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2021年12月

跡継ぎも決まり一安心 … 屋台「一二三(いちにっさん)」(呉)

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 朝10時半から呑み始めた呉ハシゴ酒。

 6軒目のバー「アンカー」を出たところで午後11時半だ。

 いやぁ、今日もよく飲みました。

 最後の1軒は、呉に来る前から決まっている。蔵本通りの屋台「一二三」である。

 一時期休業していたが、今年に入って店主ご夫妻の娘さんが跡を継ぐことになって、営業が再開されているという噂を聞いていたのだ。

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 屋台の内部は長方形の形をしていて、一番奥側の長辺が調理場となり、残る3辺が、コの字カウンターのような感じで、お客さんが座る場所になっている。

 全体で10人ぐらいは入ることができるだろうか。

 その一角に腰をおろし、さっそく「焼酎」(450円)を水割りでもらう。

 店は娘さんと、お父さんのお二人で切り盛りしているようだ。

 ここの焼酎は、そのお父さんの『焼酎は濃くなければ美味くない』というポリシーの下、以前から濃いめに作られていた。

 その味わいは変わらないですねぇ。うましっ!

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 つまみは? と見ると、いつもの「豚足」(650円)、「豚耳」(650円)、「メザシ」(450円)、「ナスビ」(350円)などに加えて、これまでにはなかった「みそ煮」(330円)がメニューに並んでいる。

 「みそ煮」(鶏皮の味噌煮)もまた呉の名物料理のひとつ。さっそく注文したところ、残念ながら今夜はすでに売り切れでした。

 でも大丈夫。ここ「一二三」に来たら、絶対に食べたい「おでん」(各100円)は大鍋にたっぷりと並んでいる。

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 そんなお鍋の中から、玉子と厚揚げの二つを取ってもらった。

 あぁ、美味しい。おでんの味も変わってなくてひと安心。

 もしかすると、お母さんは屋台には出てないけれど、料理の準備などは手伝っているのかもね。

 飲みものも、料理も、そして居並ぶお客さんたちの雰囲気も、以前の「一二三」のままだ。

 唯一、違うのは、注文を受けてくれるお母さんの、「よっしゃ!」という、元気な掛け声が聞こえないことか。

 「一二三」の中は、お母さんオンステージだったからなぁ。偉大なる主役が抜けたことで、ちょっとした寂しさを感じるが、これからまた時間をかけて、娘さん時代が構築されていくに違いない。

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 振り返ってみると、昭和58(1983)年に就職して、最初の配属先が呉だった。

 その当時、呉の屋台は、飲み屋街のあちこちに点在していたのだが、それから4年後の昭和62(1987)年、蔵本通りの整備に合わせて、屋台も1ヶ所に集められ、ここに屋台街ができあがったのでした。

 呉の屋台は、基本的には空きができたときに一般公募されるのだが、すでに屋台営業をしていた人は、そのまま営業が許可された。昭和51(1976)年に創業した「一二三」も、その1軒である。

 呉市による営業許可は6ヶ月ごとに更新が必要で、営業許可を受けた人は、その権利を譲渡したり、「また貸し」したりすることはできないが、自分で営業することができなくなった場合には、その配偶者か子にならば承継することができるのだ。

 ここ「一二三」もその制度を利用して、子(娘さん)に営業許可を承継したんですね。

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 屋台営業が許可されている時間は、屋台の設置及び撤去の時間を含めて、午後4時半から翌日の午前5時までの12時間半。

 それ以外の時間帯は、上の写真のように、まるで何もなかったかのように、普通の歩道に戻しておかないといけないのだ。

 歩道上に白線で区切られている間口4メートル、奥行3メートルの12平方メートル分が1区画。

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 昼間の間、屋台はどこにいるかというと、すぐ近くにある屋台専用の駐車場に納まっています。

 閉じたときの屋台の大きさにも決まりがあって、長さ4メートル以内、幅1.5メートル以内、高さ2.2メートル前後。これに合わせて駐車場も仕切られているのです。

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 いくらコンパクトに納まっているとはいえ、屋台の重量はけっこうなもの。

 毎日毎日、駐車場から引っ張り出して、自分の店の定位置まで引っ張っていくのは重労働です。

 しかも深夜、午前5時までにまた撤収して、駐車場まで引っ張っていかないといけない。

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 この重労働が少しでも楽になるように、三輪バイクでけん引していく店主さんもいらっしゃいます。

 それにしても毎日2回(行きと帰り)のことなので大変ですね。

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 「一二三」も、かつてはお父さんが引っ張って、お母さんが後押ししてと、店主ご夫妻の共同作業でご準備されていたものでした。

 今は父娘お二人でご準備されているのかもしれませんねぇ。(未確認です。)

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 屋台を定位置にセットしたら、屋根を広げてお店の設営に入ります。

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 大きなポイントは屋台設置場所の歩道ぎわにある、この鍵付きの扉。

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 この扉の中に、2軒の屋台分の上下水道と電気の設備があって、各屋台はそこに接続して使うようになっているのでした。

 呉の屋台の強い味方です。

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 屋台の、おでん鍋や鉄板が置かれる穴の内部にも、鍋や調味料、調理器具類が所狭しと、そして整然と整理して置かれており、準備が進むにつれて、いつもの定位置にセットされていきます。

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 見る見るうちに準備は進み、おでん鍋に具材が投入されると、いつもの「一二三」に近い状態になってきました。

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 そうこうするうちに陽も落ちてきて、午後6時半、いよいよ「一二三」の開店です。

 午後4時半から準備を開始しても、開店するまで2時間ほどは準備の時間が要るんですね。

 閉店するときも同じ。午前5時までには撤収を終えて、元の歩道の状態に戻さないといけないので、どんなに長くても営業は午前3時半頃まで。

 毎日、毎日、1日2回の引っ越しをしているようなものなんですね。

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 「焼酎水割り」(450円)をおかわりして、午前1時ごろになると、店内は〆の「中華そば」(550円)の注文が多くなってきた。

 自分自身が若い頃もそうだったけど、よそでたっぷりと飲んだ後、〆の「中華そば」を食べるためだけに屋台に来たりしてましたもんね。

 今もその状況は変わらないようで、日付けが変わるころから、「中華そば」を目指してやって来るお客さんも増えてきた。

 その「中華そば」は、今も変わらずお父さんが作ってくれるんですね。

 私も最後に半ラーメン(スープと具は同じで、麺だけが半分になる)をいただいて帰ろうと思っていたのだが、この時間になってもまだお腹は空かず、たとえ半ラーメンであっても、もう入りそうにない。残念だ。

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 お父さんにお願いして一緒に写真を撮っていただいて、お母さんとも電話でお話しさせていただきました。

 お二人ともお元気そうで、本当に良かった。

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 午前1時過ぎまで、1時間半ほど楽しませてもらって、今夜のお勘定は1,100円でした。

 呉に来たら、必ず寄りたいこの屋台。これからもますます繁盛することを祈念しながら店を後にした。

 どうもごちそうさま。

店情報前回) 《YouTube動画

《令和3(2021)年4月3日(土)の記録》

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いいね!塩もつ煮込み …たちのみ処「かすが」(品川)

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 品川駅港南口のエスカレーターで地上に降りて、そのまま直進。横断歩道を渡った正面の、「吉野家」と「やきとり鳥一」の間の細い路地に入っていく。

 ここから続く、人しか通ることができない迷路のような細い路地が、昔ながらの港南の飲み屋横丁なのだ。

 平成15(2003)年に東海道新幹線・品川駅が新たに開業したとき、たくさんの企業が品川駅港南口に進出してきて、この一帯は見る見るうちに高層ビル街になってしまった。

 しかし! そんな高層ビル街の一角にも、昔ながらの呑兵衛横丁が残ってるんですねぇ。

 以前、もつ煮込みで呑んだ、もつ焼き「マーちゃん」も、この路地の中にある。

 今日、目指しているお店は、そのもつ焼き「マーちゃん」のちょっと先にある、たちのみ処「かすが」である。

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 品川経済新聞の記事によると、この立ち飲み屋がオープンしたのは、今から10年前、平成23(2011)年10月26日のこと。

 地元育ちの店主・鄭明珠(てい・みょんじゅ)さんは、この近くのビルの3階で「韓国風居酒屋 かすが」を経営していたが、フロア改装のため閉店し、新たにここに「たちのみ処 かすが」をオープンしたのだそうな。

 1ヶ月ほど前に、品川での飲み会の前にこの辺りを散策していたときに、この店の雰囲気に引かれたのだが、その時は時間がなくて入れなかった。

 今日また、品川での飲み会の予定が入ったので、その前にちょっと早めに出発し、ひとりゼロ次会として、ここにやってきたのでした。

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 店内は、うなぎの寝床のように、奥に向かって細長い造りになっていて、その真ん中を、奥に向かって長い立ち飲みカウンターが貫いている。

 そんな立ち飲みカウンターの奥のほうに立って、カウンター内の厨房で、一人で切り盛りされている女将さんと思われる女性に、まずは「酎ハイ」(363円)と「塩もつ煮込み」(440円)を注文すると、あっという間に「酎ハイ」が出され、「塩もつ煮込み」は小鍋で再加熱して出してくれた。

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 あれれ?

 この「塩もつ煮込み」は美味しいぞ!

 「もつ煮込み」は大好きなつまみのひとつ。

 しかし、このお店は、もつ焼き・もつ煮込みの専門店でもないので、それほど期待せずに注文したのでした。

 ところが! この「塩もつ煮込み」は、そんな期待に(良い方向に)反していて、ものすごく美味しい!

 もつがしっかりとしていて、味付けもいいのだ。

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 改めて壁のメニューを確認してみると、その冒頭部分に「かすがおすすめ」として載っている4品のうち3品が、もつ系の料理。

 もつ系じゃないのは「スタミナ焼肉」(550円)だけである。

 それ以外にも、もつを使った料理が何品かある。

 店主が韓国の人であることに加えて、ここ港南は東京都中央卸売市場食肉市場のおひざ元。もつが美味しいお店が多いのだ。

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 「塩もつ煮込み」の美味しさに気をよくして、2杯めの「酎ハイ」に合わせて、今度は「がつ酢」(330円)を注文した。

 女将さんに、「辛いの大丈夫ですか?」と聞かれたので、「はい。大丈夫だと思います!」と返事した。

 そう返事はしたものの、『思いっきり辛いのが出てきたら、どうしよう……』とちょっと心配しながら、厨房での調理の様子を観察する。

 小鉢に、細かく刻んだガツ(ゆで冷ました豚の胃)がたっぷりと盛られ、そこに何種類かのタレがかけられた。

 最後にゴマと、たくさんの刻みネギがトッピングされたらできあがり。

 「いろいろかかってるので混ぜて食べてくださいね」と言いながら出してくれた。

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 そんな女将さんの言葉に従って、全体をよーくかき混ぜてから、まずひと口。

 あぁ、良かった。ちょうどよいピリ辛感。

 これも美味しいですねぇ!

 普段よくいただいているポン酢味のガツ酢とは、またちょっと違う味わいです。

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 いやぁ、もっと色んなものを食べてみたいけど、この後が飲み会(1次会)なので、この辺でやめておかねば。

 最後にもう1杯、3杯めとなる「酎ハイ」をいただいて、〆とした。

 さっくりと1時間ほどの立ち飲みは、1,850円でした。

 消費税の10円未満は、切り捨ててくれるんですね。どうもごちそうさま。

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 なお、同じ路地内のすぐ近く(もつ焼き「マーちゃん」の向かい)に、平成27(2015)年4月30日にオープンした姉妹店、焼肉「かすが」もあり、たちのみ処「かすが」の女将さんの息子さんたちが切り盛りしているようでした。

 このディープな路地、もうちょっと深堀りしてみたいですねぇ!

店情報YouTube動画

《令和3(2021)年12月10日(金)の記録》

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店情報: たちのみ処「かすが」(品川)

  • たちのみ処 かすが 店名: たちのみ処 かすが
  • 電話: 03-3458-0255
  • 住所: 108-0075 東京都港区港南2-2-5
  • 営業: 11:30-24:00、日休
  • 場所: 品川駅港南口の下りエスカレーターで地上に降りて直進。横断歩道の先の「吉野家」と「やきとり鳥一」の間の細い路地に入り、道成りに進む。左手に焼肉「かすが」が現れるが、それは姉妹店。右手の「もつ焼 マーちゃん」の先を右に曲がった先の左側にあるのが、たちのみ処「かすが」。品川駅港南口から徒歩3分(360m)ほど。
  • メモ: 2011年10月26日オープン。うなぎの寝床のように細長い店内は、奥に向かって長く続くL字の立ち飲みカウンター10名程度(店舗面積4.5坪、最大収容数20名)。店主は地元・港南口エリア育ちの鄭明珠(てい・みょんじゅ)さん。以下()内の価格は税込。
    〔食べもの〕《かすがおすすめ》牛すじ煮込み500(550)、塩もつ煮込み400(440)、スタミナ焼肉500(550)、辛味噌ホルモン500(550)。
    《スピードメニュー》ポテトサラダ300(330)、大根漬300(330)、オニオンスライス250(275)、枝豆250(275)、きゅうり250(275)、トマト250(275)、冷奴250(275)、韓国のり250(275)。
    《揚げ物・一品》鶏のから揚げ400(440)、もつ竜田揚げ380(418)、ごぼう唐揚げ380(418)、フライドポテト350(385)、チョリソー400(440)、玉子焼300(330)、ガツ酢300(330)。
    《食事メニュー》辛ラーメン(牛すじ入り)600(660)、コムタン麺(塩もつ入り)600(660)、すじ玉うどん600(660)、ナポリタン600(660)。
    〔飲みもの〕《ハイボール》角ハイボール360(396)、角ハイジンジャー450(495)、角ハイコーラ450(495)、ダブル+70(77)、サントリー知多 風香るハイボール480(528)。
    《焼酎(ロック・水割)(ソーダ割+50(55))》〈麦〉知心剣450(495)、二階堂450(495)。〈芋〉黒霧島450(495)、黒甕450(495)、一刻者480(528)。
    《サワー(濃いめ+50(55))》酎ハイ330(363)、レモンサワー330(363)、グレープフルーツサワー330(363)、ウーロンハイ330(363)、緑茶ハイ330(363)、トマトサワー400(440)、とうもろこし茶ハイ360(396)。
    《韓国焼酎(ロック・ソーダ割)》〈甲類〉JINRO DRY 360(396)。
    《ビール》〈生ビール〉ザ・モルツ380(418)。〈瓶ビール〉アサヒスーパードライ(中)580(638)。
    《カクテル》カシスソーダ430(473)、カシスウーロン430(473)。
    《果実酒(ロック・水割・ソーダ割)》梅酒400(440)、はちみつゆず酒400(440)。
    《日本酒》松竹梅400(440)、八海山580(638)。
    《マッコリ》マッコリ400(440)、マッコリサワー450(495)、純生マッコビー580(638)。
    《ソフトドリンク》ウーロン茶250(275)、緑茶250(275)、とうもろこし茶250(275)、ジンジャーエール250(275)、コーラ250(275)。(2021年12月調べ)

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なかなか通りの名酒場 … 「BAR ANCHOR(バー アンカー)」(呉)

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 久しぶりの呉呑みの続きです。

 午前10時半の「森田食堂」から始まって、お食事処「寿」「くわだ食堂」ビヤハウス「オオムラ亜」「鳥乃家」と5軒の酒場をハシゴし、今日の6軒めは「BAR ANCHOR」だ。

 呉に単身赴任していたときに、このすぐ近くに住んでいたので、このバーには本当によく通った。

 呑みの始まりは必ず「オオムラ亜」で、〆はここか、呉の屋台のどっちかだったなぁ。

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 以前の営業時間は『19:00~03:00、月曜定休』だったが、現在は『火~金は19:00~01:00、土・日は13:00~24:00、月曜定休』となっているようだ。

 土・日には昼呑みができるようになったというのが嬉しいなぁ。

 今日も土曜日。現在の時刻は午後10時過ぎながら、「BAR ANCHOR」は、昼からずっと営業してたんですね。

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 「BAR ANCHOR」の前の、本通りと中通りの間のこの通りのことを「なかなか通り」と呼ぶんだそうな。

 呉のタウン情報誌、月刊「くれえばん」の、2019年9月号で、「なかなか通り」のことが紹介されているので、その頃から、この呼び名が定着してきたのではないかと思われる。

 上の写真が、その「くれえばん2019年9月号」のページの一部。「なかなか通り」の札を手にして立っている男前が、「BAR ANCHOR」を一人で切り盛りされているオーナーバーテンダー、森貞慶章(もりさだ・よしあき)さんです。

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 この「なかなか通り」には、「BAR ANCHOR」のすぐ近くだけでも、ジンギスカン焼「關白」や「桐の木」、「花月」などの人気店が並んでいるのだ。

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 さて「BAR ANCHOR」。

 以前から、ここに来るといつも、季節のフルーツカクテルをいただいている。

 オーナーバーテンダー・森貞さんの作るカクテルは、どれをいただいてもハズレはないのだが、瀬戸内というこの地域の特性もあってか、フルーツカクテルは特に美味しいように感じるのだ。

 他の店でバーテンダーとしての修業をつんだ森貞さんが、ここにご自身の店、「BAR ANCHOR」を開店したのは平成20(2008)年のこと。その時、森貞さんは28歳だった。

 それから13年。今や明らかに呉を代表するバーの1軒である。

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 さぁ来た。今日のフルーツカクテルは、イチゴのカクテルだ。

 どこのイチゴを使っていて、そのイチゴにどんな特徴があるのか。

 そんなことも、きっちりと森貞さんにご説明していただいて、「なるほど、それでこんなに美味しいんですね!」と深く感動したのに、すでに6軒めでヘベレケのおじさんの記憶には留まっていないのが残念だ。

 カクテルの画像は、外部記憶装置であるカメラにしっかりと残ってるのになぁ。

 たくさん飲んだ後は、音声記録か動画記録で残さないとダメかもね。

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 こちらはお通しのサンドイッチとチョコ。これも含んで、テーブルチャージは500円である。

 外部記憶装置が必要になるほど飲まなけりゃいいんだけど、久しぶりの呉なので、行きたい酒場には、できるだけ行っておきたい。

 本当は、焼肉・なべ「ほらふき」、ジンギスカン焼「關白」、料理屋「」、お好み焼き「のぶ」、「本家鳥好」、スタンド「シロクマ」、伊酒屋「ヴェッキオ」、お食事処「一つ家」、田舎洋食「いせ屋」などを始めとして、行きたい店は、他にもまだまだあるんだけれど、1日では時間が全く足りず、自分が飲み食いできるキャパシティーも全く足りないなぁ。

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 2杯めは、これまたいつものようにウイスキーをもらう。

 「BAR ANCHOR」は、私のウイスキー勉強の場でもあるのだ。

 なにか珍しいものをとお願いしたら、出してくれたのが「THE GLENLIVET 12 ILLICIT STILL(ザ・グレンリベット12年イリシット・スティル)」だった。

 これは密造酒時代(Illicit Days)の、冷却濾過を行わないノン・チルフィルタード製法で造ったウイスキーなんだそうな。

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 ちなみに、右側が通常の「THE GLENLIVET 12(ザ・グレンリベット12年)」。

 左側の丸っこいボトルは、最古の「ザ・グレンリベット」のボトルデザインに由来したものとのこと。

 いつ来ても、今まで飲んだことがないウイスキーがあるというのも、「BAR ANCHOR」の素晴らしいところなんだよなぁ。

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 ゆっくりと1時間半ほど楽しんで、今夜のお勘定は2,900円でした。

 どうもごちそうさま。来れて良かった。

店情報前回) 《YouTube動画

《令和3(2021)年4月3日(土)の記録》

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久しぶり日曜よじかわ … 焼鳥「川名(かわな)」(阿佐ヶ谷)

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 久しぶり、日曜『よじかわ』である。

 『よじかわ』というのは、「寄り道Blog」の寄り道さんの造語で、開店時刻の午後4時から「川名」で飲むことを言う。

 なかでも、日曜『よじかわ』は、みんなで土曜日に思いっきり飲んだ後、日曜日の午後4時に、再び「川名」に集まって飲もうという、連日の厳しい飲み会を表す合言葉でもあったのだ。(詳細はこちら。)

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 そんな厳しい連日飲みとは無関係に、今日はひとりでゆっくりと日曜『よじかわ』である。

 振り返ってみれば、昨年の最初の緊急事態宣言(2020年4月7日~5月25日)以降、すっかり家飲みが定着。

 仕事帰りはもとより、こうしてお休みの日曜日に飲みに出かけたりすることもなくなっていました。

 アクリル板で、ひとり分ずつが区切られた「川名」のカウンター席の一角に腰をおろし、アサヒスーパードライ、サッポロラガー、キリンクラシックラガーが選べる「ビンビール(大瓶)」(528円)を、サッポロでもらってスタートする。

 合わせて出されるお通し(席料110円)は、2切れのみかん。「川名」のお通しは、必ず果物なのです。

 家飲みのときはいつも、手軽にスッと楽しめる「タカラ焼酎ハイボール<ドライ>」をいただいているので、久々のビールが、とても美味しく感じるなぁ!

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 1品めのつまみとして注文したのは「牛すじ煮込み」(330円)。

 早い時間に売り切れてしまうことが多い、人気の逸品なので、早めに注文しないといけないのだ。

 「牛すじ煮込み」と言いつつも、大根やゴボウなどの野菜が多いのも特徴のひとつ。特にゴボウが美味しいのです!

 ここ「川名」では、店頭でも持ち帰り用の焼き鳥を販売しているのだが、「牛すじ煮込み」も持ち帰ることができる。

 私も家飲み用に、ここで焼き鳥を買って帰る時には、残っていれば「牛すじ煮込み」も買って帰ってました。

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 「牛すじ煮込み」をつまみに大瓶ビールを飲み切って、続いては「燗酒2合」(528円)をもらって、今日のホワイトボードメニューから「銀鮭炭焼」(286円)を注文した。

 出張時の夕食で、全国各地の酒場で飲んでいると、改めて東京の大衆酒場のお酒やつまみの安さ、美味しさに気づかされる。

 ここ「川名」でも、「燗酒1合」が286円と、300円未満で1合の日本酒をいただくことができる。2合だと528円(1合あたり264円)とさらに安い。

 ちなみに徳利には「大関」、猪口には「白雪」と書かれているが、日本酒の銘柄は「蔵しぼり」とのこと。

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 こちらが今日のホワイトボードメニュー。

 定番のメニューに加えて、刺身など、その日の日替りメニューが、このボードに書き出されるのである。

 刺身も含めて、すべてのメニューが500円未満というのも嬉しいところ。

 そんなホワイトボードメニューの最後尾に書かれている「紋甲げそ串」(176円)も気になっていたのだが、あっという間に売り切れた。残念!

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 刺身も「川名」の自慢の品。

 「かつおブツ」(330円)も、今日の自信の逸品だったようで、他のお客さんから注文が入ったのに合わせて、少しだけ小皿に盛って、サービスで出してくれた。

 ビシッとエッジが立った「かつおブツ」。これまた美味しいですねぇ!

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 「銀鮭炭焼」も焼き上がってきた。

 ここの焼魚は、すべて焼き鳥を焼くのと同じ焼き台で、炭火で焼き上げてくれるので、なんだかとっても美味しく感じる。

 カリッと焼けているのに、中がジューシーなのがいいんだなぁ。

 「銀鮭炭焼」だけを写真に撮ったのでわかりにくいが、この一切れがけっこう大きいのもありがたい。

 添えられているレモンの大きさから、「銀鮭炭焼」の大きさを類推していただけるでしょうか。

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 「燗酒2合」も残り少なくなってきたので、次は何を飲もうかと、改めて店内のメニューを確認する。

 すると、テーブル席横に掲げられているメニューに、芋焼酎「一刻者いっこもん(紫)」があることを発見。

 水割、ロック、サワー、お湯割が、それぞれ418円とのことなので、お湯割で注文した。

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 すぐに出された芋焼酎お湯割を見てびっくり!

 なんと、生ビール用のジョッキにたっぷりとつがれている。

 うひゃひゃ。呑兵衛にとっては、なんとも嬉しいかぎり。ありがとうございます。

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 芋焼酎お湯割に合わせて注文したのは「豚皮串」(132円)。

 タレと塩で1本ずつ、合計2本を焼いてもらった。

 定番の「白もつ」(132円)や「鳥皮」(132円)、「ぼんじり」(143円)なども、もちろん美味しいのだが、よそでは食べられない「豚皮串」は、ここに来たら必食の逸品です。

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 最後にもう一品と注文したのが「キムチ」(198円)。

 ここ「川名」では、普通の「白才漬」(132円)も、ヌルキムチ(水キムチ)のような感じで、ちょっとキムチがかっているので、きっと「キムチ」も美味しいだろうと思って注文してみたのでした。

 出てきた「キムチ」は、色合いも濃くて、けっこう漬かってる感がありますねぇ。

 どーれどれ。

 うわっ! この「キムチ」は、ビリビリと、すっごく辛い!

 この辛さが、ふんわりと甘い芋焼酎お湯割のいいつまみになりますねぇ。

 ちょうど横を通りかかったエミさん(お店のママ)に、「これ、自家製?」と聞いてみると、違うとのこと。

 あれこれと試してみて、やっとこのキムチにたどり着いたんだそうな。

 辛いキムチが好きな人は、ぜひお試しください(笑)。

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 午後6時半まで、ゆっくりと2時間半の『酒場浴』。

 大瓶ビール、燗酒2合、ジョッキの焼酎お湯割りに、つまみが4品でのお勘定は、2,662円。

 いつものようにPayPayで支払って、お店を後にしたのでした。

 どうもごちそうさま。

店情報前回) 《YouTube動画

《令和3(2021)年11月21日(日)の記録》

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