram公式Facebookに写真で掲載されている。以下、値段は税表記。
    〔飲みもの〕アサヒスーパードライ(生ビール中)450・(小生)200・(中瓶)450、キンミヤ酎ハイセット(炭酸・レモン・バイス・グレープフルーツ・青りんご)350・(中)200・(外)200、ホッピーセット(白・黒)350・(中)200・(外)200、赤ホッピーセット400・(中)200・(外)300、地酒ワンカップ500、ウイスキーハイボールセット350・(中)200・(外)200、すし茶ハイ350、ウーロンハイ350、梅酒350、トマトハイ350、がりハイ350、ワンカップワイン(赤・白)500、日本酒「豪快」(ひや・お燗・樽酒ひや)300、芋焼酎「富乃宝山」500、麦焼酎「一粒の麦」400、梅干し100、カットレモン500、ソフトドリンク(緑茶・烏龍茶・コーラ)300。
    〔おしながき〕日替りのホワイトボードメニューあり。刺身各種ほとんど300、その他100~、自家製ポテサラ300、炙り明太子300、かにみそ300、ホヤ塩辛300、板わさ300、梅水晶300、百一珍300、みそきゅうり200。
    〔日替りホワイドボードメニュー(2020/03/19の例)〕天然ブリ300、天然真鯛炙り300、金目鯛炙り300、活〆ヒラメ300、天然スズキ300、ホーボー300、タチウオ炙り300、カツオ炙り300、サーモン300、クジラベーコン300、メバチマグロ大トロ500、白ミル貝500、ホッキ貝500、青ヤギ300、小柱300、カキポン酢500、ホタルイカ酢みそ300、生ホタルイカ沖漬け500、スミイカ300、スミイカ下足300、シマアジ300、生ニシン300、サワラ炙り300、赤ホヤ酢300、ゆで車海老300、タコぶつ300、おまかせ3点盛800、おにぎり100、ポテサラ300、白菜漬300。《インスタフォロワー様》うなぎ握り100。《焼物》タチウオ塩焼300、サバ干し焼300、タラの丸干し焼300。《17:00~メニュー》あら煮300、あら汁150、カキバターソテー500、大はまぐり酒蒸し500、トンテキ300。(2020年3月調べ)

続きを読む "店情報: みなと刺身専門店"

| | コメント (0)

人気の老舗酒場が復活 … 煮込「蔦八(つたはち)」(大森)

Dsc03130a

 横浜在住のYさんと飲もうという話になり、どちらからも都合がいい大森の「煮込 蔦八」にやってきた。

 昭和45(1970)年創業の「蔦八」は、店主高齢により平成27(2015)年3月末に惜しまれつつ閉店したが、「銀座じゃのめ」などを展開する株式会社PIPSの土屋一史さんが引き継ぎ、半年後の9月14日に営業を再開した。

 個人的には、「竹よし」シスターズの一人で、「銀座じゃのめ」にいたキティちゃんが、去年(2019年)の4月から「蔦八」に移ったこともあって、できるだけ早く来たかったのに、なんだかんだとバタバタしていて、1年も経ってしまった。

Dsc03132a

 店内は、センターにドーンと横に広いコの字カウンター(13席)があり、その両側に数卓のテーブル席が並んでいる。

 我われはコの字カウンターの右角のあたりに座り、まずは「ホッピーセット(白)」(490円)を2つもらって乾杯である。

 ホッピーは、サワーグラスに氷入りで出されるタイプ。

 焼酎をおかわりする場合の、「ホッピー中(ナカ)」は210円だ。

Dsc03131a

 すぐに出される2点盛りのお通しは、「お席代」(一人260円)に含まれてるのかな?

Dsc03133a

 つまみはもちろん看板メニューの「煮込玉子入」(790円)からスタートした。

Dsc03134a

 これ(↑)が煮込みのメニュー。

 通常サイズの「煮込」(690円)を基本に、それより200円安い小サイズ。

 玉子が入ると100円アップ。「煮玉子」そのものも100円だ。

 煮込みには豆腐も入っているが、その豆腐だけを取った「煮豆腐」(390円)もある。

 「〆そば」「〆うどん」も同じ並びに入っているが、煮込みに関係あるんだろうか?(あとでキティちゃんに聞いてみようと思いながら、すっかり忘れてました。)

Dsc03136a

 「煮込玉子入」を食べ終えたところで、何度目かの「ホッピー中(ナカ)」をもらって、『本日のおすすめ』メニューの中から、「穴子のやわらか煮」(590円)を注文した。

Dsc03135a

 店の壁には、所狭しと短冊メニューが並んでいるのがすごいねぇ。

 すべてをしっかり見ようとすると時間がかかりそうだ。

 カウンターのど真ん中に煮込み鍋が据えられてるのもいいですね。

Dsc03134aa

 その中の『本日のおすすめ』メニューがこれ。

 20品ほどの短冊メニューが並んでいるが、右下の『売切』のところにも、たくさんの短冊メニューが重なっている。

 キンミヤ焼酎(25度)のボトル(600ml、1,500円)をキープしている常連さんも多いようだ。

Dsc03137a

 そんな『本日のおすすめ』から、「鯨竜田揚げ」(590円)もいただいた。

Dsc03144a

 2時間ほど楽しんで、お勘定をお願いすると、お酒や料理と共に出されたプラスチックチップを使って計算が進む。赤羽「まるます家」と同じような仕組みだ。

 その結果、今夜のお勘定は二人で5,520円(ひとり当たり2,760円)でした。どうもごちそうさま。

 Yさんとは数年ぶりに一緒に飲めたし、キティちゃんにも会うことができて、本当に良かった。

店情報

《令和2(2020)年3月18日(水)の記録》

| | コメント (0)

店情報: 煮込「蔦八(つたはち)」(大森)

  • 蔦八店名: 煮込 蔦八
  • 電話: 03-3761-4310
  • 住所: 143-0016 東京都大田区大森北1-35-8
  • 営業: 17:00-23:00(日祝は -22:00)、年末年始休
  • 場所: JR大森駅の中央改札を出て、左側の階段を降りると、左右に分かれるので右の階段を降りて地上へ。道成りに蒲田方面に進むと、左手にアーケード商店街があるところで、正面右手角に見えるのが「蔦八はなれ」(支店)の大きな看板。アーケード商店街を左に見ながら、「蔦八はなれ」の路地をまっすぐ進むと、30メートルぐらい先、左手の赤提灯の店が「煮込 蔦八」(本店)。駅から徒歩4~5分(340m)ほど。
  • メモ: 1970(昭和45)年に創業した「煮込 蔦八」は人気大衆酒場として賑わってきたが、店主高齢のため2015(平成27)年3月末に惜しまれつつ閉店した。その「煮込 蔦八」を、「銀座じゃのめ」などを展開する株式会社PIPS(代表取締役・土屋一史氏)が引き継ぎ、半年後の9月14日に再開した。
    店内はコの字カウンター13席、テーブル20席(6人用×1、4人用×3、2人用×1)の合計33席。
    午後6時までに全員がそろう場合に限って予約可。
    〔お席代〕一人260。
    〔飲み物〕ヱビス生ビール590、ビール(大瓶)660・(中瓶)560、ホッピーセット(白・黒)490、ホッピー中210、ホッピー外310、焼酎ボトル(キンミヤ25度600ml)1,500、ボトル用炭酸210、日本酒一合590、富士白レモンサワー590、銀座じゃのめで人気の地酒(冷酒)590、赤霧島590、ウーロンハイ390、ゆずみつサワー390、しそバイスコダマサワー490、レモンサワー490、グレープフルーツサワー490、ザクロサワー490、焼酎(天羽の梅割り)490、梅酒(ロック・ソーダ・湯割)490、角ハイボール490、焼酎(芋・麦)490。
    〔天下一煮込〕煮込690、煮込(小)490、煮込玉子入790、煮込(小)玉子入590、煮豆腐390、〆そば490、〆うどん390。
    〔お刺身〕こはだ490、馬刺(赤身)690、鯨刺身690、マグロ刺(赤身)690、水タコ刺身590、〆サバ590、いか刺身490。
    〔揚げ物〕川エビ唐揚490、からしれんこん590、鯨竜田揚げ590、レバー唐揚590、海鮮春巻490、ちくわ天ぷら390、ハムカツ390、茄子揚げ490、フライドポテト390、イカフライ490。
    〔炒め物〕塩焼そば590、下町ソース焼そば590、レバーニラ炒め590、茄子ガーリックバター490、豚キムチ炒め590、トマトと玉子中華炊490、にら玉490、ハムエッグ390。
    〔すぐ出るつまみ〕オニオンスライス390、冷しトマト390、トマトオニオンサラダ490、ポテトサラダ390、セロリ漬物390、塩ダレキャベツ390、にらおひたし490、胡瓜一本漬け390、ねぎぬた490、タコポン酢490、タラチャンジャ490、冷奴390。
    〔珍味〕氷頭なます490、天然岩もずく390、ホタルイカ沖漬490、梅水晶490、かにみそ390、えいひれ490。
    〔本日のおすすめ〕おまかせ刺(5点)1,500・(3点)890、本鮪脳天刺690、鰆(サワラ)刺身590、かんぱち刺身590、真鯛昆布〆690、鯨竜田揚げ590、なま子酢490、竹の子天ぷら590、新玉ねぎ天390、小持ち昆布490、いかのバター焼590、牛レバー焼肉690、牛ハラミタタキ690、穴子のやわらか煮590、菜の花辛しあえ490、ふきのとう天ぷら590、春の天ぷら盛り690、タコワサビ490、手作りカレーコロッケ390、豆腐ステーキ490。(2020年3月調べ)

続きを読む "店情報: 煮込「蔦八(つたはち)」(大森)"

| | コメント (0)

春はメカブの季節です … 立呑み「やきや」(荻窪)

Dsc03129a

 火曜日の今日は、2週間ぶりとなる荻窪「やきや」にやってきた。

 ほぼ週1で来てるので、こんなに間があくのは久しぶりだ。

 本当は昨日、「やきや」に来たかったんだけど、高円寺「ほんずなし」が火曜定休なので、先に「ほんずなし」に行って、今日が「やきや」になった次第。

 月曜「ほんずなし」→火曜「やきや」という流れは、このところ、けっこう多い気がする。

Dsc03122a

 いつものように「ホッピー(ソト+ナカ)」(360円)をもらって、つまみは「いか刺身」(240円)を「生姜しょうがで」のオプションで注文した。

 「生姜で」のオプションでお願いすると、普段は練りワサビが添えられるところを、おろし生姜にかえてくれるのである。

 どちらもそれぞれの美味しさがあるので、その日の気分によってワサビにしたり生姜にしたりしている。

 同じように「いか刺身」と「いかみみ刺身」もそれぞれに美味しさがあるので、これもまたその日の気分次第。

 その場で引いてくれる「いかみみ刺身」は、コリッとした硬めの食感が特徴。

 一方で「いか刺身」のほうは、今日のように早い時間帯だと、あらかじめ刺身に引いて準備してある「いか刺身」があって、身のねっとり感が、たまらなくうまいのだ。

 このあらかじめ準備されている刺身がなくなると、そこからは「いかみみ刺身」と同様に、「いか刺身」も注文を受けてから刺身に引いてくれるようになる。これもこれで、またうまい。

Dsc03124a

 「焼酎おかわり(ナカ)」(170円)をもらって、2品めのつまみは昨日に続いて「しめさば」(300円)である。

 ここの「しめさば」も青森・八戸産の、『よくシメ』タイプのもの。

 半身丸ごとでこの値段(300円)なのが嬉しいねぇ!

 たっぷりの「しめさば」で、もう1回「焼酎おかわり(ナカ)」をもらったところで、ソト(瓶入りホッピー)がなくなった。

 いつもソト1・ナカ4で飲んでるんだけど、今日はソト1・ナカ3。

 焼酎の量は常に定量なので、今日は氷の量が少なかったのかな。

 薄め(=アルコール度数が低め)のホッピーが好きな人は、「ホッピー(ソト+ナカ)」を『氷なし』で注文したり、「焼酎おかわり(ナカ)」を注文するときに「氷は足さないでください」とお願いしたりしている。

 これによりソト1に対して、ナカが1~2杯分の分量になって、アルコール度数が低いホッピーになるのだ。

Dsc03126a

 ホッピー3杯(ソト1・ナカ3)では、ちょっと飲み足りないので、「酒一杯」(280円)をかんでもらって、つまみには「めかぶ」(190円)である。

 燗酒と「めかぶ」の組み合わせ。実に相性抜群ですねぇ。春は「めかぶ」の季節です。

 ゆっくりと2時間ほど立ち飲んで、今日のお勘定は1,710円でした。どうもごちそうさま。

店情報前回

《令和2(2020)年3月17日(火)の記録》

続きを読む "春はメカブの季節です … 立呑み「やきや」(荻窪)"

| | コメント (0)

まんだこいへ~割引券 … 立ち呑み「ほんずなし」(高円寺)

Dsc03105a

 週明けの月曜日。会社での仕事を終えて高円寺にある青森酒場「ほんずなし」に到着したのは午後6時。

 なぜか提灯ちょうちんは消えているが、店内は明るいのでやってるんだろうな。

 入口扉を開けて、「こんばんわぁ~」と店内へ。

Dsc03107a

 おぉ、良かった。やってた、やってた。

 うなぎの寝床のように奥に向かって長い店内は、右手壁際に立ち飲みカウンターがある他、左手奥側の厨房の前にも立ち飲みカウンターがある。

 その左手奥のカウンターの真ん中あたりに立ち、目の前のオススメボードから、いつものように「得得セット」(550円)を注文した。

Dsc03111a

 「得得セット」の内容は、「ホッピーセット(白)」(単品なら500円)と「っこちゃん」(単品なら300円)を選択した。

 合わせて800円分が550円になるので、31%もの値引率。本当に『得得』なのだ。

Dsc03106a

 こちらは掲示板に張り出された『今日のスペシャルメニュー』。

 この掲示板に出ている料理は、絶対に注文したほうがいい。

Dsc03114a

 「中(キンミヤ)」(180円)をもらって、掲示板のメニューから、まず「今だけ梅酢〆さば」(420円→200円)を注文した。

 荻窪「やきや」の「しめさば」もそうなんだけど、青森の〆サバは、しっかりと中まで味が浸透している『よくシメ』なのが特徴のようだ。

 だから、醤油なしで、〆サバにワサビをのっけただけでも十分に味があって美味しいのだ。

Dsc03116a

 ホッピー3杯めとなる「中(キンミヤ)」には、これまた本日のオススメから、「菜の花のからし和え」(280円)をもらった。

 菜の花の緑色が美しいね!

 左右両側の立ち飲みカウンターの間が狭いこともあって、常連さんたちが増えてくると、みんなカウンターに背を向け、内側に向かって立って談笑し始める。

 お酒は手に持ったままである。

 で、ときどき振り返って料理もつまむのである。

Dsc03117a

 ソト1・ナカ4の4杯めとなる「中(キンミヤ)」を注文し、本日〆となる一品には「からあげ」(420円)を選んだ。

 青森ならではの「スタミナ源たれ」を使ったこの「からあげ」。

 メニューに『生まれ変わってさらに美味しく!』と書かれているので、「どこが変わったの?」と聞いてみると、使う部位が鶏の胸肉から、鶏のもも肉に変わり、よりジューシーになったんだそうな。

 この「からあげ」もまた、この店の人気の品のひとつだ。

 2時間弱の立ち飲みタイム。注文合計1,990円のところ、前回のレシートに印刷されている『まんだこいへ~ 100円割引券』を使って、お勘定は1,890円でした。どうもごちそうさま。

 そうして今日もらったレシートにも、また『まんだこいへ~ 100円割引券』が印刷されているので、毎回、必ず100円引きになるのでした。(割引券は1,500円以上の注文時に使えます。)

店情報前回

《令和2(2020)年3月16日(月)の記録》

続きを読む "まんだこいへ~割引券 … 立ち呑み「ほんずなし」(高円寺)"

| | コメント (0)

3年ぶりの若鳥唐揚げ … 「鳥房(とりふさ)」(京成立石)

Dsc03085c

 「ブンカ堂」を出て、直ちゃん、ミッチーに、地元の宇ち中さんも加わり、4人で次の店を目指す。

 なにしろ酒都しゅとと呼ばれるほどの立石なので、候補店はいくらでもある。

 そんな中、宇ち中さんが目ざとく見つけてくれたのが「鳥房」だ。

Dsc03086c

 金曜日の午後6時台という、立石の酒場繁忙時間帯にもかかわらず、「鳥房」の前に行列がないのだ。

 「入れるかも?」とのぞき込んだ店内には空席があり、すっと入ることができた。

Dsc03100c

 「鳥房」に入れたのは、2017年8月以来、実に3年ぶりだ。

 でもお品書きも値段も変わってないのが素晴らしい。

Dsc03088c

 さっそく「ビール」(大瓶650円)をもらって4人で乾杯すると、すぐに出される「お通し」(たぶん50円/人)は、定番の「鳥皮生姜煮」である。

 この店の名物「若鳥唐揚」(時価)は、ひとり1つずつ注文するのがお店のルール。

 鶏の大きさ(重さ)によって2~4種類ぐらいの価格帯(550円~750円ぐらいかな?)が設定されていて、店のおばちゃんが、その場で口頭で教えてくれる。

 あまり悩む必要はない。もっとも大きいの(もっとも高いの)を注文しておけば、まず間違いはない。

 うなぎと同じように、鶏も大きいのが美味しいのだ。

 今日はすでに他で食べてきていることもあって、4人で4つの一番大きい「若鳥唐揚」(今日は730円が最大)を注文した内、2つはその場で出してもらって、残る2つはお持ち帰り用に包んでもらうことにした。

 ちなみにこの店には酔ってる人は入れません。

 宇ち中さんが大常連さんだからなんとかなったのか、直ちゃんやミッチーが酒に強くて、酔っててもほとんど顔にも態度にも出ないからなんとかなったのか。いずれにしても問題なく入れて良かった良かった。

(たぶん正解は、宇ち中さんが大常連さんだからだと思う。「このグループは酔って大騒ぎしたり暴れたりはしなさそうだ」という認識を、店のおばちゃんたちが持ってくれるかどうかが大事なポイントなんでしょうね。)

Dsc03089c

 「若鳥唐揚」の揚げ上がりを待つ間のつまみも、宇ち中さんが何品かを選んで注文してくれた。

 まっ先に出てきたのは「お新香」(300円)。白菜とキュウリのぬか漬けである。

Dsc03090c

 こちらは注文必須の「ぽんずさし」(550円)。

 「ぽんずさし」そのものも、もちろんいいつまみになるのだが、食べ終えて残ったポン酢が、「若鳥唐揚」の味変にもなるし、「若鳥唐揚」に添えられる千切りキャベツのドレッシング代わりにもなるんですねぇ。

Dsc03091c

 どうですか! この砂肝のエッジの立ち方!

 これは「鳥南蛮漬」(300円)。いいつまみです。

Dsc03094c

 「鳥サラダ」(550円)は、鶏肉と長ネギのサラダ。

 ビールもグイグイとおかわりだ。

Dsc03096c

 そしていよいよ「若鳥唐揚」の登場だ。

 若鶏の頭と足先、内臓を落とした全体を、左右に真っ二つに切り分けて、その半身分を丸ごと揚げたもの。

 この姿を見ると、『鳥も恐竜から進化したんだなぁ』という実感がわくよね。

Dsc03095c

 同時に2つめの「若鳥唐揚」もやってきた。3つめと4つめはお土産用だ。

Dsc03097c

 出された「若鳥唐揚」のさばき方がわからない人には、1グループに対して1回だけ、店のおばちゃんが説明しながらばらして見せてくれる。

 左手に箸を持って鶏を押さえ、右手で上に出っ張っている手羽の部分、ももの部分を順に、上へ上へと持ち上げるようにして解体していくのが基本的なさばき方だ。

Dsc03098c

 通常は、この店のおばちゃんの指導を受けてから、2つめの「若鳥唐揚」から自分たちでばらすのだが、大常連の宇ち中さんは、すでにさばき方をよく体得されている。

 店のおばちゃんがばらし始めるのと同じタイミングで、2つめの半身をばらし始め、おばちゃんとほぼ同時に解体し終えた。すごいね!

 ばらし終えた「若鳥唐揚」を、千切りキャベツの上を覆うように並べるのも、美味しく食べるためのひとつのコツらしい。

 これによって下のキャベツが蒸らされるのだ。

Torifusa_c

 ゆっくりと1時間半ほど楽しんで、「鳥房」のお勘定もひとり当たり2千円ほど。

 「超」が付くほど満腹になって、どうもごちそうさま。(上の写真は宇ち中さんが撮ってくれたものです。)

Dsc03102c

 京成立石駅で宇ち中さんと別れ、我われ3人は鷺ノ宮まで戻り、「ペルル」で締めくくり飲み。ここまで戻ってくれば、もう乗り越す心配もないので大丈夫だ。

 こうして、午後3時から11時まで、8時間に及んだ『半休を取って立石で飲む会』を無事に終えたのでした。

 ぜひまたやりましょうね!

店情報前回

《令和2(2020)年3月13日(金)の記録》

| | コメント (0)

こだわりのお酒と料理 … 「ブンカ堂(ぶんかどう)」(京成立石)

Dsc03062b

 立石での2軒めは「ブンカ堂」にやってきた。

 「ブンカ堂」は、「旧・二毛作」~「おでん丸忠」を切り盛りされていた西村浩志さんが独立され、2018年末にオープンした、お酒と料理が美味しい小さな酒場。

 オープンしてまだ1年半もたっていないが、すでに立石の人気酒場の1軒になっている。

Dsc03064b

 ざっくりと『お酒と料理が美味しい』と書いたが、その酒にしても日本酒あり、ワインあり、ビール、ウイスキーありと幅広く、その品揃えにも西村さんの姿勢が感じられる。

Dsc03067b

 先ほど「宇ち多゛」で一緒になった小西康隆さんは、オレンジワインを注文。

 店主・西村さんのていねいな注ぎ方がいいよね!

Dsc03068b

 私は2種類ある生ビールの中から「プレミアム熟撰」(600円)をいただいた。

 うすはりグラスに注がれたビールの泡が、とても美しい。

 味はもちろんなんだけど、このビジュアルだけで、すでに感動を与えてくれるよね。

Dsc03074b

 今日の「お通し」(250円)は貝のサラダ。おかわりしたいぐらい旨い。

Dsc03073b

 こちらが料理の品書き。西村さん独自の料理がずらりと並んでいる。

 「おでん丸忠」時代にも人気が高かった「発酵ソーセージ」や「カルー」(ライスなしのカレーのルーのみ)などは、こちらでもやっぱり食べることができるんですね。うれしいなぁ。

 ちなみに、店の公式サイトでは、『自然派ワインと相性抜群!』という「豚タン塩煮込み」(600円)と、『日本酒、ワイン、ハイボールと相性抜群!』という「合鴨のロース煮」(700円)の2品が、おすすめ料理として紹介されています。

Dsc03075b

 そんな品書きの中から、まずは「せり・油揚げ・豚バラの煮びたし」(500円)をいただいた。

Dsc03072b

 そしてこちらが魚介類のメニュー。仕入れによって変わるそうだ。

Dsc03079b

 「シャコ刺」(550円)。この時季のシャコは『子持ちシャコ』。卵がたっぷりと入ってるのが嬉しいね。

Dsc03080b

 「〆サバ刺」(600円)も呑兵衛の定番である。

 料理を盛ってくれる器の種類が多くて、しかもそれぞれの皿がが個性的で美しい!

Dsc03083b

 仕事を終えた宇ち中さんも来られて、2杯めには、もう1つの生ビール、「琥珀の時間」(600円)をもらった。

Dsc03082b

 そしてつまみは、満を持しての「発酵ソーセージ」(400円)である。

 私はこの「発酵ソーセージ」が大好きなんです。

 酸味が効いた強い旨みが、どんな酒にも合うよねぇ! 幸せじゃ。

Dsc03084b

 午後6時を回ったころからお客さんも増えてきたので、我われもそろそろ席を空けることにした。

 1時間15分ぐらい楽しんで、お勘定は一人当たり2,000円ずつぐらいでした。どうもごちそうさま。

 いやぁ、ずっと課題になっていた「ブンカ堂」で飲むことができて、本当に良かった。

店情報

《令和2(2020)年3月13日(金)の記録》

| | コメント (0)

店情報: 「ブンカ堂(ぶんかどう)」(京成立石)

  • ブンカ堂店名: ブンカ堂
  • 電話: 03-5654-9633
  • 住所: 124-0012 東京都葛飾区立石4-27-9
  • 営業: (月-土、祝前日)15:00-24:00、(日祝)15:00-22:00、不定休
  • 場所: 京成線立石駅北口より徒歩2分
  • メモ: 2018年12月22日オープン。カウンター10席。全席禁煙。予約可、カード不可。地元出身の店主・西村浩志さんは、「丸忠蒲鉾店」二代目の日高寿博さん(現在の「二毛作」店主)と共に、前の「二毛作」(現在の「おでん丸忠」)を立ち上げた後、独立し、ご自身の店「ブンカ堂」をオープンした。公式サイトあり。
    〔食べもの〕お通し250、浅漬けのヨーグルト和え400、豆苗と牛肉のサラダ ナンプラードレッシング600、おつまみ三種盛450、発酵ソーセージ400、豚タン塩煮込み600、合鴨ロース煮700、やわらかタコの甘から煮700、サバの水煮 ねぎ塩レモンたれ400、せり 油あげ 豚バラの煮びたし500、豚バラ生姜焼き600、韓国のり&キムチ350、カルー400、チーズ盛り合わせ800、うの花400、メンタイ300、ナッツ200、枝豆塩ゆで400、そらまめ塩ゆで430、シャコ刺550、〆サバ刺600、ホタテ刺orホタテ酢みそがけ550、トリ貝刺500、鯨刺650、青ヤギ刺550、カンパチ刺500、鯛刺500、お刺身盛り合わせ(一人前)650、かき酢3個450、白子ポン酢680。
    〔飲みもの〕《純米酒 正一合(銘柄は日替り) 燗酒・冷酒・冷や》生もとのどぶ750、神亀750、竹鶴750、天隠750、玉櫻750、鯉川750、日置桜750、富玲750、群馬泉750、泉橋750、扶桑鶴750、独楽蔵750。
    《自然派ワイン》グラスワイン(赤・白・ロゼ・泡)750~、ボトルワイン4,500~。
    《Beer》(生)プレミアム熟撰600、(生)琥珀の時間600、Guinness550。
    《Whisky》ハイボール550、イチローズモルト650~、マッカラン12年750、ラフロイフ10年650、ボウモア12年700。
    《Rhum》フレンチラム700。
    《サワー》ウーロン400、トマト400、酎ハイ400、レモン400、梅干400、すだち400、グレープフルーツ400、キンカン400。
    《本格焼酎》芋500、麦500、黒糖500、米500、泡盛500。
    《カクテル》ジントニック650、ジンバック650、カシスソーダ650、DITAグレープフルーツ650、テコニック650、ソルワバーノ650、かち割ワイン(赤・白)450。(2020年3月調べ)

続きを読む "店情報: 「ブンカ堂(ぶんかどう)」(京成立石)"

| | コメント (0)

やったぜ!レバボイル … もつ焼「宇ち多゛(うちだ)」(京成立石)

Dsc03039a

 次は食べよう、今度は食べようと思いながら、ずっと課題になっていたレバボイル。

 レバボイルは、その名のとおり豚レバをボイルしたもの。

 以前はレバ生(=レバ刺)があって、それがものすごく新鮮で美味しかったのだが、平成23(2011)年5月9日からレバ生はなくなり、レバの若焼き(うんと若焼き)がそれに代わるものとなった。

 さらに平成27(2015)年6月12日に豚の肉や内臓を生食用として販売・提供することが禁止されてからは、レバの若焼きもなくなり、代わってレバボイルが登場したのである。

 それ以来5年もたって、やっと今日、そのレバボイルを食べることができました。

 明らかにレバ生とは異なる食感や味わいなんだけど、これはこれで美味しいねぇ!

 ちなみにレバボイルは平日(月~金)しかありません。

Dsc03017a

 金曜日の今日は、午後半休を取って、直ちゃん、ミッチーと一緒に「宇ち多゛」にやってきた。

 予想どおり、「宇ち多゛」の入口には入店待ちの大行列ができている。

 上の写真の左奥のほう、「栄寿司」の前にも待ち行列ができている。

 3月末なので、どうしてもここで年次休暇を取得しなければならい人が多いのかなぁ。

Dsc03031a

 午後3時過ぎに3人で行列の最後尾に並び、じわりじわりと進むこと1時間弱。

 午後4時前にまずミッチーが店内に入り、ややあって直ちゃんと私も店内へ。

 他の席についていたミッチーも移動してきて、3人でニの字に座ることができました。

Dsc03036a

 まずは「ビール(大)」(600円)をもらって乾杯である。

 ミッチーはミッチーで、先に店に入ったときに「ビール(小)」(400円)を注文して飲み始めていたので、3人で「ビール(大)」と「ビール(小)」の2本である。

Dsc03034a

 おかず(つまみ)は「タン生」(200円)からスタートである。

 この店の料理のメニューは「もつ焼き」(2本200円)、「煮込み」(1皿200円)、「お新香」(1皿200円)の3品しかない。

 冒頭でご紹介した「レバボイル」や「タン生」などは、すべて「もつ焼き」のくくりの中の1品なのだ。

Dsc03035a

 続いては「アブラ生」と「テッポウ生」。

 もつ焼きは1種2本で1皿になるが、『生』で注文するときは、1本ずつ2種類の盛り合わせで出してもらうことができる。

「アブラとテッポウ、1本ずつお願いします」

 と注文すると、自動的に『生』になるのでした。

 さっきの「タン生」も含めて、「アブラ生」、「テッポウ生」の写真を見ていただいてわかるとおり、これらは本当の『生』(いわゆる刺身状態)ではない。

 ゆで冷ました豚モツ、つまり冷製なのである。

Dsc03037a

 もちろん「煮込み」もいただきます。

 「宇ち多゛」の「もつ焼き」はけっこうボリュームがあるので、ひとりの時は『「煮込み」をもらおうか、それとももう1皿「もつ焼き」をもらおうか』と悩むことが多い。

 2~3人でくると、みんなで分け合えるので、あれこれ注文することができてとても嬉しい。

Dsc03038a

 そして満を持して注文したのが、冒頭でご紹介した「レバボイル」だったのだ。

 長年の課題を解決することができて、本当によかった。

Dsc03041a

 まだまだ『生』は続いて、「ナンコツ生」と「ガツ生」。

 「宇ち多゛」にはひとりで来ることが多いという直ちゃんとミッチーは、ほぼいつも、多くの種類が食べられる『生』を注文しているそうだ。

 なるほどなぁ。その手があったか。目からウロコである。

Dsc03044a

 入店から15分後、ビールを飲み終えて、「宝焼酎」(1杯200円)を梅割りでいただく。

 これを飲むと、「宇ち多゛」に来た感じがするなぁ。

Dsc03045a

 「お新香」は『生姜しょうがのっけてお酢』のオプションで。

 通常は大根とキュウリのお新香に、ちょっと紅ショウガをのせて、醤油をかけて出してくれるのだが、『生姜のっけてお酢』にすると、紅ショウガの量が増え、醤油に加えてお酢もかけてくれるのだ。

 お酢が加わることで、さっぱり感がアップする。

Dsc03046a

 入店から35分、2杯めの梅割りである。

Dsc03047a

 つまみもいよいよ焼き物に突入。「カシラ塩」である。

Dsc03048a

 こちらは「シロたれ」。

 「宇ち多゛」でシロというと、「シロたれよく焼き」で注文する人が多いように思うが、今日のはあえて普通焼き。

 ほんわりとした軟らかさがいいね!

Dsc03049a

 「アブラ塩」。

 回転寿司と同じように、食べ終えたお皿の数でお勘定するので、お皿は積み重ねておいておく。

Dsc03052a

 お新香もおかわりだけど、今度は『大根、生姜のっけてお酢』で注文。

 こう注文すると、お新香のキュウリがなくなる代わりに、大根が増える。

Dsc03053a

 「ハツ生2本」。

 「宇ち多゛」のもつ焼きは、どれもエッジが立ってて美しい。

Dsc03055a

 入店から1時間。梅割りは3杯めに突入。

Dsc03056a

 それからさらに20分。入店から1時間20分後に、すべてを食べきって飲みきって、お勘定をお願いした。

 焼酎(梅割り)を何杯飲んだかは、各人が自己申告する。

Dsc03057a

 お勘定は3人で5,800円(ひとり当たり1,933円)でした。どうもごちそうさま。

店情報前回

《令和2(2020)年3月13日(金)の記録》

| | コメント (0)

大人気!焼き揚げ餃子 … 屋台「安兵衛(やすべえ)」(高知)

Dsc02983b

 高知でもう1軒、行ってみたかった酒場が「屋台 安兵衛」だ。

 2年前に初めて高知に来たときから気になっていて、去年も前を通ったのだが、とにかくいつも満員状態で、入るのをためらってしまっていた。

 しかしながらつい先日、「古典酒場」の倉嶋紀和子編集長から、『高知でしたら、ぜひ、屋台の安兵衛に。餃子、美味なりです!』とおすすめいただいたこともあって、今年は絶対に行こうと決めていたのだ。

Dsc02982b

 屋台といっても、呉や福岡の屋台のように、営業するときだけ引き出してくるわけではなくて、ここは常設型。(高知の屋台はこのスタイルが多いようだ。)

 全体が防寒用のビニールシートに囲まれていてよく見えないが、全体の手前半分ぐらいが、厨房とその前のカウンター席のようになっていて、奥半分ぐらいにテーブル席が並んでいる。

 屋台とは言うものの、普通の店舗のような内観なのだ。

Dsc02987b

 屋台に到着したのは午後8時45分。

 この屋台が開くのは午後7時で、閉店は午前3時(土曜日は午前4時)。

 食べ物のメニューが餃子、ラーメン、おでんだけというシンプルさなので、開店から1時間半ぐらい(夕食として来る人)と、午後10時過ぎの遅い時間(飲んだあとの〆として来る人)は多いだろうと踏んで、この時間帯(午後9時前)を目指してやって来たのだ。

 予想が的中したのか、なんと手前半分のカウンター席には私ひとりだけ。(奥のテーブル席には何組かの客がいた。)

 新型ウイルスの影響で、客数が減っているということもあるだろうが、この客の少なさは、この屋台にとってはとても珍しいことだろう。

Dsc02985b

 さっきも書いたとおり、メニューはいたってシンプル。

 食べものは「屋台餃子」(7個500円)と「らーめん」(600円)、「チャーシューめん」(1,000円)、「おでん」(1品100円~、盛り合わせ500円)しかない。

 飲みものも「ビール(中瓶)」(600円)と「日本酒(菊水)」(500円)だけ。

 ソフトドリンクは、屋台の外にある自動販売機で売ってるものを、200円で買ってきてね、というすばらしさだ。

Dsc02984b

 最初の注文はビールと餃子に決まっている。

 さっき「一軒家」でキリンをもらったので、ここではアサヒを選択した。

 するとビールと一緒に、餃子のタレを入れるための小皿もやってきた。

Dsc02989b

 ビールを飲みながら待つことしばし、「屋台餃子」もやってきた。

 創業以来、お客の注文を聞いてから、餃子を包み、専用の鉄のフライパンで焼き揚げるのというこの餃子。

 その『焼き揚げる』というのが大きなポイントのようである。

Dsc02988b

 まずは餃子を並べたフライパンに自家製鶏だしスープを少々入れて焼く。

 その後、そこに油を入れて2分間揚げる。

 2分経ったら、油を捨ててさらに焼く。

 こうすることで「安兵衛」ならではの『焼き揚げ餃子』ができあがるそうだ。

 餃子の餡には豚肉、キャベツ、ニラ、ニンニク、ショウガが使われているが、ニラとショウガは高知県産の使っているのも、こだわりの一つなんだそうな。

 パリッとした食感と、中の具材のジューシーさ。美味しいですねぇ、この餃子!

Dsc02992b

 1人前7個の「屋台餃子」でビールを飲み終えて、さぁ、次はどうしよう。

 まだまだ食べたいこの餃子なので、餃子とビールをおかわりする手もあるけど、せっかく初めてやって来たので、他の料理も食べておきたい。

 とは言うものの、他の料理はおでんかラーメンなので、お酒のつまみになるのは、おでんしかないねぇ。

Dsc02991b

 さっそくその「おでん盛合せ」(5~6品で500円)と燗酒を注文すると、「“でんもり”です!」と注文が通され、あっという間に「おでん盛合せ」が出てきた。

 その内容は、大根、ロールキャベツ、すまき、たけのこ、牛すじ、玉子の6品。

 特に、すまき、たけのこが嬉しいなぁ。

Dsc02993b

 「日本酒(菊水)」(500円)の燗酒は、コップで提供される。

Img_6424b

 高知県内のあちこちで日本酒が造られているのに、あえて新潟の「菊水」を採用しているのにも、なにかこだわりがあるのかなぁ?

Dsc02994b

 入ったときはガラガラだった店内も、午後9時を回ったころからお客が増え始め、午後9時半には満席。入れないグループは、屋台の外のビール箱を重ねた立ち飲みコーナーで飲み始めている。

 高知の人たちは、ひとしきり飲んだあとに、ここに『〆の餃子とラーメン』を食べに来るようだ。

 1時間ほど楽しんで、今宵のお勘定は2,100円でした。どうもごちそうさま。

店情報

《令和2(2020)年3月11日(水)の記録》

| | コメント (0)

店情報: 屋台「安兵衛(やすべえ)」(高知)

  • 安兵衛店名: 屋台 安兵衛
  • 電話: 088-873-2773
  • 住所: 780-0843 高知県高知市廿代町4-19
  • 営業: 19:00-03:00(土は19:00-04:00)、日休
  • 場所: JR高知駅から徒歩9分(650m)。とさでん桟橋線・高知橋駅から徒歩4分(300m)。
  • メモ: 昭和45(1970)年創業。公式サイトあり。高知に3店舗(屋台安兵衛、ひろめで安兵衛、いまどき安兵衛)、東京に2店舗(えびすの安兵衛、めぐろの安兵衛)を展開している。
    〔品書き〕屋台餃子(一人前7ヶ入)500。
    《めん(半めんできます)》らーめん600、チャーシューめん1,000、大盛の場合は各+200。
    《おでん》各種一品100より、盛り合わせ500。
    《お飲み物》ビール(中瓶、アサヒ・キリン)600、日本酒(菊水、コップで)500、ソフトドリンク(自動販売機にて)200。(2020年3月調べ)

続きを読む "店情報: 屋台「安兵衛(やすべえ)」(高知)"

| | コメント (0)

たっすいがは、いかん … 高知名物「一軒家(いっけんや)」(高知)

Dsc02976a

 去年、高知の街を歩いていて、「一軒家」という酒場の外観に引かれた。

 その創業は昭和26(1951)年頃というから、創業70年近い老舗酒場である。

Dsc02945a

 「高知名物 一軒家」と書かれた大きな黄色い看板の下には、左右に2枚ののれんが出されていて、左側ののれんの奥が店の入口。右側ののれんの奥は小さな通路になっていて、その通路の左側も入口になっている。

Dsc02977a

 店内は、その両方の入口に面するようにL字カウンター12席。

 この空間を、年配の女性ふたりが切り盛りされている。

 その一角に座り、まずは「ビール(大ビン)」(750円)。キリンとアサヒが選べるところを、キリンをいただいた。

Dsc02981a

 なぜキリンかというと、さっき店の外で見たキリンのポスターに引かれたから。

 「たっすいがは、いかん!」というのは、「弱々しい、手応えのないのはダメ」ということ。つまり「みずっぽい、飲み応えのないビールはダメだ!」ってことを言っているのだ。

 コクと苦みが特徴の「キリンラガー」を前面に打ち出したポスターなんですね。

Dsc02980a

 さて、つまみ。

 店内には定番メニューらしい短冊メニューと、日替りの品らしいホワイトボードメニューの両方がある。

 定番メニューのほうには値段が明記されているが、ホワイトボードメニューには値段は書かれていない。

 大瓶ビールが750円、焼酎や日本酒が450円、焼き鳥が5本600円、お茶漬けも600円というあたりで考えてみると、『大衆酒場』と言えるほどの安さではないようだ。

 焼き鳥が、各種それぞれ5本ずつが1人前になってるのが、ちょっと残念だなぁ。各種盛り合わせて5本、なんてのを作ってくれるといいのに。

Dsc02980aa

 ホワイトボードメニューの一部に、高知ならではの料理名が並んでいるのも面白い。

 「マグロハランボ」のハランボというのは、マグロのお腹の最下部の、脂がのってるあたりの身のこと。

 「フカ鉄干し」は、まるで分らなかったので、その場でスマホで検索したところ、フカ(=サメ)の身を天日干しした、高知を代表する昔ながらの珍味なんだそうな。

 「ニロギ」は、ヒイラギ(オキヒイラギ)という小魚のこと。これも干したものを炙っていただく。

 「沖ウルメ」はニギスという深海魚で、「ホタレ」はカタクチイワシ。松山のほうでは「ホウタレイワシ」と呼ぶんだけど、同じ四国でも呼び名が違いますねぇ。

Dsc02978a

 何をもらおうかと迷ったが、ちょうどカウンター内におでん鍋が置かれていたので、ひとまずそのおでんをもらうことにした。

 店のおばちゃんに、おでん鍋の中の具材を指差しながら、「焼き豆腐と牛すじと、あと、これはフキ?」、「そうです。フキですよ」、「じゃ、そのフキをください」と3品、取ってもらった。

 値段は書かれていないが、のちのお勘定額から逆算すると、この3品で500円だったようだ。安くはないけど、高くもない。

Dsc02968a

 昨夜は地元在住の方に、この近くの土佐料理「こうちや」(→食べログ)に連れて行ってもらった。

 ここでまずいただいた「さば焼き寿司」が旨かった。

 酢めしに焼き鯖をのせた料理なんだけど、下の酢めしも炙られていることがポイントなのだ。

 この「鯖焼き寿司」(800円)は、皿鉢料理に盛り込まれていることも多いんだそうで、ごはん物なんだけど、まず最初にいただくつまみとして好まれているそうだ。

 もうひとつ、この店で面白いのが「四万十青のり天」(550円)。四万十川でとれた青のりの天ぷらだ。

 他の店では、青のりだけをカリッと揚げたものが多いのだが、ここは小麦粉をつなぎに入れて、ねっとり餅々とした食感に仕上げられているのである。

 カウンター席もあって、ひとりでも楽しめそう。ぜひまた行ってみたいです。

Dsc02971a

 今日は今日とて、まずは一昨日も行った「葉牡丹」に向かったわけだが、ここで初めて水曜日が定休日になっていることに気がついた次第です。

 あとで店の公式サイトで確認したところ、去年(2019年)10月から、それまでの年中無休の営業から、水曜定休に変更したそうだ。

 もし入れたら、まず「キリンビール(小瓶)」(290円)でのどをうるおしつつ、「ホルモン煮込み」(200円)に「鰹ハランボ塩焼」(380円)をいただいて、一昨日、となりの常連さんが飲んでいた日本酒「松翁」(200円)の燗酒に移行。

 その後、「鯖寿司」(428円)、「どろめ」(380円)、「酒盗」(238円)などをいただきながら、日本酒に飽きたら栗焼酎「ダバダ火振」(380円)か、高知の純米吟醸焼酎「仙頭」(270円)も飲んでみたいなぁ、なんてことを思っていただけに残念なり。

 そんなわけで、「もし『葉牡丹』がいっぱいで入れなかったら、その次はここ」と決めていた「一軒家」にやって来たのでした。

 実はもう1軒、行ってみたい酒場があるので、そっちにも行ってみましょうかね。

 さっくりと45分ほどの滞在。「一軒家」のお勘定は1,250円でした。どうもごちそうさま。

店情報

《令和2(2020)年3月11日(水)の記録》

| | コメント (0)

店情報: 高知名物「一軒家(いっけんや)」(高知)

  • 一軒家店名: 一軒家
  • 電話: 088-823-7266
  • 住所: 780-0842 高知県高知市追手筋1-7-6
  • 営業: 17:00-23:00(22:30LO)、日休(年末年始も休)
  • 場所: JR高知駅から徒歩11分(850m)。とさでん桟橋線・蓮池町通はすいけまちどおり駅から徒歩4分(350m)。
  • メモ: 公式サイトあり。
    〔定番の短冊メニュー〕焼酎(芋、麦、そば)450、ウイスキー(水わり、ロック、ハイボール)500、日本酒450、ビール(大ビン)750、生ビール(大)850・(中)600・(小)450、鳥の足(親鳥)650、鳥の足(若鳥)650、とり唐揚げ650、とり串5本600、砂肝5本600、とりレバー3本450、カキフライ5本600、エビフライ5本600、キスフライ5本600、串カツ5本600、野菜串焼350、野菜串フライ350、焼めし750、お茶漬600、ぞうすい750。
    〔日替りのホワイトボードメニュー(2020年3月11日の例)〕おでん色々、マグロハランボ、マグロすきみ、マグロ山かけ、湯ドーフ、とり皮串焼、とり軟骨串焼、山芋スタミナ焼、山芋スタミナ焼納豆入り、山芋天ぷら、野菜天ぷら、こんにゃく刺身、納豆、漬物、ししゃも、塩サバ、フカ鉄干し、ニロギ、ぶりかま塩焼、沖ウルメ、ホタレ、卵焼、しいたけ焼、生野菜サラダ、らっきょう、トマト、山芋酢物。(2020年3月調べ)

続きを読む "店情報: 高知名物「一軒家(いっけんや)」(高知)"

| | コメント (0)

1年ぶり2度めの訪問 … 居酒屋「葉牡丹(はぼたん)」(高知)

Dsc02896b

 岡山駅近くの大衆食堂「ことぶき」での昼飲みを終えて、岡山駅から高知行き特急「南風なんぷう」に乗り込んだ。

 ここから高知までが特急で2時間半ほど。終点が高知なので乗り越す心配もない。

 心地よい酔いに身をまかせて、ウトウトしながら行きますかね。

Dsc02900b

 瀬戸大橋を渡った特急「南風」は、丸亀、善通寺、琴平などを通って山間部へと入っていく。ここらが讃岐山脈の最西端あたりである。

 岡山を出てから1時間ちょっと経ったところで、讃岐山脈を抜け、四国三郎しこくさぶろうの異名を持つ吉野川を渡る。

 ここが吉野川に沿って東西に長い徳島平野の西の端っこである。

Dsc02906b

 これまで西から東へと流れていた吉野川も、これより上流は90度流れを変えて、四国山地の奥のほう、小歩危こぼけ大歩危おおぼけの渓谷を通りながら、その源流へと向かうのである。

 特急「南風」も、その吉野川の源流に向かって四国山地を奥へと進み、高知県へと入るのだ。

Dsc02912b

 高知駅に到着すると、クジラの尻尾をかたどった大きなオブジェが我われを『歓鯨かんげい』してくれる。

 駅近くのホテルに荷物を置いたら、さっそく高知の酒場に突撃だ!

Dsc02916b

 やって来たのは路面電車(とさでん)・堀詰ほりづめ駅のすぐ近くにある、昭和27(1952)年創業の老舗酒場「葉牡丹」。

 去年に続き、1年ぶり2度めの訪問である。

Dsc02917b

 午前11時から午後11時までの12時間営業。

 ここもまた、昼前から飲める酒場なのである。

 去年2月に来たときは年中無休だったんだけど、その後、去年(2019年)の10月から、水曜日が定休日になったそうだ。

Dsc02919b

 この店のメニューは、数えきれないぐらい多いんだけど、店頭に出されているメニューは「かつおたたき」(1,000円、以下すべて税別表記)、「鰹刺身」(1,000円)、「ウツボ唐揚げ」(750円)、「親鳥足」(514円)、「若鳥足」(580円)、「土手焼」(457円)、「串焼盛合」(476円)、「若鳥串焼」(323円)、「豚なん骨串焼」(333円)、「串フライ盛合」(266円)、「特製ぎょうざ」(285円)、「ホルモン煮込み」(200円)の12品とシンプル。

 店頭にデカデカと出しているということは、これらが「葉牡丹」のおすすめ料理なんだろうなぁ。

 「鰹たたき」や「鰹刺身」は、それぞれ1,000円か。去年のブログでも書いたけど、高知名物の鰹は、高知で食べると意外と高いのだ。

 鰹を食べ慣れてる人が多いから、値の張る、いいものしか出せないのかもしれないなぁ。

Dsc02920b

 入口引き戸をヨイショと開けて、「ひとりです」と店内へ。

 「お好きなところへどうぞ」と、入口を入ってすぐの変形L字カウンター(14席)を指し示してくれる。

 とはいうものの、テレビが見えるカウンターの奥側の席には、すでにずらりと常連さんらしきおじさんたちが、ぎっしりと座っているので、空いている手前側、それも一番右の、変形L字カウンター端っこの壁際の席に座り、まずは「キリンビール(中瓶)」(500円)をもらった。

 店内はコのカウンター席の他、テーブル席や座敷席、個室もあって、全150席と大きい。

Dsc02921b

 ビールを飲みながら、改めてメニューを確認する。

 ふと横の壁を見ると、そこに「葉牡丹鍋」(952円)の短冊メニューがあったので、これをもらうことにした。

Dsc02923b

 その「葉牡丹鍋」のできあがりを待つ間のつまみとして、「酒盗しゅとう」(238円)も注文。

 この店は「お通し」はないので、それに代わる、すぐに出てくる料理を注文しておくのがいいようだ。

Dsc02925b

 それほど待たずに「葉牡丹鍋」もやってきた。

Dsc02932b

 「葉牡丹鍋」は、具材がいろいろ入った寄せ鍋だ。

 この店には、この「葉牡丹鍋」とは別に、昨年いただいた「寄せ鍋」もある。

 ひとりでも鍋がつつけるのがいいですよね。

Dsc02930b

 中瓶ビールを飲み切った後は、去年いただいて美味しかった土佐の地酒、「桂月けいげつ」(270円)を燗酒で注文。

「カウンターの奥のほうが空きましたけど、移りますか」

 と声をかけていただいたが、ここはここで、焼き鳥を焼く様子が見えたりして楽しいので、「ありがとうございます。ここのままでかまいません」とお断りした。

 先に書いたとおり、カウンターの奥のほうはテレビが近くにあるので、ひとり客に人気があるようだ。(カウンター手前側に座っている私の場所からは、テレビは見えません。)

Dsc02934b

 鍋の具材を食べ終えて、店のおねえさんに、「これで雑炊を作ってもらうことはできるんですか?」と聞いてみると、おねえさんが厨房に確認しに行ってくれた。

 メニューには書かれていないし、わざわざ厨房まで聞きに行ってくれるということは、普段はそういう注文をする人はいないんだろうな。お手数をおかけいたしました。

 戻ってきたおねえさんから「できるそうです」という回答が得られたので、さっそく雑炊にしてもらって、燗酒もおかわりした。

(お勘定のときにもらったレシートによると、この「雑炊セット」は476円でした。)

Dsc02937b

 近くの席に座った常連さんから、高知の酒場の話を伺ったりしながら2時間ほど楽しんで、今夜のお勘定は2,976円でした。どうもごちそさま。

店情報前回

《令和2(2020)年3月9日(月)の記録》

| | コメント (0)

朝から飲める駅近老舗 … 大衆食堂「ことぶき」(岡山)

Dsc02894a

 四国への移動の途中、岡山駅で途中下車して昼食である。

 というか、あえて午前11時ごろに岡山駅に着く新幹線を選んで、岡山での昼飲みを目的としてやってきたのだ。

 これまでも岡山駅で新幹線と在来線特急との乗り換えをしたことは何度もあるが、岡山駅で途中下車して、岡山市内で食事をするのは今回が初めてだ。

 岡山駅近辺の飲食店に関する事前知識はなかったので、今回も事前にネット情報を検索して店を選んだ。

 夕方以降であれば、酒場もいろいろとあるんだろうが、昼めし時となると、検索のポイントは大衆食堂だ。

 メニューや店内の写真などをネットで確認しながら、第一候補として選んだのは岡山駅からもほど近いところにある、大衆食堂「ことぶき」である。

Dsc02861a

 岡山駅の東口(正面口)のエスカレーターを降りて左に進み、桃太郎の像を回り込むように広い車道方面に進むと、信号交差点の左前方に見えるアーケード商店街が、岡山駅前商店街だ。

Dsc02862a

 目指す大衆食堂「ことぶき」は、この商店街の中を80メートルほど進んだ先、右手にあるはず。

Dsc02893a

 平日の昼前ということもあってか、アーケード商店街の中は人もまばら。

 「自転車に乗らんでな~」という看板があるが、普通に自転車も走れるぐらいいている(爆)。

 岡山一の繁華街は、駅から1キロほど離れたところにある表町おもてちょうらしいので、駅近くのこのあたりは、商店街と言えども、わりと静かなのかもしれないですね。

Dsc02863a

 おぉ~、あった。ここだ。「ことぶき」

 ここだけがポツンと取り残されたような昭和感がいいではありませんか。

 この店の営業時間は朝9時から、夕方6時までの9時間。朝から飲めるけど、閉店時刻が早いなぁ。

Dsc02865a

 店頭の食品サンプルもいいですねぇ。

 もっとも高い「オムライス」や「かつ丼」などが600円と値段も昭和だ。

Dsc02867a

 あとは席がいてるかどうかだけが問題だ。

 入口扉を押して「こんにちは」と店内に入った。

Dsc02870a

 ありゃま。午前11時過ぎのこの時間帯、先客は無し。

 奥に向かって長い店内は、入口の左手壁際に2人用のテーブルが3卓、右手壁際には4人用のテーブルが4卓並んでいて、すべての席に客が座れば22人が入れる。

 「いらっしゃい」と迎えてくれたおばちゃんが、「お好きなところへどうぞ」と言ってくれたので、入ってすぐ右手の4人用テーブルに座った。

Dsc02868a

 なぜこの席かというと、すぐ横(入口を入るとすぐ左手)に、おかずの陳列ケースがあるから。

 ネットで検索していたときに、この陳列ケースに並ぶ料理の存在が、この店を選ぶ決め手となったのでした。

 呉の「森田食堂」、「くわだ食堂」、「寿食堂」にしても、福山の「自由軒」にしても、私が好きな西日本の大衆酒場には、好きなものを自由に取っていける陳列ケースが存在しているのである。

Dsc02869a

 お茶を持ってきてくれたおばちゃんに、まずは「ビール大」(650円)を注文すると、すぐにキリンラガービール大瓶を出してくれた。

Dsc02873a

 飲みもののメニューは、「ビール大」(650円)、「ビール小」(450円)、「酒」(350円)の3種だけとシンプルだが、呑兵衛にとってはこれで十分だ。

 「焼酎」もあるといいんだけど、ぜいたくは言うまい。

Dsc02871a

 つまみには、陳列ケースに並んでいた「おでん」を取ってくると、おばちゃんが電子レンジで温め直してくれて、練り辛子を添えて出してくれた。

 陳列ケースに並ぶ料理には値段表記はないが、まぁ、ビックリするほど高いことはないだろう。

Dsc02872a

 卓上に置かれている料理のメニューは、店頭にあった食品サンプルとほぼ同じ内容だ。

 丼ものや、うどん、そば、カレーライス、チキンライス、オムライスなどの丼ひとつ、皿1枚で完結するような料理ばかりで、定食類はない。

 また、つまみになるような一品料理も、メニューには並んでいない。

 おかず(つまみ)は陳列ケースから取ってきて、それとはべつに主食としてごはんや丼ものなどを選ぶということのようだ。

Dsc02876a

 おでんで大瓶ビールを飲んだあと、2品めの料理を選びに行く。

 煮魚が2種類あるので、おばちゃんに魚の種類をたずねると、「赤魚とカレイです」と教えてくれた。

 「カレイ」のほうを選び、おばちゃんに温めてもらった。

Dsc02877a

 そして飲みものは「酒」(350円)。かんをつけてもらった。

 日本酒の銘柄は、岡山は藤田酒造の「金光賀眞こんこうかしん」のようだ。

Dsc02884a

 3品めのつまみは「アサリ煮」。結果的に、これが爆発的にうまかった。

 アサリがむき身になってるのも食べやすいし、アサリのみならず、汁の味がこれまたすばらしい!

 お酒のつまみとしてはもちろん、ごはんにのせたり、「焼飯」(550円)にのせたりして食べてもうまいだろうなぁ。

Dsc02885a

 当然のように燗酒もおかわりである。

Dsc02887a

 正午を回ったぐらいからお客さんが入り始め、12時20分ごろには、各テーブルにお客さんがいる状態になった。

 それでも相席の人はいないので、ゆったりとした感じ。

 予想どおり、常連のお客さんたちは入口の陳列ケースから何品かの料理を取って席に着き、ごはんとみそ汁をもらって、定食のようにして食べてました。

 スーツのおじさんが注文した「オムライス」(600円)も美味しそうだったなぁ。

Dsc02864a

 午後1時前まで、2時間近く楽しんで、お勘定は2,200円なり。

 飲みものは値段がわかってるので、それを差し引いてみると、「おでん(盛り合わせ)」、「カレイ煮付け」、「アサリ煮付け」の3品で850円だ。

 平均すると1品283円。

 ザクっと予想してみると、「おでん(盛り合わせ)」が450円、「カレイ煮付け」と「アサリ煮付け」が共に200円といったところかなぁ。

 『ビックリするほど高いことはないだろう』と思いながら食べてましたが、逆に安いことに驚きました。

 いやいや大満足。どうもごちそうさま。

 さぁ、四国に向かうぞ!

店情報

《令和2(2020)年3月9日(月)の記録》

| | コメント (0)

店情報: 大衆食堂「ことぶき」(岡山)

  • ことぶき食堂店名: 大衆食堂ことぶき(ことぶき食堂)
  • 電話: 086-223-0571
  • 住所: 700-0023 岡山県岡山市北区駅前町1-1-10
  • 営業: 09:00-18:00、木休
  • 場所: 岡山駅前駅東口から徒歩3分(180m)。岡山駅東口(正面口)を出て、正面左手に見えるアーケード商店街(岡山駅前商店街)を進むこと約1分(80m)、右手。
  • メモ: 昭和37(1962)年創業。4人席×4、2人席×3の合計22席。予約不可、カード不可。国産米使用。
    以下は、店頭及び店内にあるメニューだが、これ以外に入口を入ってすぐ左手に、一品料理が並ぶ陳列ケースがあり、その中から好きな料理を取ってくることができる。
    〔メニュー〕かつ丼600、他人丼600、肉丼550、親子丼550、玉子丼550、焼飯550、カレーライス550、チキンライス550、オムライス600、スパゲェティー500、ハムエッグ450、オムレツ450、中華そば450、焼そば500、肉うどん500、玉子うどん450、きつねうどん450、親子うどん500、かやくうどん400、カレーうどん500、鍋焼うどん550、野菜サラダ450、ざるそば500、御飯(大)220・(中)170・(小)120、お汁120。。
    〔飲みもの〕ビール(大)650・(小)450、酒350。(2020年3月調べ)

続きを読む "店情報: 大衆食堂「ことぶき」(岡山)"

| | コメント (0)

商店街を散策してから … 居酒屋「ペルル」(鷺ノ宮)

Dsc02827b

 野方「すっぴん酒場」を出て、ひとりで都立家政方面へと向かいながら、2軒めの酒場を探す。

 いつもは『横に倒したハシゴ酒』ということで、1日1軒ずつ、その代わりに月~金の間、ほぼ毎日飲むという飲み方を続けているのだが、今日は金曜日。

 もう1軒ぐらい寄って帰ろうかと思っているのだ。

 都立家政商店街の南の端のほうにあるのが、「鳥八」だ。

 焼鳥屋のような店名だけど、ここは『活魚・うなぎ』が看板メニュー。

 店頭に掲示されている品書きによると、今日は「くじら刺」(1,000円)、「ほうぼう昆布〆」(890円)、「ほたるいか」(800円)、「まて貝」(880円)、「新めかぶポンズ」(450円)、「山うど」(450円)などがあるようだ。

 もちろん看板メニューのひとつ、「愛知三河一色産 うな重(大)吸物・上新香付き」(3,500円)もある。

Dsc02828b

 都立家政商店街に沿って、さらに北上すると「魚がし寿司」。

 以前は、いま「もつ焼 ふじ井」があるところで営業していたが、10年前(2010年)に現在の場所に移転した。

Dsc02829b

 握りずしは1個100円からで、セットは並600円、中800円、上1,100円、特上1,500円とリーズナブル。

 日々の仕入れは店の公式twitterでも知らせてくれる。

Dsc02830b

 さらに北上し、西武新宿線の踏切を渡ると、右手にあるのが博多ラーメンの「ばりこて」だ。

 ちょっとしたつまみで飲んで、〆にラーメンという楽しみ方ができる、私がもっとも好きなラーメン屋である。

 この数日後に、3月いっぱいで「ばりこて」が閉店することを知ってショックを受けることになる。

Dsc02832b

 そして「竹よし」。

 実はさっき「すっぴん酒場」で飲んでるときに、ちくちゃんもやってきて、「竹よし」マスターが倒れたという話を伺ったばかり。

Dsc02833b

 その店頭には、ちくちゃんが貼り出してくれた、『体調不良のため、本日、休ませて頂きます』という紙が掲示されている。

 残念ながら、このあと「竹よし」が再開することはなく、このまま閉店することとなりました。詳細はちくちゃんの「竹よし便り」をご覧ください。

 今後の「竹よし」マスターの快復をお祈りいたします。

Dsc02837b

 さらに鷺ノ宮まで歩いて、居酒屋「ペルル」にやってきた。

 実は西武新宿線の高田馬場から田無までの16駅間の累計駅間距離は15.6キロ。1駅同士の間が平均すると1キロもないのだ。

 特に野方~都立家政は0.9キロ、都立家政~鷺ノ宮は0.5キロと、3駅間が1.4キロしかないから、普通に歩ける距離なのだ。

 この都立家政~鷺ノ宮は0.5キロというのは、西武新宿線全体で見ても、もっとも短い駅間距離である。

Dsc02838b

 「ペルル」に来ると飲むものは決まっている。

 ボトルキープしているブラック・ニッカを出してもらって、水割りセット(水と氷、600円)で、ウイスキーの水割りをいただくのだ。

 この水と氷はおかわり自由なので、ボトルが続く限り600円だけで飲むことができる。

 ハイボール(炭酸割り)で飲みたい場合には、別途、炭酸水(300円だったかな?)をもらって、それで割ることになる。

 ボトルキープしてない場合でも、1杯1杯の料金がそれほど高くないのでご心配なく。

Dsc02839b

 他の常連さんたちといろんな話をしているうちに、先日、ミャンマーのそば焼酎を飲んだという話になったところ、「うちにもあるよ、ミャンマーのそば焼酎」と出してくれて、ワンショット飲ませてくれた。ありがとうございます。

Dsc02844b

 つまみには「オイルサーディン」(500円)をいただく。

 ちょっと温めると、より美味しくなるんですよねぇ、「オイルサーディン」。

 これは本当にいいつまみだ。

Dsc02846b

 みんなと話しながら、ダラダラと飲みながら、「富乃宝山生チョコレート」のおすそ分けもいただいた。

Dsc02848b

 閉店時刻(午後11時半)の直前まで、2時間ほど楽しんで、今夜のお勘定は1,100円でした。どうもごちそうさま。

店情報前回

《令和2(2020)年3月6日(金)の記録》

続きを読む "商店街を散策してから … 居酒屋「ペルル」(鷺ノ宮)"

| | コメント (0)

宇ち入り話をつまみに … やきとん「すっぴん酒場」(野方)

Dsc02809a

 企業などに勤めている人が毎年与えられる年次有給休暇。

 2019年4月からの働き方改革関連法案施行に伴って、年10日以上の年次有給休暇が付与される従業員について、企業は年5日の年次有給休暇を確実に取得させることが義務化された。

 多くの企業では、年次有給休暇の期間が4月から翌年3月までの1年間なので、3月が最後の月。これまでに5日間の休暇が取れてない人は、ここで絶対に取らなければならないことになるのだ。

 その有給休暇の日数消化のために、近所の飲み仲間である直ちゃんとミッチーが午後半休を取って、『宇ち入り』するとのこと。(『宇ち入り』:立石「宇ち多゛」で飲むことを言う。)

「よければ一緒にどうですか?」

 と誘っていただいたのだが、残念ながら半休が取れそうになかったので、

「『宇ち入り』はできそうにないけど、二次会以降、地元酒場で合流しましょう。立石で盛り上がった場合には、そちらを優先してもらってかまいませんからね」と返信。

 すると午後5時過ぎに、「『宇ち入り』終了。これから野方『すっぴん酒場』に向かいます」という連絡が入った。

 私は、いつもは高円寺駅からトコトコと歩いて野方に行くのだが、今日は少しでも早く野方に着くように、中野駅前から野方行きの路線バスに乗り込んだ。

 「すっぴん酒場」に到着したのは午後6時半。頑張ったんだけれど、いつもの到着時間とあまり変わらなかった(爆)。

Dsc02810a

 直ちゃんとミッチーも、ついさっき到着したところらしく、ちょうど最初の飲みものが出てきたところ。

 私も追いかけるように「黒ホッピー」(セットで450円)をもらい、乾杯である。

Dsc02811a

 すぐに出される「お通し」(150円)は定番の大根、キュウリ、カブのお新香。

Dsc02813a

 焼きものの1本めは「れば」(100円)。

 ここ「すっぴん酒場」では、味付けは指定しない客が多い。

 私もいつも指定せずに注文しているが、その場合、「れば」は必ずタレ焼きで出してくれる。

Dsc02814a

 2本めは「ちれ」(100円)。プニュプニュとした食感の脾臓ひぞうである。これは塩焼きで。

 実はチレは、ここ「すっぴん酒場」に出会うまでは、あまり好きな部位ではなかった。

 そのプニプニ、フニュフニュとした食感がいかにも頼りなく、しかも味わいにもあまりコクがない(ように思えていた)。

 あえてチレを注文しなくても、他にも美味しい部位はたくさんあるので、チレを注文することは、ほとんどなくなっていたのでした。

 ところが、ここ「すっぴん酒場」に来るようになって、多くの常連さんが「ちれ」を注文するので、あるとき私も「ちれ」を注文してみた。(→その時のブログ記事

 すると、これが旨かったのである。

 他の店より小さめにカットしているチレ。これをこの店では『よく焼き』気味に焼き上げてくれるのだ。

 それまであまり感じることがなかった強いコクが感じられる秘密は、チレとチレとの間に挟まれている網脂あみあぶらの存在にある。

 この網脂が、チレのコクを増幅してくれているのだ。

 実は店主・徳宿克治(とくしゅく・かつじ)さんは洋食屋出身。その後、もつ好きが高じて、もつ焼きの道に転向されたのだ。

 チレをカットする大きさ。間に網脂を挟むこと。これらは洋食屋時代につちかわれた独自のセンスなのかもしれませんね。

Dsc02815a

 3本めは名物「しろ」(100円)。これはタレ焼きで。

 「しろ」は『中野の逸品グランプリ』にも選ばれた逸品である。

 「すっぴん酒場」の、もつ焼きのことばかり書いているが、店内での我われ3人の話題は、もちろん今日の『宇ち入り』のこと。

 行列の度合いから、何を食べたかということを、お二人からあれこれと伺う。

 本来、酒場の話題として、他の酒場のことを話すのはご法度はっと。特に、もつ焼き屋で、他のもつ焼き屋の話をするなんて……。

 3人とも、ここ「すっぴん酒場」の常連なので、今日だけは許していただきましょう。

Dsc02816a

 「さがり」(100円)が今日の4本め。塩焼きで。

 これは横隔膜の肉なので、モツの中では肉に近い部位である。

Dsc02818a

 5本めの「かしら」(100円)も、豚の頭部の肉なので、これまた肉と言っていい部位。脂分が多いのが特徴だ。これも塩焼きで。

Dsc02822a

 ソト1・ナカ4の4杯めとなる「ナカ」(250円)をもらったところで、〆の1品、「しょうがみょうが」(200円)を注文した。

 「しょうがみょうが」はその名のとおり、生姜しょうが茗荷みょうがを豚バラ肉で巻いて串に刺し、炭火で焼き上げた一品。

Dsc02823a

 串に刺されている6個すべてに生姜と茗荷が入っているのではなくて、串の先っぽから順番に、生姜、生姜、生姜、4つめに茗荷、そして生姜、生姜と並んでいる。

 6個のうちの5個が生姜巻きで、先っぽから4つめの1個だけが茗荷巻きなのである。

 「しょうがみょうが」を食べるときは、4個目の茗荷の味わいに注目してみてください。

Dsc02824a

 直ちゃんとミッチーのお二人には、『宇ち入り』の後なのに、2時間半もたっぷりと付き合っていただいてしまった。

 そろそろお開きにしましょう。

 品物と引き換え払い(キャッシュ・オン・デリバリー)での支払総額は、2,050円でした。どうもごちそうさま。

店情報前回

《令和2(2020)年3月6日(金)の記録》

続きを読む "宇ち入り話をつまみに … やきとん「すっぴん酒場」(野方)"

| | コメント (0)

刺身盛合せが380円 … 焼鳥「川名(かわな)」(阿佐ヶ谷)

Dsc02790a

 阿佐ヶ谷駅北口から、旧・中杉通り(松山通り)に沿って歩くこと約8分(600mほど)の商店街の中に焼鳥「川名」がある。

 「川名」の創業は昭和46(1971)年(来年で創業50年)。もとは肉の卸をされていた店主・川名茂さんが始めた焼鳥店だ。

 店内はカウンター7席、4人用テーブル×3卓、そして奥の小上がりに4人用座卓×4卓の合計35席。

 さらに店頭では持ち帰り用の焼鳥の販売も行っており、そのすべてを店主とエミさんのお二人で切り盛りされている。

Dsc02792a

 まずは「赤ホッピー」(380円、以下すべて税別表記)を注文すると、サービスで出されるお通しはオレンジ2切れ。

 「川名」のお通しは必ずフルーツなのだ。

 「赤ホッピー」というのは、通常のホッピー、いわゆる白ホッピーのこと。

 通常のホッピーは王冠の色が赤、黒ホッピーは王冠の色が黒なので、この店ではその王冠の色によって、「赤ホッピー」「黒ホッピー」と呼び分けているのだ。

Dsc02793a

 さてつまみ。カウンター内の壁、中央部に掲げられている手書きのホワイトボードメニューを確認する。

 ここに日替りのオススメ料理が書き出されていて、売り切れると消されていく。

Dsc02795a

 そんな中から「刺身盛合せ」(380円)を注文すると、「刺身盛合せ」はそれで売り切れとなり、代わりに「昆布しめさば」(380円)が書き出された。

 「刺身盛合せ」が380円というのも「川名」ならではの価格だが、そこにもまたフルーツが盛り合されているのも「川名」流だ。

Dsc02796a

 と、そこへ。店主が「これ、食べてよ」と出してくれたのは、大人のこぶしぐらいの大きさのクリガニである。

「えっ! いいんですか!?」

 驚いて確認すると、

「今日のオススメ料理にしようと3匹仕入れたんだけど、中がスカスカで出さなかったんですよ。これだけが、スカスカの中でもかろうじて身が入ってるから、良かったら食べて」と店主。

 なるほどなぁ。そんなこともあるんですねぇ。

Dsc02797a

 パカッと甲羅こうらを開けてみると、たしかに身がギッシリという感じではない。

 でもそれぞれの足や爪の中には、キッチリと身が詰まっているので、これはこれで美味しいぞ!

Dsc02800a

 「焼酎のみ(ナカ)」(340円)をもらうと共に、つまみには「豚ガツ酢」(280円)を注文。

 「川名」のジョッキは大きいので、ホッピーもソト1・ナカ2ぐらいでいただくと、それでけっこう効くのである。

 「焼酎のみ(ナカ)」は、継ぎ足しではなくて、新しいジョッキで出してくれる。

 氷なしのホッピーが好きな人は、氷なしも選ぶことができる。

 「豚ガツ酢」は、ゆで冷ました豚ガツ(胃袋)を細かく切って酢醤油をかけ、刻み白ネギをトッピングしたもの。

 クセがない豚ガツは、モツが好きじゃない人でも食べることができる一品だ。

Dsc02804a

 その「豚ガツ酢」を食べ終えたところで、「だしきのこ煮」(220円)を追加注文した。

Dsc02805a

 上にのせられているとろろ昆布を、ちょっとずらしてみると、その下にはエノキダケがたっぷり。

 ブナシメジ、ナメコなどの食感を楽しみながら美味しくいただきました。

Dsc02807a

 「だしきのこ煮」を食べ終えるころ、店主がサービスで「みたらし餅」を配ってくれた。

 店主はとにかく『お客さんが喜ぶ』ということが大好き。

 何か出せるものがあると、すぐに、それが好きそうな常連さんたちに出してくれるのだ。

 ぜひ何度か通って、自分がどんなものが好きなのかということを、店主に覚えてもらってください。

Dsc02808a

 2時間ほどの『酒場浴』。席料100円と消費税が加わって、今日のお勘定は1,870円でした。どうもとちそうさま。

店情報前回

《令和2(2020)年3月5日(木)の記録》

続きを読む "刺身盛合せが380円 … 焼鳥「川名(かわな)」(阿佐ヶ谷)"

| | コメント (0)

青森海産加工品と地酒 … 立ち呑み「ほんずなし」(高円寺)

Dsc02779a

 先週の横浜方面に続いて、今週前半の埼玉方面での仕事を終え、今日以降の週後半は都内の事務所で通常の勤務である。

 となると仕事帰りには、やっぱり近くの行きつけの酒場でくつろぎたい。

 仕事帰りに行く酒場は、ほとんどの場合、帰りの電車の中で決める。

 つまり、考え始めるときには、すでに四ツ谷からJR中央線の下り電車に乗った後ので、行き先は自然と中野、高円寺、阿佐ヶ谷、荻窪、西荻窪あたりになってしまうのだ。(それより遠いと、飲んだあとまた電車に乗って帰ってくるのがしんどい。)

 そんなわけで、そのあたりの酒場で飲む機会が多くなってるんですねぇ。

 電車に揺られながら考えて、今日は、ここしばらく行けていない、高円寺の「ほんずなし」に行ってみることにした。

 平成29(2017)年4月1日にオープンした「ほんずなし」は、創業3年とまだ若い立ち飲み屋だが、青森の海産加工品や地酒などを提供することで、青森出身者を中心とした幅広い年代の客層に支持されている。

 しかしながら、青森出身者じゃない私たちも、普通に受け入れられ、普通に楽しめるし、厨房で美味しい青森料理を作ってくれている菅原さんも、実は福島出身だ。

 それがなんであれ、『うちはこういう酒場ですよ』という、『ぶれない芯』が一本通っていることが、いい酒場のひとつの条件なんだろうなぁ。

 「ほんずなし」の場合、その『ぶれない芯』が「青森の海産加工品と地酒」なのである。

 今日もまずは平日(月~金)だけの「得得セット」(550円)を、「ホッピーセット(白)」(単品なら500円)と「っこちゃん」(単品なら300円)の組み合わせでもらってスタートした。

Dsc02778a

 「子っこちゃん」は、青森の海産加工品会社・ヤマモト食品の製品で、ししゃもの卵、バラ数の子、スルメ、昆布、緑豆はるさめの醤油漬である。

 痛風には悪そうなこの食品が、お酒のつまみとしては抜群なのである。

 これに限らず、あん肝、レバー、モツ、白子、牛肉ヒレ、ロース、えび、かにみそなど、『痛風の人は控えましょう』という食品はどれも、酒のつまみとして最適なものばかりなのだ。

 ちなみにここ「ほんずなし」は、ヤマモト食品の子会社が経営している酒場なので、同社の海産加工品はずらりとそろっている。

 熱々ごはんの上に、これらの海産加工品がどっさりとのった「てんこ盛り丼」(550円、あたま大盛り+200円、ごはん大盛り+150円)も、この店の名物料理のひとつである。

Dsc02781a

 「ナカ」(180円)をもらって、2品めのつまみとして「焼き大角天だいかくてん」(200円)を注文。

 大角天は、青森の「生姜味噌おでん」に欠かせない具材で、大きく、四角く、平べったく仕上げた天ぷら(さつま揚げ)なので、大角天と名付けられたらしい。

 「ほんずなし」での「生姜味噌おでん」の提供は2月末に終了したが、その具材だった大角天は、数量限定(なくなり仕舞)ながら、今も「焼き大角天」としていただくことができるのだ。

 そんな「焼き大角天」は、大角天を食べやすい大きさにカットしたあと焼いて、おろし生姜を添えて出してくれる。

Dsc02785a

 今日の日替りメニューの中に「肉じゃが」(440円)があったので、それを注文して3杯めとなる「ナカ」をもらう。

 この店で「肉じゃが」が出るのは、私が知る限り初めて。

 今日は外も雨模様だし、最高気温10℃と、昨日の最高気温18℃から打って変わって寒い1日だった。

 こんなときには、温かい煮物がいいよねぇ。

 私自身は、ホッピー好きなので、この店でもいつもホッピーを飲んでいるが、最初に書いたとおり、この店の『ぶれない芯』は「青森の海産加工品と地酒」。

 青森の地酒も充実していて、それを冷酒や燗酒で楽しむことができるのだ。

 ここに来るお客さんの多くも、青森の地酒を注文している。

 最後にもう1杯、ソト1・ナカ4の4杯めとなる「ナカ」をもらって、2時間ほどの立ち飲みタイム。

 前回のレシートに印刷された「またこいへ100円引きクーポン」を使って、今夜のお勘定は1,630円でした。どうもごちそうさま。

店情報前回

《令和2(2020)年3月4日(水)の記録》

続きを読む "青森海産加工品と地酒 … 立ち呑み「ほんずなし」(高円寺)"

| | コメント (0)

外勤の帰りに途中下車 … 鯉とうなぎの「まるます家」(赤羽)

Dsc02775a

 昨日の本庄に続いて、今日は東浦和。ここも初訪問の地域でした。

 そんな東浦和で仕事を終えると、電車で30分もかからず赤羽に到着。

 同行のAさんと二人で向かうは、鯉とうなぎの「まるます家」である。

Dsc02759a

 まずは『ジャン酎』こと、「ジャンボ酎ハイ」(ハイリキプレーン1リットル瓶[アルコール分7%]、1,100円)をもらって乾杯である。

 Aさんと「まるます家」に来たのは、昨年末に続いて2度め。

 その時は、「鯉あらい」(400円)、「いかのげそ天」(350円)、「なまずから揚」(600円)、「まぐろ中トロぶつ切」(600円)、「どじょうとぢ」(750円)、「うなぎカブト焼」(2本300円)、「白菜漬け切り落とし」(100円)、「里いもから揚」(350円)、「たぬき豆腐」(500円)といった、この店の名物的な品々をいただいた。

 しかしながら、これだけ色々いただいても、まだまだこの店の名物料理は尽きない。

 今日はできるだけ前回と重ならないような料理を注文した。

Dsc02761a

 前回、『あらい』でいただいた鯉は、今回は「鯉生刺」(600円)で出してもらった。

 文字どおり、スッと引いただけの鯉の刺身である。これをおろしニンニクと、おろしショウガが入った醤油でいただく。

 「まるます家」の鯉は、佐久(長野県)で養殖されたものだそうだが、まったく臭みがないのが大きな特徴。刺身でいただくと、それがとてもよくわかる。

 この刺身であれば、ニンニク・ショウガ醤油じゃなくて、普通の醤油でも大丈夫だと思う。

 しばらく食べてないけれど、「鯉うま煮」(800円)も旨いんだよねぇ。

Dsc02763a

 「牛すじ煮込み」(450円)。今日はどういうわけだか「牛すじ煮込み」の注文が多くて、我われが座っているカウンターでは、ほとんどの客が「牛すじ煮込み」をもらっている。(といっても二人客が多いので、二人にひとつずつぐらいではあるが……。)

 旨みがとても強いのが「牛すじ煮込み」のいいところだ。

 多くのお客さんが訪れるからか、七味唐辛子の鮮度がものすごく良くて、香りが高いのもいいね!

Dsc02764a

 「とり皮ポンズ」(350円)。先日、ひとりで博多出張に行ってきたAさんが、「博多の『酢モツ』が美味しかった」と言うもんだから、それに近いものをと注文した一品。

 これはこれで美味しいんだけど、博多の『酢モツ』とはちょっと違ってましたねぇ。残念。

Dsc02765a

 これまた「まるます家」の大名物、「手造りメンチかつ」(650円)だ。

 ドーンと大きいのが「まるます家」の「手造りメンチかつ」の人気の理由です。

Dsc02766a

 満を持しての「名物スッポン鍋」(850円)である。

 スッポン鍋が千円未満で食べられる店。私は他には知りません!

Dsc02767a

 ん~~~。今日のスッポン鍋もうまいですねぇ。

 一人で来て、スッポン鍋を注文し、鍋の後のスッポン雑炊まで進むと、それだけでもう満腹になるほど。量もしっかりとしているのだ。

Dsc02768a

 と、そこへ出てきた『いる人ぉ~っ?』の一品は、「ウドとフキノトウの天ぷら」だ。

 『いる人ぉ~っ?』の一品というのは、料理が先にできてきて、それを店のおねえさんが手に持って、『いる人ぉ~っ?』とお客さんたちに聞いてくれるのだ。

 この『いる人ぉ~っ?』の一品は、おすすめ料理が多いので、この声が聞こえたら、すかさず手を挙げることが大切です。

 『いる人ぉ~っ?』の一品は、2~3人分しかないことが多いので、先着順で、あっという間に売り切れてしまうのでした。

Dsc02769a

 最後はやっぱり「スッポン雑炊」だ。

 「名物スッポン鍋」を、汁を残して食べ終えることができれば、+200円で雑炊にしてもらえるのだ。

Dsc02771a

 スッポン鍋の汁そのものも、すっごく旨いので、雑炊にする代わりに、汁そのものをつまみして飲み干すのもまた良しである。

 2時間ほど楽しんで、二人で「ジャンボ酎ハイ」は2本。お勘定は5,900円(ひとり当たり2,950円)でした。どうもごちそうさま。

店情報前回

《令和2(2020)年3月3日(火)の記録》

続きを読む "外勤の帰りに途中下車 … 鯉とうなぎの「まるます家」(赤羽)"

| | コメント (0)

本庄から戻ってイカ刺 … 立呑み「やきや」(荻窪)

Dsc02758a

 本庄(埼玉県)での仕事を終え、湘南新宿ライン、中央線と乗り継いで荻窪。

 八戸のイカ料理を安価に楽しむことができる「やきや」にやって来た。

Dsc02748a

 一番奥の、大常連さんたちが囲んでいる立ち飲みテーブルの一角に立たせてもらい、まずはやっぱり「ホッピー」(360円)である。

 ックゥ~~ッ。

 前回、ここ「やきや」で飲んで以来、実に11日ぶりの氷入りホッピーである。

 先週、横浜・野毛の「ホッピー仙人」で、氷なしの美味しいホッピーもいただいたのだが、この氷入りの、アルコール度数が強めのホッピーも捨てがたいんですよねぇ。

Dsc02750a

 冬場だけの「いか大根」も前回で終了したので、今日の一品めは「いか刺身」(240円)にした。

 標準的に付けられる山葵わさびの代わりに、生姜しょうがを添えてもらう。

 この「いか刺身」だけで、ホッピーが2杯(最初のセット+ナカ)いける。

Dsc02751a

 さらに「焼酎おかわり(ナカ)」(170円)をもらって、「いかみみ焼」(230円)を焼いてもらう。

 このところ、「いかみみ焼」はない(仕入れがない)ことが多いので、久しぶりの「いかみみ焼」である。

Dsc02753a

 奥のテーブルを囲む常連さんたちとの話で盛り上がっているうちに、ホッピーもソト1・ナカ4で飲み切ったので、「きざみ穴子」(230円)と「酒一杯」(280円)を燗酒で注文した。

Dsc02756a

 すぐに燗酒もやってきた。

 「酒一杯」は冷酒、冷や(常温)でもらう場合には、受け皿付きのコップで出してくれるが、燗酒の場合は徳利と猪口で出してくれるのだ。

 ゆっくりと2時間ほど立ち飲んで、今日のお勘定は1,850円でした。どうもごちそうさま。

店情報前回

《令和2(2020)年3月2日(月)の記録》

続きを読む "本庄から戻ってイカ刺 … 立呑み「やきや」(荻窪)"

| | コメント (0)

食堂であり酒場であり … 食堂「モンキー」(本庄)

Dsc02704a

 明日の仕事に備えて、日曜日の夕方、本庄(埼玉県)にやって来た。

 同行のAさんと、前泊のホテルで落ち合って、事前打ち合わせも兼ねた夕食に出かけた先は、JR本庄駅から徒歩5分(350m)ほどのところにある食堂「モンキー」である。

Dsc02705a

 初めてやってきた本庄。食堂「モンキー」のことも、事前に知っていたわけではない。

 ネットを使って、まずは本庄駅周辺の居酒屋情報を調べてみたが、ピンと来るところが見当たらなかった。

 そこで、つぎに食堂を調べてみたところ、ここ食堂「モンキー」に出会ったのでした。

 ポイントはメニュー。つまみとなりそうな料理が多いかどうかが、酒場としても良さそうな店かどうかの決め手になるのだ。

Dsc02708a

 この店の場合、メニューに『単品・おつまみ』というところがあって、基本的なつまみが並んでいる。

Dsc02712a

 さらにカウンターの中の壁にも、ずらりと単品料理のメニューが貼り出されているのだ。

 これは明らかに飲めそうでしょう!?

 呉(広島県)もそうだったけど、地方都市の場合には、大衆食堂が大衆酒場を兼ねていることが多いのだ。

Dsc02707a

 店内はカウンター6席と、その背後に4人用テーブルが3卓。

 我われ二人が店に入ったのは午後5時半。店内は7~8割りの入りで、ほとんどが近所の常連さんたちのようだ。

 その時点で、カウンターは満席で、3卓のテーブルも、それぞれ1~2名のお客さんがいたのだが、そのうち1卓のお客さんが、知り合いが座っている他のテーブルに移ってくれて、我われは真ん中の1卓に座ることができた。

 常連さんが多い酒場ならではの席の譲り方で、ありがたい限りである。

 まずは「生ビール」(550円、以下すべて税別表記)をもらって乾杯した。

Dsc02710a

 追いかけるように出されたお通し(たぶんサービス)は、大根とキュウリの浅漬け。

 店は店主夫妻と、その息子さんの3人で切り盛りされている。

Dsc02711a

 つまみの1品めは「もつ煮込み」(450円)。これはひとり1個ずつ注文した。

 北関東では「もつ煮込み」は旨いところが多いと聞く。

 だから埼玉県の北西部に位置する本庄でも、「もつ煮込み」は旨いに違いないと思って注文したら、その考えに間違いはなかった。

Dsc02715a

 乾杯の生ビールを飲み干したあと、Aさんがメニューに『地物との酒屋特製!!』と特記された日本酒「本庄宿ほんじょうじゅく」(1杯500円)を注文すると、「本庄宿」はその1杯でちょうど売り切れた。

 私は焼酎の「お茶割」(400円、上の写真)を注文した。

 焼酎の銘柄は「三楽」。いただいた「お茶割」の他、「水割」(350円)、「ウーロン茶割」(400円)、「ソーダ割」(400円)で飲むことができる。

Dsc02716a

 追加注文で「冷やっこ」(350円)をいただく。

Dsc02718a

 この「冷やっこ」を箸で切り崩しながら、「もつ煮込み」の残り汁に浸しながらいただくのが旨いのだ。

 「もつ煮込み」の味が、それほど濃くないので、最後の一滴まで、完全に飲み切ることができた。このコクのある汁自体が、とてもいいつまみである。

Dsc02719a

 焼酎の「お茶割」をおかわりしながら、「芝えびのからあげ」(400円)をもらう。

 Aさんは、群馬の清酒「赤城山あかぎさん」(1杯500円)である。

 本庄市の北側を流れる利根川を渡ると、もうそこは群馬県(伊勢崎市)。だから群馬のお酒もよく飲まれるんでしょうね。

Dsc02723a

 大衆食堂でのつまみの定番「ハムエッグ」(450円)は、この店にもありましたねぇ。

 キャベツの千切りもたっぷりと添えられていて、ひとりで飲みに来たら、これだけで長時間楽しめそうだ。

Dsc02727a

 「お茶割」をおかわりして「レバ焼」(400円)。牛レバーのバター焼きである。

 日ごろ、もつ焼き屋や焼鳥屋で、ほぼ豚レバ、ときどき鶏レバという食べ方をしているので、牛レバを食べたのは久しぶりかも。バターの風味とよく合ってますねぇ。

Dsc02733a

 こちらは「ごぼう天」(500円)。ごぼうの自然な甘みがうまいんだな。

 それぞれ一人客として入って来ていた常連さんたちが、午後7時を過ぎたころから、徐々に店を後にし始めて、「ごぼう天」をもらった7時半ごろには店内がすいてきた。

 「ごぼう天」を持ってきてくれた息子さんに話を伺ってみると、ここの常連さんたちは、ここでひとしきり飲み食いしたあと、近くのカラオケスナック「ミッキー」で歌いながら飲み、最後にこれまた近くのホルモン焼「空(そら)」で締めくくるのが、みなさんの定番のコースなんだそうな。

「若い人たちは、本庄駅の南口にできた新しい酒場に行ってるみたいですねぇ」

 と息子さん。本庄には早稲田大学本条キャンパスなどもあって、若者も多いそうだ。

Dsc02735a

 「ごぼう天」には、天つゆのような汁(つゆ)も添えられていて、これに大根おろしを投入して、ごぼう天を浸けて食べるのもうまい。

Dsc02736a

 飲むも食べるも、もう十分な状況ではあるが、せっかくお店の人たちと話ができる状態になったので、もう1杯、「お茶割」をもらって、つまみには「みょうがみそ」(350円)を注文した。

 この「みょうがみそ」は、おかあさんの創作料理。「家で作るときは、味噌と麺つゆで作るとうまくいきますよ」と教えてくれた。

 食堂「モンキー」が開業したのは47年前(1973年、昭和48年)のこと。

 おとうさんが申年(さるどし)生まれだったので、食堂「モンキー」とした。

「“さる”だと、お客さんが“去る”につながりそうなんでねぇ。それで“モンキー”にしたんですよ(笑)」

 その後、息子さんも店に入って今は3人で切り盛り中。お客さんも常連さんが多いので、お客さんまで含めて、みんながファミリーのようなゆるやかな空気なのがいいね。

Dsc02739a

 ゆっくりと2時間半ほど楽しんで、今夜のお勘定は二人で8,195円(ひとり当たり4,098円)でした。どうもごちそうさま。

 店を出て2~3分歩いたところで、後ろから「お客さ~ん!」という声が聞こえてきた。

 振り返ると、食堂「モンキー」の息子さんが、一所懸命、自転車をこいでやって来た。

 「いただいた千円札が重なっていて、1枚多かったんですよ」と千円札を手渡してくれた。

 一見いちげんの、次はいつ来るかわからない客に対して見せてくれたこの誠意。そういう正直なお店だから、常連さんたちが居つくんだろうな。

Dsc02743a

 「どうもありがとうございます」と息子さんにお礼を言い、次の角を曲がると、すぐ目の前が、話題に上ったホルモン焼「空」だ。

 なるほど。カラオケスナック「ミッキー」で、ひとしきり歌い終わったら、またみんな、この店につどうのか!

 次に本庄に来る機会があれば、食堂「モンキー」への再訪はもちろんのこと、ここホルモン焼「空」にも来てみたいですね。

店情報

《令和2(2020)年3月1日(日)の記録》

| | コメント (2)

店情報: 食堂「モンキー」(本庄)

  • 食堂モンキー店名: モンキー食堂
  • 電話: 0495-21-7953
  • 住所: 367-0052 埼玉県本庄市銀座2-12-20
  • 営業: 12:00-21:00、月休
  • 場所: JR本庄駅北口から徒歩4分(350m)。本庄駅北口を出て、剣道142号にそって北上すること約100m、「本庄駅北口」信号交差点を過ぎた、すぐ先で左斜めに三交通りに入り、通りにそって200mほど進んだ先、右手。
  • メモ: 昭和48(1973)年オープン。店内全席禁煙。18席(カウンター6席、テーブル4席×3卓)。創業者夫妻が始めた店を息子さんが継いで、現在は3人で営業中。創業者が申(さる)年生まれだったことから店名が決まった。
    以下、価格は税抜表記。大盛は麺類150円、ご飯類は100円増し。
    〔アルコール〕生ビール550、ビール550、ウーロン酎400、酎ハイ400、お酒350、ハイボール400。その他、地酒や本格焼酎等の貼紙メニューあり。
    〔単品・おつまみ〕野菜炒め450、とんかつ550、目玉焼き350、鳥から揚げ550、串カツ550、焼き鳥450、冷やっこ350、もつ煮込み450、焼肉650、ハムエッグ450、オムレツ450、もろきゅう300。その他、日替りで、みょうがみそ350、ごぼう天500、チリソースからあげ650、馬肉(こまぎり)550、マグロの赤身刺身700、芝えびのからあげ400、とりかわ焼き450、チーズ350、ハムピザ650、ニラタマ450、豚バラ玉ねぎ炒め600、おつまみ用カレールー350、焼なす450、カレーコロッケ2個350、まぐろみそ焼き500、サケ(大)600、しいたけ焼400、手羽あげ350、ピリ辛チョリソー550、ポテトフライ350、湯どうふ(玉子入り)550、豚バラポン酢なべ(白菜、ニラ、えのき入り)700、とんから550、イカフライ600、茶豆350、小女子の天ぷら500、山いものいそべあげ550、ちくわのいそべあげ400などの貼紙メニューあり。
    〔麺類〕ラーメン550、焼そば450、狸うどん450、月見うどん500、玉子とじうどん500、カレーうどん550、肉うどん550、特製煮込みうどん600、特製すいとん550、(夏)冷し中華700、(夏)冷し狸うどん500、(夏)ざるうどん500。
    〔定食〕納豆定食500、玉子焼定食550、もつ煮込み定食650、野菜炒め定食650、とんかつ定食750、鳥から揚げ定食750、焼肉定食850、レバニラ定食700、刺身定食(時価)。その他、単品料理+200円で定食にできる。
    〔飯類〕カツカレー700、カレーライス550、オムライス700、チャーハン550、ライス200。
    〔丼物〕玉子丼550、親子丼600、焼肉丼700、かつ丼700、中華丼800。
    〔スープ類〕野菜スープ400、玉子スープ400、とん汁300、味噌汁100。
    〔ソフトドリンク〕バナバジュース400、オレンジジュース200、コーラ200。
    (2020年3月調べ)

続きを読む "店情報: 食堂「モンキー」(本庄)"

| | コメント (0)

ニンニクの日にパタン … 台湾料理「第一亭(だいいちてい)」(日ノ出町)

Img_6406a

 野毛での5軒のハシゴ酒から一夜明けた今日は、昨日は満席で入ることができなかった台湾料理「第一亭」で、みんなが知ってる超名物の裏メニュー、「パタン」(600円)をつまみに「ビール」(キリンラガービール中瓶、550円)である。

Dsc02643a

 JR桜木町駅近くのホテルに素泊まりした朝は、ゆっくりと午前9時過ぎに目覚めて桜木町駅に隣接する立ち食いそばの店、「川村屋」にやって来た。

Dsc02644a

 私が横浜に単身赴任していたころ(2001~2010年)は、桜木町駅の中の別の場所にあったが、平成26(2014)年1月に今の場所に移転した。

 そして、それまで立ち食いそば屋だった店内には、椅子も並べられ、座って食べることができるようになったのだ。

Dsc02648a

 6年前に移転したために、店舗自体はまだ新しいが、店内に掲示されている新聞記事(2014年3月18日の朝日新聞夕刊)によると、実はその創業は明治33(1900)年4月。創業120年という老舗なのだ。

 その創業時に営業許可を出したのが、伊藤博文なんだって!

 そのころは、ここが横浜駅。大正4(1915)年に、横浜駅が移転したため、ここが桜木町駅になった。

 初代横浜駅時代から、桜木町駅と共に歴史を刻んでいる、この駅のシンボル的な店なのである。

Dsc02645a

 そんな「川村屋」の一押しメニューは、食券番号⑦番の「とり肉そば」(380円)。

 玉子も食べたい気分だったので、今朝は食券番号⑪番の「とり玉そば」(430円)にした。

 ほぼ駅ナカのお店なんだけど、残念ながら食券自動販売機ではSuicaスイカは使えず、現金での購入のみ。

 食券は「とり玉そば・うどん」と、うどんも選べるようになっているので、調理場のカウンターで「そばでお願いします」と手渡す。

Dsc02646a

 でてきた「とり玉そば」がこれ。関東らしい、黒々としたつゆがいいですね。

 鶏肉は、山梨県産のブランド鶏のもの。独自のタレで煮込まれて味が付いている。

 スルスルっと、あっという間にいただいた。

Dsc02680a

 朝食の後は、『野毛ちかみち』から、『ぴおシティ地下2階飲食街』に向かう。

 この中には17軒ほどの飲食店が入っていて、人気店も多く、早めの夕方以降はいつも混みあっている。

 午前中のこの時間帯なら、まだ店も開いていないので、ゆっくりと観察して回ることができますね。

Dsc02684a

 午前11時過ぎにホテルをチェックアウトして、野毛の町を京急・日ノ出町駅方面へ。

 途中、昨夜立ち寄った昭和歌謡バー「カモメ」の下を通過した。

Dsc02687a

 さらに日ノ出町方向に進むと、『飲める駄菓子屋』として知られる「なまこや」だ。

 この時間帯(土曜日、午前11時25分)には開いてないなぁ。

Dsc02692a

 その「なまこや」から徒歩1分ほどで、目指す台湾料理「第一亭」に到着した。

 昼前の店内は、お客さんはそれほど多くなく(それでも半分ぐらい入っている)、ゆったりとカウンター席の一角に腰を下ろすことができた。

Dsc02688a

 さっそく「ビール」(中瓶550円)を、キリン(ラガービール)でもらってのどをうるおす。

 ックゥ~~ッ、うまいっ!

 横浜に来ると、どうしてもキリンを選んでしまうなぁ。

Img_2838a

 今日、2月29日は「ニンニクの日」。今朝の神奈川新聞では、『ニンニクで元気に』という特集を組んで、県内でニンニク料理が美味しい店を紹介している。

 その中に、ここ「第一亭」の「パタン」(600円)も取り上げられたそうで、さっそくその朝刊を見せてくれた。

Img_2839a

 記事の部分だけ拡大した写真がこれ(↑)。

Dsc02689a

 私もさっそくその「パタン」を注文した。

 「パタン」は、ゆで冷ました中華麺を、ニンニク醤油で和えて、刻みネギとゴマをトッピングするだけという、とてもシンプルなニンニク醤油冷麺。

 神奈川新聞の記事にもあるとおり、もともとは、この店のまかない料理で、大量のニンニクを、中華包丁の側面でパタン、パタンと叩いてつぶしていたから、「パタン」と呼ばれるようになったもの。

Dsc02689aa

 「パタン」は、そのまま食べてももちろん美味しいが、添えられたスープにつけて、つけ麺のようにしていただくと、味わいが変わってまた面白い。

 お腹がすいていれば、「チートのしょうが炒め」(650円)や「ホルモン炒め」(650円)も食べたいところなんだけど、2時間ほど前に「川村屋」の「とり玉そば」を食べたばかりなので、1品いただくのがやっと。

 それならばと、どうしても食べたかった「パタン」を選択したのでした。

 この店の「炒米粉(ビーフン)」(750円)や「タンメン」(700円)、「おじや」(650円)も美味しいんだけど、他のものでお腹がいっぱいになってしまって、なかなかたどり着けていないのである。

Dsc02691a

 さっくりと45分ほど楽しんで、お勘定は1,150円でした。どうもごちそうさま。

店情報前回

《令和2(2020)年2月29日(土)の記録》

続きを読む "ニンニクの日にパタン … 台湾料理「第一亭(だいいちてい)」(日ノ出町)"

| | コメント (0)

ご無沙汰の間に新名物 … 居酒屋「トモ」(桜木町)

Dsc02642e

 野毛で4軒のハシゴ酒をして、野毛小路に戻ってくると「居酒屋トモ」の看板に灯がついている。

 現在の時刻は午後11時半。「居酒屋トモ」は午前2時までの営業だ。

 最後にもう1軒、寄っていきましょう。

Dsc02628e

 「居酒屋トモ」は電灯看板の後ろにある階段を上がったビルの2階にある。

 前に来たのは平成19(2007)年9月なので、実に12年半ぶりである。

Dsc02636e

 店内は入ってすぐ右手にカウンター6席。奥に小上がりの座敷席(2卓10名ほど)があり、先客はカウンター席の手前側に一人だけ。女将さんがひとりで営業されている。

 私は先客の奥側に座り、バックバーにずらりと並ぶ飲みものメニューから、「ホッピー」(500円)を注文した。

Dsc02634e

 すぐに出される「ホッピー」。ソト(ビン入りホッピー)はリターナブルの業務用(360ml)ではなくて、家庭用の未回収ボトル(330ml)だった。

 ホッピー以外にも、焼酎を何かで割った飲みもの(すべて1杯500円)の種類が多くて、一般的な「コーヒーわり」、「牛乳わり」、「豆乳わり」などの他、「ホウレンソウわり」、「玉ねぎわり」、「めかぶわり」、「もずくだしわり」、「ナットウわり」といった、『えっ! それってどんな飲みものになるの?』みたいなのもずらりと並んでいる。

Dsc02640e

 料理メニューもいろいろと並んでいるが、このところのおすすめは何と言っても「ダイコンサラダ」(小500円・大600円)のようだ。

 ひとりなので、『小』のほうを注文した。

Dsc02635e

 出された「ダイコンサラダ(小)」がこちら(↑)。

 中央に小さく盛られた大根サラダ(大根の酢物)のまわりを、ふき煮、ポテトサラダ、ホオズキ、菜花煮が取り囲んでいる。

 この店の「ダイコンサラダ」は、ざっくりと言うと『おつまみの盛り合わせ』なのだ。

 大根サラダ以外に何が盛り合されるかは、その日のメニュー次第。他の人が注文した「ダイコンサラダ」と、自分の「ダイコンサラダ」の内容が異なることもある。

 それがまた面白いところなんだなぁ。

 実はこの「ダイコンサラダ」。私自身はこれまで、その存在すら意識していなかったが、常連さんたちの間では人気だったらしい。

 それが平成24(2012)年12月1日に放送された「出没!アド街ック天国 ~横浜 野毛~」で取り上げられ、一躍有名になり、多くの人が知る名物になったんだそうな。

 その後、平成30(2018)年7月17日の「マツコの知らないハムカツの世界」でも、この店の「ミルフィーユハムカツ」(600円)が取り上げられ、それも名物になっているようだ。

 この「ミルフィーユハムカツ」は、すっごくボリュームたっぷりなようなので、今夜は注文しないが……。

Dsc02638e

 「ナカ(おかわり焼酎)」(300円か?)をもらって、1時間ほどの滞在。

 今夜のお勘定は1,300円でした。どうもごちそうさま。

 女将さんによると、おとうさん(ご主人)は体調不良でお休み中とのこと。ちょっと心配な状況です。

店情報前回

《令和2(2020)年2月28日(金)の記録》

| | コメント (0)

日本のバー160周年 … バー「R(アール)」(桜木町)

Dsc02618d

 野毛での4軒めはバー「R」。

 昭和21(1946)年創業の老舗オーセンティックバーなんだけど、横浜ではみんながふらりとやって来ることができる大衆的な酒場として愛されてるんですねぇ。

Dsc02619d

 横浜でのバーの歴史は古い。横浜開港の翌年、1860年(安政7年)2月24日に山下町(横浜外国人居留地)に開業した「横浜ホテル」内のバーが、日本で最初のバーと言われている。

 今年でバー誕生160周年を迎えることから、それを記念する「横浜」というウイスキーも造られているのだ。

 さらに戦後は米軍施設ができたことなどもあったから、バーがごく普通の酒場になったんだろうなぁ。

Dsc02622d

 そんなバー「R」でいただくお酒は、記念の「横浜」ではなくて、「アードベッグ 10年」(1,300円ぐらいかな?)のストレート。

 たくさん飲んだあとの舌と鼻に、アイラモルト(Islay Malt)のクセのある味わいと香りが心地よい。

Dsc02623d

 追いかけるように出されたチャーム(テーブルチャージと合わせて500円かな?)はトウモロコシだ。

Dsc02624d

 バー「R」の店主・塚田浩司さんは平成18(2006)年4月に、この店の三代目店主となった。

 そのあたりの経緯について、平成21(2009)年4月に出版された「横浜本 ― ロマンを駆り立てるリアルなヨコハマ。(えるまがMOOK ミーツ・リージョナル別冊)の取材のときに伺って、ブログ記事にもさせていただいた。

 塚田さんも店主としてすでに14年となり、すっかり落ち着いたバーテンダーの貫録を感じるなぁ。

 1時間ほど楽しんで、今夜のお勘定は1,800円なり。どうもごちそうさま。

 今夜は久しぶりに塚田さんとも、ゆっくりとお話をすることができて良かった。

店情報前回

《令和2(2020)年2月28日(金)の記録》

| | コメント (0)

BGMは昭和ポップス … バー「カモメ」(日ノ出町)

バー「カモメ」の入口

 思いっきり飲むつもりで野毛の町に来たものの、1軒めの「あさひや」を出た後、「第一亭」に満席でふられ、「ホッピー仙人」は臨時休業で、なんとか「野毛ハイボール」に滑り込んで、やっと2軒めとなったところである。

 今夜の3軒めは、「野毛ハイボール」の店主・ハルさんにご紹介いただいた、バー「カモメ」にやって来た。

コースター

 このバーもまた、なんとも横浜っぽい。

 横浜ではバーもまた、広く大衆酒場として愛されていて、普通の酒場に行くのと同じような感覚で行けるバーが多いのである。

 「野毛ハイボール」もそんなバーの1軒だし、考えてみれば「ホッピー仙人」だって、ホッピー・バーだもんね。

 そんな意味で『横浜っぽい』バーなのだが、ここバー「カモメ」は、なんと『昭和歌謡バー』なんだそうで、店内には懐かしい昭和時代の歌謡曲が流れている。

 昭和時代の歌謡曲といっても、けっして演歌系ではなくてポップス系、いわゆる昭和ポップスである。

カモメハイボール

 空いていたカウンタ席のひとつに座り、まずは店名が冠された「カモメハイボール」(800円)を注文した。

 これはレモン入りのハイボールのこと。

お通しの小袋菓子

 お通し(たぶんサービス)として出されたのは、小さな袋菓子が2袋。

バックバーの様子

 バックバーには、酒類のほかに、昭和っぽいグッズやブロマイドなども並んでいる。

2台のプレーヤー

 なによりも驚いたのがこれ!

 店内に流れている昭和ポップスは、カウンター上に置かれた2台のレコードプレーヤーで、シングルレコード盤(ドーナツ盤)で流されているのだ。

 店は、カウンターの中にいる女性ひとりで切り盛りされている。

 その女性が、自らディスクジョッキーとしてレコード盤の交換もしているのがすごいねぇ。

 4~5分ごとにレコード盤を入れ替えないといけないから大忙しだ。

 現在かかっているレコードのジャケットは、バックバーに置かれ、今なにが流れているのかが、一目でわかるようになっている。

昭和ハイボール

 2杯めには「昭和ハイボール」(800円)をもらった。

 ゆるゆると1時間半ほど昭和ポップスを楽しんで、お勘定は1,600円でした。

 どうもごちそうさま。

 さすが野毛。いろんな酒場があるなぁ!

店情報

《令和2(2020)年2月28日(金)の記録》

| | コメント (0)

店情報: バー「カモメ」(日ノ出町)

  • バー カモメ店名: バー カモメ
  • 電話: 045-315-3636
  • 住所: 231-0065 神奈川県横浜市中区宮川町2-15 (2F)
  • 営業: 18:00-24:00、不定休
  • 場所: 京急本線・日ノ出町駅から徒歩4分
  • メモ: 店内はカウンター席とテーブル席。公式facebookあり。
    〔飲みもの〕《オリジナルハイボール》カモメハイボール(レモン)800、昭和ハイボール(しょうが)800。《ビール》カールスバーグ700、ギネススタウト850。《ウイスキー 500~ 》トリス、ホワイト、角、オールド、リザーブ、山崎(NV)、白州(NV)、アーリータイムズ、カナディアンクラブ、ターキー8年、エズラブルックスブラック、ジャックダニエル。《シングルモルト 900~ 》マッカラン12年、ラフロイグ10年、ボウモア12年、タリスカー10年、他。《その他》電気ブラン550、赤玉ポートワイン(赤・白)500、赤玉レモネード800。
    〔おつまみ〕ナポリタン700、やきとり缶塩300、コンビーフ缶(クラッカー付き)650、チーズの盛り合わせ700、レーズンバター(クラッカー付き)600、ゆで卵2個300、出来たてアツアツバターポップコーン500、ポテトチップ400、かっぱえびせん300、ミックスナッツ500、ポッキー500、バニラアイスクリーム500、砂肝ジャーキー300、コーンバター500。
    (2020年2月調べ)

続きを読む "店情報: バー「カモメ」(日ノ出町)"

| | コメント (0)

2、3をすっ飛ばして … バー「野毛ハイボール」(日ノ出町)

Dsc02598b

 思いっきり飲む2軒めはここ、昨夜に続き「野毛ハイボール」である。

 昨夜は店主・ハルさん(佐野晴彦さの・はるひこさん)がお休みで、その代わりに切り盛りされていた飲み仲間のプー子ちゃんと久しぶりに会って話すことができて良かった。

Dsc02594b

 今夜はハルさんが営業中。さっそく「氷なしハイボール」(800円)でスタートすると、お通し(サービス)の「カレー味のえびせん」もやってきた。

 実は、ここ「野毛ハイボール」には、今日の4軒めとしてやって来る予定だったのだ。

 ところが!

Dsc02587b

 おでん「あさひや」を出て、まず向かった2軒め候補の台湾料理「第一亭」は、『超』が付くほど満席。カウンターの1席すら空いていなかったのだ。

 まあ、金曜日の午後7時過ぎだからなぁ。もっとも混雑している時間帯であることは間違いない。

 『一人なら、もしかすると入れるかもね』という甘い期待は、軽く打ち砕かれた。

 野毛の夜、恐るべし、である。

Dsc02590b

 それじゃ次へ、と向かったのは、3軒め候補店だった「ホッピー仙人」なんだけど、あれれ? 店の看板に灯りがついてない。

Dsc02593b

 なんと「ホッピー仙人」は臨時休業でした。残念。

Dsc02597b

 そんなわけで、2軒め予定店、3軒め予定店をすっ飛ばして、4軒め予定店だった「野毛ハイボール」にやって来たのでした。(上の写真は、「野毛ハイボール」の天井の灯り。)

 「第一亭」の閉店時刻が21時、「ホッピー仙人」が22時、「野毛ハイボール」が24時なので、この順に回れるとちょうど良かったんだけどなぁ。

 現在、19時20分。夜はまだまだ長いぞ!

Dsc02595b

 2杯めの「氷なしハイボール」をもらう。

 この店のハイボール。ベースとなるウイスキーは、「角瓶」、「マッキンレー」、「ブラックニッカ」の3種類から選ぶことができる。

 今日は1杯め、2杯め共に「マッキンレー」で作ってもらった。

Dsc02599b

 午後9時(21時)まで、1時間半ちょっと楽しんで、今日のお勘定は1,600円でした。どうもごちそうさま。

店情報前回

《令和2(2020)年2月28日(金)の記録》

| | コメント (0)

思いっきり飲む1軒め … おでん「あさひや」(日ノ出町)

Dsc02576a

 横浜での数日間の仕事が終わった金曜日。

 『今日は思いっきり飲むぞ!』とやって来たのは、おでんの「あさひや」だ。

 美人女将がひとりで切り盛りしている「あさひや」は、地元の呑兵衛たちにも大人気の酒場。

 カウンター10席ほどの店内は、いつもいっぱいなんだけど、店に到着したのは開店直後の午後5時10分。

 『この時間ならまだ大丈夫じゃないかな?』と思いながら来たんだけれど、のれんのすき間から見える店内には、すでにお客さんたちの背中がずらりと並んでいる。

 みんな出足がいいなぁ!

 入口引き戸をガラリと開けて、「ひとりですけど…」と店内へ。

 さっと見渡すと、かろうじてL字の角の1席が空いていて、そこに座ることができた。

Dsc02577a

 さっそく「ビール中瓶」(550円)を、キリン(一番搾り)でもらい、おでんは「厚揚げ」と「ちくわぶ」を取ってもらった。

 おでんは、カウンター内のコンロに置かれた、大きなホーローバット2つの中で、温める程度に煮込まれていて、1個150円のものが多いが、一部の品はそれよりちょっと高い。

 その厚揚げを取ってくれながら、

「今日ねぇ、支度をしながらラジオを聞いてたら、『厚揚げが新型ウィルスに効く』なんて言っている人がいたわよ。本当かウソかよくわかんないけど(笑)」

 と美人女将。

「やったぁ。これは1品めからいいもんを注文したなぁ」

 と、こっちも喜んでいると、まわりの常連さんたちが、

「そうなのか。じゃ、オレにも厚揚げをくれ」

 なんて話になって、あっちもこっちもから厚揚げの注文が飛ぶ。

「たんなるウワサ話よ。効くわけないじゃない(笑)」

 と女将が受け流すものの、みんなが面白がって厚揚げを注文するもんだから、開店直後にもかかわらず、厚揚げがまっ先に売り切れてしまった。

 目には見えない怖いものだから、わらならぬ、厚揚げにもすがりたい気持ちになりますよね。

Dsc02580a

 2巡めの注文は「ロールキャベツ」と「ごぼう天」。

「今日のロールキャベツは、中はお揚げです。いいですか?」

 と女将さん。もちろんいいですとも。初めてなので楽しみだ。

 ごぼう天は、棒状ではなくて、平たい、さつま揚げ風の練りものの中に千切りにしたゴボウを練り込んだもの。

 このツーンと透きとおったつゆがいいでしょう!

 この汁が本当に旨くて、具材を食べ終わったあとは、この汁だけでつまみになる。

Dsc02581a

 ビールに続く飲みものは「酒」(日本酒480円)を、やでもらう。

 銘柄は秋田の「高清水 辛口」である。

 この店に来るのは、3年ぶりぐらいなんだけど、その雰囲気はちっとも変ってなくて、店に入ったとたんに、スゥーッと気持ちが落ち着く。

 料理はおでんだけ。飲みものはビール、日本酒、焼酎に、「ピッチ」というレモンサワーと、「ウーロン」(=ウーロンハイ)があるだけ。

 ものすごくシンプルな酒場空間。これが落ち着くんだなぁ。

 そして美人女将のやさしい語り口と笑顔。私も含め、男性客たちは、もうメロメロである。

Dsc02582a

 「酒」を1杯いただいた後は、いよいよこの店の名物「焼酎」(480円)をもらう。

 焼酎の銘柄は「宝焼酎 20°」。

 これに醤油刺しに入れられた『梅割りの素』を添えて出してくれる。

 「宝焼酎 20°」をはじめとする、現在の甲類焼酎はほぼ無味無臭。これに『梅割りの素』をチョッと加えることで、ほんの少し、甘みと旨みが加わるのだ。

 焼酎を美味しくいただくための、調味料みたいなもんですね。

Dsc02583a

 その焼酎に合わせるおでんとして、「焼き豆腐」と「つみれ」を取ってもらった。

 店内のお客さんは、ひとり帰って空きができると、すぐにひとり入ってくるという循環で、ずっと満席状態が続いている。さすが人気店ですねぇ。

Dsc02585a

 2時間ほど、ゆっくりと過ごさせてもらって、今夜のお勘定は2,410円でした。どうもごちそうさま。

 店を出ると、外はすっかり夜になっていた。

店情報前回

《令和2(2020)年2月28日(金)の記録》

| | コメント (0)

懐かしい横浜の思い出 … バー「野毛ハイボール」(日ノ出町)

Dsc02547c

 「ホッピー仙人」を出て、同じフロアにある「野毛ハイボール」へ。

 さっきハルさんから、『今夜はプー子ちゃんがやってる』という話を伺ったので、久しぶりにお会いしたいと思ってやって来たのでした。

Dsc02558c

 「野毛ハイボール」は立ち飲みはNG。カウンターの席数(8席)分しか入ることができないので、なかなか入れないのである。

 入口扉を開き、『入れるかなぁ?』と恐る恐るのぞき込んだ店内は、予想どおり、ほぼ満席状態。

 かろうじてL字の角に1席分だけ空きスペースがあり、そこに入らせてもらうことができた。

Dsc02552c

 さっそく中のプー子ちゃんに、お久しぶりのご挨拶をして、「氷なしハイボール」(800円)をいただいた。

 プー子ちゃんもすばらしい手際で、美味しいハイボールを出してくれた。

Dsc02553c

 追いかけるように出されたのは、この店の定番のお通し(サービス)、カレー味のえびせんである。これがハイボールとよく合うのだ。

 いやぁ、それにしても懐かしいなぁ。プー子ちゃんはちっとも変っていない。

 私が野毛で本格的に飲み始めたのは、今から15年前、平成17(2005)年頃のことだった。

 その頃から、「ホッピー仙人」や「福田フライ」、「トモ」などの酒場には、若い女性のひとり客も数多く来られていて、驚いたものだった。

 その中の一人がプー子ちゃんだったのだ。

Dsc02557c

 2杯めは「メキシカンハイボール」(900円)。

 お店は満員なのに、さらに新しいお客さんが扉を開けて店内をのぞいては、「ごめんなさい。満席なんです」と言われ、残念そうに扉を閉めていく。

 そんな状況なので、残念ながらプー子ちゃんを独り占めして、思い出話に花を咲かせるわけにはいかないが、それでも合い間、合い間でちょっと話ができたのが良かった。

 横浜の酒場に最もはまってた時期だったからなぁ。いろんなことを懐かしく思い出した。

 ぜひまたプー子ちゃんが手伝ってる日にも来なきゃね。どうもごちそうさま。

店情報前回

《令和2(2020)年2月27日(木)の記録》

続きを読む "懐かしい横浜の思い出 … バー「野毛ハイボール」(日ノ出町)"

| | コメント (0)

« 2020年4月 | トップページ | 2020年6月 »