昭和6年創業の人気店 … 酒房「高田屋京店(たかたやきょうみせ)」(新開地)
横浜での仕事を終えて、新横浜を午後4時前に出発すると、午後6時過ぎには新神戸に到着した。
そこから地下鉄で湊川公園に移動し、新開地近くのホテルにチェックインしたのは午後7時前。
荷物を置いてすぐに夕食にやって来たのは、新開地駅6番出口のすぐ近くにある酒房「高田屋京店」だ。
昭和6(1931)年の創業というから、今年で創業89年になる老舗酒場である。
店を取り囲むように、大きいJの字に連なっているカウンター席の右奥隅に陣取って、まずはアサヒとキリンが選べる「ビール大」(ビール大瓶650円)を、アサヒでもらって喉をうるおす。
ックゥ~~ッ!
1杯めのビールが、やっぱりうまいのぉ!
この1杯を美味しくいただくために、移動中の新幹線の中では、ビールを始めとするアルコール類を飲むのを控えているのだ。
さて、つまみ。
この店の創業当時からの名物が「おでん」だということで、まずはその「おでん」のメニューを確認する。
この「おでん」について、店のホームページには、次のように紹介されている。
出汁にこだわり
当店のおでんに使用している出汁は、醤油を使わず、かつおと砂糖、塩等で味を整えています。
ロに含むとほのかな甘みが広がります。染み込んだ風味はあっさりして、具材以上には味を主張をしません。
出汁の旨味と食材自体の旨味を存分に引き出したおでんは、ご来店の際には、必ずお召し上がりいただきたい逸品です。
そんな中から最初に、メニューにも「おすすめ」と書かれている「とうふ」(300円)と「すじ」(220円)の2品を取ってもらう。
どーんと大きい『げんこつサイズ』のおでんが、この店の看板。「とうふ」もたっぷり一丁分である。
その「とうふ」と「すじ」に、お店独自の『白みそダレ』がかけられているのも、この店の特徴のひとつだ。
二巡目の注文は、「たこ」(300円)と「ロールキャベツ」(250円)。
「タコは切り分けますか? それとも1本、丸ごと出しますか?」
と聞いてくれるので、切り分けで出してもらったが、これがよーく煮込まれていて軟らかい。これならば1本丸ごとで出してもらっても大丈夫そうだ。
「ロールキャベツ」には特製ケチャップソースをかけて出してくれる。
これもまた、うまいなぁ。
「ビール大」に続いては日本酒。「白鶴(大)」(600円)を熱燗でもらった。
そしてここで、ちょうどラストオーダーの午後8時を迎えた。
この店の営業時間は、通常は午前11時から、午後9時半(午後9時ラストオーダー)までの12時間半。(日祝定休)
しかしながら現在は、感染防止の観点で、月~木の平日は閉店時刻を1時間早めて、午後8時ラストオーダーの、午後8時半閉店としているそうだ。
午後8時25分に飲み終えて、今夜のお勘定は2,320円。PayPayで「ペイペイッ!」と支払って店を出た。どうもごちそうさま。
おでん以外にも気になる居酒屋メニューが盛りだくさん。ぜひまたゆっくりとやって来たい酒場です。
・店情報
(次回)20.11.28 〆の逸品!おでんそば … 酒房「高田屋京店(たかたやきょうみせ)」(新開地)
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