ほろ酔いセットを3つ … ヘルシー中華料理「美慧(メイフェイ)」(小山)

今夜は小山(栃木県)で、ひとり呑み。
この出張には3人で来てるんだけど、こういうご時勢なので3人での会食は避けて、夕食はそれぞれ別々。
コンビニ弁当で済ませる人もいれば、その辺で軽く食べてくる人もいる。
緊急事態宣言が明けて、2020年7月に出張再開になってから、ほぼこのスタイルになってきた。

ヘルシー中華料理「美慧」には初めての訪問。
事前にグルメサイトで店探しをしていたときに、この店の「ほろ酔いセット」に引かれたのでした。
コロナ以前は、小ぢんまりとした老舗の人気酒場を中心に探していたんだけれど、今は探し方が変わってきた。
まずはその地域の超人気店は避けた上で、あまり小さくない、わりとゆったりとしたお店を探す。
その上でグルメサイトに掲載されているメニューや料理の写真を見て、最終的な候補店を探すようにしているのだ。

「ほろ酔いセット」は「お酒+おつまみ1品」のAセットが700円、「お酒+おつまみ2品」のBセットが900円。
おつまみは25種類の中から選ぶことができる。
まずはそのBセットを、生ビールと「枝豆」、「水餃子」で注文した。
生ビールは500円、選べるおつまみ単品は、それぞれ350円なので、単品で生ビールとおつまみ2品を注文すると1,200円となるところが、「ほろ酔いセット」だと900円と、25%(300円)の割り引きになるのだ。
Aセットで生ビールを選んだ場合も、単品合計850円のところが700円になるので、18%(150円)引きとなる。

すぐに出された枝豆をつまみに生ビールを飲んでいるうちに、水餃子もできあがって来た。
「ほろ酔いセット」を設定しているお店は、けっこう多いんだけど、この店の素晴らしいところは、その「ほろ酔いセット」を、ひとり3セットまで注文することができること。
Bセットを2ラウンドいくと、2杯と4品で1,800円。3ラウンドだと3杯と6品で2,700円ということになる。
たいていの呑兵衛は、少量ずつ多品種の料理を好む傾向にあるので、「ほろ酔いセット」を何度も注文できるのは嬉しいことなのだ。

2ラウンドめのBセットは、12年ものの甕出し紹興酒(単品500円)をお燗でもらって、つまみには「中華冷奴」と「えびシュウマイ」の2品を選んだ。
すると、紹興酒と中華冷奴を持ってきてくれたおねえさんから、「すみません『えびシュウマイ』が品切れでして、もしよろしければ『えび蒸し餃子』でいかがでしょうか?」と声がかかった。
「えび蒸し餃子」は、選べる25種類の中にはない一品。お店の提案に従って、それをもらってみることにした。

広い店内には、私以外には、座敷席にひと組(5人ほどのグループ)が入っているだけ。
「密」を心配する必要はまったくなくて、むしろ「疎」過ぎるぐらいの状態である。

「失礼します。」
とお店のおねえさんがやってきて、マスク越しにもわかるニッコリ笑顔で、
「お待たせしました。『えび蒸し餃子』でございます。」
とできあがった「えび蒸し餃子」を出してくれ、
「空いているお皿をお下げいたします。」
その仕草が、とにかく一所懸命で、とても可愛らしい。
この「えび蒸し餃子」。1ラウンドめの「水餃子」とかぶるかな? とちょっと心配していたのだが、水餃子と蒸し餃子は、その食感も違っていて、かぶることはなかった。

3ラウンドめも、紹興酒をお燗でもらう。
入店から1時間半ぐらい経ってるんだけど、お客の数は変わらない。
駅からちょっと離れているし、月曜日ということもあるのかな。

つまみに「ピータン」を選ぶと、ヒラメの形をしたお皿で出してくれた。
今日は「ほろ酔いセット」のBセットしか注文しなかったが、メニューには定食や麺類、飯類、前菜、点心などがずらりと並んでいる他、4人以上で注文できるコース料理も何種類か並んでいる。
コース料理は1,500円(税別)から選べるが、例えば2,000円(税別)のコースだと、春雨の野菜サラダ、油淋鶏(ユーリンチー)、春巻、小籠包、青椒肉絲(チンジャオロース)、エビのチリソース炒め、石焼き海鮮おこげ、チャーハン、玉子スープ、杏仁豆腐の10品。
コース料理には2時間の飲み放題(2,000円)も付けることができる。

3ラウンドの2品めに選んだつまみは「ごま団子」。
これはつまみというよりは、〆の一品ですね。

ゆっくりと2時間ほど楽しんで、Bセットを3ラウンド。お勘定は2,700円でした。
どうもごちそうさま。
・店情報
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