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2021年7月

うどん屋で麦酒&芋酎 … 「因幡うどん(いなばうどん)」(博多)

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 博多に到着して、新幹線改札口を抜けると、すぐ目の前にあるのが博多駅ビル内の商業施設のひとつ、デイトス(DEITOS)だ。

 この地下1階に、博多に来るとよく行く「因幡うどん 博多デイトス店」がある。

 店に着いたのは午後4時過ぎ。

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 わりと中途半端な時間帯ということもあってか、店内の先客はカウンター席にひとりだけ。

 「どこでもどうぞ」という店のおねえさんの案内に従って、店の一番奥、左側の4人卓を使わせてもらうことにした。

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 そして、テーブル上のメニューの中に「ちょい呑みセット」(980円)があることを確認。

 これを目指してやって来たのだ。

 『16セット限定』と書かれているのが、ちょっと心配なところ。

 今日はまだ残っているだろうか。

 店のおねえさんに、「ちょい呑みセットを、生ビールでお願いします」と注文すると、すぐさま「丸天で?」という質問が返ってきた。

 よしっ。セット自体はまだあるようだ。

 「はいっ。丸天でお願いします!」

 と無事に「ちょい呑みセット」の注文を終えた。

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 待つこと5分ほどで「ちょい呑みセット」が到着した。

 「生ビール(中)」(単品390円)に、「天ぷら盛り合わせ」(単品500円)、「だし巻き」(単品390円)、「丸天あぶり」(単品190円)の三品が付いて、単品合計1,470円のところが、セットだと980円と、なんと490円(33.3%)も安い!

(注:単品の「だし巻き」は量も多いのかもしれません。未確認です。)

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 この「ちょい呑みセット」は、博多デイトス店のみで、木曜日~日曜日の14:00~21:30の間だけ注文できる、1日16セットの限定メニューなんだそうな。

 メニュー上では、「天ぷら盛り合わせ」、「日替わり小鉢」、「選べる1品(丸天炙り or 冷奴 or 枝豆)」の3品の料理に、「生ビール」 or 「焼酎」 or 「ハイボール」の飲みものが付いて980円と記載されている。

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 この「日替わり小鉢」が、今日は「だし巻き」だったんですね。

 とは言うものの、メニューの「ちょい呑みセット」の写真も「だし巻き」なので、「だし巻き」のことが多いのかもね。

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 「選べる1品」が「丸天炙り」。

 「ちょい呑みセット」を注文したときに、おねえさんが「丸天?」と聞いてくれたのが、これのことだったんですね。

 こっちに来ると「丸天うどん」はよく食べるけど、炙った丸天をそのままいただくのは初めてだ。

 炙ったことによって、丸天の脂分がジュワッと表面に染み出していて、旨みも強い。

 いいねぇ。これにはやっぱり芋ロックかな!

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 ここの「焼酎」(290円)は、芋が「さつま木挽こびき」で、麦は「白水はくすい」。

 出された芋焼酎ロックが、グラスにたっぷりなのが嬉しいではありませんか。

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 店内にはお店のことや博多うどんのことを書いた額も掲示されている。

 昭和26年に因幡町(現在の天神一丁目付近)で創業したから「因幡うどん」という店名なのはよく知られている。

 せっかちな博多っ子がすぐ食べられるように、茹で置きしたうどんにしているから、やわらかさが特徴の博多うどんになるそうだ。

 長浜ラーメンも、趣旨は同じく『せっかちな博多っ子がすぐ食べられるように』ということなんだけど、こっちはゆで時間を極端に短くしてカタ麺なのが面白い。

 そのどちらもが、今や博多を代表する名物料理なんだからすごいよねぇ。よく思いついたもんだ。

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 生ビールと芋ロックで「ほろ酔いセット」に付いてくるつまみをいただいた後、さらに芋ロックをおかわりし、つまみと〆を兼ねた一品として、「ごぼう天うどん」(500円)を注文した。

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 「ごぼう天うどん」を注文した瞬間に、店のおねえさんに「ネギは入れてもいいですか?」と聞かれたので、改めてテーブル上を確認してみると、通常は入れ放題のはずのネギが置かれてない。

 これもまた感染対策の一環なんだろうなぁ。

 「ネギは多めでお願いします」と答えると、ネギだくの「ごぼう天うどん」を出してくれた。

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 「えっ! つまみにうどんて、のびちゃうんじゃないの!」と思う人もいるかもしれませんが、さっきも書いたとおり、博多のうどんは茹でおきした、箸で持ち上げると切れるほど、やわやわのうどん。

 つまり出てきた時点で、もうこれ以上のびようがないぐらいの状態になっている。

 むしろその状態がもっとも美味しいように造られた麺なんですねぇ。

 だから、お酒のつまみにゆっくりといただいても、まったく問題ないのでした。

 テーブル上の一味唐辛子を振り入れながら、芋ロックと一緒にいただきます。

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 特筆すべきはその出汁の旨さ。

 やわやわのうどんに、出汁をたっぷりと絡めながらいただくと、本当にいいつまみになります。

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 麺や具を食べ終えた後は、ほどけた天ぷらの衣で出汁をいただきつつ呑む。

 出汁に天ぷらの油分が加わることで、つまみとしてのコクがアップするのである。

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 久しぶりの「因幡うどん」をゆっくりと楽しむこと1時間半。

 生ビールでの「ちょい呑みセット」に芋ロック2杯と「ごぼう天うどん」を完食・完飲。

 今宵のお勘定は2,060円。Suicaでピッと支払った。

 どうもごちそうさま。

 お腹に余裕があれば「かしわ飯にぎり」(1個110円)も食べたかったんだけど、残念ながらそこまでいけませんでした。

店情報前回) 《YouTube動画

《令和3(2021)年1月24日(日)の記録》

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地元客でにぎわう老舗 … 「丸萬(まるまん)」(湊川公園)

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 神戸に来て3日目。

 今夜は昭和25(1950)年創業の老舗酒場「丸萬」にやって来た。

 最寄駅は湊川公園みなとがわこうえんなんだけど、新開地からも徒歩圏内である。

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 立派な割烹風の造りに一瞬たじろぐが、店頭のメニューを見ると、リーズナブルなお店であることがすぐにわかる。

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 入口引き戸を開けて、「ひとりです」と店内に入ると、白木のカウンター席に通された。

 広い店内は、カウンター席とテーブル席を合わせて50席近くあるようだ。

 まずは大瓶ビール(580円、以下すべて税別表記)をもらって喉を潤す。

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 そしておもむろに店内のメニューを確認する。

 メニューには300円の料理が数多く並んでいて、店頭で見たメニューより、さらにリーズナブルさを感じる。

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 そんな中から、最初の一品として「小蛸こだこ煮物」(400円)を注文した。

 タコやタイで有名な明石市は、神戸市のとなりの市。

 この「小蛸煮物」も美味しいねえ!

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 大瓶ビールに続いては、「上撰酒」(340円)を熱燗で注文した。

 出された「上撰酒」の銘柄は地元・灘の「白鶴」。

 徳利じゃなくて、ガラスの1合瓶のまま出されるのもいいですね。

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 その熱燗に合わせるつまみは、関西に来たら絶対に注文すべき「ずし」(300円)である。

 関東風に言うと「しめさば」ですね。

 どうですか! この「生ずし」!

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 こんなにもプリッと美味しそうなサバが、たっぷりと5切れで300円!

 なんともありがたいことです。

 燗酒もグイグイと進みますなぁ。

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 感染防止の観点で、店内の各席はゆったりと飛び飛びに使われている。

 見たところ、地元のご常連さんが多いようだ。

 この値段で、この美味しさ。ご常連さんが多いのも納得だ。

 毎日、午後2時から営業開始というのもいいですねぇ。(火曜日が定休日)

 通常は、そこから午後9時まで、7時間の営業であるが、緊急事態宣言下の今は、午後7時にラストオーダーで、午後8時には閉店である。

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 熱燗をおかわりし、3品めのつまみとしていただいたのは「ナマコ」(500円)。

 「ナマコ」も、西日本ではよく食べるけど、東京の酒場ではあまりみかけない気がするなぁ。

 これまた、日本酒を進めてくれる一品です。

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 「ナマコ」を食べ終えるころ合いで、そろそろラストオーダーの時間(午後7時)が近づいてきた。

 この店のメニューには魚介類のみならず、焼鳥やお寿司も並んでいるのだ。

 「にぎり(並)」(500円)か「バッテラ」(500円)をもらって〆にしようかな、と思いつつ、「箱寿し」(500円)というのも気になった。

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 店のおねえさんに聞いてみると、「箱寿し」は「穴子の押し寿司」のことなんだそうな。

 穴子は大好物。迷うことなく注文した。

 そしてこの「箱寿し」。間違いなく美味しかった!

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 午後7時を回ると、のれんも店内に仕舞われて、もう新しいお客さんは入れなくなった。

 「箱寿し」を食べ終えたところで、私もお勘定をお願いした。

 ゆっくりと2時間弱の「老舗酒場浴」。

 今夜のお勘定は3,250円でした。どうもごちそうさま。

店情報YouTube動画

《令和3(2021)年1月21日(木)の記録》

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店情報: 「丸萬(まるまん)」(湊川公園)

  • 丸萬 店名: 丸萬
  • 電話: 078-575-4184
  • 住所: 652-0036 兵庫県神戸市兵庫区福原町27-5
  • 営業: 14:00-21:00、火休
  • 場所: 神戸市営地下鉄・湊川公園みなとがわこうえん駅から徒歩2分ほど。
  • メモ: 昭和25(1950)年2月創業。カウンター24席、ターブル24席の48席。現在の店主は三代目・生田 実さん。以下、価格はすべて税別表記。
    〔店頭の手書黒板〕ブリ塩焼(照焼)600、茶わんむし700、ナマコ500、椀ちり600、カキフライ700、タラ白子(ポン酢)800、サバ生ズシ300、イワシフライ400、出し巻350。
    〔飲物〕特撰酒410、上撰酒340、ビール(大)580、ビール(黒)(小)400。
    〔店内の手書黒板〕刺身盛合せ1人前1,000~、ヒラメ800、シマアジ800、ハリイカ800、びのす貝酒むし500、ぶり照焼600、ぶり塩焼600、鯛昆布じめ800、タラ白子(ポン酢)800、茶わんむし700、タコ酢300、モズク酢300、赤ナマコ500、いかうに300、うにくらげ300、白身フライ500、イワシフライ400、鯛アラ煮800、ガシラ煮物800、冷やしトマト300、ニラ玉300、ししゃも300、ポテトサラダ300、山芋キザミ300、ホーレン草300、ナットウ350、焼シイタケ400、ギンナン300、ブタトマ串かつ300、だし巻350。
    〔短冊〕かきフライ700、椀ちり600、アナゴ酒むし800、いかゲソ焼300、小蛸煮物400、厚アゲ250、生ヤサイ400、エビの塩焼500、漬物250、チーズ300、シシャモ300、生ずし300、湯トーフ250、茶わんむし700。
    〔定番料理〕若鳥もも500、若鳥てば500、若鳥から揚500、若鳥ねぎ身350、若鳥てば先400、やきとり(皮2本)300、すなずり(2本)300、かしわきも焼300、かしわみんちボール300、にぎり(上)1,300・(並)500、鉄火巻(並)500、箱寿し500、バッテラ500、きうり巻400、新香巻400、シソ巻(表巻・裏巻)400、とろにぎり(5個)2,500、むし穴にぎり(5個)1,000、ゑびにぎり(5個)1,000、赤出し350、吸物250、ゑびフライ600、とんかつ500、チキンかつ500、だし巻350、やま芋キザミ300、たこ酢300。
    (2021年1月調べ)

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おかめ顔のおでんそば … 酒房「高田屋京店(たかたやきょうみせ)」(新開地)

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 おでんをつまみに、ひとしきり飲んだあと、〆の食事を兼ねたつまみとして、「おでんそば」(150円)を、「たまご」(100円)トッピングで注文。

 すると、まるで「おかめそば」のような可愛らしいビジュアルの「おでんそば」が出された。

 「おでんそば」は、半玉分の中華麺を、おでん鍋で温めて小ぶりの専用丼に盛り、おでんの出汁をかけて、ひと切れの鳴門と刻みネギをトッピングしたもの。

 これに「すじ」や「たまご」など、お好みのおでんをトッピングしてもらうことができるのだ。

 このおでんの出汁が、すばらしい旨味なので、そばや具を食べ終わった後は、汁だけでも良いつまみになるんだなぁ。

 この店に来たら必ずいただくべき逸品だと私は思います!

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 新開地(神戸)にやってきて二日目。

 昨日の「赤ひげ姉妹店」にも再訪したいところだが、今夜は昭和6(1931)年創業の老舗酒場、「高田屋京店」にやって来た。

 去年の9月以来、4ヶ月ぶり、3度めの訪問だ。

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 カウンター席の一角に座り、まずは「キリン一番搾り大瓶」(650円)をもらって喉を潤し、おでんは「すじ」(220円)、「とうふ」(300円)、「たこ」(300円)の3品を注文した。

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 この店のおでんの出汁は、醤油を使わず、かつおと砂糖、塩で味をつけているんだそうな。

 そして「すじ」や「とうふ」には、店独自の『白みそダレ』をかけてくれるのもこの店流。このタレもうまい。

 「たこ」は足1本分。切り分けずに、丸ごと1本で出してもらうこともできます。

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 おでん3品で、大瓶ビールを飲みきって、続いては「白鶴(大)」(600円)を熱燗で注文。

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 その熱燗に合わせるつまみとして、おでんの「かき」(500円)をいただいた。

 昨年の秋に来たときに、店のおねえさんから、

「冬になると、おでんの具にカキも入るので、その旨みも加わって、おでんの出汁がさらに美味しくなるんですよ」

 という話を伺っていたので、カキの季節に来たら、絶対にカキを注文しようと思っていたのでした。

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 たっぷりとかけられた『白みそダレ』の下から、大ぶりのカキが現れるのがいいではありませんか!

 プリップリの食感がたまりませんなぁ!

 『白みそダレ』との相性も抜群だ。

 このままグイグイと飲み続けたいところだけれど、今(2021年1月14日~2月7日)の神戸は、酒類の提供は午後7時までで、午後8時には閉店だ。

 すでに午後6時50分なので、大急ぎで冒頭でご紹介した「おでんそば」+「たまご」を注文したのでした。

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 その「おでんそば」も完食・完飲し、午後7時10分にはお勘定をお願いした。

 今夜のお勘定は2,820円。PayPayで支払って、すでに表の灯りが消されている店を後にしたのでした。

 どうもごちそうさま。

店情報前回) 《YouTube動画

《令和3(2021)年1月20日(水)の記録》

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当地で人気の大衆酒場 … 「赤ひげ(あかひげ)姉妹店」(新開地)

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 東京駅を昼過ぎに出発する新幹線に乗ると、午後3時には神戸に到着する。

 新開地駅近くのホテルにチェックインして荷物を置き、出かけたのは新開地商店街(アーケード街)の中にある大衆酒場、「赤ひげ姉妹店」である。

 入口こそ狭いが、店内は奥に向かって長く伸びていて、右手は厨房に沿ったカウンター席に、左手は壁に作りつけられたカウンター席になっている。店の奥のほうにはテーブル席もあって、全体では45席ほどあるようだ。

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 早い夕方なのに、店内はすでに大勢の酔客たちでにぎわっている。

 私もカウンター席の一角に腰をおろし、さっそく「瓶ビール(大)」(490円)と「たいの造り」(280円)を注文した。

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 私自身が愛媛の出身で、30歳ぐらいまではずっと西日本エリアに住んでいたということもあって、『刺身と言えば鯛』というイメージが強い。

 出張で西日本側に来ると、どうしても鯛の刺身を注文したくなってしまうのでした。

 それにしても、この立派な鯛の刺身が280円というのは素晴らしい!

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 料理の品書きは、壁全面に短冊で貼り出されている。(この写真は、そのほんの一部です。)

 そのほとんどは100円台、200円台で、たまに300円台があると「高っ!」と感じてしまうほどだ。

 すべてを見ることは難しいが、今日発見することができた最も高いメニューは、「牛ステーキ」の400円だなぁ。

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 2品めのつまみとして、1本90円の焼鳥を「盛合せ(4本)」(360円)で注文。

 私が座った、カウンター席の奥のほうが、ちょうど焼き台の近くだったので、焼鳥を焼く様子も見ることができた。

 ここの焼鳥は、今治の焼鳥のように、鉄板の上で、焼鳥の上にも鉄板の重りをのせて焼くスタイル。

 焼鳥の盛合せは、洋食屋さんのような銀色のお皿で提供された。

 味付けは「ずり」と「皮」が塩焼き。間にモヤシをはさんで、「ねぎ身」と「きも」がタレ焼きで出された。

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 たまたま座った右手カウンター奥側のこの席は、どうやらご常連席の様子である。

 ここからカウンター越しに料理が出され、店内に運ばれていくのだが、ご常連たちはその料理の出を邪魔しないように、フッと自然に身をかわしている。

 その常連さんたちは、店に入って来た瞬間に、他の常連さんたちとサッと一言、二言の挨拶を交わすものの、あとは黙って、各人の酒と料理に向きあっているのだ。

 右どなりの常連さんは「カニ身の酢のもの」(250円)一品をつまみに、焼酎を何杯も飲んでるし、左どなりの常連さんにいたっては、つまみなしの「ビール(大)」だけである。

 この1本のビールが、とっても長持ちしていて、店の売り上げにはちっとも貢献していないようだ(爆)。

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 焼鳥を食べ終わり、「さかなのあら煮」(280円)と「酒」(330円)の熱燗を注文した。

 すぐに出される「さかなのあら煮」。

 小鉢にたっぷりのこの量で、280円というのが嬉しいではありませんか。

 「赤ひげ姉妹店」、呑兵衛の強い味方だなぁ。

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 熱燗は灘の「白鶴 上撰辛口」。

 この店が「赤ひげ姉妹店」というからには、もう1軒、別の「赤ひげ」があるわけで、それが新開地駅を挟んで、道路の向こう側の商店街の入口角にある「赤ひげ(本店)」だ。

 ここ「赤ひげ姉妹店」は座って飲める酒場だが、もうひとつの「赤ひげ(本店)」のほうは立ち飲みのようである。

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 骨ぎわの身を、チマチマとせせるようにいただいていると、1本めの燗酒はあっという間になくなって、2本めをもらう。

 「さかなのあら煮」。お酒をどんどん進めてしまう、とっても罪なつまみですなぁ!(笑)

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 そして最後に、つまみ(兼)〆の一品として、「和そば」(210円)を注文した。

 これは「そば」に「おあげ」が入った、関東で言うところの「きつねそば」である。

 ほんのりと甘みがある薄味の出汁は、麺を食べ切った後もいいつまみになる。

 さすが関西の出汁ですねぇ。

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 ゆっくりと2時間ほど楽しんで、今宵のお勘定は2,280円でした。どうもごちそうさま。

 「赤ひげ姉妹店」。いい店を知ることができたなぁ。

 そしてここが、私の2021年の『酒場はじめ』となりました。

店情報YouTube動画

《令和3(2021)年1月19日(火)の記録》

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店情報: 「赤ひげ(あかひげ)姉妹店」(新開地)

  • 赤ひげ 姉妹店 店名: 赤ひげ 姉妹店
  • 電話: 078-575-3990
  • 住所: 652-0811 兵庫県神戸市兵庫区新開地2-7-17
  • 営業: 10:59-23:01、水休
  • 場所: 新開地駅から156m
  • メモ: カウンター席、テーブル席で45席ほど。
    〔お飲物〕瓶ビール(大)490、生ビール(大)830、黒生ビール(中)460、ハーフ&ハーフ(小)420、チューハイレモン290、チューハイライム310、ハイボール310、ウーロンハイ400、酒330、冷酒650、大吟醸酒430、焼酎(麦)300・(芋)340(梅干50)、ウーロン茶200、オレンジジュース200。
    〔関東煮(1ケ)〕大根90、ごぼ天90、平天90、厚あげ90、たまご90、ちくわ90、いも90、こんにゃく90、牛すじ100、ロールキャベツ100、盛合せ(5ケ)450。
    〔焼鳥(1本)〕ねぎ身90、ずり90、きも90、かわ90、盛合せ(4本)360。
    〔料理〕トーフ160、湯豆腐160、もも焼420、手羽唐250、鶏の唐揚げ420、ポテトフライ180、ウインナー190、揚げシューマイ190、蒸しシューマイ190、コロッケ140、
    ちくわ天婦羅200、ミンチ活180、あげ餃子200、ずり唐揚270、軟骨唐揚250、あげ焼き180、チキンカツ270、揚出しもち280、牛ステーキ400、いんげん天婦羅190、モロコ天婦羅250、かきフライ250、スモークサーモン280、サケのあら焼250、しめじ塩焼180、焼がきポン酢380、鯖の塩焼250、ポテトサラダ200、マカロニサラダ200、しそ漬けニンニク200、サバの唐揚250、アンコウ唐揚350、くじらカツ280、サンマフライ250、カニ身の天婦羅280、鯵フライ250、鯵天婦羅250、いんげん天婦羅190、えび天婦羅290、海鮮かきあげ280、生かき酢350、アンコウ肝ポン酢350、マグロユッケ290、さかなのあら煮280、小いも煮付180、たけのこ煮付250、甘酢肉だんご200、甘酢らっきょう140、月見とろろ210、山かけマグロ350、ほうれん草150、きざみオクラ150、ブロッコリーマヨ150、カニ味噌290、月見納豆150、和そば210、ちくわ天婦羅200、牛くしかつ280、うわじまじゃこ天100、たこやき200、あげぎょうざ200、チキンカツ250、焼おにぎり180、ぶりのちり蒸し290、たい皮ポンズ250、海鮮かきあげ280、ぶりかま塩焼き380、かます塩焼190、えびからあげ280、かれい唐揚280、ほたてのひも唐揚250、きすの天婦羅250、サヨリ天婦羅250、白子天婦羅290、はも天婦羅280、サケとイクラのこうじあえ250、かずの子280、サメナンコツ梅肉あえ250、白子ポン酢350、ふぐ皮ポン酢290、かき酢350、うなぎの酢のもの280、かぶらの酢のもの250、サバのきずし280、きざみオクラ150、あなごの天婦羅350、冬瓜煮180、みくり貝煮付250、アカガイ造り290、はまち造り280、カンパチ造り290、ぶりのとろ刺し390、マグロ造り350、本マグロのとろ造り450、たいの造り280、ひらめの昆布じめ290。(2021年1月調べ)

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