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2021年6月

年末納めのひとり呑み … やきとん「すっぴん酒場」(野方)

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 この記事を書いているのは、夏も近づく6月末ですが、書いている内容は昨年末、12月25日(金)の出来事です。

 2020年の仕事納めは12月28日(月)だったのですが、新型コロナの感染防止の観点で、当然のごとく納会も何も予定されていないことから、ポツンと1日だけ出勤の月曜日は休暇をいただいて、この日を実質上の仕事納めの日とさせてもらったのでした。

 その仕事納めの日も、いつもと変わらぬフレックス勤務で早めに退勤し、高円寺駅に午後4時17分に到着。

 そこからのんびりと歩いても、4時40分には「すっぴん酒場」に到着します。

 今年はここ「すっぴん酒場」で、ひとり納会です。

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 立ち飲みカウンターの中央部に立って、まずは「黒ホッピー」(450円)と、「れば」「ちれ」「しろ」(各100円)という個人的な定番3本セットを注文。

 まずまっ先の注文は、間違いなくこの4品(飲みもの+3品)。もう完全にルーティン化しています。

 このブログに「すっぴん酒場」のことを書くのも久しぶりなので補足説明をしておきますと、この店のホッピーは黒しかなくて、白ホッピーは置いてません。だから、ホッピーを注文すると、自動的に黒になります。

 もつ焼き(やきとん)の味付けは、他の店と同様にタレ・塩が選べますが、私が知っているほとんどの常連さんは味付けは指定しない。

 そうすると自動的に「おまかせ」になって、店主が、そのもつ焼きにあった味付けで出してくれるのです。

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 すぐに出される「お通し」(150円)はお新香。

 お箸がわりに、2本の新品の焼き串が添えられます。

 これをつまみながら、もつ焼きができるのを待つわけですね。

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 最初に焼き上がってくるのは必ず「れば」。

 絶妙な焼き加減で、タレ焼きに仕上げられます。

 ここのもつ焼きは、親子鍋にキャベツを敷いて、その上に載せられる。

 キャベツのおかわりはないので、私はいつも最後まで親子鍋の上に残しておいて、〆の一品として、このキャベツをいただくようにしています。

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 「ちれ」は塩焼きで出されます。

 物としては豚の脾臓ひぞう

 プニュプニュ、クニュクニュと頼りなげな食感で、以前はあまり好きではありませんでした。

 ところが、ここ「すっぴん酒場」の「ちれ」に出会って、その想いが一変。

 『チレって美味しかったんだ!』ということに初めて気がついて、大好物になったのでした。

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 人気の「しろ」はタレ焼きで。

 硬くもなく、軟らかすぎもせず、絶妙な食感なのがここの「しろ」の持ち味。

 「れば」「ちれ」「しろ」の3本は、どれも外すことができませんねぇ。

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 ホッピーの「なか(おかわり焼酎)」(250円)をもらって、「こぶくろ刺」(400円)を追加注文。

 「こぶくろ刺」は、注文を受けてから、ゆで冷ました一連のコブクロを切り分けて作ってくれるのが嬉しいところ。

 魚の刺身と同様に、切り置いた刺身と、その場で引いた刺身では、食感も味わいも違って感じるんだなぁ。

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 焼きものも追加注文する。

 今度は「あぶらにんにく」「ハラミナンコツ」「さがり」(各100円)の3種3本だ。今回も味付けは指定せず、店主におまかせで。

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 最初に焼き上がったのは「あぶらにんにく」。

 脂とニンニクを交互に刺して焼いた「あぶらにんにく」は、『おひとり限定1本』にもかかわらず、すぐに売り切れてしまう希少品なのだ。

 どこの脂か確認していないが、この脂が希少部位で、量が取れないんだそうな。

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 「ハラミナンコツ」(写真奥)と「さがり」(写真手前)は同時に焼き上がってきた。

 「ハラミナンコツ」は、その名のとおりハラミ(横隔膜)とナンコツを1串に仕上げたもの。

 串の先のほうにハツの弁や動脈といった弾力感の強い部位が、まん中に喉軟骨をたたいてつくったタタキツクネが、そして根元にハラミが刺されていて、食べるにつれて味わいや食感が変わっていくのがおもしろい。

 「さがり」は、ハラミの一部位。数あるもつ焼きの中で、精肉に近い部位のひとつだ。

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 立ち飲んで、そろそろ2時間。満を持して「煮込み」(400円)を注文した。

 寸胴で煮込まれた「煮込み」は、冷蔵庫に保存されていて、注文を受けてから1人前が小鍋につぎ分けられる。そして豆腐を追加した上で火にかけて、グツグツと仕上げの煮込みをして出してくれるのだ。

 店に来るなり注文する常連さんも多い逸品だ。

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 黒ホッピーをソト1・ナカ4(最初のセット+ナカ3回)で飲み終えて、まだちょっと飲み足りないので「お茶ハイ」(400円)をもらった。

 今年は家で飲むことが多かったけれど、こうして常連のみなさんと一緒にワイワイと飲むのは、やっぱり楽しいね。

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 ゆっくりと立ち飲むこと3時間。午後7時40分に、ひとり納会を終えた。

 品物と引き換え払い(キャッシュ・オン・デリバリー)での支払い合計は3,150円でした。どうもごちそうさま。

 そして、これが2020年最後の外飲みとなりました。

 年間の外飲み軒数は191軒。その内、都内の酒場は99軒でした。(その多くは1~3月に飲みに行ったもので、4月以降は激減。)

 2019年が387軒、都内が272軒だったのに対して、大幅な減少(全体で51%減、都内は64%減)ですね。

 早く普通の日々が戻ってきてほしいです。

店情報前回) 《YouTube動画

《令和2(2020)年12月25日(金)の記録》

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ご近所仲間での忘年会 … 鉄なべ餃子「なかよし」(南阿佐ヶ谷)

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 阿佐ヶ谷近辺に住む職場の人たちと3人で、博多鉄なべ餃子の店、「なかよし」にやって来た。

 今年2月に、同じメンバーでここに来て以来、10ヶ月ぶり、3度めの訪問である。

 「一緒に行きたい」という希望者も何人かいたのだが、コロナ禍のこういうご時勢でもあるので、多人数での会食は避けて、前々回、前回と同じメンバーだけの、『ご近所仲間での忘年会』となったのでした。

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 まずは「生ビール(中)」(550円)をもらって乾杯し、つまみには1人前10個で550円の「鉄なべ餃子」を3人前注文した。

 「餃子が焼き上がるまでの間に、他の料理ももらう?」という話も出たのだが、3人とも、それほどたくさんは食べないので、他の料理はたのまず、この店ならではの博多鉄なべ餃子に集中することになった。

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 生ビールを飲みながら待つこと約10分。「鉄なべ餃子(3人前)」がやって来た。

 熱々のできたてを、柚子胡椒を溶かし混ぜた酢醤油でいただく。

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 この熱々の餃子が、当然のようにビールによく合う!

 すぐに生ビールもおかわりだ。

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 最初の「鉄なべ餃子(3人前)」はあっという間に食べ終えて、さらに3人前を追加注文した。

 1つの鉄なべに、3人前の餃子(30個)をびっしりと敷き詰めて焼いてくれるのが「鉄なべ餃子」なんですね。

 ちなみに博多で過ごした学生時代(40年ほど前)には、「鉄なべ餃子」の存在は知りませんでした。

 博多の名物料理で、当時も知ってたものと言えば、「もつ鍋」、「辛子明太子」、「長浜ラーメン(博多ラーメン)」、「うどん」、「焼鳥」、「ごまさば」ぐらいかなぁ。

 ただし「もつ鍋」は、今のように豪華なものではなくて、学生でも食べられる、もっとも安いつまみのひとつという感じでした。

 5~6百円ぐらいの「もつ鍋」に、何回も何回も2~3百円ぐらいの「もつ」を追加投入して、最後にチャンポン麺で締めくくる。

 そして飲みものは一升瓶でキープしている芋焼酎「白波」。この一升瓶が1,500円ぐらいだった。

 「もつ鍋」と「白波」の組み合わせで、思いっきり飲み食いしても、すっごく安くついたのでした。

 「焼鳥」もまた安いつまみだった。いま人気がある、カリッカリの「とり皮」は、当時は見かけなかったと思う。

 博多名物の「水炊き」は、その存在は知ってたけど、学生には高過ぎて、食べたことは一度もなかった。

 「鉄なべ餃子」や「平尾の天ぷら」などは、その存在すら知らなかったなぁ。

 そんなわけで、「鉄なべ餃子」自体には『懐かしいなぁ』という感覚はまったくなくて、ここ「なかよし」で初めて知った新しい食べ物として、とても美味しくいただいているのでした。

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 2杯めの生ビールも飲み干して、芋焼酎「白霧島」(440円)をロックでもらう。

 学生時代には、焼酎は独特の臭みがある飲みもので、飲み慣れるにしたがって、そのにおいもまた好きになったものでした。

 そんな焼酎のイメージをガラッと変えたのは20世紀末、1997年ごろに登場した「富乃宝山」でした。

 「富乃宝山」は、それまでの芋焼酎のクセがまったくないどころか、その真逆で、すごくいい香りだった。

 こうして一度ブレークスルーが行われると、それはあっという間に業界に広まって、今や昔ながらの臭い焼酎に出会うことはなくなってしまった。

 美味しいよねぇ、今の焼酎。

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 平均してひとり20個ずつの餃子をいただいた後、さらにもう少し餃子をもらうか、それとも他のものをもらうかについて、ちょっとだけ協議した結果、口直しも兼ねて「漬物盛り合わせ」(495円)をいただくことにした。

 焼酎ロックもおかわりをもらった。

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 3人で2時間ほど楽しんで、今宵のお勘定は7,860円(ひとり当たり2,620円)でした。どうもごちそうさま。

 次回はもっと大勢で来たいなぁ。

店情報前回) 《YouTube動画

《令和2(2020)年12月21日(月)の記録》

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大衆食堂で呑むように … ホテル「フォーシーズン矢本」(矢本)

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 3年連続3度目の矢本への出張で、宿泊先は今回も「フォーシーズン矢本」。

 アパートのようなビジネスホテルである。

 このホテルは、まるで大衆食堂のような夕食を出してくれるのが、私としては大好きなところで、この地への出張となると、迷うことなくこのホテルを予約してしまうのです。

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 矢本のある宮城県東松島市は、宮城県の中部、石巻湾沿いにあり、西が松島町、東が石巻市という位置関係。

 ここ矢本は、ブルーインパルスの本拠地である航空自衛隊松島基地の町としても知られています。

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 そんな矢本での仕事を終えて、「フォーシーズン矢本」に戻ってきたのは午後6時過ぎ。

 部屋に荷物を置いて、夕食開始の6時半に食堂へとやって来た。

 すると! なんということでしょう!

 これまではフロントで、生ビール(450円)や、焼酎(水割り・お湯割り・ロック、各300円)、日本酒(1合400円)の食券が買えるようになっていたのに、それを中止したというではありませんか!

「食堂の裏口の外に、自動販売機がありますので、お飲みものはそこで買ってください。よそで買ってきて、持ち込みされてもかまいませんので」

 とのこと。これもまた新型コロナの感染防止対策の一環なのかなぁ。

 まぁ、飲めればいいか。

 さっそく食堂裏口の自販機で、ビールのロング缶(300円)を買ってきた。

 他のお客さんたちはと見ると、このホテルに多い長逗留ながとうりゅうの人たちは、みんなパック入りの日本酒や焼酎を持ち込んでいて、それをグイグイと呑んでいる。

 なるほどなぁ。1杯あたり300円、400円の食券で飲むよりも、持ち込みで呑んだ方が、はるかに安いのか!

 これは呑兵衛にとっては、とても大きな改善になってるのかもしれない!

 私も今度からは、外で買って、パックを持ち込むようにしよう。

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 1本めの缶ビールはすぐに飲み干して、濃いめのレモンハイ(ロング缶、200円)を買ってきた。

 食堂裏の自販機には、他にも何種類かのアルコール飲料が売ってるので、持ち込んでなくてもお酒に困ることは、まったくない。

 ひとりで酒場で呑むときは、つまみも1品ずつ順々に注文することが多い。

 そうすると、熱いものは熱いうちに、冷たいものは冷たいうちにいただくことができるからだ。

 一方、ここや大衆食堂の定食で呑む場合は、お盆の上にすべてのおかずが、最初からドンッと並べられている。

 この場合のメリットは、あっちをチョコチョコ、こっちをチョコチョコと、いろんなおかずをちょっとずついただくことができることである。

 どちらもそれぞれに、いいところがあるのだ。

 長逗留で、ここの飲み方に慣れてる人たちは、最初はおかずだけもらって、ごはんやみそ汁は後で出してもらっているようだ。

 これまた見習うべき点ですね。

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 この食堂での夕食時間は、午後6時半から午後8時半までの2時間。

 今夜は8時過ぎまで、1時間半ちょっとくつろがせてもらった。

 夕食が850円で、飲みものが300円と200円だったので、合計1,350円。大満足の晩酌だ。

 食堂を出て、30秒もかからず部屋に帰ることができるのがいいですね。

 うぅ~~っ。雪がチラチラと舞っていて、今夜は寒くなりそうだ。

店情報前回) 《YouTube動画

《令和2(2020)年12月14日(月)の記録》

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日曜4時から2時間半 … 焼鳥「川名(かわな)」(阿佐ヶ谷)

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 日曜日の今日は、開店時刻の午後4時ちょうどに「川名」にやって来た。

 これぞまさに『よじかわ』である。

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 さっそく7人座れるカウンター席の、いちばん入口側の席に着き、いつものように「ホッピー赤」(380円+税)と「刺身盛合せ」(480円+税)を注文すると、すぐに出されるホッピーと、お通しのオレンジ。

 毎回、書いてることですが、「ホッピー赤」というのは、他の店で言う「ホッピー白」のこと。

 この店ではホッピーそのものの色ではなくて、ホッピー瓶の王冠の色で、「ホッピー赤」、「ホッピー黒」と呼んでいるのでした。

 その後も続々とお客さんがやってきて、4時10分にはカウンター席は満員になった。

 3卓あるテーブル席も、2卓にはお客が入り、残るは1卓のみ。

 みなさん、出足がいいですねぇ。

 奥の小上がり座敷は、今のところは、まだすべて空いている状態だけど、奥は予約が入ってることも多いので、なんとも言えない状況です。

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 それだけのお客さんたちから一気に注文が入ったので、店を切り盛りする店主とエミさんのお二人は、開店直後からてんてこ舞いの大忙し。

 こりゃ料理の準備もしばらく時間がかかるだろうなぁ、と思っているところへ、店主から「よかったら、これ食べて」と「ブリ串」(1本120円+税)が出された。

 焼いていたら、先端の部分がポロッと外れて、炭の上に落ちてしまったんだそうな。

 それで、改めて新しい「ブリ串」を焼き直すとともに、ポロッと落ちてしまったほうを、サービスで出してくれたのでした。

 カウンター席に並んでいるのは、常連さんばかりだけど、私が焼き台にもっとも近い場所に座っていたので、ラッキー「ブリ串」をいただくことができました。ありがとうございます。

 初めていただく「ブリ串」。これは美味しいではありませんか!

 値段が焼鳥並みに安いのもいいなぁ。

 いつもあるメニューではないようなので、今後、見かけたときは注文しよう!

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 そして「刺身盛合せ」もやってきた。

 ひと切れずつの6種盛りが嬉しいね。

 栗やイチゴ、玉子焼きなども盛り込まれているのが「川名」流ですねぇ。

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 480円という安さの「刺身盛合せ」の中に、マグロの赤身、中トロ、大トロが入ってるのが、東京の酒場だよねぇ。

 中トロっぽい部位は、もしかすると脳天かも。うまし!

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 「焼酎のみ(なか)」(340円+税)をもらって、豚皮串(1本130円+税)は、これまたいつものように、タレ焼き1本と塩焼き1本の合計2本。

 いまだにどっちか1本を選ぶことができず、タレ・塩の両方をいただいているのでした。

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 ゆっくりと2時間半ほど楽しんで、ホッピーはソト1・ナカ3(最初のセット+なか2回)。

 席料100円と消費税が加わってのお勘定は2,090円でした。

 どうもごちそうさま。

 長年の行きつけの酒場は、やっぱりくつろぎますねぇ!

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《令和2(2020)年12月13日(日)の記録》

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心からくつろげる名店 … 立ち飲み「天下(てんか)」(川崎)

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 川崎での2日目の仕事を終えて、今夜も当然のように立ち飲み「天下」にやって来た。

 お店を切り盛りしている店主ご家族(店主ご夫妻とその息子さんの3人)が、いつもニコニコと人当たりのいい接客をしてくれるおかげで、店の空気がとってもなごやか。

 心からくつろぐことができるのが、この店の最大の特長なのだ。

 さらに安くて美味しい名物料理の数々。

 一晩、二晩ではこの店の良さは堪能しきれないのである。

 近くに住んでて、毎日のように通うことができる人たちがうらやましい限りです。

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 今夜も飲み物は「ホッピーセット(白)」(400円)でスタートする。

 ホップの苦みと炭酸で、ビールと同じように喉ごしがいいのに、チューハイと同等以上の濃いアルコール度数なのがホッピーのいいところ。

 酒場での飲み始めから、飲み終わりまで、これだけで対応できるのです。

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 そしてつまみの1品めは「刺身」(500円)をもらう。

 「刺身」は、その日の仕入れによって「まぐろ」や「〆さば」など、何種類かがカウンター内の冷蔵陳列ケースに並んでいる。

 今日は「〆さば」をいただいた。

 ちなみに、この刺身の500円という価格が、この店の料理の最高価格である。

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 「ナカ(焼酎おかわり)」(210円)をもらって、2品めのつまみは、これまたこの店の名物料理のひとつ、「けんちん汁」(310円)を注文した。

 具だくさんの「けんちん汁」は、おでんや煮物に匹敵する、素晴らしいつまみなのだ。

 この「けんちん汁」をついでくれるときに、お玉でドンッと適当につぐのではなくて、すべての具材がバランスよく入るように、具の一品一品を菜箸さいばしで、ていねいに取り分けてくれるのも、「天下」ならではの、とってもありがたいところなのでした。

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 続いては「もつ煮込み」(400円)をもらった。

 「もつ煮込み」もまた、昨日いただいた「鳥もつ煮」(360円)と並び立つ、この店の『二大もつ煮』だ。

 「湯豆腐」(250円)、「けんちん汁」、「鳥もつ煮」、「もつ煮込み」。

 いつも食べたい4品ながら、私の胃袋では2品ぐらいがマックスなので、毎回、悩みに悩んで注文する品を決めているのでした。

 というか、毎回、断腸の思いで、あきらめる品を決めている、といったほうが正しいでしょうか。

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 ホッピー1ラウンド(ソト1・ナカ4)を飲み終えて、まだちょっと飲み足りないので、「チューハイ」(310円)ももらった。

 ゆっくりとたっぷりと、3時間近くも立ち飲んで、品物と引き換え払いでの支払い合計は2,550円でした。どうもごちそうさま。

 やっぱり居心地がいいねぇ、立ち飲み「天下」。大好きだ。今夜も大満足でした。

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《令和2(2020)年12月9日(水)の記録》

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待ちに待った川崎出張 … 立ち飲み「天下(てんか)」(川崎)

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 待ちに待った川崎出張の日がやってきた。

 仕事そのものは、どこへ出張してもほぼ同じなのだが、『仕事の後、立ち飲み「天下」で呑める』というワクワク感こそが、この地への出張が待ち遠しくなる最大の理由なのでした。

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 さっそく立ち飲みカウンターの一角に立ち、まずは飲みもの。今日も「ホッピー」(400円)をもらう。

 お勘定は品物と引き換え払い、キャッシュ・オン・デリバリーなので、自分の所持金以上に飲み過ぎる心配はない。

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 そしてつまみ。

 5ヶ月ぶりの「天下」なので、1品目はやっぱり、毎回注文しているこの店の名物料理、「湯豆腐」(250円)である。

 カウンターの中の大鍋からつがれる「湯豆腐」は、ほんわりと薄味がついたスープ豆腐。

 ここの「湯豆腐」と、呉「森田食堂」の湯豆腐、そして今はなき野毛「武蔵屋」の湯豆腐(たら豆腐)の3つが、自分の三大湯豆腐だなぁ。

 3つとも、味付きで出されるのが大きな特長ですね。

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 ホッピーの「なか(焼酎おかわり)」(210円)をもらって、2品目のつまみは、これまたほぼ毎回注文している「鳥もつ煮」(360円)。

 「鳥もつ煮」は、注文を受けてから調理して出してくれるのだ。

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 壁のメニューに並ぶ料理のほとんど(全29品中の24品)が250円。

 250円より高いのは、「けんちん汁」(310円)、「ソフトサラミ」(350円)、「鳥もつ煮」(360円)、「もつ煮込み」(400円)、「刺身」(500円)の5品だけである。

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 作り置きができる料理は、カウンターの上段にずらりと置かれているので、それを見てつまみを選ぶこともできる。

 冷蔵ケースに並んでいる「刺身」の内容は日替りで数種類。自分で見て選んでもいいし、見えにくい場所の場合は、聞けば教えてくれる。

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 続いていただいた「衣かつぎ」(250円)は、古典酒場部の友紀さんオススメの一品。

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 里芋の赤道にあたる一周に切れ目が入っているので、皮がツルッととれるのだ。

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 こういうひと手間が、うれしいですよねぇ。

 あぁ、美味しい!

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 ホッピーをソト1・ナカ4(最初のセット+ナカおかわり3回)で飲み終えた後は、芋焼酎「黒霧島」(310円)をお湯割りでいただく。

 グラスが大きいので、写真で見ると少なく感じますが、けっこう入ってますよ!

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 ゆっくりと2時間ほど立ち呑んで、キャッシュオンでの支払い総額は2,200円なり。

 ごちそうさまでした。

店情報前回)《YouTube動画

《令和2(2020)年12月8日(火)の記録》

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