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2022年2月

たっぷり美味しい刺盛 … 鮮魚「おかもと」(下関)

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 下関への出張で、夕食にやってきたのは鮮魚「おかもと」。

 鮮魚店として長く営業したあと、現在の建物に移り、鮮魚店とともに店内で食事やお酒を楽しむこともできるようになった。

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 入口を入ると、鮮魚の販売コーナーの前を通過して、店内飲食スペースに向かうのが、この店のルート。

 この鮮魚は、もちろん販売されているので、ここでお魚だけ買って帰るお客さんもいる。

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 鮮魚コーナーには生簀(いけす)もあって、活魚や貝類も見ることができる。

 あとから気づいたことだが、店の常連さんたちは、ここでじっくりと魚介類の品定めをしてから、おもむろに店内飲食スペースにやってきて、そこで見定めた品を注文するようだ。

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 私はそんな目利き(めきき)ではないので、鮮魚コーナーは横目で見ながら、スルッと店内飲食スペースへ。

 午後5時半とまだ早めの時間だからか、テーブル席がずらりと並ぶ店内は、先客は3組(ひと組あたり2~3人)ほど。

 「こちらへどうぞ」と案内されたテーブルに座り、まずは瓶ビールを注文した。

 瓶ビールは中瓶(550円)のみで、プレミアムモルツ、スーパードライ、クラシックラガーが選べるとのこと。久しぶりとなるプレミアムモルツにした。

 ビールについては、特に「これ!」という好みの銘柄はなくて、その時々で選ぶようにしています。それぞれの銘柄に独自の個性があるのがいいですね。

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 ビールと一緒に出されたお通し(たぶん330円)は、なんと「冷やしたうなぎ蒲焼」だ。

 今や高価なうなぎが、お通しで出てくるとは!

 なんとも嬉しいですねぇ。これだけでしばらく飲めそうだ。

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 各テーブルに置かれている、冊子式で写真も付いた「メニューリスト」に加えて、壁のホワイトボードや短冊メニューに、今日のオススメも書き出されている。

 こんな真夏でも、「ふぐ鍋」(2,750円)や「アンコウ鍋(キモ付)」(2,200円)、「海鮮鍋」(2,200円)などの鍋ものをいただくことができるんですねぇ。

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 メニューには丼物だけでも12種類が並んでいて、特に刺身の盛り合わせがのった「海鮮丼」(1,100円)が人気があるようだ。

 『かなり豪華な丼です』と注釈が入った「おかもと丼」(2,750円)も気になりますねぇ。仕入れの状況によって内容は変わるそうだが、22~24種類もの魚介類(鮮魚のみならず、鯨ベーコンやカニ爪、河豚フライ、白身魚フライ等が含まれることもあるらしい)がのっていて、その重量はなんと1.6キロもあるんだそうな。ちょっとしたデカ盛りでもありますね。

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 そんな豊富なメニューの中、注文したのは、これまたこの店のド定番の逸品、「刺身盛合せ(一人前)」(1,100円)だ。

 これがなんと魚介の11種盛り! ぜいたくよのぉ!

 1種あたり2切れ以上の刺身が盛られているので、全体では22切れ以上。ありがたいことです。

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 ビールを飲み干して、続いては日本酒をもらう。

 燗酒にしようかな、と思ったのだが、なんと燗酒は「松竹梅 豪快 辛口」(小495円・大935円)のみ。

 けっして嫌いなお酒ではないんだけれど、せっかくの下関なので、できれば地元・山口県のお酒が飲みたい。

 そんなわけで、岩国の「五橋 本醸造 生酒」(300ml瓶990円)をいただいた。

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 昨年、下関に来たときに、地元在住のOさんから、「ぜひ『まんなおし』にも行ってみてください」とご紹介いただいたので、今日はまずその「まんなおし」を目指したのでした。

 店に到着したのは開店直後の午後5時過ぎ。

 入口の暖簾(のれん)の内側にいる店員さんに、「ひとりですけど、入れますか?」と聞くと、「いま満席なんです」という返事。

 なんと! この時間でもう満席ということは、予約でいっぱいということなんだろうなぁ。

 予想以上の人気店のようでした。

 そんなわけで、そこから改めて線路(山陽本線)の反対側にある「おかもと」へとやってきたのでした。

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 「刺身盛合せ(一人前)」の11種盛りで、けっこうお腹もいっぱいになって、続いてのつまみには「あら汁」(550円)を注文した。

 これだけたくさんの魚が出る店なので、「あら汁」も絶対に美味しいだろうと思って注文したんだけど、その選択に間違いはなかった。

 『あら』と言いつつも、実は普通の『魚の身』が多く入っているのも嬉しいですねぇ。

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 そんな「あら汁」に合わせるお酒は「さつま白波」(385円)のお湯割りにした。

 下関は、中国地方と九州地方の接点。お酒も両方の『いいとこどり』だ!

 最初はお客さんが少なかった店内も、どんどん増えてきて、まだ満席ではないものの、すべてのテーブルに人がいるぐらいの状態になった。

 たどたどしい日本語で頑張っている外国人店員さんたちは、みんなスリランカから来た人たちなんだそうな。みんなシュンとスタイルがいいなぁ。

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 ゆっくりと2時間ほど楽しんで、今宵のお勘定は3,900円でした。どうもごちそうさま。

 お勘定から推定すると、お通しが330円で、消費税は10円未満が切り捨てなんだろうな。

店情報前回) 《YouTube動画

《令和3(2021)年8月24日(火)の記録》

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土用の丑にジンギス丼 … 「林ホルモン(はやしほるもん)」(丸亀)

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 二日連続で「林ホルモン」である。

 丸亀出身のMさんに、昨日、この店に来たという話をしたところ、

「今度行ったら、ぜひ『ハラミ並』を食べてみてください。」

 そうオススメいただいたので、即・実行すべく、今日もここにやって来たのでした。

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 「ひとりです」と入ると、今日もカウンター席に案内され、「瓶ビール(大瓶)」(693円)からスタートした。

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 昨日の席が、L字で言うと、右下隅だったのに対して、今日の席はL字の左上隅。

 同じカウンター席でも、場所が違うと見える店内の景色も違うのでおもしろい。

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 ほとんど待つこともなく、すぐに「ハラミ並」(528円)がやって来た。

 『並』があるということは、『上』もあるわけで、「ハラミ並」が528円なのに対して、「ハラミ上」は627円。その差はわずか99円でしかない。

 でも、Mさんによると『並』がいいらしいのだ。

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 ホルモンの合いの手用として、今日は「キムチ盛合わせ」(462円)を注文した。

 これは、白菜キムチ(単品220円)、カクテギ(大根キムチ、単品264円)、オイキムチ(きゅうりキムチ、単品264円)の3種を盛り合わせたものである。

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 さっそく「ハラミ並」を焼き始める。

 ハラミは横隔膜の筋肉のこと。ホルモンの中では、精肉に近い味わいと食感の部位なのだ。

 Mさんがオススメと言うだけあって、たしかに美味しいねぇ!

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 「ハラミ並」を食べ終えたところで追加注文したのは「小腸」(583円)だ。

 昨日、「大腸」(649円)をいただいたので、今日は「小腸」のほうにしてみたのでした。

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 おぉ~~っ。これまた脂たっぷりでいい感じですねぇ。見るからに美味しそうだ。

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 旨みたっぷりの「小腸」に合わせて、飲みものは「麦焼酎水割り」(440円)をいただいた。

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 3品めは、ホルモンではなく、昨日から気になっていた「ジンギス」(539円)を注文した。

 出てきた「ジンギス」はけっこう肉厚。こりゃ楽しみだ。

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 「麦焼酎水割り」もおかわりである。

 ちなみに麦焼酎の銘柄は「一番札」でした。

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 「ジンギス」は羊肉なんだけど、それほどクセもなくて、焼いてる時からいい匂い。

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 タレの味も美味しいので、「ご飯小」(132円)をもらって、『ジンギス丼』としていただくことにした。

 今日はたまたま土用丑の日。「うなぎ」の代わりに「ジンギス」だ。

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 ゆっくりと2時間半ほど楽しんで、今宵のお勘定は3,817円。

 PayPayで支払って店を出た。どうもごちそうさま。

店情報前回) 《YouTube動画

《令和3(2021)年7月28日(水)の記録》

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幅広い客層の人気老舗 … 「林ホルモン(はやしほるもん)」(丸亀)

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 丸亀出張での夕食は、丸亀駅から500メートルほどのところにポツンと店を構えている「林ホルモン」だ。

 建物はわりと新しいが、丸亀では老舗の焼肉店とのこと。

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 「ひとりです」と店に入ると、店の奥、左側にあるカウンター席に通された。

 このカウンター席の中に酒類が置いてある他、この奥の厨房で肉類が用意されて各席に運ばれていくようだ。

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 何はさておき、まずは大瓶しかない「瓶ビール」(693円)を注文すると、アサヒかキリンが選べるというので、今夜はアサヒをいただいた。

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 カウンター上には二人に1台ずつぐらいの間隔でガスロースターが置かれていて、その直上には天井に向かって伸びる排気ダクトも設置されている。

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 店の名前が「林ホルモン」なので、ホルモンを期待してやって来たわけですが、ありますねぇ! いろいろと!

 しかも値段が安いのも嬉しいではありませんか。

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 そんな中からホルモンの「混合」(418円)と、キムチの「白菜」(220円)を注文すると、あっという間にキムチが出された。

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 ほとんど待つこともなく「混合」も到着。これはタン、ミノ、シンゾウの盛り合わせである。

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 これを自分でチビチビと焼きながらいただくわけですね。

 もつ焼き屋で、焼き台で焼けていく様子をながめながら飲むのも好きなんだけど、焼肉屋だと肉との距離がより近い。

 ジリジリと焼けるにつれて、肉の色合いが変化し、美味しそうな匂いがしてくるのも楽しいところだ。

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 最初の3切れの片面が焼けたところで反転し、その横にまた新しい3切れを並べる。

 両面が焼けたら、美味しくいただきつつ、次のを反転させ、また新しいのを追加する。

 そんなことを繰り返しているうちに、気がつけば3種の「混合」を食べ終えてしまっていた。

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 そこで第二弾として追加注文したのが「大腸」(649円)だ。

 どうですか! このビジュアル!

 もつマニアにはたまりませんなぁ。

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 大腸には脂がたっぷりと付いていて、焼くにつれてその脂の部分の透明感が増してくる。

 食べたときの腸壁のしっかりした弾力感と、口に広がる脂の甘みが大腸の醍醐味ですねぇ。

 この店には「小腸」(583円)もあるので、大腸と小腸の食べ比べも可能です。

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 ビールに続く飲みものとして、「麦焼酎水割」(440円)を注文した。

 店内は、このカウンター席の他に、テーブル席や座敷席があってかなり広いんだけど、14人での予約、16人での予約といったお客さん達が入ってきて、カウンター席以外は、ほぼ満席状態のようだ。

 仕事帰りのサラリーマングループのみならず、女性客や子供連れの家族客も多いところがすばらしい。

 そんな満席状態ながら、席が離れていることもあって、店内は騒がしくなくて、静かにくつろぐことができるのもいいね。

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 焼きものの第三弾として、「トリ親」(418円)をもらう。

 味付けは塩とタレが選べるというので、タレでお願いした。

 そして「麦焼酎水割」もおかわりである。

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 「トリ親」は牛ホルモンではなくて、鶏の『親どり』のこと。

 ここ丸亀には、当市発祥の「骨付鳥」というご当地グルメがあって、市内の多くのお店で『親どり(通称:おや)』、『若どり(通称:わか)』という2種類の「骨付鳥」が楽しめるのだ。

 ここ「林ホルモン」のものは、骨は付いてなくて肉のみ。

 味付けも、「骨付鳥」がニンニクの効いたスパイス味なのに対して、こちらは塩かタレとシンプル。

 でもメニューには、ちゃんと「トリ若」(451円)も並んでいます。

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 「トリ親」が焼き上がったところで、「ご飯(小)」(132円)も追加注文して、ごはんに「トリ親」をのせていただきます。

 「骨付鳥」もいいけれど、こちらのほうが食べやすくていいなぁ。

 味付けがシンプルなだけに、『親どり』ならではの皮や肉の旨みもよくわかる。

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 大満足のうちに完食・完飲し、ゆっくりと2時間ほどの焼肉タイム。

 お勘定の3,410円をPayPayで支払って店を後にした。

 どうもごちそうさま!

店情報YouTube動画

《令和3(2021)年7月27日(火)の記録》

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店情報: 「林ホルモン(はやしほるもん)」(丸亀)

  • 林ホルモン 店名: 林ホルモン
  • 電話: 0877-22-7827
  • 住所: 763-0041 香川県丸亀市西平山町166-1
  • 営業: 11:30-23:00、木休
  • 場所: 丸亀駅から徒歩6分(500m)。
  • メモ: カウンター席、テーブル席、座敷席あり。予約可。PayPay可。
    〔アルコール〕生ビール(大)880・(中)539、瓶ビール(大瓶)693、日本酒(1合)440、チューハイ(レモン・ライム・巨峰・梅・カルピス・ピーチ・カシス・青りんご)440。〈焼酎(麦・芋)〉水割440、湯割440、梅割473、レモン割473、ウーロン割495、ソーダ割495、ロック550。〈梅酒〉水割462、湯割462、ソーダ割495、ロック550。〈ウィスキー〉ハイボール495、コークハイ583、ジンジャーハイ583。
    〔ノンアルコール〕ドライゼロ396、カシス(ソーダ・ウーロン・オレンジ)396、ピーチ(ソーダ・ウーロン・オレンジ)396。
    〔ソフトドリンク〕コーラ220、ジンジャエール220、ウーロン茶220、オレンジジュース220、アップルジュース220、グレープジュース220、カルピス308、カルピスソーダ330。
    〔ご飯類〕ご飯(大)386・(中)187・(小)132、おむすび(2個)418、お茶漬け418。
    〔汁物〕豚汁242、わかめスープ308。
    〔キムチ〕キムチ盛合わせ462、白菜220、カクテギ264、オイキムチ264。
    〔肉類〕ロース814、カルビ803、ハラミ上627、ハラミ並528、上ミノ(塩・たれ)715、ホルモン(大腸)649・(小腸)583、ヤキセンマイ517、トリ若(塩・たれ)451、トリ親(塩・たれ)418、ジンギス539、豚バラ440、トントロ(塩・たれ)550、タン塩616、タン462、キモ418、シンゾウ418、ミノ418、混合(タン、ミノ、シンゾウ)418、ウィンナー368、豚足594。
    〔野菜類〕焼野菜盛り合わせ572、キャベツ165、玉ねぎ220、ピーマン220、しいたけ308、かぼちゃ220、焼にんにく275、梅干し(2個)110、レモン(3片)110、枝豆308、サンチェ308、グリーンサラダ385。
    〔デザート〕アイスクリーム(別紙メニューあり)363。
    (2021年7月調べ)

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餃子の街でダブルスイ … 「宇都宮みんみん ステーションバル」(宇都宮)

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 2ヶ月ぶりの出張で、やってきたのは宇都宮(栃木県)。

 ひとりでの夕食は、宿泊しているホテルの3階にあり、JR宇都宮駅とも直結した駅ビル内にある「宇都宮みんみん ステーションバル」だ。

 餃子の街として知られる宇都宮。

 戦時中、宇都宮に駐屯していた陸軍第14師団が満州に派遣され、帰郷後、現地で食べられていた餃子を広めたことがきっかけとのこと。

 いま市内には、餃子料理店が300軒もあるそうで、中でも「宇都宮みんみん 本店」は、1958年(昭和33年)の開業と、市内に現存する餃子専門店の中で一番の老舗なんだそうな。

 現在は、本店も含めて9店舗で営業をしている他、おみやげ販売店(冷凍生餃子のみ販売)も22軒展開している。

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 このフロアには、「宇都宮みんみん ホテルメッツ店」と「宇都宮みんみん ステーションバル」の2店舗が、すぐ近く同士で営業している。

 ホテルメッツ店が、通常の餃子専門店なのに対して、ステーションバルのほうは「餃子とお酒を心から楽しんでいただけるお店」をコンセプトに、餃子に加えて、おつまみや各種お酒を取りそろえて、2015年(平成27年)12月1日にオープンした、「宇都宮みんみん」唯一のバルスタイル店舗なのだ。

 店内はカウンター10席にテーブル4卓、そして立ち呑みテーブルも2卓ある。

 立ち呑みテーブルもあるのがうれしいが、今日はすいてるようなので、カウンター席に向かった。

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 この店のカウンター席は、店の中央部に置かれた長方形の大テーブル。

 その長方形の真ん中に、背の高い仕切り壁を立てることによってテーブルが両側に分けられていて、片側にずらりと5人、両側で合計10人が座れるようになっているのだ。

 そんなカウンター席の端っこの1席に腰をおろし、まずは「キリン一番搾り生ビール」(480円)と、『焼(やき)』と『水(すい)』が選べる餃子から、「焼餃子2人前(12個)」(600円)を注文した。

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 生ビールでグイッと喉をうるおしていると、ほとんど待つこともなく、7分ほどで2人前の焼餃子が到着した。

 焼き目が美しく、パリッとした皮の食感もいいね。

 白菜たっぷりという「宇都宮みんみん」の餃子は、あっさりとしてるんだけど、しっかりとした旨みがある。

 店の初代が、ニンニクの匂いが苦手で、旨みだけを残し、匂いはほとんどなくなるような仕込みをしたことが、この店の餃子の大きな特徴になっているそうだ。

 餃子自体がしっかりと美味しいので、タレは酢をベースに、ちょっとラー油を加えたりする程度でいいように思います。

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 生ビールを飲み干して、次なる飲み物として、メニューに『餃子との相性抜群!』と書かれている「酢っきりハイボール」(420円)を注文した。

 これは「宇都宮みんみん」で使用している「ミツビシ もろみ酢」で作った酎ハイなんだそうな。

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 餃子のほうは、「水餃子1人前(6個)」(300円)を追加注文した。

 ここの水餃子は、たっぷりのお湯で餃子をゆでたもの。

 お店のホームページに、おみやげ販売店で売られている冷凍餃子を上手に作るための「調理のコツ」というページがあって、そこには沸騰しているお湯の中の餃子が『全体がふっくらとして、餃子の皮の合わせめまで透き通ってきたら、できあがり』と書かれている。

 『お湯の量や皮の色の変化などの加減を、うどんを茹でる要領で行うと上手につくれます』とのこと。

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 「まずタレをつけてお召し上がりください。その後、スープにタレなどで味つけをすると、また違った味が楽しめます」ということだったので、最初の1個は、普通にタレを付けていただいた。

 焼餃子もそうだったように、ここの餃子はそれ自体がしっかりと美味しいので、ほとんど味をつけなくても大丈夫なんだよなぁ。

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 そしてオススメに従って、スープにラー油などを垂らして味付けしたバージョンもやってみた。

 帰宅してから、ネット情報やYouTube動画で調べてみると、タレ用の小皿でお酢、ラー油、醤油をしっかりと混ぜ合わせて、つけダレを作った後、それを水餃子のお湯の中に溶かし込むのがいいらしい。

 さらに、器の中の水餃子の1個を、あえてお湯の中でばらして、その具をお湯に溶きまぜることによって、お湯だけだったスープに旨みを加え、ワンタンのようにスープと共にいただくのもおすすめの食べ方のようだ。

 次の機会には、ぜひそうやって食べてみよう。

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 久しぶりの外飲み。さっくりと1時間ほど楽しんで、今日のお勘定は1,800円でした。

 どうもごちそうさま。

 ちなみに、今回のように焼餃子2人前と水餃子1人前のセットは、わりとよく注文される組み合わせで、「ダブルスイ」と呼ぶそうです。

 これにライスとお新香が組み合わさった「ダブルスイライス」(1,070円)というのもメニューに載ってます。

店情報YouTube動画

《令和3(2021)年6月24日(木)の記録》

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店情報: 「宇都宮みんみん ステーションバル」(宇都宮)

  • Img_8639z 店名: 宇都宮みんみん ステーションバル
  • 電話: 028-689-9177
  • 住所: 321-0965 宇都宮市川向町1-23 JR宇都宮駅(西口)駅ビル3F
  • 営業: 11:00-21:00、月休(最新の情報は公式サイトにて)
  • 場所: JR宇都宮駅西口直結、駅から67m。
  • メモ: 本店は昭和33(1958)年開業。ステーションバルは、「餃子とお酒を心から楽しんでいただけるお店」をコンセプトに、餃子に加えて、おつまみや各種お酒(ビール、日本酒、ワイン、果実酒)を取り揃え、宇都宮駅西口直結の駅ビル内に、平成27(2015)年12月1日にオープンした。カウンター10席、テーブル4卓、立ち呑みテーブル2卓。公式サイトあり。以下、価格はすべて税込み(総額)表記。
    〔食事〕《定番セット》ヤキスイライス(焼餃子6個+水餃子6個+ライス)770、ダブルスイライス(焼餃子12個+水餃子6個+ライス)1,070。
    《餃子(単品)》焼餃子(1人前6個)300・(2人前12個)600・(3人前18個)900、水餃子(1人前6個)300・(2人前12個)600・(3人前18個)900。
    《鳥の唐揚げ》鳥の唐揚げ(3個)330(11~15時限定特別価格)・(4個)630。
    《ライス、お漬物》半ライス110・ライス170・ライス大盛り280、五穀米170・五穀米大盛り280、お漬物110。
    《11時からのおつまみ》餃子の皮を揚げました220、無塩ミックスナッツ(アーモンド、カシューナッツ、くるみ)440、彩り野菜のピクルス550。
    《15時からのおつまみ》胡瓜(きゅうり)と塩昆布の和え物420、もやしのナムル肉味噌のせ420、クリームチーズの特製みそ漬け550(胡瓜の追加+110)、薬味たっぷり厚揚げ550、ピリ辛メンマ550、本日の燻製2種盛り630。
    〔飲物〕《ビール》キリン一番搾り(生)480、餃子ロマン(地ビール330ml瓶)550、豊潤496ヨンキューロク(生)650、Day Dream デイドリーム(生)650、宇治抹茶ビール(生)700。
    《ノンアルコール》キリン零ICHI(小瓶)330、べびぃ(梅酒ソーダ)330、青森シードル440。
    《酎ハイ》酢っきりハイボール420、レモンサワー420、ウーロンハイ420、抹茶ハイ530、トマトハイ530。
    《果実酒(ロック/水割り/ソーダ割り)》凍結梅酒630、魔王の梅酒750、完熟もも630、ゆず酒630、つぶつぶ蜜柑630。
    《ウィスキー(ロック/水割り/ハイボール)》イチローズモルト(モルト&グレーン)630、余市(シングルモルト)700、白州(シングルモルト)860、イチローズモルト(MWR ミズナラ・ウッド・リザーブ)1,080。
    《カクテル》スクリュードライバー420(今だけお試し価格)、シャンディーガフ450、レッドアイ500、カシス/ディタ/ピーチ(ソーダ/オレンジ/グレープフルーツ/ウーロン)530。
    《焼酎(ロック/水割り/ソーダ割り)》〈芋〉割水(三岳1:水1)630、麒麟まろやか芋520、喜六630、佐藤黒750、魔王850。〈麦〉麒麟かおり麦520、中々630、百年の孤独780。
    《ソフトドリンク》コカコーラ300、オレンジ300、グレープフルーツ300、ジンジャーエール300、濃いカルピス300、トマト300、ウーロン茶300、宇治抹茶300。
    《日本酒(冷酒)グラス1合 ※熱燗の提供はなし》大那(だいな)640、仙禽(せんきん)690、望(ぼう)690、姿(すがた)750、鳳凰美田(ほうおうびでん)白判750(半合420)、写楽(しゃらく)860(半合480)、新政(あらまさ)900(半合500)、鳳凰美田(ほうおうびでん)赤判960(半合530)、他。
    《ワイン》〈グラス白〉ヴィッラ・アンジェラ・シャルドネ(イタリア)530。〈グラス赤〉シャトー・デュ・ドンジョン(フランス)530。
    〈白ボトル〉ヴィッラ・アンジェラ・シャルドネ(イタリア)3,100、ニンブス(チリ)3,850、フランシス・フォード・コッポラ・ヴォトル・サンテ(アメリカ)4,180。
    〈赤ボトル〉シャトー・デュ・ドンジョン3,100、ファルネーゼ・ドン・カミッロ(イタリア)4,180。
    〈スパークリング(カヴァ)ボトル〉コドーニュ・クラシコ・ブリュット(スペイン)4,180。
    〈シャンパーニュ・ボトル〉ヴーヴ・クリコ・イエローラベル・ブリュット(フランス)(375ml)4,200、シャンパーニュ・バロン・ド・ロスチャイルド(フランス)7,500。
    (2021年6月調べ)

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