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2020年12月

〔コラム〕「チューハイマニア」我らが推しハイ、ここにあり。

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 去る2020年12月22日に、えい出版から、「チューハイマニア」が発売されました。

 その名のとおり、1冊丸ごと、チューハイの大特集。

 「絶対に行くべき名店」「個性派チューハイ集合」「酎ハイ街道をめぐる」「割り材バンザイ」「缶チューハイ徹底分析」「全国ご当地缶チューハイ」「カンタン激旨つまみ!」「家ハイ革命」などなど、盛りだくさん。

 倉嶋紀和子さん(古典酒場編集長)、パリッコさん(酒場ライター)、奈良有里代さん(宝酒造環境広報部、関連記事)と一緒に、私も「我らが推しハイ、ここにあり。」という座談会記事に参加させていただきました。

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 私自身、チューハイと出会ったのは東京に転勤してきた30歳ぐらいのとき。それより前は、その存在すら知らなかった。

 お酒を飲み始めたのは大学時代。福岡市で過ごしたこともあって、飲みものはほぼ焼酎。

 その大部分は芋焼酎「さつま白波」の湯割りで、ときどき麦焼酎「二階堂」の水割りかロックだった。

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 就職して初めての赴任地が呉市(広島県)。

 焼酎を飲むという飲酒文化は、当時の呉にはあまりなくて、まず生ビールで始まって日本酒、そして二次会のスタンド(≒スナック)ではウイスキーの水割りというのが定番の流れだった。

 瀬戸内の新鮮な魚介類に、広島の地酒が実によく合って、日本酒の美味しさに目覚めたのでした。

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 そして昭和が終わりに近づいた1988(昭和63)年に東京に転勤。

 仕事でよく行っていた恵比寿で、「たつや」のホッピーや「縄のれん」のチューハイに出会ったのでした。

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 今回の座談会では、参加者各人がおすすめのお店を5軒ずつ持ち寄った。

 私は「まるます家」(赤羽)、「川名」(阿佐ヶ谷)、「燗酒屋」(阿佐ヶ谷)、やきとん「元気」(秋葉原)、「大坪屋」(南千住)の5軒をあげた。

 しかし、今回のチューハイマニアで取り上げる『チューハイ』とは、実は『水割り、お湯割り以外の焼酎割り全般』だったんだそうな!

 なので本誌の中には、ホッピー・ミーナ社長への見開きインタビューページもあります。

 う~む。そうと知ってれば、ホッピーのおすすめ店も、どんどん候補に入れてたのになぁ。

 純粋にメニュー上で「チューハイ」を出している店だけを選んでしまった。

 座談会の記事の、「もう1杯足りないという時に頼むのがチューハイ(浜田さん)」という見出しも、発言の全体を再現すると、

「どんなときにチューハイを注文しますか?」

 という質問に対して、

「まずホッピーをソト1・ナカ3~4ぐらいで飲んで、それでもちょっと呑み足りないなぁというときに注文することが多いです。もう1回ホッピーを注文すると、また1ラウンド分(ナカ3~4杯)を呑まないといけなくなるので……。もう1杯足りないときの〆の1杯にはチューハイがちょうどいい」

 という回答だったのでした。

 実はこれ、私が「川名」や「やきや」(荻窪)、「すっぴん酒場」(野方)で、いつもそうしている飲み方です。

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 今回の座談会で「へぇ~~~っ!」と心引かれたのが、宝酒造の奈良さんからの甲類焼酎でも樽に寝かせて熟成させた焼酎があるという情報。

 あとで宝酒造のサイトを調べてみると、商品としても「樽が香る宝焼酎」というのがあるんですねぇ!

 この中には、奈良さんから話があった樽貯蔵熟成酒が10%ほどブレンドされているそうな。

 とっても気になる一品でした。

 ということで、今年も1年、たいへんお世話になりました。

 来年もまた、よろしくお願いいたします。

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ボンジリとシロが旨し … やきとり「源氏(げんじ)」(京急鶴見)

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 京急鶴見駅の東側(海側)、一国(第一京浜、国道15号線)との間にディープな酒場街がある。

 今夜はそんな酒場街の中の1軒、やきとり「源氏」にやって来た。

 「源氏」は昭和25(1950)年の創業。創業70年となる老舗酒場である。

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 店内は、入口右手のカウンター席と左手のテーブル席。そして奥には小上がりの掘りごたつ席があり、全体で30人ほど入れるようである。

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 飲みものは大瓶ビール(キリン・アサヒ)が600円(以下すべて税別表記)、日本酒(日本盛)1合が400円、サワー類が400円といった価格設定。

 ホッピー(白・黒)はセットが600円、ナカ(焼酎)が200円、ソト(瓶ホッピー)が300円という値段。

 「大瓶ビールとホッピーセットが同じ値段なのか。ちょっと高いなぁ…」

 と思いつつも「ホッピーセット(白)」(600円)を注文すると、ソト、ナカのセットと、たっぷりと氷が入ったサワーグラスの3点セットが出された。

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 大ぶりのグラスに入っているナカを、氷入りのサワーグラスに注ぎ、1杯めのホッピーを作る。

 結果としてはこのセットで3杯のホッピーを作ることができたので、1杯あたりの値段は、なんと200円! 驚くべきコストパフォーマンスである。

 まったく高くなかったですね。

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 一緒に出されたお通し(お勘定額から逆算すると150円なのかな?)は、白菜の漬物とタクアンだ。

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 その漬物で、ホッピーをチビチビとやりながら、つまみを選ぶ。

 メニューは2枚あって、1枚は飲みもので、もう1枚が料理。

 それぞれ両面に印刷されているので、都合4ページ分である。

 料理は片面が「焼鳥」(38品)と「玉子焼」(6品)で、反対面が「一品料理」(22品)と「しめ料理」(9品)。全部で75品が並んでいる。

 まずは看板メニューの「焼鳥」をいただきますか。

 料理メニューの何品かには、「当店のおすすめ」という赤丸印が付いているので、それらをもらってみましょう。

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 そんなわけで、まず焼いてもらったのは、「シロ(たれ)」(100円)、「レバー(たれ)」(100円)、「ボンジリ(塩)」(200円)、「カシラ(塩)」(150円)の4種4本。

 ボンジリというと、『ちょっと硬めの脂分の多い皮』といった感じの焼き鳥が出される店が多いのだが、この店のボンジリは『しっかりとした肉』といった食感。

 こんなボンジリもあるんですねぇ。これはいい。

 シロの弾力感も素晴らしい。

 他の2品(レバー、カシラ)ももちろん美味しいのだが、ボンジリとシロの2本はスーパーうまい!

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 最初にたのんだ4本の焼き鳥に気をよくして、さらに「当店のおすすめ」という赤丸印が付いている「牛タン」(200円)も注文。

 「牛タン」には味噌ダレが添えられて出された。

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 同じく赤丸印の「ひな鳥」(100円)も焼いてもらうと、この「ひな鳥」の肉のやわらかいこと! これまたいいですねぇ。

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 焼き鳥以外のつまみも食べてみようと注文したのは「ホルモン炒め」(600円)。

 ホルモン(シロ)のプリプリ感がしっかりと残っているのがいい。ピーマンと玉ネギもよく効いてるなぁ。

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 ここで最初に注文していたホッピーセットを、ソト1・ナカ3で飲み切って、続いて注文したのは「ひげ茶ハイ」(450円)だ。

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 なにしろカウンター席の自分の目の前に、「ひげ茶ハイ」の九つの効能が大々的に貼り出されているもので、ついついそれにのっかってしまったのでした。

 コーン茶のような風味に、ちょっと苦味も加わっていて、呑兵衛向けの味わいだ。

 初めて飲んだけど、美味しいなぁ。

 店は大将(二代目店主・小松原 孝さん)と、焼き手のマァくん(三代目なのかな?)、そしてアジア系外国人のおねえさんの3人で切り盛りしている。

 入店から2時間ほどたち、店内のお客さんが多くなったところで、私はそろそろ席を立つ。

 今夜のお勘定は2,900円。PayPayで支払って店を後にした。どうもごちそうさま。

店情報YouTube動画

《令和2(2020)年9月23日(水)の記録》

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店情報: やきとり「源氏(げんじ)」(京急鶴見)

  • 源氏店名: 源氏
  • 電話: 045-501-6759
  • 住所: 230-0051 神奈川県横浜市鶴見区鶴見中央4-21—19
  • 営業: 16:30-23:30、日休
  • 場所: 京急鶴見駅徒歩5分(130m)
  • メモ: 昭和25(1950)年創業。カウンター席、テーブル席、小上がり掘りごたつ席の合計30席。予約可。
    以下、価格は税別(外税)表記。◎は当店のおすすめ。
    〔焼鳥〕◎カシラ150、ハツ100、タン100、ナンコツ150、◎シロ100、シロネギのせ120、◎レバー100、コメカミ150、スタミナ170、◎ボンジリ200、つくね100、すなぎも100、ひな皮100、◎ひな鳥100、手羽120、セセリ150、ピーマンつくね150、◎牛タン200、牛ハラミ300、豚バラ200、新作ピーマン200、手羽先ギョウザ300、手羽先ニンニク200、ヒナニンニク120、ヒナドリおろしのせ120、ヒナメンタイのせ150。《豚バラ焼》エノキマキ200、キムチマキ200、シイタケマキ300、トマトマキ200、ネギマキ200、エリンギマキ200。《野菜焼》ネギ100、ピーマン100、ニンニク100、タマネギ100、ギンナン200、シイタケ200。
    〔玉子焼〕◎メンタイ玉子600、ピリカラ玉子600、ツナネギ玉子600、トマト玉子600、◎キャベツ玉子600、ニラ玉肉入600。
    〔一品料理〕◎山イモステーキ600、◎地鶏のたたき600、◎ホルモン炒め600、キムチ炒め500、鳥皮ポンズ350、エリンギバター炒め350、砂肝ネギ炒め400、砂肝ニンニク炒め400、牛タン刺し1,000、馬刺し1,300、ミソニンニク250、ミソキュウ250、ウメキュウ250、生キャベツ250、キムチ250、煮込み(冬期)400、湯どうふ400、タマネギスライス300、らっきょ250、お新香400、冷やしトマト350、冷奴250。
    〔しめ料理〕◎洋麺ナポリタン600、イカ焼そば600、ホルモンうどん700、◎牛もつ鍋1,200、キムチ鍋1,200、うどん(温・冷)500、鳥スープ300、磯辺焼300、焼きおにぎり300。
    〔ビール〕生ビール(中)450・(大)600、大瓶ビール(キリン・アサヒ)600。
    〔ホッピー〕ホッピーセット(白・黒)600、中200、外300。
    〔サワー(各400)〕レモンサワー、ハイサワー、グレープフルーツサワー、ライムサワー、ウメサワー、すだちサワー、クエン酸サワー、ウーロンハイ、緑茶ハイ、ジャスミンハイ、水割り、シークワーサーハイ、ロック。
    〔ウイスキー〕ビームハイボール380、ビームコーラ400、角ハイボール400、ライムハイボール400、コーラハイボール400、ウイスキー(シングル)350・(ダブル)700・(ボトル)3,500。
    〔カクテル〕カシスソーダ400、カシスオレンジ400、カシスウーロン400、レッドアイ500。
    〔日本酒〕日本盛(1合)400・(2合)800、久保田(冷酒)600、八海山(冷酒)600、酔鯨(冷酒)600、神輿(冷酒瓶)700、天龍(冷酒瓶にごり)750、ひれ酒600。
    〔焼酎ボトル〕金宮(甲類)2,000、JINRO(甲類)2,000、すたち酎(甲類)2,000、二階堂(麦)2,000、二階堂 吉四六(麦)4,000、いいちこ(麦)2,000、一粒の麦(麦)2,500・(一升)5,000、黒霧島(芋)2,500・(一升)5,000、富乃宝山(芋)3,000・(一升)6,000、赤兎馬(芋)3,500・(一升)7,000、山ねこ(芋)3,000・(一升)6,000、蔓無源氏(芋)3,000・(一升)6,000、鳥飼(米)4,000、鍛高譚(しそ)2,000。《セット類》氷400、各割物300。
    〔ワイン〕赤ワイン2,200、セパージュ(赤・白)(グラス)700・(ボトル)2,200。
    〔梅酒(ロック・水割・ソーダ割)〕黒糖梅酒400。
    〔ソフトドリンク(各250)〕ウーロン茶、緑茶、ジャスミン茶、コカコーラ、キリンレモン、オレンジジュース。(2020年9月調べ)

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とんぼしび造りで若戎 … 大衆割烹「いはや」(津)

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 津での三夜め。今日は津駅前のビルの地下にある大衆割烹「いはや」にやって来た。

 知ってる店でも、誰かから教えてもらった店でもないんだけれど、駅前の飲食店街をうろうろしていて、その古びた感じ(←ほめ言葉です)に、なんとなく引かれた次第。

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 店内はL字のカウンター席と、その奥に座敷席があって、けっこう広い。

 その広い店内に、午後5時半の今、先客はカウンター席の奥に一人だけ。

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 私はL字の手前側中央部あたりに座り、まずは中瓶ビール(500円、以下すべて税別表記)を注文すると、「アサヒ、キリン、どちらにしますか?」と聞かれたので、キリンをもらった。

 ビールは、特に「これ!」という好みの銘柄がないので、キリンとアサヒはだいたい順番に。たまにサッポロがある店にあたると、サッポロをもらってみるようにしている。

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 ビールと一緒に出されたお通しは、タコとワカメとキュウリの小鉢。

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 カウンターの中に食器棚の前には、今日の短冊メニューが並んでいる。

 鯵(あじ)造り、鯛(たい)造り、かんぱち造り、平目造り、とんぼしび造り、めじまぐろ造り、〆さば、鯵(あじ)塩焼、……などなど。

 値段は書かれていないんだけど、カウンター上に置かれた冊子式のメニューには、やっこ(250円)、生野菜(400円)、月見(380円)、もずく(350円)、漬物盛合せ(300円)、穴子柳川(650円)、茶碗むし(450円)、出し巻玉子(550円)、たこ酢(500円)などが並んでいるので、それほど高い店ではなさそうだ。

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「とんぼしび、ってどんな魚なんでしょう?」

 目の前の大将に、そう聞いてみると、

「ビンチョウマグロです。この辺(三重県)では昔からよく食べられていたんですよ」

 という返事。さっそくその「とんぼしび造り」をいただいた。

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 こういう地元の魚をいただくときは、絶対に地元の日本酒と合わせるべきだ。

 ビールも残りわずかになっていたので、「清酒1合」(450円)を熱燗で注文すると、地元・伊賀の地酒「若戎わかえびす(本醸造)」を1合瓶で出してくれた。

 おぉ~っ。

 一昨日の「ざく」(鈴鹿)、昨日の「寒紅梅かんこうばい」(津)が、わりとスッキリ系だったのに対して、今日の「若戎」はズッシリ系ですねぇ。これもいい。

 東京にいるとホッピーやチューハイをいただくことが多いけど、日本の各地に出張に出かけると、九州以外ではほぼ日本酒。その日本酒がまた美味うまいんだなぁ。

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 「とんぼしび造り」に続くつまみは、「しらす玉〆たまじめ」。

 これも今日の手書きメニューの中の一品だ。

 その名のとおり、シラスを玉子で閉じた料理なんだけど、旨みがすごいっ!

 燗酒にぴったりのつまみである。

 店内にはお客さんが一人、また一人と入って来るが、みなさん常連のひとり客。ボトルでキープしている焼酎を飲んでいる人が多い。

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 燗酒をおかわりする。

 お店は大将の他に、調理を担当しているおじさんが一人と、料理やお酒を運ぶ女性が二人。

 けっして愛想がいいとは言えない店なんだけど、その分、ゆっくりと静かに飲むことができてありがたい。

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 たまたまなのかもしれないけれど、入って来る常連さんたちのほとんどが「串かつ」(350円)を注文するもんだから、私も思わずその「串かつ」を注文した。

 出された「串かつ」は3本が1人前で、1本が豚肉、1本が魚、そして残る1本が玉ネギ&獅子唐だ。

 なるほどなぁ。この3本で350円というのは、たしかにコストパフォーマンスが素晴らしい。だから人気があるんだろうなぁ。

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 ところで、店に入ってきた時から気になってたんだけど、大将のハチマキに刺しているその柿の実はなんなんでしょう?

「ちょっとでも明るくしようと思ってね(笑)」

 と大将。これは大将のトレードマークで、季節ごとに、その時期の草花をハチマキに刺してるんだそうな。面白いねぇ。

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 午後8時まで、2時間半ほどゆっくりとして、今日のお勘定は3,498円(3,180円+消費税)でした。

 ということは価格表記がなかった「お通し」「とんぼしび造り」「しらす玉〆」の3品で、税別1,480円だったってことですね。

 「お通し」が350円、「とんぼしび造り」が680円、「しらす玉〆」が400円といったところだろうか。(あくまでも推測です。)

 いずれにしても、価格表記がないものについても、やっぱりそれほど高くはなかったってことですね。

 ごちそうさまでした。美味しかった。

店情報

《令和2(2020)年9月16日(水)の記録》

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店情報: 大衆割烹「いはや」(津)

  • 大衆割烹いはや店名: 大衆割烹いはや(いはや寿司本店)
  • 電話: 059-224-0292
  • 住所: 514-0009 三重県津市羽所町345 第一ビル地下1階
  • 営業: 17:00-23:00(ランチ11:30-13:15)、日休
  • 場所: 津駅東口を出て右へ。ロータリーを回り込むように小さな横断歩道を渡ると、そのすぐ右手にある6階建ての赤っぽいビルが第一ビル(2Fに魚民)。大衆割烹「いはや」はその地下1階にある。駅出口から徒歩1~2分ほど。
  • メモ: 店内はカウンター席と座敷席。食べログ、Retty、ぐるなび等では「いはや寿司本店」として紹介されているが、店頭に出されている電灯看板は「大衆割烹いはや」となっており、当ブログではその表記に従った。実際の店内の様子も『寿司もメニューに並んでいる大衆割烹・大衆酒場』といった風情である。店内のメニューには価格表記の無いものもある。表記されている価格は税表記のようだ。
    〔一品料理〕穴子天ぷら一本揚800、まぐろ納豆750、まぐろ山かけ750、たこ物(ぶつ)650、いわしフライ400、いわし天婦羅550、穴子柳川650、茶碗むし450、出し巻玉子550、たこ酢500、魚フライ800、あじフライ800、とり唐揚650、キムチどうふ450、あげどうふ380、いか焼650、いかバター650、いか酢500、納豆250、野菜コロッケ300、やっこ250、生野菜400、月見380、もずく350、漬物盛合せ300、天婦羅盛合せ1,200、貝柱かき揚550、一口かつ650、串かつ350、かき鍋(季節のみ)850、カキフライ(季節のみ)800、とり皮揚380、とりナンコツ揚380、いくらおろし600、じゃこおろし250、山いもサラダ300、あさり酒むし(季節のみ)600、あさりバター(季節のみ)700、蛤(はまぐり)酒むし700、いか納豆750、とうふ納豆450。
    〔お食事〕おすし盛合せ(1人前)1,000、にぎりすし(1人前)1,500、鉄火巻(1人前)1,200、天巻(1人前)800、天婦羅定食1,200、さしみ定食1,200、ぞうすい600、おむすび(3ケ)390。
    〔おすし手巻いろいろ(1本250)〕てっか巻、かっぱ巻、ねぎさば巻、納豆巻、しんこ巻、玉子巻、えび巻、いくら巻、たこ巻、穴きゅう巻、いか巻、サラダ巻、かんぴょう巻、梅しそ巻。
    〔日替わり手書きメニュー(2020年9月26日の例、値段表記はない)〕かつを造り、とんぼしび造り、はまち造り、鯵(あじ)造り、鯛(たい)造り、〆さば、あじ焼、たこわさび、えだまめ、ばい貝煮、竹の子煮、蓮根(れんこん)煮、しめじ煮、しらす玉〆、小いも生姜合え、小松菜おひたし、あすぱらバター、米茄子(べいなす)揚げ味噌、松茸(まつたけ)土びんむし。
    〔お飲物〕ビール(中)500、生ビール(大)1,000・(中)500、清酒「わかえびす」(1合)450、生酒「義左衛門」(大)2,200・(小)1,100、生酒「まほ」2,800、ノンアルコール380、ウーロン茶230、梅酒350、梅酒ロック400。《焼酎》黒霧島2,800、神の河(かんのこ)3,000、古秘(こひ)3,200、いいちこ2,000、白水(はくすい)2,000、お湯わり350、レモンわり380、梅わり380、レモン酎ハイ400、ハイボール380。
    〔店内の短冊メニュー(2020年9月26日の例、値段表記がないものが多い)〕松たけ土びんむし(韓国産松たけ)850、鯵(あじ)造り、鯛(たい)造り、かんぱち造り、平目造り、とんぼしび造り、めじまぐろ造り、〆さば、鯵(あじ)塩焼、とり唐揚げ、手羽先揚げ、一口カツ、串かつ、寄せ鍋、湯ドーフ、長野グリーンアスパラバター焼500、高知 米茄子ミンチ仕立揚600。(2020年9月調べ)

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めはりを肴に三重の酒 … 居酒屋「八の巣(はちのす)」(津)

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 津駅東出口から徒歩2分ほどの居酒屋「八の巣」。

 のれんの下から垣間見える午後6時過ぎの店内には、いかにも地元のサラリーマンらしき男性ひとり客が何人か、アクリル板で仕切られたL字のカウンター席に、飛び飛びに座って飲んでいる。

 入口横には「新型コロナウイルス対策としてオゾン発生器を設置しました」という張り紙もあり、感染症対策に力を入れている店であることがわかる。

 よしっ。今夜の晩酌はここにしよう。

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 「ひとりです」と店に入り、いていたカウンター席の中央部あたりに腰を下ろした。

 となりの席との間を仕切るアクリル板は、ブックエンドとダブルクリップを利用した手作りのもの。

 なるほどなぁ。この手があったか!

 この仕切りは、カウンターの2席ごとに置かれていて、その2席分の空間に、それぞれ一人ずつの客が座っている状態だ。

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 カウンターの上段には、大皿に盛られた料理が、ずらっと15皿ぐらい並んでいるのだが、そのカウンター上段と、お客が座っているカウンター席との間には、天井からビニールのシートが吊り下げられていて、大皿料理は見えるけど、お客さんがしゃべっても、飛沫は防止できる仕組みになっている。

 ビニールシートの向こう側、カウンターの中には、女将さんやアルバイトの学生がいるのだが、彼らはマスクを着用しているから大丈夫なのだ。

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 まずは瓶ビールを注文すると、アサヒスーパードライ中瓶が出され、追いかけるようにお通しの「まぐろ角煮」を、ビニールシートの下側をちょっとめくって出してくれた。

 天井から吊り下げられたビニールシートのたけが、長過ぎず、短か過ぎずで、大皿料理は守るけど、カウンターの中から料理を出すのには、あまり邪魔にならないという絶妙な長さなのである。

 この位置に収まるまで、いろいろと試行錯誤をされたんだろうなぁ。

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 この店のメニューは、卓上には置かれておらず、カウンターの上部や、まわりの壁の上部に短冊でぶら下げられている。

 その数はかなり多くて、全体を把握するのは大変そう。

 店の奥の壁に掲示された黒板には、今日のメニューがチョークで手書きされている。

 お客さんたちのほとんどは、予想どおり常連さんの様子で、ひとり客か、ふたり連れ。

 ひとり客は、みんなカウンター席に座っていて、ふたり連れは後ろのテーブル席や、小上がりの座敷席で談笑しながら飲んでいる。

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 「まぐろ角煮」(お通し)と中瓶ビールが残り少なくなったところで、次なるさかなと飲みものを選ぶ。

 店の名物は「ロールキャベツ」(600円)や「とんかく(豚の角煮)」(750円)などのようだ。「あさり」(600円)の注文もよく入っているようだ。

 「うつぼ」(400円)や「赤モク(海藻)」(400円)なども並んでいる。

 「まぐろハーモニカ」(450円)って何だろう? ちょっと気になるなぁ。

 そんな中に、好物の「タコ天」(450円)を発見。これにしよう!

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 「タコ天」を注文しておいて、飲みものは「酒1合」(350円)を熱燗あつかんでいただく。

 お酒の銘柄は「寒紅梅かんこうばい」。このすぐ近く(三重県津市)で造られている三重の地酒だそうな。

 「寒紅梅酒造は、三重大学の近くにあるんですよ」と女将さん。

 女将さんをサポートしている、二人の若い男子アルバイトは、二人とも三重大生なんだそうな。キビキビとした接客がいいですねぇ!

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 そして「タコ天」もできあがってきた。

 熱々の出来たてが、天つゆと一緒に供される。

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 この弾力感と、噛みしめたときの旨みが「タコ天」の良さなんだなぁ。

 「タコ刺身」や「タコブツ」も好きなんだけど、熱い「タコ天」のほうが、より旨みを感じやすいように思うのだ。

 ックゥ~~ッ。燗酒にもよく合うのぉ~っ!

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 「タコ天」で1本めの燗酒を飲み干して、2本めの燗酒をもらうと共に、つまみ兼シメの一品として、初めて目にする「めはり」(600円)をいただいた。

 「めはり」というのは、和歌山県と三重県にまたがる熊野地方や、奈良県の吉野地方の郷土料理である「めはり寿司」のこと。

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 本来は、おにぎりを高菜の葉の浅漬けでくるんだものらしいが、この店の「めはり」には、熊野産の芥子菜からしなを使っているとのこと。

 ピリッとした味わいが、とてもいいつまみになる。

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 ゆっくりと2時間ほどの酒場浴。今宵のお勘定は2,970円でした。

 このお勘定から逆算してみると、最初の中瓶ビールとお通しで950円(中瓶ビールが550円でお通しが400円、あるいは中瓶ビールが500円でお通しが450円)で、価格はすべて税別表記のようだ。

 メニューに「伊勢うどん」(500円)も、ちょっと気になった一品だった。

 どうもごちそうさま。

店情報

《令和2(2020)年9月15日(火)の記録》

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店情報: 居酒屋「八の巣(はちのす)」(津)

  • 八の巣店名: 民芸居酒屋・お食事処 八の巣
  • 電話: 059-225-6039
  • 住所: 514-0009 三重県津市羽所町335
  • 営業: 17:00-21:00、日休 (ランチ営業もあり)
  • 場所: 津駅東出口を出て右へ。ロータリーを回り込みながら次の信号を右に曲がった先、右手角。駅出口から150m(徒歩2分)ほど。
  • メモ: 昭和53(1978)年創業か?(未確認)。L字型カウンター(16席)、テーブル(16席)、座敷(8席)。予約可。以下、価格は税別表記。
    赤身600、いかさし600、ししゃも400、あじフライ400、キスフライ400、うるめ一夜干し400、串かつ500、イカ塩辛400、うつぼ400、タコ天450、赤モク400、じゃがバター400、名物ロールキャベツ600、とんかく(豚の角煮)750、あさり600、めはり600、天巻650、伊勢うどん500、鮪ハーモニカ450、鰯明太子450、鯵干物400、生やさい450、とまと400、つけもの400、じゃこおろし350、山いも400、明太子400、まぐろ納豆600、いか納豆500、とろろ納豆400、おろし納豆400、納豆300、もずく400、くらげ400、わかめ350。
    酒1合「寒紅梅」350。(2020年9月調べ)

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うなぎをつまみに燗酒 … 「大観亭支店(だいかんていしてん)栄町本店」(津)

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 今週は津(三重県)にやって来た。

 津駅近くのホテルにチェックインし、やってきたのは「大観亭支店 栄町本店」である。

 「大観亭支店」は、津名物のひとつ、うなぎのお店だ。

 津は、栄養豊富な水に恵まれ恵まれた河川がも多く、戦前から戦後にかけて、盛んにうなぎの養殖が行われていたそうだ。

 戦後は、養鰻業の中心は九州などに移ったため、津での養鰻は衰退したが、日常的にうなぎを食べるという食文化は、その後もずっと津に根付いており、今もなお、うなぎが名物なのである。

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 実は「大観亭支店」は津に3軒ある。

 津駅の東南、徒歩5分ほどのところにある、ここ「大観亭支店 栄町本店」と、津駅の西口を出た目の前にある「大観亭支店 西口店」、そして津駅からは西へ2キロ弱離れたところにある「大観亭支店 渋見店」だ。

 これだけ支店があるのに、なぜは本店は見当たらないのが不思議なのだ。

 以前、津に出張に来たときに、西口店で昼食として「うな丼」をいただいたことがある。

 今回は、宿泊先のホテルが東口側だったこともあり、栄町本店にやって来たのでした。

 栄町店というからには、3軒ある支店の中では、ここが本店なのかなぁ?(謎)

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 1階のテーブル席のひとつに座ると、この時点(午後5時半)で先客は、若い女性二人連れのみ。予約している宴会のお客さんたちは2階(座敷なのかな?)に通されるようだ。

 店のおねえさんがお茶とおしぼりを出してくれたので、その場で「ビール大瓶」(650円、以下すべて税別表記)を注文すると、すぐにキリンラガービールの大瓶を持ってきてくれた。

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 ビールで喉をうるおしながら、つまみになりそうな単品メニューを確認する。

 まずまっ先に「きも焼」(700円)を注文すると、なんと売り切れ。残念だなぁ。

 そこで「ほね唐揚」(300円)と「うざく」(650円)をいただくことにした。

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 「ほね唐揚」は、うなぎの中骨をカリッと揚げて、置き冷ました一品。

 サクサクとスナック感覚でいただけるので、ビールにすごくよく合うのだ。

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 「うざく」は、うなぎとキュウリの酢の物のこと。

 この店の「うざく」はキュウリが下に敷かれ、その上にうなぎがのって、白ごまと白髪ねぎがトッピングされている。

 うなぎの皮が、これまたいい味わいだなぁ。

 大瓶のビールが残り1杯となったところで、「白焼 一切」(550円)と、「酒一合」(500円)を燗酒で注文した。

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 ほとんど待つこともなく「白焼 一切」がやって来た。

 ふた付きの器で出されるところが上品ですねぇ。

 わさびの小皿と、しょう油の小皿も添えられる。

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 器のふたをパカッと開けると、器の左下隅に「白焼 一切」が、ちょこんと鎮座していた。

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 カリッと焼けた表面と、その内側のトロットロの身。

 これが関西風の、蒸さずに焼き上げるうなぎの大きな特長ですねぇ!

 すばらしく旨いっ。

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 そして燗酒。

 「銘柄は?」と聞いてみると、これが三重(鈴鹿)の地酒「作(ざく)」でした。うれしい。

 白焼きと、燗酒のために少し残しておいた「うざく」をつまみに、1合のお酒をチビリチビリといただいた。

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 そしていよいよ〆とつまみを兼ねた最後の一品を選ぶ。

 「うな丼」もまた、一切れから、二切れ、三切れ、……と増えて、最後は大一尾の「うな重(特註)」まで、選択肢が多い。

 「ひつまぶし」もありますねぇ。

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 〆は少量でいいので、一切れの「うな丼(小)」(800円)を注文して、「作」の燗酒もおかわりをもらう。

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 待つことしばし、「うな丼(小)」がやってきた。

 パカッとふたを開けて驚いた。

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 そうか。うなぎは一切れでも、ごはんは普通に、たっぷりと丼1杯分なんだ!

 これは決して『少量の〆』ではないなぁ。

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 添えられた漬物は、タクアンと奈良漬け。これもいいつまみだ。

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 なんとかうな丼を完食すると、最後の最後はお吸物をつまみにして、残っている燗酒をチビチビといただいた。

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 1時間半ほどの『うなぎ呑み』。お勘定は4,345円でした。どうもごちそうさま。

店情報

《令和2(2020)年9月14日(月)の記録》

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店情報: 「大観亭支店(だいかんていしてん)栄町本店」(津)

  • 大観亭支店 栄町本店店名: 大観亭支店 栄町本店
  • 電話: 0120-25-3445(予約)、059-225-3445
  • 住所: 514-0004 三重県津市栄町2-472
  • 営業: 11:00-14:00 & 17:00-20:00(19:00LO)、土休
  • 場所: 津駅東出口を出て右へ。線路沿いの小道を進み、右手に踏切が現れたら左折。交差点を過ぎ、次の右側の路地(右手前が「空麦」、右向こうが「ホルモン松屋」)を右折した先、左手ビル。駅から300m(徒歩5分)ほど。
  • メモ: 昭和22(1947)年創業。伊勢のたまりで仕込んだ甘く上品なタレと、炭火でていねいに焼いたジューシーなうなぎは、伊勢米のご飯とぴったり(津ぅの「うまっぷ」より)。2020/4/1より店内全面禁煙、予約可、駐車場有。テーブル席、座敷席、個室あり、PayPay利用可。
    〔おしながき(税別)(御飯の大盛りは150円増し)(単品を除くすべての料理に吸い物と漬物が付きます。)〕
    うな丼(小・1切)800・(並・2切)1,400・(中・3切)1,900。
    うな重(上・4切)2,400・(特上・中1尾)3,000・(特註・大1尾)3,600。
    かば焼御飯(並・2切)1,400・(中・3切)1,900・(上・4切)2,400・(特上・中1尾)3,000・(特駐・大1尾)3,600。
    ひつまぶし(小)2,100・(中)2,500・(大)3,100。
    うなきも丼2,300、お化け丼7,800、ひつまぶしセット(ひつまぶし(小)+日替わり小鉢+刺身+自家製デザート)2,500うなぎ定食(かば焼+うざく+う巻+御飯)2,600、豚炭火焼き丼990、豚炭火焼き丼プラス1,430。
    《単品料理》かば焼1切550、白焼1切550、きも焼700、鰻のたたき650、ほね唐揚300、うざく650、鰻のからし和え650う巻650鰻の南蛮漬650、きも吸75、自家製デザート(カタラーナ/パンナコッタ)250。
    《コース》3,091円(税込3,400円)コース(小鉢・ほね唐揚げ・うざく・う巻・かば焼・刺身・御飯・自家製デザート)、4,000円(税込4,400円)コース(小鉢・ほね唐揚げ・うざく・う巻・かば焼・刺身・揚げ物・御飯・自家製デザート)、5,000円(税込5,500円)コース(小鉢・ほね唐揚げ・うざく・う巻・かば焼・刺身・揚げ物・御飯・(鰻のたたき/辛子和え/肝焼から2品)・自家製デザート)
    《御飲み物》酒(1合)500、冷酒300ml「半蔵」900・「作」1,400、ビール(小瓶)350・(中瓶)500・(大瓶)650、焼酎(グラス)400・(ボトル)3,000、ノンアルコールビール400、烏龍茶300、山形県産リンゴジュース300。
    《御持ち帰り(税率8%)》かば焼1切550、白焼1切550、きも焼700、ほね唐揚300、きも吸150。
    (2020年9月調べ)

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