ひとりで黙って酒場浴 … おさかな家族「雑魚屋(ざこや)」(長崎)
土曜日に福山から都内の自宅に戻り、日曜日をゆっくりと過ごしたら、祝日の月曜日には、明日からの仕事に向けて長崎へと移動である。
今日は「勤労をたつとび、生産を祝い、国民がたがいに感謝しあう」という勤労感謝の日。
こうやって働けていることに感謝、感謝、ですね。
昼ごろに自宅を出発し、羽田からひとっ飛び。午後5時前には長崎駅前に到着した。
先々週と同じ駅前のホテルにチェックインし、これまた先々週と同じように、ホテルの5階から直結している「アミュプラザ長崎」のレストラン街にある、おさかな家族「雑魚屋」で夕食である。
「ひとりです」と店に入ると、三つ並んだ2人用テーブルの、真ん中のテーブルに案内された。
この店にはカウンター席はないが、2人用テーブルがたくさんあるので、ひとりでも大丈夫なのだ。
注文するものはもう決まっている。
「今だけ半額!」の「生ビール(中)」(265円、以下すべて税別表記)と、おつまみ9品が盛り合された「晩酌膳」(1,030円)だ。
生ビールはすぐにやって来た。
私が通されたこの空間にある2人用テーブル席は、三つともすべて空席だったのに、なぜあえて真ん中のテーブルに案内されたんだろう?
そう思いながら、改めて両側のテーブル席を観察してみると、どちらのテーブルも、そのさらに向こう側のテーブルとは、格子状のついたてで隔てられているだけで、空気は素通しの状態。
テーブルの両側が通路で隔てられているのは、この真ん中のテーブル席だけのようだ。
なるほど、それでこの席に案内してくれたわけですね。
1杯めの生ビールを飲み干したころ合いで、「晩酌膳」がやって来たので、生ビールもおかわりした。
「晩酌膳」の9品は、上段の刺身3品がタイ、マグロ、ヒラス(ヒラマサ)。
中段の3品はタラ南蛮、エビマヨ、サバ塩焼き。
そして一番手前は、漬物(柴漬)、自家製豆腐、切干大根煮だ。
お店のスタッフが足りないのか、料理の出がやや遅いのが、この店の最大の欠点ですねぇ。
急いでいる時には向かないけれど、料理は美味しいし、居心地は悪くないので、時間に関係なく、ボーッと過ごしたい人向けです。
私自身は、まさにその『ひとりで黙って酒場浴』的な飲み方(酒場マインドフルネス)が大好きなので、まったく問題ありません。
少量ずつ多品種の呑兵衛向け「晩酌膳」で、2杯めの生ビールも飲み干して、続いては長崎に来たら絶対に飲みたい1杯、麦焼酎「壱岐スーパーゴールド」(400円)である。
美味しいよねぇ、この焼酎。
最後に「もちもち水餃子」(380円)での〆を目指したが、なんとこれが売り切れ。
代わりに、ちょっと気になっていた「鶏皮串」(3本360円)をもらった。
ここの「鶏皮串」は、博多風のカリッとした皮ではなくて、やわらかく普通に焼き上げたもの。
これはこれでいいですね。
ゆっくりと2時間ほどの「酒場浴」。今夜のお勘定は2,991円でした。
どうもごちそうさま。
(次回記事) 21.05.26 長崎の締めは鯛茶漬け … おさかな家族「雑魚屋(ざこや)」(長崎)
(食べログ) 雑魚屋 アミュプラザ長崎店 (和食(その他) / 長崎駅、長崎駅前駅、五島町駅)
〔この日の関連情報〕
「雑魚屋」で、「鶏皮串」をいただいた後に、〆の「ミニうどん」(税込286円)を注文しようとして、ふと思いついた。
『ここは九州、「味のマルタイ長崎ちゃんぽん」があるじゃないか!』
これは、博多で過ごした学生時代によく食べていたカップ麺。
〆はたのまず店を出て、すぐ近くのコンビニに行くと、やっぱりあった。
今の値段は198円(税込)。
当然のこととはいえ、学生時代と比べるとずいぶん高くなったなぁ。
そしてホテルの部屋で完食だ。
味のマルタイ。やっぱり美味しいや!
学生時代を懐かしく思い出した。
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