小いわし煮付に湯豆腐 … 「森田食堂(もりたしょくどう)」(呉)

やっと帰ってこれた! 3年ぶりの呉である。
福山までは出張もかなりあるんだけど、その先、呉までがなかなか機会がなかったのだ。
呉駅に着いたのは午前10時半。
宿泊を予約している呉駅前のホテルに荷物を預け、早速やって来たのは、大正2(1913)年創業の老舗大衆食堂、「森田食堂」だ。

朝でもなければ昼でもないという中途半端なこの時間。
「おはようございます」と入った店内には先客はおらず、一番奥の隅っこの席に陣取った。
「あらぁ~、久しぶりじゃねぇ。お元気そうで(笑)」
と声をかけてくれる女将さんもお元気そうでなにより!

あいさつを終えて、入口近くの冷蔵陳列ケースに1品めのつまみを探しにいく。
ど~れどれ。
今日の刺身(各500円)は、「たこ」「カンパチ」「かつおたたき」「サーモン」「さより」ですか。
おっ。この店の名物のひとつ、「小いわしの煮付」(300円)もありますねぇ。
まずはこれにしましょう。

「小いわしの煮付」を手に取って席に戻ると、それを電子レンジで温めてくれる。
合わせる飲み物は「清酒二級」(330円)の熱燗にした。
「清酒二級」の銘柄は「白牡丹」の普通酒、「広島の酒」。これが広島県内シェアNo.1のお酒なんだそうな。
ちなみに「清酒一級」(370円)は、呉の地酒、「千福」の上撰酒である。

たっぷりの「小いわしの煮付」で、最初の熱燗1杯を飲み干して、2杯めをおかわりすると共に、「湯豆腐」(300円)を注文した。
「湯豆腐」もまた、この店の名物料理のひとつ。
ここに来たら、必ず食べたかった逸品だ。
あぁ、うまいっ。
呉に来れて、「森田食堂」に来れて、本当に良かった!
1時間半ほど楽しんで、お勘定は1,260円でした。
どうもごちそうさま。
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