ボリュームたっぷり! … 鳥の店「いっちょう」(小山)

うわっ! これはすごいボリュームだ!
出てきた「鶏のもつ煮」(780円)を見て、思わず目が点になった。
小さめの洗面器ぐらいの器にたっぷりの「鶏のもつ煮」には、それを取り分けるためのお玉と小鉢まで添えられている。

同行のAさんも私も、モツ煮は大好物なので、職場の近くの酒場で一緒に飲むときと同じような感覚で、
「まずは『白ホッピー』と『鶏のもつ煮』を2つずつ、あと『焼き鳥盛合せ14本』をお願いします」
と軽い気持ちで、店に入って最初の注文をしたのでした。
他の店のモツ煮が350~500円ぐらいなのに対して、ここの「鶏のもつ煮」は780円と、よそよりちょっと高いなぁ、とは思っていたのだが、まさか、こんなにもボリュームたっぷりとは!
普通のモツ煮の4~5杯分ぐらいあるかも!
しかも、写真を見ていただいてわかるとおり、具材が鶏もつと豆腐、そしてトッピングの白ネギだけなので、とってもモツ密度が高い。
う~む。これは1つを3~4人で分けあってちょうどいいぐらいですねぇ。

「こりゃ、まいったねぇ!」
と言いながら、大量の「鶏のもつ煮」をいただき始めたところに、「焼き鳥盛合せ14本」(2,500円)も焼き上がってきた。
大きなお皿に「わさび串」、「砂肝」、「もも」、「かわ串」、「レバー焼き」、「手羽先焼き」、「つくね」の7種類が、それぞれ2本ずつ。
これもまたけっこうなボリュームだ。

ここの焼き鳥は、1種3本が1人前で550円。1本あたり183円ということになる。

月曜日の今日、やって来たのは、小山駅西口から徒歩5分ほどの信号交差点の角にある鳥の店「いっちょう」だ。

ビシッと直方体に造られた店内は、入口右手に5席分のカウンターと厨房があり、その奥が小上がりの座敷席になっている。
コロナ対策からか、今は5台の座卓がゆったりと置かれているが、本来は6台が置けるスペースのようだ。
この30席ほどの店内を、店主がひとりで切り盛りされている。

我われ2人が店に到着したのは午後5時半。
店内には先客はおらず、一番奥の座卓を使わせてもらって、冒頭でご紹介したとおり、「ホッピー(白)」(580円)と「鶏のもつ煮」(780円)を2つずつに、「焼き鳥盛合せ14本」(2,500円)を注文したのだった。
ホッピーと一緒に出された「お通し(席料)」(300円)は、おでん風の煮物。ちょいと練り辛子も添えられていて、これもボリュームたっぷり。
味がいいのと、ボリュームたっぷりなのは、この店の料理に共通する二大キーワードのようだ。

焼き鳥の中で面白いのが「レバー焼き」。
多くの焼き鳥店では、レバーはひと口大に切り分けて串に刺して焼かれるが、ここのは切り分けずに、ひと塊のまま焼いて出してくれるのだ。
どーんと塊でいただくレバーもいいですねぇ!

「お替り焼酎(中味)」(380円)もボリュームたっぷり。
しかしながら氷は少なめにしてくれているので、ホッピーセット1回(580円)にナカ1回(380円)の、ソト1・ナカ2のペースでちょうどいい量となる。
1杯あたり480円ってことですね。
小山(栃木県)でもホッピーが飲めるのがありがたい。

メニューに『人気もの』として書き出されている、「自家製レバーパテ」(580円)や「せせりポン酢和え」(580円)などもいただきたかったのだが、「鶏のもつ煮」のあまりのボリュームに、もうすでに満腹以上の「超」満腹状態。
残念ながら今夜はここまでだ。

3時間近く楽しんで、ホッピーは二人でソト3・ナカ6。
お勘定の7,940円(ひとり当たり3,970円)をPayPayで支払って店を後にした。
どうもごちそうさま。
次回からは「どの料理もボリュームが多い」ということに気を付けよう!
(食べログ) 鳥の店 いっちょう (レストラン(その他) / 小山駅)
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