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2021年1月

有形文化財で郷土料理 … 青森自慢料理「ほこるや」(本八戸)

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 八戸での初日の仕事を終えて、地元在住のMさん、同行のKさんと3人でやって来たのは、宿泊先のホテルのすぐ隣にある「青森自慢料理ほこるや」だ。

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 ロシア風建築とアールデコ調の様式を取り入れたというこの建物は、八戸の地酒「八鶴」の本社(当時は酒造・酒販「河内屋」)として1924(大正13)年に建てられたもの。

 1994(平成6)年末に発生した「三陸はるか沖地震」(八戸で震度6)により事務所として使えなくなり、すぐ近くのこの地に移築し、1998(平成10)年には国の「登録有形文化財(建造物)」に指定された。

 その後、2008(平成20)年2月20日に「青森自慢料理ほこるや」としてオープンしたそうだ。

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 席はMさんが事前に予約してくれていて、畳敷きの部屋にテーブルが置かれた個室に通された。

 まずは「琥珀ヱビス(中)」(600円、以下価格はすべて税別表記)をもらって乾杯である。

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 そして、すぐに出されたお通しの三品盛りをつまみながら、メニューから料理を選ぶ。

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 店名に「青森自慢料理」と冠されているとおり、メニューには青森シャモロックや倉石牛、十和田産馬肉、さらには港にあがった新鮮八戸の海の幸など、八戸をはじめ近隣の郷土料理が並んでいる。

 また元・八鶴の本社だったこともあってか、地元「八鶴」のお酒は全種類そろっている他、「田酒」(青森)、「如空」(五戸)、「豊盃」(弘前)などの青森県の地酒も並んでいる。

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 最初にもらったのは、「活鮮(港に揚がった新鮮八戸の味)」ジャンルから、「八戸三点盛り(烏賊・鯖入り)」(1,050円)。

 出てきた刺盛りには、サバ、マグロ、イカ、タイの四品が盛り合わされてきた。

 飲み物は「八鶴 本醸造」(1合680円)を燗酒でいただく。

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 「郷土の串焼き」からは、「おまかせ8串盛り合わせ」(1,800円)を注文した。

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 この盛り合わせには、「八串盛りお品書き」と書かれた小さな紙も付いてきて、何が盛り合わされているのかよくわかる。

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 「馬刺」(1,200円)もいただいた。

 馬肉生産量で見ると、国内では1位の熊本県に続いて、2位が福島県、3位が青森県と続いていて、青森もまた馬肉をたくさん食べる食文化圏なのだ。

 燗酒もグイグイとおかわりである。

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 最後の〆兼つまみとしていただいたのがこれ!

 「倉石牛太巻き」(1,000円)だ。

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 焼いた倉石牛を芯にして太巻きを作った後、その上にウニをのせて、バーナーで炙っている。

 牛肉とウニと酢飯と海苔。合うんだなぁ。

 たっぷりと「八鶴」燗酒をいただいた八戸の夜となりました。

 どうもごちそうさま。

店情報YouTube動画

《令和2(2020)年10月5日(月)の記録》

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店情報: 青森自慢料理「ほこるや」(本八戸)

  • ほこるや 店名: 青森自慢料理 ほこるや
  • 電話: 0178-73-1270
  • 住所: 031-0086 青森県八戸市八日町6-1
  • 営業: 17:00-21:30(21:00LO)、日休(月~金はランチ営業もあり)
  • 場所: JR八戸線・本八戸駅から徒歩10分
  • メモ: 2008(平成20)年2月20日オープン。店内全面禁煙、80席(座敷席、椅子席、カウンター席)、個室あり、宴会最大30名。予約可、カード可、電子マネー可(楽天ペイ、PayPay、auPAY)。公式サイトぐるなび。以下、価格はすべて税別表記。

    〔料理〕
    《地鶏「青森シャモロック」一品料理》シャモ天盛り合わせ(笹身・むね・モモ肉)1,200、モモ肉一枚岩塩焼き1,350、究極の出汁巻玉子800、シャモチャーシューとチーズの盛り合わせ980、シャモロックサラダ810、シャモロックラーメン(醤油)800、
    名物「シャモロック鍋」(塩・醤油・水炊き)1人前1,500、鍋の〆の一品(うどん・ラーメン・せんべい・雑炊)各400、みちのく名物鍋「義経鍋」(青森自慢の「青森シャモロック・倉石牛・県産馬肉」を水炊きと鉄板焼きで)2人前3,800。
    《郷土の串焼き》〈青森シャモロック串焼き(各1本)〉ネギ間350、ムネ300、笹身300、つくね(たれ・卵黄付き)300。
    〈美保野ポーク串焼き(各1本)〉バラ串250、トマト巻串330、チーズ串焼350、スペアリブ串300、串カツ350。
    〈麦小町・豚肉串焼き(各1本)〉レバー200、カシラ200、タン200、ハツ200。
    〈野菜串各種(各2本)〉ねぎ290、ししとう290、椎茸270。
    おまかせ5串盛り合わせ(ねぎ間・むね・バラ・他2本)1,200、おまかせ8串盛り合わせ1,800。
    《特選A5ランク!青森の銘牛「倉石牛」一品料理》サーロインステーキ(150g)4,000、ももステーキ(150g)2,200、串焼き1本980、にんにくカルビ炒め1,340、牛タタキ刺し
    おすすめ1,000。
    《青森県産「馬肉」一品料理》馬刺し1,200、馬肉鍋1人前1,100、馬肉ユッケ1,000、馬肉握り2貫700。
    《活鮮(港に揚がった新鮮八戸の味)》雲丹入り海鮮極上盛り(3人前より時価)、五点盛り1,760、八戸三点盛り(烏賊・鯖入り)1,050。〈刺身単品各種〉雲丹2,000、イカ姿刺し850、鮪900、自家製大トロ〆鯖850。
    《寿司》はちのへ鮨(握り11貫・小鉢・ミニ天ぷら・せんべい汁・香物・ぷりん)3,000(+500でせんべい汁を苺煮に変更可)、握り十貫2,100、こぼれ雲丹軍艦(二貫)1,500、こぼれイクラ軍艦(二貫)1,000、海鮮太巻1,580。
    《焼物》鮑ステーキ(1日限定5食)2,000、つぼ鯛700、縞ホッケ(大)1,050・(半身)600、コマイ干し630、八戸イカ一夜干し880、前沖鯖串焼き(5本)720、本日のカマ焼き780~、八戸苺煮グラタン(ほこるや特製のウニ・アワビ・帆立・麦かっけ入り贅沢海鮮グラタン)820、磯貝焼き盛り合わせ(醤油)820、イカ肝ホイル焼き720。
    《八戸・県南地方の郷土料理》いちご煮(三陸地域の伝統的な郷土料理。ウニの塊が野いちごの果実のように見えることから名づけられた吸い物)860、イカ肝正油鍋(せんべい付き)1,200、せんべい汁(ご当地B級グルメとして全国的に有名になった南部地方の郷土の味「せんべい汁」。ほこるやのせんべい汁はもちろん「青森シャモロック出汁」です)670、蕎麦かっけ(南部地方の歴史的な郷土食。「かっけ」とは欠け・端のこと。蕎麦を打ったはしの部分を三角に切って、ねり味噌などを付けて食べたことから生まれた地元の味)670、ひっつみ670。
    《青森特産の一品料理》にんにく丸揚げ860、アピオス塩蒸しまたは唐揚げ(アピオスの和名はアメリカホドイモ。北米原産でインディアンのスタミナ源とされるイモ。鉄分、カルシウム、イソフラボン、食物繊維などが豊富に含まれています)600、アピオスと長芋の県産サラダ720。
    《居酒屋定番メニュー》自家製塩辛600、バクライ760、もずく酢470、漬物盛り合わせ570、冷奴470、揚げ出し豆富520、天ぷら盛り合わせ1,080、イカ一尾まる揚げ 耳・胴体・ゲソ900、タコ唐揚げ670、鶏唐揚げ(純和鶏)740、美保野ポーク豚カツ900。
    《お食事》ミニイクラ丼1,600、海鮮太巻1,580、おにぎり各種(うめ・鮭・たらこ・おかか)1個300、お茶漬け各種(うめ・鮭・たらこ)480、胡麻と薬味たっぷり本日のづけ茶漬け730、鶏玉子雑炊620、貝味噌汁350、シャモロックラーメン(醤油)800、蕎麦(温・冷)650。
    《甘味》青森シャモロックたまごぷりん320、青森シャモロックたまご使用濃厚チーズケーキ320、アイスクリーム380、白玉アイスぜんざい380。
    《郷土御膳》八戸せんべい汁膳 ミニいくら丼付(小鉢・刺身・ミニいくら丼・せんべい汁・香物・ぷりん)2,380、天婦羅膳(小鉢・刺身・天婦羅・ご飯・汁物・香物・ぷりん)2,380、青森シャモロック膳 鉄板焼きまたは鍋(小鉢・刺身・鉄板焼きまたは鍋・ご飯・香物・ぷりん ※鉄板焼きには汁物が付く)2,680、美保野ポークのとんかつ膳(小鉢・刺身・とんかつ・ご飯・汁物・香物・ぷりん)2,380、海鮮丼 せんべい汁付(小鉢・海鮮丼・ミニ天ぷら・せんべい汁・香物・ぷりん)2,670、刺身膳 せんべい汁付(小鉢・刺身盛合せ・ミニ天ぷら・ごはん・せんべい汁・香物・ぷりん)3,000、倉石牛サーロインステーキ膳(小鉢・サラダ・サーロインステーキ150g・ご飯・汁物・香物・ぷりん)5,000、倉石牛ももステーキ膳(小鉢・サラダ・ももステーキ150g・ご飯・汁物・香物・ぷりん)3,150。

    〔飲物〕
    《八戸老舗酒造「八鶴」の日本酒》八鶴 蔵出し直送秘蔵酒(一合)時価、八鶴 純米吟醸 無ろ過(一合)950、八鶴 剛酒 濃醇超辛純米(一合)850、八鶴 純米酒(一合)750、八鶴 本醸造(一合)680、八鶴 贅沢セット1,280。
    《青森県内の地酒》〈青森〉田酒 特別純米(一合)1,200、〈八戸〉十魂 純米吟醸(一合)950、〈五戸〉如空 山廃仕込み(一合)670、〈弘前〉豊盃 特別純米(一合)900、〈黒石〉亀吉 特別純米(一合)830。
    《ビール》〈生ビール〉サッポロパーフェクト黒ラベル(中)560、琥珀ヱビス(中)600、〈瓶ビール〉サッポロラガービール750、アサヒスーパードライ750、〈ノンアルコール〉サッポロプレミアムフリー480。
    《ウイスキー(ハイボール、ジンジャーエール、コーラ割も可)》山崎760、白州760、余市760、宮城峡760、知多680、角550、デュワーズ550、青森りんご酢ハイボール550、八戸ハイボール 三島シトロン割550。
    《サワー・酎ハイ》青森りんご酢サワー480、梅干しサワー480、カルピスサワー480、ウーロンハイ480、レモンティーハイ500、黒ウーロンハイ540、寿司屋の抹茶ハイ530。
    《焼酎》〈芋〉からり芋550、赤兎馬580、農家の嫁620、〈麦〉和ら麦550、〈長芋〉六趣(六ケ所村)580。
    《ワイン》ハウスワイン(赤・白)(デキャンター)2000・(グラス)530・(ボトル)4,500、《バカルディ爽快ハイボール》ラムハイ530、ラムコーク530、ラムジンジャー530。
    《カクテル》カシスグレープフルーツ570、カシスオレンジ570、カシスソーダ570、カシスウーロン570、ファジーネーブル570、レゲエパンチ570。
    《ノンアルコールカクテル》ゼロカシオレ430、ゼロシャルドネ430。
    《ソフトドリンク》りんご370、オレンジ370、グレープフルーツ370、ジンジャーエール370、コカ・コーラ370、カルピス370、ウーロン茶370、黒ウーロン茶370、緑茶370。
    (2020年10月調べ)

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いかめし&せんべい汁 … いかめしや「烹鱗(ほうりん)」(八戸)

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 東京駅から東北新幹線「はやぶさ」で3時間弱。昼前には八戸(青森県)に到着した。

 2017年11月に初めて八戸に来てから、今回で4回目。年に1度の八戸である。

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 八戸に到着しての昼食は、八戸駅に隣接する「ホテルメッツ八戸」内にある「いかめしや烹鱗(ほうりん)」である。

あおもり定食

 昨年(2019年7月)も、同じ時間に八戸に着いて、この店で「みそ貝焼き」「ミニいくら丼」「真いか・鉢まぐろ刺し」「せんべい汁」がセットになった「あおもり定食」(当時1,980円)をいただいた。(→その時のブログ記事

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 今年はどれにしよう?

 ちょっと迷って、「いかめし」「バチまぐろ・イカ刺し」「せんべい汁」「小鉢一品」がセットになった「お刺身付き いかめしとせんべい汁定食」(1,540円)を選んだ。

 店名に「いかめしや烹鱗」なので、「いかめし」は看板メニューであるに違いないし、大好物の「せんべい汁」も外せない。

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 「いかめし」は、イカの胴体の中に米を詰めて炊き上げたもの。

 第二次世界大戦中の米不足の中、「少しでも米を節約できる料理」をということで、函館本線森駅の駅弁として考案されたのがはじまりと言われている。

 しかしながら、イカの水揚げ量が日本一の青森県八戸でも、ごく一般的な家庭料理として、よく食べられているんだそうな。

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 「せんべい汁」もまた、八戸市周辺で江戸時代に生まれた、伝統的な郷土料理である。

 醤油ベースの出汁で、鶏やごぼう、きのこ、ネギなどの具材と共に、専用の南部せんべいを手で割り入れたものを煮込んでいる。

 小麦の練りものを使った「ひっつみ」や「すいとん」の代わりに、いつでもサッと使えて保存もきく南部せんべいを具材に使ったもののようだ。

 ちょっとアルデンテめにゆでられた「せんべい」が、いい味わいを出してくれるのだ。

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 せっかくの八戸だから、ということで、毎回こういう、ちょっとぜいたくな定食を選んでいるが、改めて店内をながめてみると、麺類や丼物なども人気が高いようだ。

 麺類の基本は「八戸らーめん」(680円)。

 八戸のラーメンは、とにかく汁が旨いのだ。

 「せんべい 汁 」も汁が旨いので、汁もの全般が美味しいんだろうな。

 この「八戸らーめん」と「いかめし」がセットになった「八戸らーめんといかめしセット」(1,140円)にも引かれたなぁ。

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 午後から仕事なので、残念ながら今は飲むわけにはいかないが、この店には「生ビール(中)1杯」または「日本酒(小)1本」に、「バチまぐろ・イカ刺し」と「イカゲソ」が付く、「おつまみセット」(980円)なんてメニューもあって、ちょいと飲むにも良さそうだ。

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 さらに「ほろ酔いセット」(1,580円)を選ぶと、「おつまみセット」の「イカゲソ」に代わって、「焼き魚」「いかめし」「塩辛」が付く。

 こうなると「生ビール(中)1杯」または「日本酒(小)1本」では終わるはずもなく、飲みもののおかわりも必至ですねぇ!

 なんとも呑兵衛向けの「ほろ酔いセット」です。

店情報前回) 《YouTube動画

《令和2(2020)年10月5日(月)の記録》

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常連さん達が集う老舗 … 「岩亀(がんき)」(京急鶴見)

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 京急鶴見駅から歩いて5分ほど。鶴見川近くの「岩亀」にやって来た。

 この店名、「岩亀」と書いて、「がんき」と読むそうだ。

 店内は、入ってすぐ右手のカウンター席と、左手のテーブル席、奥には小上がりの座敷席もある。

 午後7時半の店内は多くのお客さんたちでにぎわっていたが、カウンター席の入口側には数席だけ、空席があり、そこに案内された。

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 席に着くとすぐにお手拭きと、醤油皿、そして箸(はし)が出される。

 最初はやっぱりビールかな。

 「生ビール(中)キリン」(610円)と「ビール(大)キリン」(600円)が選べるところを、後者の瓶ビールのほうでお願いした。

 店は男性一人と女性二人の3人で切り盛りしていて、男性と女性が中の厨房にいる。もう一人の女性がカウンターの中にいて、お客さんたちと話をしながら、ホールへのお運びも担当している。

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 お通しとして出してくれたのは、濃い色合いのキュウリ漬け。

 これがチビチビといいつまみになる。

 店を出た後に、お勘定額から逆算してみると、このお通しはサービスだったようです。

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 さて、つまみ。

 カウンター席と厨房との間の壁の上部に、ずらっと短冊メニューが並んでいる。

 刺身もの、焼きもの、揚げもの、その他と区分けされていて、その数ざっと40品。

 その中から「もつ煮込」(530円)を注文した。

 私の後から、何人かの常連さんがやって来てわかったことだが、この店の一番の売りは刺身のようで、常連さんたちはまず真っ先に刺身を注文する。

 だから、最初にお箸と一緒に醤油皿を出してくれたんですね。

 後からお話しさせていただくようになった、となりの常連さんによると、刺身は2~3種の盛り合わせもできるそうで、この場合は、単品(670円のものが多い)の倍数ではなくて、割安になるらしい。

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 「うちのは、野菜なんかは入ってなくて、もつだけですよ」

 と言いながら、おねえさんが心配そうに出してくれたが、私はそういう煮込みも大好き。

 練り辛子を溶かし込んで、ちょっとピリ辛でいただくと、ものすごく美味しい。

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 大瓶ビールを飲み切ったところで、次なる飲み物として「お茶割り焼酎」(380円)をもらう。

 「お茶割り焼酎」をいただいていると、店のおねえさんが、「横浜開港160年の浮世絵」という大きな本を出してくれた。

 横浜の街そのものや、その街の中を闊歩する外国人を描いたりした浮世絵があるんですねぇ。初めて知った。

 この店の大元は、この浮世絵にも描かれている横浜の遊郭・「岩亀楼(がんきろう)」にあるんだそうで、本店(明治末期に創業)は今も横浜(戸部)にあるとのこと。

 この店は、1953(昭和28)年に、その本店から分岐して、この地に創業したそうだ。創業68年となる老舗酒場である。

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 「もつ煮込」の具材をすべて食べ終えて、あとは大事な煮汁!

 これがまたいいつまみになるんですねぇ。

 この煮汁を、より美味しくいただくには、豆腐(冷やっこ)あたりがあるとベストなのだが、なぜかメニューに見当たらない。

 その代わりに「厚揚」(370円)を注文し、「お茶割り焼酎」もおかわりした。

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 この「厚揚」が、厚揚げとして旨味が強く、調味料がなくても美味しくいただける!

 そこで最初の半個はそのまま&生姜醤油でいただいて、残り2個半を煮込みの汁と一緒にいただいた。

 「厚揚」の注文。正解だったなぁ。

 カウンター内のおねえさんは、カウンターに居並ぶお客さんたちのハブ(中心点、中継点)のような役割を果たしていて、自分のような一見客にも「おにいさん、どこから来たの?」と話を聞いてくれて、「この人、東京から来たんだって」と、となりの常連さんに紹介してくれる。

 それがきっかけで、まわりのお客さんたちとも話が弾むようになった。

 左どなりは店の大常連のKさんで、右どなりは大阪から単身赴任してきているIさん。

 ひとりだけ女性の常連さん(Mさん)がいるが、他はみんな、おじさん。

 みんな、ほぼ毎晩のようにこの店にやって来ているんだそうな。

 それぞれが名前(姓や名)で呼び合ってて、お互いの仕事のこともよく知っているほど。

 お客さんたちの年齢層は幅広いのに、本当にみんな、この場を楽しんでいることがヒシヒシと伝わってくる。

 常連さんが多い酒場は間違いないね。

 本来は、感染防止のことも考えて、これまで来たことがない店にやって来て、話が弾まないようにしているところもあるのだが、こうして話が弾むようになったらなったで、それもまた楽しくてありがたい(爆)。

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 お店の常連さんたちと、ゆっくりと楽しむこと2時間弱。今夜のお勘定は2,260円でした。

 どうもごちそうさま。

店情報YouTube動画

《令和2(2020)年9月30日(水)の記録》

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店情報: 「岩亀(がんき)」(京急鶴見)

  • 岩亀店名: 鶴見・汐見橋 岩亀(がんき)
  • 電話: 045-501-5385
  • 住所: 230-0051 神奈川県横浜市鶴見区鶴見中央4-8-12
  • 営業: 17:00-22:30、日祝休
  • 場所: 京急鶴見駅から徒歩4分(350m)ほど。JR鶴見駅からは徒歩6分(450m)ほど。
  • メモ: 1953(昭和28)年創業。横浜港が開港した1859(安政6)年に、そこに開かれた遊郭「岩亀楼(がんきろう)」を始祖として、戸部の「岩亀本店」が創業したのが明治の終わり頃。ここ鶴見・汐見橋の「岩亀」は、そこから分岐してできた酒場。店内はカウンター席とテーブル席、小上がりの座敷席。以下価格は税込み表記。お通しはサービス。
    〔料理〕《刺身もの》本まぐろ770、バチまぐろ670、赤貝670、すずき670、シマアジ670、ハマチ670、シメサバ670、サーモン670、鯛刺身670、いなだ670、ホウボウ670、ホタルイカ(ボイル)670、あわび850。
    《焼もの》焼鳥380、つくね360、エイヒレ420、豚バラ串焼400、うるめいわし410、厚揚370、さば文化干460、鮭カマ530、ホッケ500、アジヒモノ500、ホルモン炒520、うなぎ蒲焼870、なす網焼370、手羽先焼450、ニラ入玉子焼360。
    《揚げもの》穴子の天ぷら680、キス天490、串カツ550、いかとチーズの合わせ揚500、いかげそ天410、れんこん天400、カニクリームコロッケ450、男爵コロッケ400。
    《その他》もつ煮込530、カニみそとうふ460、岩のりくらげ360、キムチ350、ホヤの塩辛400、海鮮サラダ550、トマトサラダ380、お新香350、もろきゅうり320、枝豆450、焼おにぎり360。
    〔飲物〕生ビール(中)キリン610、ビール(大)キリン600、日本酒(一合)百海380、冷酒(高清水300ml)700、ハイボール(角)420、レモンサワー380、ウーロン茶割380、お茶割焼酎380、グレープフルーツサワー380、梅酒ロック、他。(2020年9月調べ)

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晩酌セットに引かれて … 割烹「あきた」(小山)

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 小山での二夜目は、店頭に掲げられた「晩酌せっと」に引かれて、小山駅からすぐ近くのマンションの1階にある割烹「あきた」にやって来た。

 この「晩酌せっと」。お通し2品、刺身3点盛り、選べる焼魚、それにお酒二合か生ビールが付いて1,560円というんだから素晴らしい。

 実は今夜の第一候補店は、去年も伺った大衆酒場「いごっそ」だったんだけど、店の前まで行ってみると、さすがは大人気店。外から見てもわかるほどの満席状態だったので、「密」を避けて、近くの他の店を探した結果、この「晩酌せっと」を発見したのでした。

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 入口引き戸をガラリと開けて入った店内は、奥の厨房に向かって通路が延びていて、その両側の小上がりに、座卓が合わせて6~7卓。2卓ごとぐらいに衝立(ついたて)もあって、割りとゆったりとした造りです。

 入口すぐ左手の席だけ、ちょっとテーブル席っぽい感じかな。

 そのテーブル席っぽい卓を、会社員と思しき4人ほどのグループ客が囲んでおり、他の卓はすべて空席。

 店を切り盛りしている大将から、「お好きなところにどうぞ」と案内され、小上がり席の1卓に座った。

 厨房の所にカウンター席のようなのもあるのだが、そこは席としては使っておらず、料理を出すための台として使っている様子。

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 まずは「晩酌せっと」(1,560円)を、お酒二合(熱燗)で注文し、それとは別に瓶ビール(サッポロ中瓶、550円)をもらった。

 この記事の冒頭でも書いたとおり、「晩酌せっと」は酒二合か生ビールが選べるのだが、酒二合の単価が750円、生ビールの単価が480円ということと、生ビール1杯だけではちょっと足りないということで、「晩酌せっと」は酒二合で注文して、それとは別に瓶ビールをもらったのでした。

 その瓶ビールと一緒に出してくれたお通し2品は、枝豆とマグロの佃煮でした。

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 熱燗と刺身3点盛り、そして小鉢もやって来た。

 今日の刺身3点盛りは、カンパチ、マグロ、サーモンだ。

 小鉢は霞ヶ浦のシラウオ。これが燗酒にピシャリと合う!

 その燗酒は秋田の「太平山」。これもいいねぇ。

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 美味しく飲んでいるうちに、選べる焼魚の登場である。

 「晩酌せっと」を注文するのと同時に、店主が「今日は種類が少なくてごめんなさい」と見せてくれた発泡スチロールケースに並んでいたのはアユ、サバ、タイ。

 その中から、タイを選んで焼いてもらったのでした。

 肉厚のタイの身が、しっかりと弾力感があって旨みにあふれている。

 ん~~~。これはいい。大正解だ。

 秋田出身の大将は、大阪と淡路島の料理屋で10年以上修業をし、ここ小山に自分の店を開いた。

 それからもう40年になるそうだ。

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 ゆっくりと2時間ほど楽しませてもらって、今夜のお勘定は2,110円。

 お勘定を終えて、「どうもごちそうさまでした」と声をかけると、大将は、

 「また来てね」

 とニッコリ。また来ますとも!

店情報YouTube動画

《令和2(2020)年9月29日(火)の記録》

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店情報: 割烹「あきた」(小山)

  • 割烹あきた店名: 割烹 あきた(板前料理・お食事処)
  • 電話: 0285-24-0944
  • 住所: 323-0023 栃木県小山市中央町3-5-20 カーサロブレA-102
  • 営業: 11:30-13:30 & 16:00-23:00、不定休
  • 場所: JR両毛線・小山駅西口より徒歩2~3分
  • メモ: テーブル席と小上がりの座敷席。予約可。
    〔晩酌セット1,560〕生ビール(中) or お酒(二合) + 先付2点 + お刺身三点 + 選べる当日やき魚 + 小鉢。
    〔料理〕《お刺身》生三点もり1,000、生五点もり1,500、甘えび貝入り1,800、七点もり1,800、白身うすづくり(ヒラメなど)1,000~、あじたたき天然、しめ魚(あじ、コハダ、サバ、コンブじめ)600~、他。
    《やき魚》青魚やき(サンマ、サバ、あじ)800~、ハラスやき(サーモン、カンパチ)600~、魚カマ(カンパチ)600~、いか丸やき900、貝ミックス900、他。
    《いためもの、あげもの》くじらとなすピーマンみそいため980、ひとくちカツミックス(魚、豚、貝)950、からあげ三点もり(とり、ポテト、いか、他)1,000、いかホイルやき1,000、貝バターやき(ホタテ&カキ)800、とり竜田あげ750、えびかきあげ700、豆腐となすのあげだし600、魚天ぷら1,000、カキ天ぷら600。
    《小鉢一品》マグロなっと700、五色なっと500、なめこおろし300、しらすおろし300、とーふ(冷、温各種)400、だしまき大阪風900、目玉やき400、スクランブルエッグ400、のり玉200。
    《サラダ、酢の物 400~》きざみサラダ、レタスごましお、玉葱スライス、やさいスティック、三点別盛酢の物900、ワカメ海草ミックス、クラゲ(生)、もずく(細)。
    《お肉類》とり三五八漬やきとり(生野菜付き)1,200、馬肉(刺身・焼肉・桜なべ)、鯨(刺身・焼肉・カツ・竜田揚げ)。
    《お食事》刺身定食(三品盛り)1,400、やき魚定食1,200、うなぎ定食3,000~4,000、うな重3,000~4,000、ごはんセット(各種単品料理との組み合せ用)550。
    《汁・スープ》ジュンサイ汁400、スッポン汁400、大阪玉あか400、魚あらじる400、キャベツの味噌汁400、うすいおこのみやき魚入り750、ピーマンホイルやき400、キャベツしおゆでたて400、ジャガイモゆでキンピラ550、芋類味噌汁400。
    《野菜一品》長芋せんぎり400、とろろ(月見)500、あげなす500、やきなす500、青菜おひたし(ホーレン草)500、白才しょっつる煮500、長ねぎやき500、ゆでピーマンせんぎり500、きのことなすの煮物、マイタケホイルバターやき500、むし里芋ごましお500、当日仕込当座煮(時価)。
    《なべもの(10/15~3/末)》自家製きりたんぽなべ(1~2人用)1,800、しょっつる各種1,000~、ふぐちり4,000~、すっぽん鍋(3~4人用、要予約)10,000~、関西風よせなべ1,000~、水だき(豚・とり・牛・魚)800~。
    《漬物》秋田のいぶりづけ(1分)、なすしおもみ(10分)500、やさいミックスしおもみ(10分)500、市販品もり合せ800、さしみつまサッともみ300。
    〔飲みもの〕《ビール》キリン生樽(中ジョッキ)480・(グラス)250、キリン ビン中550、サッポロ ビン中550、アサヒ ビン中550、キリン缶(350ml)、アサヒ缶(350ml)、ノンアルコール キリンフリー(350ml)。
    《焼酎ボトル(期限6ヶ月)》〈芋〉邑(むら)(一升)4,000、黒霧島(一升)4,000・(5合)2,500、一刻者(4合)3,500、庄三郎(4合)2,800。〈麦〉いいちこ(5合)1,800、二階堂(5合)2,000、白水(5合)2,000。
    《焼酎グラス(ロック・水割・湯割・ウーロン割・茶割)》〈芋〉200~400、〈麦〉200~400。
    《日本酒》秋田「太平山」(とっくり300ml)600・(純米生酒300ml)750、秋田「高清水(純米)」(一升)・(4合)・(とっくり)。
    《その他》サワー(レモン・ウメ・グレープフルーツ・もも他)(350ml缶)300・(500ml缶)450、ウイスキー(グラス)400、ウメ酒(ロック・水割・湯割)300、ハイボール缶(350ml)450・(500ml)600、ソフトドリンク(オレンジ・ウーロン茶・茶・むぎ茶・コーラ・サイダー・ジンジャエール)200。)
    (2020年9月調べ)

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ほろ酔いセットを3つ … ヘルシー中華料理「美慧(メイフェイ)」(小山)

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 今夜は小山(栃木県)で、ひとり呑み。

 この出張には3人で来てるんだけど、こういうご時勢なので3人での会食は避けて、夕食はそれぞれ別々。

 コンビニ弁当で済ませる人もいれば、その辺で軽く食べてくる人もいる。

 緊急事態宣言が明けて、2020年7月に出張再開になってから、ほぼこのスタイルになってきた。

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 ヘルシー中華料理「美慧」には初めての訪問。

 事前にグルメサイトで店探しをしていたときに、この店の「ほろ酔いセット」に引かれたのでした。

 コロナ以前は、小ぢんまりとした老舗の人気酒場を中心に探していたんだけれど、今は探し方が変わってきた。

 まずはその地域の超人気店は避けた上で、あまり小さくない、わりとゆったりとしたお店を探す。

 その上でグルメサイトに掲載されているメニューや料理の写真を見て、最終的な候補店を探すようにしているのだ。

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 「ほろ酔いセット」は「お酒+おつまみ1品」のAセットが700円、「お酒+おつまみ2品」のBセットが900円。

 おつまみは25種類の中から選ぶことができる。

 まずはそのBセットを、生ビールと「枝豆」、「水餃子」で注文した。

 生ビールは500円、選べるおつまみ単品は、それぞれ350円なので、単品で生ビールとおつまみ2品を注文すると1,200円となるところが、「ほろ酔いセット」だと900円と、25%(300円)の割り引きになるのだ。

 Aセットで生ビールを選んだ場合も、単品合計850円のところが700円になるので、18%(150円)引きとなる。

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 すぐに出された枝豆をつまみに生ビールを飲んでいるうちに、水餃子もできあがって来た。

 「ほろ酔いセット」を設定しているお店は、けっこう多いんだけど、この店の素晴らしいところは、その「ほろ酔いセット」を、ひとり3セットまで注文することができること。

 Bセットを2ラウンドいくと、2杯と4品で1,800円。3ラウンドだと3杯と6品で2,700円ということになる。

 たいていの呑兵衛のんべえは、少量ずつ多品種の料理を好む傾向にあるので、「ほろ酔いセット」を何度も注文できるのは嬉しいことなのだ。

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 2ラウンドめのBセットは、12年もののかめ出し紹興酒(単品500円)をお燗でもらって、つまみには「中華冷奴」と「えびシュウマイ」の2品を選んだ。

 すると、紹興酒と中華冷奴を持ってきてくれたおねえさんから、「すみません『えびシュウマイ』が品切れでして、もしよろしければ『えび蒸し餃子』でいかがでしょうか?」と声がかかった。

 「えび蒸し餃子」は、選べる25種類の中にはない一品。お店の提案に従って、それをもらってみることにした。

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 広い店内には、私以外には、座敷席にひと組(5人ほどのグループ)が入っているだけ。

 「密」を心配する必要はまったくなくて、むしろ「」過ぎるぐらいの状態である。

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 「失礼します。」

 とお店のおねえさんがやってきて、マスク越しにもわかるニッコリ笑顔で、

 「お待たせしました。『えび蒸し餃子』でございます。」

 とできあがった「えび蒸し餃子」を出してくれ、

 「空いているお皿をお下げいたします。」

 その仕草が、とにかく一所懸命で、とても可愛らしい。

 この「えび蒸し餃子」。1ラウンドめの「水餃子」とかぶるかな? とちょっと心配していたのだが、水餃子と蒸し餃子は、その食感も違っていて、かぶることはなかった。

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 3ラウンドめも、紹興酒をお燗でもらう。

 入店から1時間半ぐらい経ってるんだけど、お客の数は変わらない。

 駅からちょっと離れているし、月曜日ということもあるのかな。

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 つまみに「ピータン」を選ぶと、ヒラメの形をしたお皿で出してくれた。

 今日は「ほろ酔いセット」のBセットしか注文しなかったが、メニューには定食や麺類、飯類、前菜、点心などがずらりと並んでいる他、4人以上で注文できるコース料理も何種類か並んでいる。

 コース料理は1,500円(税別)から選べるが、例えば2,000円(税別)のコースだと、春雨の野菜サラダ、油淋鶏(ユーリンチー)、春巻、小籠包、青椒肉絲(チンジャオロース)、エビのチリソース炒め、石焼き海鮮おこげ、チャーハン、玉子スープ、杏仁豆腐の10品。

 コース料理には2時間の飲み放題(2,000円)も付けることができる。

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 3ラウンドの2品めに選んだつまみは「ごま団子」。

 これはつまみというよりは、〆の一品ですね。

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 ゆっくりと2時間ほど楽しんで、Bセットを3ラウンド。お勘定は2,700円でした。

 どうもごちそうさま。

店情報

《令和2(2020)年9月28日(月)の記録》

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店情報: ヘルシー中華料理「美慧(メイフェイ)」(小山)

  • 美慧店名: ヘルシー中華料理 美慧 (Chinese Restaurant MEIFEI)
  • 電話: 0285-32-7989 (FAX: 0285-25-3510)
  • 住所: 323-0022 栃木県小山市駅東通り1−22−7 MKマンション
  • 営業: 17:00-24:00(金土は -25:00)、日休(宴会は昼間も日曜日も可能)
  • 場所: JR宇都宮線・小山駅東口から徒歩8分。小山駅から432m
  • メモ: 「毎日おいしく食べて元気が出る。そして健康『美』に『めぐ』まれる」というのが店名の由来。公式サイトあり。店内はテーブル席と座敷席を合わせて200席。駐車場20台。宴会(原則としてコース料理+飲み放題)はテーブル席50名まで、座敷席150名程度。以下、コース料理以外は税価格。
    〔ほろ酔いセット(一人3セットまで)〕Aセット(お酒+おつまみ1品)700、Bセット(お酒+おつまみ2品)900。《ほろ酔いセット用お酒》生ビール中ジョッキ、紹興酒12年、各種サワー、ウーロンハイ、ハイボール、中国果実酒、日本酒、ソフトドリンク。《ほろ酔いセット用おつまみ(単品各350)》ピータン、ザーサイ、キムチ、ホウレン草辛味あえ、ほうれん草おひたし、季節のサラダ、中華冷奴、和風冷奴、中華えびせん、チャーシュー、イカゲソ、ワカサギ、塩ピーナッツ、枝豆、ポテトフライ、蝦揚げ餃子、ミニ春巻、鶏のから揚げ、ホタテフライ、ねぎ串かつ、ごま団子、水餃子、焼き餃子、肉シュウマイ、蝦シュウマイ。
    〔料理〕《定食サービス(ライス、スープ、サラダ付き)》青椒肉絲(チンジャオロース)950、エビのチリソース1,050、豚レバニラ炒め900、古老肉(スブタ)1,150、八宝菜1,000、麻婆(マーボー)豆腐800、回鍋肉(ホイコーロー)850、鶏肉のから揚げ800、油淋鶏(ユーリンチー)900、焼餃子750、麻婆茄子(マーボーナス)900、玉子トマト炒め800。
    《前菜、湯》ピータン350、バンバンジー550、ザーサイ350、ほうれん草の辛味和え350、中華冷奴350、ピータンと豆腐の辛味和え600、野菜サラダ600、春雨野菜サラダ600、ハムと春雨のサラダ700、玉子スープ350、玉子とトマトのスープ600、スーラータン750、野菜スープ700、フカヒレスープ1,000、すっぽんスープ1,500。
    《主菜(ライス、スープ、サラダ(各100円)との組み合わせができます。)》八宝菜850、チンジャオロース850、エビチリ900、ホイコーロー700、えびマヨ900、麻婆(マーボー)豆腐650、酢豚1,000、豚肉とキクラゲの野菜炒め800、油淋鶏(ユーリンチー)750、玉子とトマトの炒め650、豚レバニラ炒め750、鶏肉のから揚げ650、ほうれん草うす塩炒め550、春雨の豚肉野菜炒め650、チンゲン菜のうす塩炒め600、もやし野菜炒め600、玉子とえびの甘塩和え750、セロリとイカの塩炒め850、にらと卵のうす塩炒め600、イカチリ850、ピリ辛野菜炒め700、麻婆(マーボー)春雨600、中華麻婆(マーボー)春雨750、豚肉の甘酢揚げ1,000、麻婆茄子(マーボーナス)750、牛肉のオイスター炒め950、カシューナッツ950、ニンニク芽と牛肉細切り炒め800、石鍋海鮮おこげ1,300。
    《飯類(ライス大盛+100)》ミニチャーハン500、中華飯700、麻婆(マーボー)飯700、天津(テンシン)飯700、回鍋肉(ホイコーロー)飯750、青椒肉絲(チンジャオロース)飯900、エビチリ飯950、麻婆茄子(マーボーナス)飯800、牛肉のオイスター炒め飯1,000、麻婆炒飯(マーボーチャーハン)700、中華チャーハン650、レタスチャーハン650、叉焼(チャーシュー)チャーハン800、玉子おかゆ500、フカヒレおかゆ1,100、すっぽんのおかゆ1,600。
    《麺類(麺大盛り+150)》ミニラーメン500、醤油ラーメン600、味噌ラーメン700、麻婆(マーボー)ラーメン800、あんかけラーメン800、野菜ラーメン800、酸辣湯麺(スーラータンメン)850、担々麺(タンタンメン)800、排骨(パイコー)麺850、叉焼(チャーシュー)麺、塩味焼きそば700、海鮮焼きそば1,000、海鮮あんかけ焼きそば1,000、あんかけ焼きそば800、あんかけ硬焼きそば800、海鮮あんかけ焼きそば1,000。
    《特別料理》石焼キムチチャーハン950、石焼えびチャーハン1,000、石焼海鮮野菜ラーメン1,300、石焼海鮮おこげ1,300、もやしあんかけ焼きそば1,100、オムレツ焼きそば950、天津(テンシン)チャーハン1,100、冷やし中華950、ザージャン麺850、冷やしつけ麺750。
    《点心、デザート》小籠包350、肉シュウマイ350、えびシュウマイ350、えび蒸し餃子350、味付け水餃子350、春巻450、えび揚げ餃子500、水餃子600、焼き餃子600、ごま団子400、えびせん350、桃あんまん500、杏仁豆腐250、抹茶アイスクリーム250、バニラアイスクリーム250。
    〔飲みもの〕《甕(カメ)出し紹興酒》12年(徳利)500・(600ml)2,000、18年(徳利)650・(600ml)2,600、25年(徳利)1,000・(600ml)4,000。《生ビール》キリン一番搾り(中)500、ピッチャー(1,800ml)1,800。《瓶ビール》キリン一番搾り(中)550、アサヒスーパードライ(中)550、サッポロエビス(中)650、青島ビール(小)450、ノンアルコール(小)400。《ウイスキー》シングル350、ダブル600、ハイボール400。《日本酒》徳利(1合)350・(2合)600。
    《麦米焼酎》白水(麦)2,300、白水(米)2,300、かおり麦2,600、一番札(麦)2,600、和ら麦2,600、美慧(麦)3,000、頑固人3,000。《芋焼酎》まろやか芋2,600、幻の露2,600、さつま司2,600、からり芋2,600、美慧(芋)3,000、赤兎馬3,800。◎氷セット300、湯セット300。(ボトルキープは6ヶ月まで)
    《焼酎》水割り350、ウーロンハイ350、ロック400、お湯割り400。《サワー》レモン400、ブドウ400、梅400、グレープフルーツ400。《中国果実酒(水割り、お湯割り、ロック、ソーダ割り)》杏露酒(アンズ)450、茘枝酒(ライチ)450、山査子酒(サンザシ)450、藍苺酒(ブルーベリー)450、檸檬酒(レモン)450。
    《ソフトドリンク》ウーロン茶300、コーラ300、りんご300、オレンジ300、ブドウ300、ジンジャーエール300、アイスコーヒー350、ホットコーヒー350、ホットウーロン茶350、ホットジャスミン茶350。
    【この項目のみ税価格】〔コース料理(4名以上)〕1,500(10品)、2,000(10品)、3,000(11品)、5,000(11品)、10,000(10品)。◎飲み放題(2時間)2,000。
    (2020年9月調べ)

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