味噌ダレには冷やっこ … 台湾料理「第一亭(だいいちてい)」(日ノ出町)
半年ぶりに横浜・日ノ出町の「第一亭」にやって来た。
日曜、午後4時半の店内は、大勢のお客さんたちでにぎわっている。
みなさん二人以上のグループ客のようで、テーブル席のほうは、ほぼすべてのテーブルに人が座ってるんだけど、ラッキーなことにカウンター席はすべて空いていた。
そのカウンターの奥のほうの、ちょうど調理場の鍋の炎が上がる前に陣取って、まずは「ビール」(中瓶550円)を、キリン(ラガービール)でもらってスタートである。
この席が好きで、空いていればいつもここに座ることにしている。
目の前で、次々と料理ができていく様子を見ることができるのがいいんだなぁ。
さて、つまみ。
チート(豚胃)のしょうが炒め(650円)、レバニラ炒め(650円)、豚足(550円)、豚耳軟骨(550円)、子袋炒め(650円)、ハツ炒め(650円)、レバみそ炒め(650円)、もつ炒め(650円)、ホルモン炒め(650円)などなどの豚モツ類に、炒米粉(800円)、五目ヤキソバ(800円)、パターン(600円)などの、つまみにもなる麺類。
ちょっと迷って、大好物の「ホルモン炒め」(650円)に決めた。
「ホルモン炒め」は豚の腸(シロ)とネギを炒めて、独自のニンニク味噌だれで味付けしたもの。
シロのプリプリ感がたまらないのだ。
ちなみに「ホルモン炒め」が生腸を使っているのに対して、「もつ炒め」(650円)は湯通しした腸を使い、野菜もたくさん入っている。味付けも醤油ベース。(上の参考写真は「下町B級グルメ食べ歩き日記 ~地方編~」より)
「ビール」を飲み干して、次にもらったのは「ウーロン割り」(500円)。
ウイスキーハイボール用のジョッキで出してくれた。
そして、つまみは「冷やっこ」(300円)。
パックの豆腐を四つに切り分けて、ネギとオカカをトッピングして出してくれる。
なぜ「冷やっこ」をもらったかというと、もちろん「ホルモン炒め」の残りダレ(自家製のニンニク味噌だれ)を残さずいただくためです。
これがまたうまいんだなぁ。ぜひお試しください。
1時間ほど楽しんで、今宵のお勘定はちょうど2千円でした。どうもごちそうさま。
明日は朝早くから、よその会社を訪問する予定なので、ニンニクたっぷりの名物料理、「パターン」(冷した中華麺をニンニク醤油で和えたもので、スープも一緒に出される)を食べられなかったのが残念なり。
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コメント
別の所(或いは時)では「パタン」と聞きましたが..w
投稿: 甘利元 | 2020.11.18 06:40
コメントありがとうございます。>甘利元さま
メニューに記載がないので、正式な名称は不明なんです。
以前、「中華包丁の側面で、ニンニクをパタン、パタンとつぶして作っていた『まかない料理』を、常連さんたちが『そのパタン、パタンしてるのをちょうだい』と言って食べるようになって、『パタン』と呼ばれるようになった」という話を聞いたことがあります。
なので、このブログでも、以前は「パタン」という表記をしていました。
このところ、お店での注文の通し方を聞いていると、「パターン」と伸ばして発音していることが多いようなので、今回は「パターン」と表記してみたものです。
投稿: 浜田 信郎 | 2020.11.21 13:32