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2022年1月

冬はやっぱりイカ大根 … 立呑み「やきや」(荻窪)

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 荻窪「やきや」の冬はやっぱり「いか大根」(350円)。

 これを食べなきゃ冬を越せないほどの逸品なんだけど、残念ながら昨シーズンはいただくことができなかった。

 こうして、普通に「いか大根」が食べられるということが、とってもありがたいということを再認識させられますよねぇ。うれしい。

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 仕事納めでもあり、「やきや」の年内最終営業日でもある今日は、午後4時半に店に到着した。

 この時間なら、まだ入れるかと思いきや、なんと店内は満員状態。さすが人気の「やきや」である。

 目を凝らして、店内最奥部のテーブル席を見てみると、いつも午後4時の開店と同時にやってくる常連さんたち5人が、立ち飲みテーブルを囲んでいる。

 よーし。ご常連のみなさんに無理をお願いして、立ち飲みテーブルに入れてもらおう。

 立ち飲みカウンターにずらりと並ぶお客さんたちの後ろの狭い空間を、「すみません、後ろ通ります」と言いながら通過させてもらい、奥の立ち飲みテーブルへ。

「すみません。もうひとり、入れてもらっていいですか」

 と立ち飲みテーブルを囲むご常連さんたちにごあいさつして、仲間に入れていただいた。

 すぐに女将さんが「ホッピー」(360円)を出してくれたので、それを受け取りながら「いか大根」を注文したのでした。

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 数ある「やきや」のイカ料理の中でも、この「いか大根」は、毎年11月末~2月末までの3ヶ月ほどしか提供されない、季節限定のメニューなのだ。

 八戸のスルメイカの旨みがたっぷりとしみ込んだ、やわらかい大根のなんと美味しいことよ!

 「いか大根」は、ボリュームもたっぷりなのがありがたい。これだけで、最初の「ホッピー」に、「ナカ(おかわり焼酎)」(170円)を2杯、合計3杯のホッピーをいただきました。

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 ここのホッピーは、最初の「ホッピー」に「ナカ」を3回おかわりして、ソト1・ナカ4で楽しむことができる。

 その4杯めとなる「ナカ」をもらうのと同時に、「げそ揚げ」(230円)も注文した。

 「げそ揚げ」は、カウンター上のバットに並んでいるのをお皿に取り分けてくれるだけなので、サッと出てくるのがありがたい。

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 「いか大根」の後に「げそ揚げ」をもらったのにはワケがある。

 「げそ揚げ」は、そのまま食べてももちろん美味しいのだが、「いか大根」を食べ終えた後の残り汁に浸していただくと、そのうまさが倍増するのだ。

 っくぅ~~っ。たまらんねぇ!

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 いつもなら、ホッピーを一巡(ソト1・ナカ4)飲み終えたところでお勘定して店を出るのだが、まだ時間も早いので、2巡めとなる「ホッピー」(ソトとナカのセット、360円)を注文した。

 ちなみにこの時点で、入店から1時間。1巡めの「ホッピー」を終えたところでお勘定していたら、1,450円となるところでした。

 これくらいが、ここ「やきや」の標準的な予算額ですね。

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 壁のメニューを再確認して、次なる料理を検討する。

 おっ。今日は「いか焼」(250円)があるではないか!

 「いか焼」は、普通は遅い時間に、メニュー上の料理の多くがなくなってから登場する一品で、午後8時過ぎに「やきや」を訪れないと巡り合えないレアものなのだ。

 逆に今日は「いかみみ焼」(230円)がないらしく、その「いかみみ焼」のメニューの上に「いか焼」の短冊が貼られている。

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 「いか焼」は、スルメイカの胴の部分を焼いた後、1センチ幅ぐらいにスライスし、マヨネーズを添えて出してくれる料理だ。

 同じ部位を刺身にした「いか刺身」(240円)も美味しいのだが、こうやって焼いたものもいいですよねぇ。

 もし見かけたら、ぜひ注文してみてください。

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 最後に焼いてもらったのは「いかなんこつ焼」(230円)だ。

 これはスルメイカの頭部の身を串に刺して焼いたもの。

 スルメイカの足の上部にあって、口や目がある頭部の身は、脳や目を衝撃から守るために、ちょっと硬めになっている。

 まさに軟骨といった感じの、コリコリとした食感が美味しいのです。

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 多くの常連さんたちと一緒に、ゆっくり、たっぷりと4時間半も立ち飲んで、ホッピーがソト2・ナカ8、料理4品でのお勘定は2,800円でした。

 どうもごちそうさま。

店情報前回) 《YouTube動画

《令和3(2021)年12月28日(火)の記録》

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しみじみと旨いもつ煮 … お食事処「まつせい」(小山)

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 小山(栃木県)への出張で、同行のAさんと共に夕食にやって来たのは、この地で昭和24(1949)年に創業したという、お食事処「まつせい」だ。

 創業当初は精肉店だったが、昭和47(1972)年に食堂に転向し、それから半世紀。現在の店舗は昭和63(1988)年に建て替えたものなんだそうな。

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 店内は、入口から見て右側がテーブル席、左側が小上がりの座敷席になっている。奥の厨房の手前にはカウンター席もあるようだ。

 我われは、入って左手の座敷席の一卓に腰を下ろした。

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 まずは「ビール大びん」(680円)を注文すると、一緒に出してくれたお通し(サービス)は、小さな袋入りの「柿の種」である。

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 ビール用のつまみとして「餃子」(5個350円)を注文。

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 メニューには、「ラーメン」や「定食」の他に、つまみにもなる「一品料理」として、この「餃子」の他に、「春巻」(350円)、「もつ煮」(450円)、「野菜炒め」(600円)、「麻婆豆腐」(600円)、「とんかつ」(660円)、「焼肉」(660円)、「コロッケ」(150円)、「サラダ」(220円)、「枝豆」(350円)、「冷奴」(330円)、「からあげ」(660円)、「カキフライ」(660円)などが並んでいる。

 飲みものも、ビール、日本酒、焼酎、ハイボールとそろっているので、食堂と言いつつも、酒場としても楽しめる。

 ただし、夜の営業時間は午後5時から8時までの3時間のようなので、ちょっと早めに来ないと、ゆっくりとは飲めないですね。

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 「餃子」をつまみに「ビール大びん」を飲みきった後、「もつ煮定食」(800円)と「日本酒」(440円)の熱燗を、それぞれ2人前ずつ注文した。

 すると「日本酒」は、徳利と猪口のセットで出された。

 コップ酒もいいけれど、やっぱり徳利と猪口でチビチビとやるのがいいですねぇ。

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 すぐに「もつ煮定食」もやってきた。

 「もつ煮」(単品450円)に、「ライス」(単品200円)、「お新香」(単品80円)、「サラダ」(単品220円)、「みそ汁」(単品180円)が付いて、単品合計1,130円のところが定食なら800円と、約3割(330円)お得になる組み合わせだ。

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 老舗食堂の歴史ある「もつ煮」が、しみじみと旨い。

 「もつ煮、美味しいですねぇ!」と話しかけると、「手を抜いちゃダメなのよ、何ごとも」とニッコリとほほ笑む女将さん。

 それこそが長く続く店に共通するポイントなんだろうなぁ。

 Aさんも私も、燗酒をもう1本ずつ、おかわりした。

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 1時間半ほど楽しんで、今日のお勘定は二人で4,390円(ひとり当たり2,195円)でした。

 どうもごちそうさま。

 店に入る時はまだ明るかったのに、外はすっかり暗くなっていました。

店情報YouTube動画

《令和3(2021)年4月25日(日)の記録》

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店情報: お食事処「まつせい」(小山)

  • Img_8282z 店名: お食事処 まつせい
  • 電話: 0285-25-0298
  • 住所: 323-0026 栃木県小山市本郷町3-3-15
  • 営業: 11:00-14:30 & 17:00-20:00、水休
  • 場所: JR宇都宮線・小山駅より徒歩7分
  • メモ: 1949(昭和24)年11月に精肉店として創業し、1972(昭和47)年に食堂となった。現在の店舗は1988(昭和63)年に建て替えたもの。二代目店主の松嶋毅(たけし)さんが2018(平成30)年に亡くなり、現在は奥様の高代(たかよ)さんと、三代目の淳(じゅん)さんとで店を切り盛りしている。公式サイトあり。
    〔ラーメン(大盛+170・中盛+100)〕しょうゆラーメン580、ワンタン580、月見ラーメン630、ワンタンメン730、わかめラーメン730、もやしラーメン730、みそラーメン730、タンメン730、麻婆メン730、チャーシューメン830、もつ煮ラーメン830、つけめん730、冷やし中華(夏季限定)830。スペシャルセット(しょうゆラーメン、とんかつ、ライス、お新香)1,180。
    〔セット(お好きなラーメン+370)〕Aセット(麻婆豆腐、半ライス、サラダ、お新香)、Bセット(半チャーハン、サラダ、お新香)、Cセット(半カレーライス、サラダ、福神漬)、Dセット(もつ煮、半ライス、サラダ、お新香)。
    〔定食(ライス大盛+100)〕ラーメンライス730、とんかつ定食950、野菜炒め定食950、焼肉定食950、餃子(6個)定食800、もつ煮定食800、カキフライ定食950、からあげ定食950、手作りメンチカツ定食(火・金限定20食)800。
    〔飯類(大盛+150)〕チャーハン700、カレーライス700、麻婆丼700、かつ丼1,180、カツカレー1,180、大盛りライス300、ライス200、半ライス150。
    〔一品料理〕まつせいメンチ(火・金限定50個)150、餃子(5個)350、春巻350、もつ煮450、野菜炒め600、麻婆豆腐600、とんかつ660、焼肉660、からあげ660、カキフライ660、コロッケ150、サラダ220、枝豆350、冷奴330、みそ汁180、スープ180、生たまご50、お新香80。
    〔お飲み物〕ビール大びん680、生ビール(中ジョッキ)580・(小ジョッキ)440、日本酒440、焼酎(麦・芋・鏡月)440、ハイボール440、ウーロン茶300、アイスコーヒー350、コーラ350、サイダー350、オレンジジュース350。(2021年4月調べ)

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2021年の振り返り … やきとり「串八珍(くしはっちん)」(市ヶ谷)

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 新年、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

 今日は、昨年3月に訪問した「炭火焼き鳥 串八珍 市ヶ谷店」をご紹介しながら、昨年1年間の酒場巡りを振り返ってみたいと思います。

 さて、まずは「串八珍」のこと。

 ここは東京を中心に飲食店を展開している、豊創フーズチェーンの1軒。

 都心部でもチェーン居酒屋であれば安価に楽しむことができるので、呑兵衛にとっての強い味方です。

 また、コロナ禍の今、チェーン居酒屋の多くは、しっかりとした対策がされているのもいいですね。

 「ひとりです」と入店すると、仕切り板で2名分ずつぐらいの間隔に分けられている、大きなテーブル席に案内されました。

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 飲み物としてホッピーの「白セット」(462円)を注文すると、合わせて出された「つき出し」(330円)は小鉢の「きんぴられんこん」だ。

 2021年を振り返ってみると、1年間で行けた酒場は、のべ129軒。

 2019年までは平均的に年間のべ400軒ぐらいだったものが、コロナ禍が始まった2020年は212軒(約53%、半数)に減り、2021年はさらに129軒(約32%、3分の1以下)にまで激減した。

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 「つき出し」に続くおつまみとして、「鳥皮ポン酢」(385円)を注文。

 2021年に出張で訪問した先は15都道府県におよんだ。

 しかしながら、第2回(2021年1月8日~3月21日)、第3回(4月25日~9月30日)と、緊急事態宣言が続けて発出され、さらに8月20日からは13都府県に、8月27日からは21都道府県にその宣言範囲が広がったことによって、都市圏のみならず、出張で行く先々がすべて緊急事態宣言下となり、酒場で飲むことができなくなったのがつらかった。

 出張中も、ホテルの部屋でコンビニ弁当と缶チューハイでしのがざるを得なくなったのだ。

 酒場の大切さを、身に染みて感じた1年となりました。

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 ホッピーの「中(おかわり焼酎)」(220円)をもらって、つまみには「塩もつ煮込み」(418円)を追加する。

 そんな呑兵衛にとってつらかった2021年の中で、自分が行った酒場の都道府県別ベスト3は、1位が地元・東京都でのべ38軒、2位は広島県ののべ22軒、そして3位が栃木県ののべ10軒でした。

 個別の酒場で見ると、1位が福山「自由軒」の6回、同率2位が長崎「紫羊」と野方「すっぴん酒場」の、それぞれ5回でした。

 もっとも行けた酒場でも年間6回(平均して2ヶ月に1回)というのが、本当に少なくて残念です。

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 さっくりと1時間半ほど楽しんで、「串八珍」のお勘定は1,815円でした。どうもごちそうさま。

 2021年10月以降、落ち着いていた新型ウイルスが、新種の感染拡大でまた予断を許さない状況になってきてはいますが、昨年よりは多くの酒場に行ける年になってもらいたいですね。

 今年もみんなでがんばろう!

店情報YouTube動画

《令和3(2021)年3月29日(月)の記録》

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店情報: やきとり「串八珍(くしはっちん)」(市ヶ谷)

  • Dsc06901z 店名: 炭火焼き鳥 串八珍 市ヶ谷店
  • 電話: 03-3263-2237
  • 住所: 102-0076 東京都千代田区五番町3-1五番町 グランドビル1F
  • 営業: 11:30-14:00 & 17:00-23:00(土は11:30-23:00)、日祝休
  • 場所: 地下鉄市ヶ谷駅3番出口・JR市ヶ谷駅から徒歩1分ほど
  • メモ: 店内禁煙、予約可(45人まで)、カード可・電子マネー可、総席数141席(カウンター18席、テーブル89席、数寄屋18席、いろり16席)、公式サイトあり。(2021年3月調べ)

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