〆の逸品!おでんそば … 酒房「高田屋京店(たかたやきょうみせ)」(新開地)
昨日に続いて、新開地駅6番出口のすぐ近くにある酒房「高田屋京店」にやって来た。
2時間ほど、ゆっくりと飲んだ後、麦焼酎の水割り(360円)をおかわりして、つまみ(兼)〆の一品として注文したのが、昨日から気になっていた「おでんそば」(150円)である。
「なにかトッピングしますか?」
と聞いてくれたが、初めてなので、ひとまずプレーン(トッピングなし)でいただくことにした。
目の前のおでん鍋で、半玉分の中華そばを温めて、専用の小さな丼に入れ、おでん出汁に、なると1枚、そして刻みネギをトッピングして出してくれる。
この店のおでん出汁は、醤油を使わず、かつお節と砂糖、塩等で味を整えたもの。
この出汁が、とても旨い! 出汁だけで、立派なつまみになるほどだ。
「出汁が、ものすごく美味しいですねぇ!」
と、おでん鍋の前にいる店のおねえさんに伝えると、
「冬になると、おでんの具にカキも入るので、その旨みも加わって、もっと美味しくなるんですよ」
と教えてくれた。カキの季節に、ぜひまた食べてみたいなぁ。
創業89年というこの店のメニューの中に、この「おでんそば」が加わったのは2012年ごろ。
お客さんからの「おでんの出汁でそばを食べたい」という希望にこたえて開発されたメニューなんだそうな。
飲んだ後に、汁気のある温かいラーメンが食べたいが、普通の一人前だと多過ぎる。
いろいろと試行錯誤した結果、現在のこのスタイルに落ち着いた。
「おでんそば」を注文したときに、おねえさんに「なにかトッピングしますか?」と聞かれたとおり、おでんの具材はなんでもトッピングすることができる。
メニューには、「すじ」(220円)と「たまご」(100円)がトッピングされた写真が載っている。
トッピングするためのおでんを別皿で出してもらうこともできるそうだ。
この「おでんそば」。この店に来たら必ず食べるべき逸品だと思うなぁ。
さて、神戸での二夜目の今日。
昨夜は午後7時前に「高田屋京店」にやって来たため、ラストオーダーまで残り1時間ぐらいしかなくて、ゆっくりたっぷりと楽しむことができなかった。(通常は午後9時がラストオーダーだが、感染防止の観点から9月は月~木は午後8時がラストオーダーだった。)
今日は仕事を終えてホテルに戻ったのが、午後5時過ぎ。部屋に荷物を置いて、午後5時半には「高田屋京店」に来ることができた。
午前11時から通し営業している店内は、席の半分ぐらいがすでに埋まった状態である。
店内を、大きくJ字に取り囲むカウンター席の、ちょうどおでん鍋の前あたりが空いていたので、そこに陣取り、まずは「ビール大」(650円)を、キリン秋味でもらい、おでんは「とうふ」(300円)からスタートした。
「とうふ」などの具材には、自家製の『白みそダレ』がかけられるのが、この店流である。
この「とうふ」、丸1丁分の大きさがあるので、これだけで大瓶ビールを飲み切ることができた。
続いては麦焼酎「さくらいずみ」(360円)を水割りでもらって、おでんは「たこ」(300円)と「たけのこ」(170円)を取ってもらった。
昨日は切り分けてもらった「たこ」だが、今日は1本を、そのまま出してもらった。
麦焼酎水割りをおかわりし、「ロールキャベツ」(250円)をもらう。
「ロールキャベツ」には特製ケチャップソースがかけられる。
そして3杯めの麦焼酎水割りと共に注文したのが、冒頭でご紹介した「おでんそば」だったのでした。
おでん以外にも、「きずし」(400円)や「煮あなご」(500円)、「アサリ佃煮」(300円)、「ニラレバ炒め」(300円)、「鶏のなんこつ唐揚げ」(250円)なども気になったが、今回はもう満腹。次回以降の課題である。
午後8時まで2時間半ほど楽しんで、今夜のお勘定は2,900円。昨日と同じくPayPayで支払って店を後にしたのでした。
どうもごちそうさま。
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