岡山乗換えの時はここ … 大衆食堂「ことぶき」(岡山)

先週の今治(愛媛県)に続いて、今週も四国への出張である。
岡山駅で、新幹線から、四国へと向かう在来線特急に乗り換える間に、昼食にやってきたのは岡山駅前商店街の中にある大衆食堂「ことぶき」だ。

店に着いたのは午前11時過ぎ。
昼食にはまだ早い時間帯ということもあって、店内に先客は無し。
私は入口を入ってすぐ右手の、4人掛けのテーブルを使わせてもらうことにした。

この席は、すぐ横に料理の陳列ケースがあるので、席に座ったままでも料理を選ぶことができるのだ。
ちなみに常連さんたちは、店に入って来るなり、この陳列ケースをひと通り眺めておかずを選び、気に入ったものを手に取って席に着く。
そして食事の人は「御飯」(大220円・中170円・小120円)や「お汁」(120円)を注文し、飲む人は「ビール」(大650円・小450円)や「酒」(350円)を注文するのだ。

出張用のキャリーバッグをコロコロと転がしてきた私は、料理は取らずに、そのまま席についた。
すぐにお茶を持ってきてくれた店のおばちゃんに、「ビール大」(650円)を注文。
まず1杯のビールで喉を潤してから、おもむろに陳列ケースに向かった。

陳列ケースの中から「おでん」を選ぶと、店のおばちゃんが電子レンジで温めて、練りガラシを添えて出してくれる。
陳列ケースに並んでいる料理には値段は書かれていないのだが安い。
前回ここで、「おでん」と「カレイ煮付け」、「アサリ煮付け」の3品を選んだら、その3品で合計850円。1品あたりの平均価格が、なんと283円だったのだ。
「おでん」には、豆腐、すじ、コンニャク、玉子、ごぼう天、大根と、6種類も盛られているのに、本当に安いよね!

「おでん」を食べ終えて、陳列ケースから持って来た2品めは「ししゃも」。
4尾の「ししゃも」に加えて、キャベツの千切り、キュウリ、パセリが添えられている。
これまたいいつまみです。

陳列ケースのおかず+ごはん又はお酒の他に、メニューに載っている単品料理も選ぶことができる。
「オムライス」(600円)や「スパゲェティー」(500円)、「かつ丼」(600円)などが人気があるようだ。

そんな中から選んだ〆の一品(今日のランチ)は、「鍋焼うどん」(550円)だ。
これはあったまるよねぇ。

1時間ちょっと楽しんで、昼食のお客さんが増えてきたところでお勘定をお願いすると、1,750円。
お勘定から逆算してみると、「おでん」と「ししゃも」の2品で550円。
1品平均275円だったってことですね。やっぱり安いや。
どうもごちそうさま。
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