今治焼き鳥「四天王」 … やき鳥「鳥林(とりばやし)」(今治)

今夜は「今治焼き鳥」。
同行のMさんと二人でやって来たのは、今治焼き鳥「四天王」の1軒と言われる「鳥林」だ。

店内はL字のカウンター席と、奥に小上がりの座卓。
その小上がり席横の階段を上がると、2階には座敷席もあるようだ。
我われ二人は、カウンター席の一角へ。
すぐにお通しのキャベツ(サービス)が出された。

まずは「瓶ビール」(大瓶550円)をもらって喉を潤す。
大瓶ビールが550円というのは安くて嬉しい。
知らない土地の酒場に出かけるときに、瓶ビールの値段は、その店が高いか安いかを判断する、大きな指標になると思っています。

店のメニューには、「今治名物鉄板焼き鳥。人気は皮焼・れんこん、そして、鳥の唐揚げ“せんざんぎ”」と書かれている。
まずはその「皮焼」(270円)をいただいた。
「今治焼き鳥」の大きな特徴は、鶏肉を串に刺さずに、鉄板で押しつぶすように焼くこと。
漁業や造船にたずさわる人が多くて、せっかちな今治市民に合わせて、焼き上がり時間を短かくするために、この焼き方になったと言われている。
ここの「皮焼」は、皮と言いながらも、皮ぎわの身も多くついてるのが美味しいね。
添えられたタレともよく合って、ビールが進むこと進むこと。

続いては、もうひとつのおすすめ、「レンコン」(270円、写真は2人前)だ。
地元・今治市立花地区産の「鳥生れんこん」の穴に、つくねを詰めて鉄板で焼き上げたもの。
レンコンの自然な甘みがいいですねぇ!

二人で大瓶ビールを2本いただいた後、私は「麦焼酎水割り」(350円)に切り替えた。

焼き鳥は「鳥ねぎ」(3本270円)を焼いてもらう。
写真は、自分の取り皿に「レンコン」1個と「鳥ねぎ」1本を取り分けたもの。
炭火で焼く焼き鳥とは異なる食感、風味なのが面白い。
『さぁ、次はいよいよ“せんざんぎ”か!』
と思っているところへ、同行のMさんから、
「やぁ、美味しかったですねぇ。どうもごちそうさま。」
と声がかかった。
なんと!
お酒を飲むときは、私もけっこう小食だと思っていたのですが、Mさんは、それよりさらに小食だし、お酒も多くは召し上がらないんですね。
サッと食べて、サッと飲み終えるタイプのようです。

さっくりと1時間ほどの「今治焼き鳥」タイム。
今夜のお勘定は、ふたりで3,760円(ひとり当たり1,880円)でした。
どうもごちそうさま。
次の機会には「せんざんぎ」(390円)も食べるぞ!
(次回) 24.07.20 振られ振られて人気店 … やき鳥「鳥林(とりばやし)」(今治)他
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