おかめ顔のおでんそば … 酒房「高田屋京店(たかたやきょうみせ)」(新開地)
おでんをつまみに、ひとしきり飲んだあと、〆の食事を兼ねたつまみとして、「おでんそば」(150円)を、「たまご」(100円)トッピングで注文。
すると、まるで「おかめそば」のような可愛らしいビジュアルの「おでんそば」が出された。
「おでんそば」は、半玉分の中華麺を、おでん鍋で温めて小ぶりの専用丼に盛り、おでんの出汁をかけて、ひと切れの鳴門と刻みネギをトッピングしたもの。
これに「すじ」や「たまご」など、お好みのおでんをトッピングしてもらうことができるのだ。
このおでんの出汁が、すばらしい旨味なので、そばや具を食べ終わった後は、汁だけでも良いつまみになるんだなぁ。
この店に来たら必ずいただくべき逸品だと私は思います!
新開地(神戸)にやってきて二日目。
昨日の「赤ひげ姉妹店」にも再訪したいところだが、今夜は昭和6(1931)年創業の老舗酒場、「高田屋京店」にやって来た。
去年の9月以来、4ヶ月ぶり、3度めの訪問だ。
カウンター席の一角に座り、まずは「キリン一番搾り大瓶」(650円)をもらって喉を潤し、おでんは「すじ」(220円)、「とうふ」(300円)、「たこ」(300円)の3品を注文した。
この店のおでんの出汁は、醤油を使わず、かつおと砂糖、塩で味をつけているんだそうな。
そして「すじ」や「とうふ」には、店独自の『白みそダレ』をかけてくれるのもこの店流。このタレもうまい。
「たこ」は足1本分。切り分けずに、丸ごと1本で出してもらうこともできます。
おでん3品で、大瓶ビールを飲みきって、続いては「白鶴(大)」(600円)を熱燗で注文。
その熱燗に合わせるつまみとして、おでんの「かき」(500円)をいただいた。
昨年の秋に来たときに、店のおねえさんから、
「冬になると、おでんの具にカキも入るので、その旨みも加わって、おでんの出汁がさらに美味しくなるんですよ」
という話を伺っていたので、カキの季節に来たら、絶対にカキを注文しようと思っていたのでした。
たっぷりとかけられた『白みそダレ』の下から、大ぶりのカキが現れるのがいいではありませんか!
プリップリの食感がたまりませんなぁ!
『白みそダレ』との相性も抜群だ。
このままグイグイと飲み続けたいところだけれど、今(2021年1月14日~2月7日)の神戸は、酒類の提供は午後7時までで、午後8時には閉店だ。
すでに午後6時50分なので、大急ぎで冒頭でご紹介した「おでんそば」+「たまご」を注文したのでした。
その「おでんそば」も完食・完飲し、午後7時10分にはお勘定をお願いした。
今夜のお勘定は2,820円。PayPayで支払って、すでに表の灯りが消されている店を後にしたのでした。
どうもごちそうさま。
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