臨時休業店が増える中 … 立呑み「やきや」(荻窪)
三日前(4月7日)に緊急事態宣言が発令され、基本的に完全にテレワーク(在宅勤務)の状態になった。
運動不足の解消も兼ねて、一昨日は鷺ノ宮・都立家政方面を、昨日は野方方面を散歩してきたのだが、開いてる酒場もあるにはあるものの、多くの酒場が臨時休業(店によっては持ち帰りのみ営業)になっていた。
(上の写真は4月8~9日のもので、現在は各店とも営業されています。)
金曜日の今日は、在宅ながらタイムシフト(フレックス)勤務にして、早めの夕方に仕事を終え、トコトコと荻窪「やきや」までやってきた。
わが家から「やきや」までは、歩くと40分ほどかかる。
店に到着したのは、午後4時ちょうど。
開店待ち行列の後ろに着いたところで、のれんが出され、「やきや」がオープンした。
行列の先頭の二人は、店の一番手前、焼き台前に立つ常連さん。次の二人は一番奥の、テーブル席を囲む常連さんたちだ。
それぞれが自分たちの好みの定位置に立ち、私はカウンターの奥のほうに立った。
みんなが常連さんなので、誰も注文していないのに、自動的にその人の好みの飲みものがずらりと出された。
私の前にも「ホッピー」(360円)がやってきた。ありがとうございます。
自宅ではお酒は飲まないことにしているので、今週の火曜日に、ここ「やきや」で飲んで以来、3日ぶりのお酒。休肝あけのホッピーがうまいのぉ!
開店直後なので、カウンター上の大皿料理も、すべての品がずらりとスタンバイされている。
これが6時前になると続々と売り切れていくんだからすごいよね。
まずは「珍味わたあえ」(230円)をもらった。
「珍味わたあえ」をいただいた場合、2品めの品は必ず刺身だ。
「いか刺身」(240円)と「いかみみ刺身」(240円)が選べるところ、今日は「いかみみ刺身」を注文した。
「いかみみ刺身」に付いてくるワサビを、「珍味わたあえ」の残りダレに混ぜ入れて、そのワサビダレで刺身をいただくのが、たまらなく旨いのだ。
「なか(焼酎おかわり)」(170円)ももらって、ホッピーは2杯めに突入である。
さらに「なか」をもらって、3品めの料理を選ぶ。
今日のメニューには、最初から「いかやき」(250円)があるので、これをもらうことにした。
ちなみに、最初から「いかやき」が登場したことで、その下に隠れてしまったメニューは「いかみみ焼」(230円)と「いかげそ焼」(230円)の2品だ。
その「いかやき」は、スルメイカの身の部分を焼いて、食べやすく細切りにしたもの。
通常は、他の焼きものがすべて売り切れた後、「いかやき」の短冊メニューが掲げられるのだが、今日はしょっぱなから「いかやき」がある。これは珍しい。
そしてソト1・ナカ4の4杯めとなる「なか」には、今夜も「めかぶ」(190円)をいただいた。
やぁ、これで落ち着いた。
1時間半ほど楽しんで、今日のお勘定は1,780円でした。どうもごちそうさま。
店を出ると、まだ明るい。荻窪駅へと向かいながら「煮込みや まる。」の前を通ると、ここにも店頭に貼紙が出ている。
「ここも臨時休業なのかな?」と思いながら、その貼紙を確認してみると……。
「出産中」って!
常連さんが貼ったのであろう「出産おめでとうございます」の貼紙にもほっこり。
「臨時休業」の貼紙が多いなか、なんだか微笑ましくて、癒されました。おめでとうございます。
(次回)20.07.05 久しぶりの3点セット … 立呑み「やきや」(荻窪)
(食べログ) やきや 荻窪店 (立ち飲み居酒屋・バー / 荻窪駅)
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