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宇ち入り話をつまみに … やきとん「すっぴん酒場」(野方)

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 企業などに勤めている人が毎年与えられる年次有給休暇。

 2019年4月からの働き方改革関連法案施行に伴って、年10日以上の年次有給休暇が付与される従業員について、企業は年5日の年次有給休暇を確実に取得させることが義務化された。

 多くの企業では、年次有給休暇の期間が4月から翌年3月までの1年間なので、3月が最後の月。これまでに5日間の休暇が取れてない人は、ここで絶対に取らなければならないことになるのだ。

 その有給休暇の日数消化のために、近所の飲み仲間である直ちゃんとミッチーが午後半休を取って、『宇ち入り』するとのこと。(『宇ち入り』:立石「宇ち多゛」で飲むことを言う。)

「よければ一緒にどうですか?」

 と誘っていただいたのだが、残念ながら半休が取れそうになかったので、

「『宇ち入り』はできそうにないけど、二次会以降、地元酒場で合流しましょう。立石で盛り上がった場合には、そちらを優先してもらってかまいませんからね」と返信。

 すると午後5時過ぎに、「『宇ち入り』終了。これから野方『すっぴん酒場』に向かいます」という連絡が入った。

 私は、いつもは高円寺駅からトコトコと歩いて野方に行くのだが、今日は少しでも早く野方に着くように、中野駅前から野方行きの路線バスに乗り込んだ。

 「すっぴん酒場」に到着したのは午後6時半。頑張ったんだけれど、いつもの到着時間とあまり変わらなかった(爆)。

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 直ちゃんとミッチーも、ついさっき到着したところらしく、ちょうど最初の飲みものが出てきたところ。

 私も追いかけるように「黒ホッピー」(セットで450円)をもらい、乾杯である。

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 すぐに出される「お通し」(150円)は定番の大根、キュウリ、カブのお新香。

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 焼きものの1本めは「れば」(100円)。

 ここ「すっぴん酒場」では、味付けは指定しない客が多い。

 私もいつも指定せずに注文しているが、その場合、「れば」は必ずタレ焼きで出してくれる。

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 2本めは「ちれ」(100円)。プニュプニュとした食感の脾臓ひぞうである。これは塩焼きで。

 実はチレは、ここ「すっぴん酒場」に出会うまでは、あまり好きな部位ではなかった。

 そのプニプニ、フニュフニュとした食感がいかにも頼りなく、しかも味わいにもあまりコクがない(ように思えていた)。

 あえてチレを注文しなくても、他にも美味しい部位はたくさんあるので、チレを注文することは、ほとんどなくなっていたのでした。

 ところが、ここ「すっぴん酒場」に来るようになって、多くの常連さんが「ちれ」を注文するので、あるとき私も「ちれ」を注文してみた。(→その時のブログ記事

 すると、これが旨かったのである。

 他の店より小さめにカットしているチレ。これをこの店では『よく焼き』気味に焼き上げてくれるのだ。

 それまであまり感じることがなかった強いコクが感じられる秘密は、チレとチレとの間に挟まれている網脂あみあぶらの存在にある。

 この網脂が、チレのコクを増幅してくれているのだ。

 実は店主・徳宿克治(とくしゅく・かつじ)さんは洋食屋出身。その後、もつ好きが高じて、もつ焼きの道に転向されたのだ。

 チレをカットする大きさ。間に網脂を挟むこと。これらは洋食屋時代につちかわれた独自のセンスなのかもしれませんね。

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 3本めは名物「しろ」(100円)。これはタレ焼きで。

 「しろ」は『中野の逸品グランプリ』にも選ばれた逸品である。

 「すっぴん酒場」の、もつ焼きのことばかり書いているが、店内での我われ3人の話題は、もちろん今日の『宇ち入り』のこと。

 行列の度合いから、何を食べたかということを、お二人からあれこれと伺う。

 本来、酒場の話題として、他の酒場のことを話すのはご法度はっと。特に、もつ焼き屋で、他のもつ焼き屋の話をするなんて……。

 3人とも、ここ「すっぴん酒場」の常連なので、今日だけは許していただきましょう。

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 「さがり」(100円)が今日の4本め。塩焼きで。

 これは横隔膜の肉なので、モツの中では肉に近い部位である。

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 5本めの「かしら」(100円)も、豚の頭部の肉なので、これまた肉と言っていい部位。脂分が多いのが特徴だ。これも塩焼きで。

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 ソト1・ナカ4の4杯めとなる「ナカ」(250円)をもらったところで、〆の1品、「しょうがみょうが」(200円)を注文した。

 「しょうがみょうが」はその名のとおり、生姜しょうが茗荷みょうがを豚バラ肉で巻いて串に刺し、炭火で焼き上げた一品。

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 串に刺されている6個すべてに生姜と茗荷が入っているのではなくて、串の先っぽから順番に、生姜、生姜、生姜、4つめに茗荷、そして生姜、生姜と並んでいる。

 6個のうちの5個が生姜巻きで、先っぽから4つめの1個だけが茗荷巻きなのである。

 「しょうがみょうが」を食べるときは、4個目の茗荷の味わいに注目してみてください。

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 直ちゃんとミッチーのお二人には、『宇ち入り』の後なのに、2時間半もたっぷりと付き合っていただいてしまった。

 そろそろお開きにしましょう。

 品物と引き換え払い(キャッシュ・オン・デリバリー)での支払総額は、2,050円でした。どうもごちそうさま。

店情報前回

《令和2(2020)年3月6日(金)の記録》

(次回)20.06.11 野方に戻ってモツで〆 … やきとん「すっぴん酒場」(野方)

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