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2021年11月

都内での一人呑み再開 … 立呑み「やきや」(荻窪)

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 2021年10月1日、長く続いた緊急事態宣言が明け、都内の酒場も営業を再開した。

 東京での『ひとり呑み』を再開するにあたって、私にとって絶対に外せない店がここ、荻窪「やきや」である。

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 店に着いたのは午後4時半。

 平日のこの時間なら店はいてるかと思って来たんだけど、その予想はみごとに外れた。

 この時点で、すでに8割ほどの入りである。

 「えぇ~っ、元気だったの?」と声をかけてくれる女将さんとカイトくん(女将さんのお孫さん)。

 とても長くごぶさたしてしまい、本当に申し訳ありません。

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 そんなごあいさつをしているうちに、なにも注文していないけど、いつものようにスッと「ホッピー」(360円)を出してくれて、ご常連さんたちとも久しぶりの乾杯である。

 あぁ、うれしい。

 やっぱりいいなぁ、行きつけの酒場。

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 一品めのつまみとして、その先の2品めのつまみも考えて、「珍味わたあえ」(230円)を注文する。

 八戸産のスルメイカが名物のこのお店。

 そのスルメイカの刺身は必ず注文するんだけど、その前に、その刺身を美味しくいただくための一品として、この「珍味わたあえ」をもらったのだ。

 とは言うものの、「珍味わたあえ」だって、けっして前座的なつまみというわけではない。

 これもこれで、「やきや 」でしか食べることができない逸品。他の店ではお目にかかったことがない。

 ホワンと甘い味付けなのに、お酒によく合う。

 まったく不思議なつまみなのである。

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 ホッピーの「焼酎おかわり(なか)」(170円)をもらって、いよいよ「いか刺身」(240円)を注文する。

 カイトくんが目顔で、『ワサビでいいの? それともショウガ?』と確認してくれたので、

 「普通の、ワサビのほうでお願いします」

 と返事する。このやり取りの感覚もうれしいねぇ!

 「いか刺身」の最初の数切れは、ワサビ醤油でいただく。

 あぁ、旨いっ!

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 その後、「いか刺身」のワサビを、「珍味わたあえ」の残りダレの中に投入してかき混ぜる。

 このタレでいただく「いか刺身」が、さらに旨いのだ。

 っくぅ~~~っ。たまらんねぇ。

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 ソト1・ナカ4となる4杯めのホッピーに合わせて、「げそ揚げ」(230円)をもらった。

 「げそ揚げ」は、イカゲソの唐揚げなんだけど、開店前に揚げ終えて、カウンター上のバットの上で、室温にまで冷まされた状態で提供されるのが大きな特徴。(バットにはラップがかけられています。)

 室温になっているからか、唐揚げの味付けを強めに感じることができて、実にいい酒のつまみになるのだ。

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 たいていは、ホッピーを1ラウンド終えたところで、お勘定をして店を出るんだけど、久しぶりの「やきや」なので、もうちょっと飲んでいきたい。

 「自家製塩辛」(230円)を注文し、合わせるお酒は日本酒の熱燗(280円)にした。

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 ここで残念なお知らせがひとつ。「ウイスキー水割」(420円)が無くなったそうです。

 これは「やきや」が出すのをやめたのではなくて、ニッカウイスキーが「ブラックニッカ クリア&ウォーター(300ml瓶)」の製造販売をやめたことによるもの。

 美味しいお酒で、ファンも多かったのに残念だ。

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 午後6時には、女性店員のヨーコさんもやって来た。カウンターの中に、懐かしい顔が3人並んで嬉しい限り!

 午後6時半まで、2時間立ち飲んで、今日のお勘定は2,080円なり。どうもごちそうさま。

 こんな日が、ずっと続くことを祈りつつ、店を後にした。

店情報前回) 《YouTube動画

《令和3(2021)年10月26日(火)の記録》

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4人で流れて呉の鳥屋 … 「鳥乃家(とりのや)」(呉)

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 ビヤハウス「オオムラ亜」から、4人で流れて向かったのは「鳥乃家」だ。

 「オオムラ亜」のある『やよい通』を、まっすぐ本通り側に抜けると、その左角にあるのが「鳥乃家」。両店は140メートルほどしか離れていないので、あっという間に着くことができるのでした。

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 1階の小上がり座敷席の4人卓を囲んで、まず注文したのは「刺身の盛り合わせ」(約2.2人前、1,840円)である。

 今日の「刺身の盛り合わせ」の内容は、夜泣き貝、メバル刺身、ハゲ刺身、ウニ刺身などの5~6点盛り。

 呉の「鳥屋(とりや)」に来たら、刺身をたのまずにはいられない。

 「鳥屋」というのは、ここ「鳥乃家」や「鳥好」「鳥八」「一とり」「三とり」などのように、店名に「鳥」や「とり」の字が入った呉の居酒屋の総称なのである。

 「鳥屋」の始祖となる「本家鳥好」が、戦後間もなく開店した時は、純粋に焼き鳥屋としてのスタートだった。

 焼き鳥は、呉の呑兵衛たいの間ですぐに人気店になり、「鳥」や「とり」の字が付く店が、次々とオープンしていったのだ。

 その後、そんな「鳥屋」の店内に生け簀(いけす)が据えられ、活魚も提供されるようになってきた。

 今では「活魚と焼き鳥」が、呉の「鳥屋」の二大看板なのである。

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 お酒は、スペインのスパークリングワイン「カバ(Cava)」をもらう。

 「オオムラ亜」から「鳥乃屋」という流れのときは、このお酒をいただくことが多いのだ。

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 紹介が遅れたが、こちらは席につくとまっ先に出された「お通し」の小鉢。

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 呉の「鳥屋」の中では、ここ「鳥乃家」は比較的新しいお店。

 だからメニューも、より普通の居酒屋に近いものが網羅されている。(メニューの詳細

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 「そら豆」は、きれいに一列に並んで出されるのが面白い。

 この店には若いお客や、女性客も多いので、ビジュアル面でも美しいものが多いのだ。

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 こちらは「わさビーフローストユッケ」(650円)と、その料理名も面白い。

 店内は、我われのいる小上がりの座敷席の他、カウンター席(7席)や掘りごたつの個室、2階にはちょっとした宴会ができる座敷席もあって、一人でも、少人数でも、大人数でも大丈夫。

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 酒蒸しかバター焼きが選べるアサリは、「あさりバター焼」(600円)で。

 今回も魚介類を中心にいただいているが、この店には呉の「鳥屋」共通の名物である、鶏皮の「みそ煮」(330円)や、「焼き鳥」(ねぎま、キモ、砂ズリなどが2本180円)、ねぎまの「串カツ」(2本180円)、「親鳥の骨付き」(590円)などもそろっている。

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 最後は、この店の名物料理のひとつである「山芋チーズ焼き」(540円)で締め括る。

 ふんわりとお好み焼き風にできあがっているのが美味しいんだなぁ。

 スパークリングワイン「カバ(Cava)」は、白と赤の2本をいただいて、お勘定は4人で15,000円ぐらいでした。

 どうもごちそうさま。

店情報前回) 《YouTube動画

《令和3(2021)年4月3日(土)の記録》

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思わず6杯、生ビール … ビヤハウス「オオムラ亜(おおむら・あ)」(呉)

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 まだまだ呉呑みは終わらない。

 今日の4軒目は、ビヤハウス「オオムラ亜」。

 この店のルーツは、明治43(1910)年に広島県初のビアホールとして創業した「日英館ビアホール」である。

 残念ながら「日英館ビアホール」は、大正10(1921)年に閉店して、何店かに分割された。その内の1軒が、「オオムラ亜」の元となる「オオムラビアホール」だったのだ。

 その「オオムラビアホール」も戦災で焼失。

 戦後すぐに、現在の場所で復活したのが、「オオムラ亜」の前身であるビヤハウス「オオムラ」だったでした。

 「オオムラ」は、父から息子さんへと二代にわたって続いたが、平成22(2010)年末に二代目店主が体調を崩し、1年以上の休店。結局、お店が再開できるほどには回復されず、平成24(2012)年4月に閉店してしまったのです。

 この「オオムラ」閉店の危機に、『呉を代表する老舗酒場の灯を消してはならじ』と立ち上がったのが、現在の「オオムラ亜」の店主・實兼亜矢(じつかね・あや)さんでした。

 亜矢さんご自身も、近くで居酒屋を経営する店主であり、「オオムラ」の常連さんのひとりでもありました。

 ご自身のお店を閉めるというリスクを負ってまで、「オオムラ」を継承されたのでした。

 「オオムラ亜」の「亜」は、亜矢さんの「亜」なのです。

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 午後3時半に開店するこの酒場。飲みものは生ビールしかなくて、1杯が500円。

 氷冷で、横に回すスウィングコック式の注ぎ口をもった生ビールサーバーなのが、この店の大きな特徴だ。

 スウィングコック式の生ビールサーバーは、現在の生ビールサーバーと比べると旧式と言えるタイプ。この旧式サーバーがある店は、日本に数軒しか残っていないそうだ。

 このサーバーから注がれるビールは泡が立ち過ぎるのが難点。この立ち過ぎた泡を、専用のナイフで泡専用のジョッキに移しながら、いいバランスで注いでくれるのがオオムラ流だ。

 泡が多い分、できあがった生ビールは、苦みや炭酸ガスの刺激が減って飲みやすくなっている。

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 この生ビールの飲みやすさが、この店のキャッチフレーズでもある、『グッと一杯! 思わず二杯!』につながるのだ。

 そのキャッチフレーズの左下に、「撮影はお断りいたします」という、以前にはなかった注意書きがある。

「何かあったんですか?」

 と確認してみると、写真ばっかり撮って、生ビールはずっと置いたままで飲まなかったり、店にいる他のお客さんの顔まで一緒に写したりする人もいたので、やむを得ず「撮影禁止」に踏み切ったとのこと。

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 3杯めの生ビールに合わせて、「のりチーズ」(300円)ももらった。

 新型コロナウイルスの影響もあってか、店内のお客さんは、以前にもよくお会いしていたご常連さんばかり。

 「毎晩、家族で集まっとんのと同じような状態なんよ」と店主・亜矢さん。

 それは大安心ですね。

 そんなご常連さんばかりの状況だったので、店主にもお断りして、写真もちょっとだけ撮らせていただきました。

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 「のりチーズ」は、その名のとおり「味付け海苔」と「6Pチーズ」のセット。

 「6Pチーズ」には、あらかじめ包丁で切り目を入れてくれていて、「味付け海苔」の枚数と同じく、5つに分割できるようになっている。

 こうして分割したチーズを、それぞれ海苔で巻いていただくのでした。

 他にも「冷やしトマト」、「チーズちくわ」、「花ソーセージ」、「ポールウインナー」、「おさしみかまぼこ」、「きゅうり浅づけ」、「カマンベールチーズ」、「ガンス」、「広島カキ味のり」、「いかり豆」、「ピーナッツ」、「ハギロール」、「わさび豆」、「あられMIX」、「あげいか」などのつまみがあって、それぞれ300円。

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 久しぶりの「オオムラ亜」だったので、ちょっとマスクを外して、みんなで1枚、記念写真。

 みなさん、本当にお元気そうで、安心いたしました。

 もっとちょこちょこ、呉に来たいなぁ!

 午後7時に閉店するまで、3時間近く楽しんで、生ビールは6杯。

 今日のお勘定は3,300円でした。どうもごちそうさま。

店情報前回)《YouTube動画

《令和3(2021)年4月3日(土)の記録》

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