〔コラム〕新幹線ホームの楽しみ … 「東京グル麺」(東京)
3月上旬に高知に出張して以来、実に4ヶ月ぶりの首都圏を越えた地域への出張で、昼前に東京駅にやってきた。
予約している新幹線の発車時刻は正午過ぎなんだけど、東京駅に着いたのは11時半。
ちょっと早めに来たのには、わけがある。新幹線18-19番線ホームにある立ち食いそば屋、「東京グル麺」で、天玉そばを食べていきたかったから。
なにしろ外出自粛になって以来、一度も立ち食いそば屋に行けていなかったからなぁ。
大好物の天玉そばも久しぶりなのだ。
ちなみに東京駅のホーム上にある立ち食いそば屋は、ここだけである。
いつものように「野菜かき揚げそば生玉子付」(570円)のボタンを押そうとして、ふと見ると、自動発券機の右側に「季節のかき揚げ」なんて写真が出ている。
あさり、桜えび、三つ葉、玉ねぎ、人参のかき揚げか。
しかも「季節のかき揚げそば生玉子付」は560円と、通常の「野菜かき揚げそば生玉子付」より10円安いじゃないか。
さっそくその「季節のかき揚げそば生玉子付」のボタンを押し、Apple Watch の Suica でピピッと支払った。
店内の立ち食いカウンター席は、ひとり分ごとに透明シートで仕切られていて、その中に入り込むと、厨房との間にも透明シートで仕切られているが、下のほうにはすき間があって、食券を渡したり、そばを出してもらったりするのは、そこを使う。
割り箸も外には出しておらず、出来上がったそばに割り箸を添えて出してくれる。
あぁ、本当に久しぶりの天玉そばだ。
玉子の黄身をプツンと突き破り、トロリと流れ出した黄身を絡めるようにしながら、そばをすする。
うまいねぇ!
あっという間に食べ終えて、どうもごちそうさま。
予定の新幹線に乗り込むと、指定席はガラガラ。
さぁ、久しぶりに西へと向かいますか!
《令和2(2020)年7月12日(日)の記録》
| 固定リンク | 0
コメント