3ヶ月ぶり都内の酒場 … 焼鳥「川名(かわな)」(阿佐ヶ谷)

八戸への出張も無事に終えて、日曜日の今日は、久しぶりの「よじかわ」(開店時刻の午後4時から「川名」で呑むこと)である。
都内の酒場で飲むのは、7月1日のビストロ「樽や」以来、3ヶ月ぶりである。
14年間の単身赴任生活も経て、やっと「お父さんは、会社帰りに必ず外で飲んでから帰ってくる。その代わり家ではお酒は飲まない」という、わが家の習慣を作り上げてきたのに、昨年(2020年)4月7日の緊急事態宣言で、もろくも崩れ去った。
今や『都内にいるときは、わが家で晩酌』がニューノーマルとして、すっかり定着してしまった。
人間は習慣の生き物。コロナが終息したあと、このニューノーマルを打ち壊し、また1から外呑みの習慣を再構築していくのには、とても大きなエネルギーが必要そうだ。

さて「川名」。まずは「ホッピー(赤)」(380円、以下すべて税別表記)を注文すると、すぐに出されるお通し(サービス)はオレンジである。
あぁ~っ。久しぶりのホッピーがうまいっ。
ちなみに「ホッピー(赤)」というのは、普通の店の白ホッピーのこと。
「川名」では、ホッピー瓶の王冠の色に合わせて、白ホッピーのことを「赤」、黒ホッピーのことを「黒」と呼んでいるのだ。

そして、つまみ。
カウンターの中の壁、中央に掲示されているホワイトボードの手書きメニューを確認し、冒頭に書き出されていた「ブリ刺」(480円)を注文した。
ちなみに上の写真は、開店から1時間後の、午後5時ごろに撮影したもの。
開店直後には、「赤魚粕漬焼」と「ブロッコリーサラダ」の間にも、2品の料理が書き出されていたのだが、開店から1時間と経たずに売り切れてしまったのでした。

出てきた「ブリ刺」の立派なこと!
一切れにすると大き過ぎるからか、食べやすいように一切れを二つに切り分けてくれている。
さらりとした脂分がいいね!

「焼酎のみ(なか)」(340円)をもらって、2品めのつまみとして「牛すじ煮込み」(300円)を注文した。
ゴボウもたっぷりと入ったこの「牛すじ煮込み」も、早い時間に売り切れてしまうことも多い人気の一品なのだ。
この煮汁がまた美味しくて、汁まですべておつまみとして楽しむことができます。

ここのホッピーは、生ビール用の大きなジョッキで出されるので、ソト1・ナカ3(最初のホッピー+なか2回)で、ちょうどなくなる。
これで他の店でソト1・ナカ4で飲んだ以上の酔い加減になるので、焼酎の量は相当のもんだと思われます。
その3杯めのホッピーのつまみとして注文したのは「豚皮串」(1本130円)。
塩焼きとタレ焼きが選べるので、塩焼きを1本、タレ焼きを1本の、合わせて2本を焼いてもらった。
この「豚皮串」が大好きで、今日の〆は絶対にこれにしようと、最初から決めていたのだ。

ゆっくりと2時間ちょっと楽しんで、今宵のお勘定は席料100円と消費税が加わって2,420円でした。
店を出たのは午後6時過ぎ。「川名」の店頭には、持ち帰り用の焼き鳥を買うお客さんたちの姿もありました。
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