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2022年4月

朝から飲めて年中無休 … 立ち呑み酒場「よかたい マイング店」(博多)

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 博多駅に到着し、やってきたのは立ち呑み酒場「よかたい マイング店」だ。

 『立ち呑み酒場』と銘打ってはいるものの、カウンター席やテーブル席にはイスも置いていて、座ることもできるようになっている。(一部、立ち呑み専用の場所もある。)

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 平日午後12時40分という真っ昼間の時間帯だったので、お客さんもそれほど多くなく、入口近くの、感染防止用のパーティションで区切られたカウンター席に座って、まずは「サッポロラガービール(大瓶)」(517円)と「もつ煮込み」(275円)を注文した。

 もつ好きなので、日本中どこに行っても、「もつ煮込み」があるとつい注文してしまいますねぇ。

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 博多駅の構内には、いくつもの商店街・食堂街があって複雑なのだが、新幹線中央改札口を出る方向から見て、真っ正面にあるのが「博多デイトス」、その左側、在来線の北改札口の近くにあるのが「マイング」である。(上の図は『左が北』です。)

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 「よかたい」は、博多デイトスの中にもあるし、マイングの中にもある。さらに言えば、博多駅筑紫口を出てすぐのところにも「よかたい総本店」がある。(上の図は『上が北』です。)

 特筆すべきはこれら3店舗の営業時間だ。

 デイトス店は10:00~24:00(無休)、マイング店は10:00~23:00(無休)、総本店は11:30~23:30(年末年始休)と、それぞれ午前中から深夜まで営業していて、思いついたらほぼいつでも飲めるというのがありがたい。

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 メニューの中の「よかたい名物」というところに、この「もつ煮込み」の他、「博多一口餃子」(6個275円)、「手羽先唐揚げ」(121円)、「ぐるぐるとり皮(タレ・塩)」(1本165円)、「やみつきカルビ焼」(429円)が載っている。

 「手羽先唐揚げ」は1本から注文できるというので、それをいただいた。

 揚げたて熱々の「手羽先唐揚げ」を手づかみでいただきながらメニューを見ていると、「串もの」のほうにも「手羽先」(121円)がある。こちらも美味しそうだなぁ。

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 さらには「ぐるぐるとり皮(塩)」(165円)と、博多で焼き鳥を食べるときに、これは絶対に外せない「豚バラ」(132円)も焼いてもらう。

 焼き鳥にはキャベツが添えられるのも博多流。キャベツもうまいなぁ。さすが博多!

 今や博多名物のひとつとして取り上げられることが多い鶏皮だが、博多で過ごした学生時代(1980年前後)には、こんな鶏皮はなかった。いや、あったのかもしれないが、私は知らなかった。

 調べてみると、このグルグルと巻いたよく焼きの鶏皮の元祖は、1968年(昭和43年)に福岡市城南区で創業した「焼とり権兵衛」とのこと。

 この店で修業した人たちが独立して、福岡市内に店を立ち上げて広がっていったため、このタイプの鶏皮が博多名物に育っていったようだ。

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 大瓶ビールを飲み干して、次にもらったのは薩摩焼酎「白波」(264円)のお湯割りだ。

 学生時代は、ほぼ毎日「白波」と言っていいぐらい、この焼酎を飲んだものだった。この焼酎が、私を呑兵衛に育ててくれたようなもんだ。

 とは言うものの、今の「白波」、ずいぶん上品な香りと味わいになったよねぇ。まさに隔世の感がある。

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 その芋焼酎お湯割りに合わせて、これまた博多に来たら絶対に食べておきたい「すもつ」(231円)をもらう。

 酢モツは、新鮮なモツを湯通しして細く刻み、ポン酢で和えたもの。刻みネギがトッピングされている。

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 さっくりと1時間ほど楽しんで、今日のお勘定は1,705円。

 Apple Watch の Suica でピッと支払って店を出た。どうもごちそうさま。

 店の看板に『安くて早くて美味しいお店』と書かれているのだが、その看板に偽りなしだ。また1軒、博多駅近くのいい酒場を知ることができたなぁ。

店情報YouTube動画

《令和3(2021)年11月10日(水)の記録》

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店情報: 立ち呑み酒場「よかたい マイング店」(博多)

  • よかたい 店名: 立ち呑み酒場 よかたい マイング店
  • 電話: 092-441-6565 (予約不可)
  • 住所: 812-0012 福岡県福岡市博多区博多駅中央街1-1 博多駅マイング横丁
  • 営業: 10:00-23:00(22:30LO)、無休
  • 場所: JR博多駅、北改札口近くの博多駅マイング横丁内(マイング・フロアガイド
  • メモ: 全席禁煙。立ち席あり、座り席あり。カウンター席、テーブル席。全体で60人ほど。カード可、電子マネー可。食べログ(公式)運営会社(快創研)公式サイト
    昭和57(1982)年12月、酒蔵「美少年」としてオープン。平成25(2013)年11月、「よかたいマイング店」として増築リニューアルし、現在に至る。
    〔料理〕
    《よかたい名物》博多一口餃子6ケ275、手羽先唐揚げ121、ぐるぐるとり皮(タレ・塩)1本165、やみつきカルビ焼429、もつ煮込み275。
    《一品》博多明太子374、枝豆231、すもつ231、きゅうり漬け231、もろきゅう275、スパサラ275、キムチ121、とり皮ポン酢165、塩キャベツ165、たこぶつワサビ和え429、薬味まみれ奴176、〆サバの薬味(紅しょうがのせ)319、チャンジャ(クリームチーズ)374。
    《揚げ物》メンチカツ(デミグラスソース)275、なんこつ唐揚げ275、鶏唐揚げ418、カリカリ揚げチヂミ374、サクサク芝エビ唐揚げ319、ポテトフライ(塩)231、ポテトフライ(バター醤油)253、さきいか天ぷら429、大きいアジフライ275、生ごぼう唐揚げ418。
    《串もの》豚バラ132、ねぎま(タレ・塩)132、ぐるぐるとり皮(タレ・塩)165、鶏むねなんこつ165、白ネギ165、砂ずり143、ぼんじり143、鶏レバー(タレ・塩)143、ウインナー143、牛カルビ176、手羽先121、ピーマン121。
    《おでん》大根110、たまご110、ちくわ110、こんにゃく110、あつあげ165、系こんにゃく132、ごぼう天132、牛すじ319。
    《炙り焼き》エイヒレ330、豚足330、イワシ明太274、イカの一夜干し495。
    《逸品》鶏ハラミ焼きポン酢429、ピリ辛よだれ鶏385、海苔巻きチーズサクサクしょうゆのせ330、とろ~り卵のポテトサラダ319、ハムカツエッグ429、塩辛バターポテト385、焼きおにぎり220。
    〔ドリンク〕
    《ビール》サッポロ生ビール黒ラベル539、サッポロラガービール(大瓶)517、エビスビール(大瓶)550、ダイナマイト(メガジョッキ)902。
    《焼酎》あらわざ(芋)209、白水(米)209、南州(麦)209、刈干(そば)209、焼酎ダブル(芋・米・麦・そば)418、焼酎飲み切りボトル627。
    《厳選芋焼酎》黒霧島264、白波264、高千穂264、島美人264、焼酎ダブル528、日本酒
    磯乃澤清酒308、白鶴杜氏鑑352、萬代にごり酒352、玉乃光(純米吟醸)495、喜多屋(特別純米酒 夢一献)495、獺祭(純米代吟醸)748。
    《酎ハイ》バカルディラムハイ385、赤ハイ407、男梅酎ハイ330、沖縄シークワーサー330、カルピス酎ハイ330、ウーロンハイ330、玉露入りお茶ハイ352。
    《カクテル》カシスソーダ330、カシスオレンジ330、カシスウーロン330、ピーチフィズ330、ファジーネーブル330、ピーチウーロン330、翠ジンソーダ385。
    《ウイスキー》デュワーズハイボール319、メガデュワーズハイボール627、超炭酸角ハイボール330、ウイスキー286、コークハイボール418、ジンジャーハイボール418、デュワーズハイボール(濃いめ)440、角ハイボール(濃いめ)440、メガ角ハイボール649。
    《レモンサワー》濃いめのレモンサワー330、パンチレモン酎ハイ330、よだレモンサワー352、瀬戸内レモンハイ352、ジャンレモン(ジャンボレモン酎ハイ)660。
    《ワイン》グラスワイン(赤・白)319、おこぼれスパークリング(ポールスター)396。
    《ホッピー》ホッピーセット(白・黒)440、ホッピー単品(白・黒)264、おかわり焼酎209。
    《梅酒》梅酒(ソーダ・ロック)286。
    《ソフトドリンク各種》烏龍茶242、コカコーラ242、カルピス(ウォーター・ソーダ)242、オレンジジュース242、ジンジャーエール242。
    (2022年3月調べ)

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営業再開を待ちわびて … 鯉とうなぎの「まるます家」(赤羽)

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 久しぶりの「まるます家」。

 前に来たのが1回目の緊急事態宣言(2020年4月7日~5月25日)の前、2020年3月だったので、1年9ヶ月ぶりということになる。

 4回目の緊急事態宣言(2021年7月12日~9月30日)も明けて、2021年10月15日に「まるます家」が営業を再開したのは1階のカウンター席とテーブル席のみ。2階の座敷席は引き続きお休み中である。

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 1階のダブル「コ」の字カウンターは、1席ごとにパーティションで区切られていて、滞在時間は90分の制限付き。営業時間も、午前11時から午後7時まで(ラストオーダー6時半)という短縮営業である。

 しかしながら、なにはともあれ営業が再開したというだけでうれしい。なかなか赤羽まで来る機会がなかったことだけが残念である。

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 カウンター席の一角に腰を下ろし、まずは「サッポロラガービール(中)」(600円)をもらって、のどを潤す。

 一品目のつまみ、何にしよう。なにしろ久しぶりなので迷う迷う。

 「こいあらい」(400円)も食べたいし、「すっぽん鍋」(850円)や「なまずから揚」(600円)にもひかれる。「たぬき豆腐」(500円)も、ここでしか食べられないしなぁ。

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 2杯目のビールを飲み干すぐらいまで迷って、最終的に「鯉のうま煮」(950円)を注文すると、今の季節は卵入りだった。ラッキー!

 「鯉のうま煮」は、鯉をうろこ付き、内臓付きのまま輪切りにして、砂糖・醤油・酒で煮た、山形県の郷土料理。

 鱗はもとより、骨までホロホロになるぐらいまで煮込まれているので、鯉の身はもちろんのこと、鱗も内臓も、そして骨も、すべての部位を美味しくいただくことができるのだ。

 それぞれの部位で食感や味わいが違うので、全体がいいつまみになって、お酒が進むことこのうえない。

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 あっという間に瓶ビールはなくなって、続いては「芋焼酎」(350円)をお湯割りでもらう。

 「鯉のうま煮」のあっちをつついてはお湯割りをチビチビ、こっちをつまんではお湯割りをチビチビと、とても幸せな時間を過ごしているところへ、カウンターの中のおねえさんから、「うなぎのカブト焼、いる人ぉ~っ?」という声が飛んだ。

 間髪を入れず、「ハイッ!」と手を挙げる。

 ほぼ同じタイミングで反応したお客さんがもう一人。その二人分で、「うなぎカブト焼」(2本300円)はなくなった。

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 ここ「まるます家」では、料理が先にできてきて、それを店のおねえさんが手に持って、「いる人ぉ~っ?」とその場で販売してくれることが、割りとよくあるのだ。

 「いる人ぉ~っ?」と出てくる料理は、おすすめ料理が多いんだけど、たいてい2~3人分しかないので、声が聞こえたら、すかさず手を挙げることが重要なのだ。

 『鯉とうなぎ』は、この店の看板メニュー。最初の2品で、その両方をいただくことができて良かった。

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 その「うなぎカブト焼」を食べ終えるのを見計らったかのように、またおねえさんから「下仁田ネギのかき揚げ、いる人ぉ~っ?」と声がかかった。

 もちろんこれももらいますよねぇ。

 そして「芋焼酎」(350円)のお湯割りもおかわりした。

 「下仁田ネギのかき揚げ」(200円)は、壁の短冊メニューにはない。しかしながら、「いる人ぉ~っ?」の時には、よく耳にする料理である。いい下仁田ネギが手に入ったときに作るのかなぁ。

 そうこうしているうちに、あっという間に90分のタイムリミットがやってきた。

 入店して、席に座った時に、その席の前に入店時刻が書かれるので、90分を超えると声をかけてくれるんだろうが、今日はその前に自分で気がついた。

 「鯉のうま煮」は骨まで完食。お勘定は2,750円でした。どうもごちそうさま。

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 この後、また「まん延防止等重点措置」が発出された(2022年1月21日~3月21日)こともあって、「まるます家」は2022年1月27日から店頭販売のみとなっていましたが、このブログ記事が公開される2022年4月27日から、店内営業(午前11時から午後7時まで)も再開されるそうです! 良かった!(詳しくはお店の公式twitterでご確認ください。)

店情報前回) 《YouTube動画

《令和3(2021)年12月17日(金)の記録》

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大改装の結果はいかに … 居酒屋「葉牡丹(はぼたん)」(高知)

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 県内全域に約3週間にわたって出されていた新型コロナウイルスの「まん延防止等重点措置」が、3日前に解除されたばかりの高知にやって来た。

 はりまや橋近くのホテルにチェックインし、すぐに向かったのは、昭和27(1952)年創業の老舗居酒屋「葉牡丹」だ。

 去年の3月に来たときは、改装工事(2020年8月21日~2021年7月14日)で休業中だったので、一昨年の3月以来、2年ぶりの訪問である。

 「葉牡丹」の営業時間は、午前11時から午後11時までの12時間。水曜日が定休日である。

 こうしてほぼ1日中飲めるような大人気酒場が、新型コロナの期間中とはいえ、1年近くもの間、休んでたんだから、高知の呑兵衛たちもさぞ困っただろうなぁ。

 そして何よりも気になるのは、あの味わい深い老舗酒場が、改装でどう変わったのか、ということだ。

 大通り沿いに見える店舗は、外観は変わりがないようだ。

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 入口を入ると左手レジ前にいる店のおねえさんから、「いらっしゃいませ。消毒お願いします。おひとりですか? お好きな席へどうぞ」と声がかかった。

 入口右手に広がる大きなL字のカウンター席は、感染対策用の透明なパーティションで一人分ずつ仕切られているものの、以前と何も変わっていない。いったいどこを改装したんだろう?

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 火曜日、午後4時半の店内には、カウンター席の先客は3人だけ。私もあいている席に腰を下ろし、まずは「キリン中瓶」(550円)と「ホルモン煮込み」(330円)を注文した。

 この店ではお通しは出されないので、すぐに出てくる「ホルモン煮込み」がいいのではないかと思って注文したのだが、その予想どおり、ほとんど待つこともなく「ホルモン煮込み」がやってきた。

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 予想と大きく異なったのが、その味わい。

 もつを一切れ取って普通の「もつ煮込み」のイメージで口に入れると……。

 ん? 酸っぱい。

 大鍋から小鉢につがれた「ホルモン煮込み」には、サッとポン酢醤油がかけられているのだ。

 なるほどなぁ。高知では刺身にも必ず柑橘類が添えられてるもんなぁ。

 最初こそ、ちょっと違和感があったものの、食べ進めるとこれが美味しい!

 「ホルモン煮込み」のこってり感が、ポン酢でスキッと中和されて、いくらでも食べられる味わいになるのだ。おもしろいねぇ。

 この食べ方、クセになりそうだ。もっと早く知ってれば良かったなぁ。

 「葉牡丹」は先週まで「まん防」で休んでいて、昨日(月曜日)から営業を再開したとのこと。お店の人たち同士も、「どうしてたの? 元気だった?」なんて会話を交わしている。

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 中瓶ビールはあっという間になくなって、続いては地元高知の日本酒「松翁(まつおきな)」(1合220円)を熱燗でもらう。

 日本酒1合が220円って、荻窪「やきや」(酒一杯280円)よりも安いじゃないか! さすが高知だ。

 「はいどうぞ」と熱燗の徳利を出してくれるおねえさんに、「まったく変わってないように見えるんだけど、どこを改装したんですか?」と聞いてみると、改装したのは店の奥の、調理場のある建物だけで、客席側はそのままとのこと。

 老舗の風格を保った改装のすばらしさに、改めて感心した。

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 「ホルモン煮込み」に続いて、「鰹ハランボ塩焼」(440円)を注文すると、これが最後の一人前だった。

 明日(水曜日)が定休日ということもあって、今日は少なめの仕入れなんだそうな。

 私の後に入ってきたお客さんが注文した「タイ刺」(935円)も、それで最後だった。

 燗酒(220円)をおかわりしたところへ出てきた「鰹ハランボ塩焼」は、持ってきてくれた店員さんも、「わっ、美味しそう!」とつぶやくほどの逸品。

 見た目のとおり、すごく美味しかった。脂たっぷりのハランボに、付け合わせの大根おろしが効くねぇ!

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 さらに「煮込み豆腐」(165円)を注文すると、「熱いですよー」とカウンター越しに出してくれた。出汁の旨みが効いていて、汁好きにはたまらないつまみだ。ピリッと一味唐辛子も効いてるね。

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 3本目の燗酒と同時に「鯖寿司」(495円)を注文。

 お寿司の上に焼き鯖がのってくるかと思いきや、ここのは「〆さば」。これもいいねえ。醤油の味付けが絶妙だ。

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 以前、地元・高知の人たちと一緒に飲んだ時に、彼らがまず真っ先に「焼きさば寿司」を注文したのに驚いた。

 飲み始めの空腹を、「焼きさば寿司」で落ち着かせておいてからグイグイとお酒を飲むんだそうな。

 念のため「葉牡丹」のおねえさんにも確認してみたところ、みんながみんな最初に食べるわけではなくて、〆に食べる人もいるとのことでした。

 午後6時を過ぎる頃からお客さんも増えてきた。予約して2階の座敷席にやってくるグループ客も多いようだ。みんな、まん防明けを待ちわびてたんだろうなぁ。

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 鯖寿司を食べきったところで、お猪口に1杯分の燗酒が残った。そのままクイッと飲んで終了にしてもいいんだけど、もうちょっとだけ、なんか食べたい。

 目の前のネタケースに置かれている串焼きのネタがズゥ~ッと気になっていたので、「これなに?」と確認してみたところ、「ナンコツ」(220円)とのこと。

 1本から注文できるというので、1本だけお願いした。

 「目の前にあるから、気になるよねぇ」と店のおねえさん。まったくそのとおりです。

 男性か女性か、パッと見にはよくわからない外国人店員さんが、焼きのベテランなんだそうな。見たことのないタイプのナンコツ。いい焼き上がりを期待してますよぉ!

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 この店には地元の常連さんたちはもちろんのこと、私のように、よそから出張で来たお客も多いようだ。

 よそから来た人たちは、「かつおタタキ」(1,100円)や「かつお刺身」(1,100円)、「うつぼたたき」(1,100円)、「くじらタタキ」(1,320円)、「くじら刺身」(1,320円)などの高知ならではの海の幸で、高知のお酒をグイグイとやる。

 毎日のようにやって来る地元の常連さんたちは、「豆腐」(165円)や「ホルモン煮込み」(330円)、創業当時からの看板料理である「串フライ盛合わせ」(5本429円)などをつまみに、サクッと飲んでいく。

 高知ならではの料理を楽しみたいよそからの出張客にも、財布に無理なく毎日お酒を飲みたい地元の常連客にも、どちらのニーズにも合うものがそろっているのが、この店の人気の理由なんだろうなぁ。

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 そしてナンコツが焼き上がってきた。

 こういうビジュアルのナンコツは、東京でも見たことがない。

 お店には未確認ながら、これは希少部位の豚タン軟骨ではないだろうか。

 豚タン軟骨は、舌の付け根から喉仏あたりの、1頭から1個しか取れない部位らしいのだ。

 1本88円の串焼きが多い中で、1本220円というのは群を抜く高さだけど、それなりの値打ちがある旨さだなぁ。

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 たっぷりと2時間半ほどの『酒場浴』。今宵のお勘定は2,860円でした。どうもごちそうさま!

 やっぱりいいですねぇ、「葉牡丹」。店の雰囲気がまったく変わらない大改装に、地元の呑兵衛たちも大喜びしていること間違いなしだ。

店情報前回) 《YouTube動画

《令和4(2022)年3月8日(火)の記録》

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牛ホルモン串で超満腹 … 「中畑商店(なかはたしょうてん)」(神戸)

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 東京で「もつ焼き」というと豚モツを焼いたものだが、関西の「ホルモン」は牛モツのようだ。

 そんな牛モツの串焼き(ホルモン串)が人気のお店が神戸にあるということを知って、神戸市内での仕事が終わったあと、同行者と3人でその店にやって来た。

 店に着いたのは午後5時前。先客はおらず、店主ご夫妻が、店の奥のテレビでのんびりとニュースを見ている状況。

 入口を入るとすぐ目の前が、焼き台前のカウンターで、我われ3人はそこに案内された。

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 メニューはとってもシンプルで、ホルモン串は、「ホルモン(肺)」(1本70円)、「アバラ(カルビ)」(1本140円)、「シンゾー(ハツ)」(1本140円)、「レバー(肝)」(1本140円)の4種類のみ。

 飲みもの(酒類)も、「ビール」(大瓶600円、小瓶400円、生ビール500円)、「チューハイ」(400円)、「日本酒」(400円)とシンプルだ。

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 さっそく「生ビール」(500円)を3人前注文すると、すぐに店主がホルモン串を焼き始め、生ビールが到着するより先に、ホルモン串が焼き上がってきた。

 ホルモン串は、いったん焼き終えたものがスタンバイされていて、お客が来ると、それを鉄板で焼き直して出してくれるので、出が早いのだ。

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 ちなみに我われが注文したのは生ビールだけで、ホルモン串は特に注文はしていない。

 お客が来ると、次々に焼き直しては焼き台前に造りつけられた金属トレーに並べてくれるので、好きなものを好きなだけ取って食べるというのが基本のようだ。

 向かって左からホルモン、シンゾー、アバラ、レバーの順。

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 まずは一番人気のホルモンを手に取って、横に置かれたタレに、どっぷりとくぐらせてからいただく。

 ホルモンは牛の肺。東京では「フワ」と呼ぶことが多いのだが、こちら神戸では「バサ」と呼ぶそうだ。

 東京では「フワ」は煮込みの材料として使われることが多く、串焼きには出会ったことがない。

 その名のとおり「ふわふわ」と軟らかいのが「フワ」の特徴なんだけど、ここの「バサ」は、鉄板上に並べて、店主が両手に持ったコテでジュージューと押しつけながら焼き上げるからか、とってもいい弾力感に仕上がっている。

 そして何よりも、ニンニクのよく効いた、この甘辛いタレがいいよね! 何本でも食べられそうだ。

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 並んだ順に、ホルモン→シンゾー→アバラ→レバー、左に戻って、またホルモン→シンゾー→アバラ→レバーと食べてるうちに、すぐに生ビールも飲み干して、同行のAさん、Yさんは熱燗(400円)を、私はチューハイ(400円)をもらった。

 熱燗は「白鶴」の1合瓶で出されるんだけど、実はこれはガラス瓶だけを再利用したもので、中身は「賀茂鶴」とのこと。

 氷入りのサワーグラスで出してくれるチューハイのほうは、「樽ハイ倶楽部」(ウォッカサワー)でした。

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 みんながどんどん串を食べるもんだから、焼き直しできる串が底をついてきて、生から焼き上げてくれる串も登場した。

 特にレバーは、生から焼き上げたものが美味しいですねぇ!

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 みんなの串を取るスピードが遅くなったところで、ちょっと味変してみようと、皿の「センマイ(生)」(700円)と「ミノ(焼)」(850円)を注文した。

 いやぁ、この「センマイ(生)」も美味しいこと! 口の中がすっきりとリフレッシュされた。

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 ミノは焼き終えてから「塩にしますか? タレにしますか?」と聞いてくれる。ここのタレが美味しいので、ミノにもタレをかけてもらった。

 さすがは上ミノ。コリッとしていながらも軟らかい弾力感と味わいがすばらしい!

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 さらに飲みものもおかわりを続け、串も食べ続け、食べた後の串を入れるための竹筒に、串が入りきらないほどになった。

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 閉店時刻の午後7時が近づいてくると、店主ご夫妻は、奥の小さなテーブルで納豆をおかずに晩ごはんである。関西でも納豆を食べるんですねぇ。

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 ちなみに店主ご夫妻は小豆島(香川県)のご出身。

 大阪で暮らしていた20代半ばに、この店を居抜き物件として手に入れ、開業されたそうだ。それ以来、今年で54年である。

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 そろそろ閉店時刻というところでお勘定をお願いすると15,450円。ひとり当たり5,150円にもなって我われもびっくり。

 というのも、食べログ等のネット情報では、ひとり1,000~1,999円の予算というのが、この店の評判だったからだ。

 しかしながら、よく飲み、そしてよく食べたもんねぇ。

 3人で、酒類を13杯、ホルモン串を70本ほど、そしてホルモン皿を2人前。

 これだけ飲み食いすれば、それくらいになって当然だ。

 牛ホルモンだけで超満腹になった幸せな夜でした。

 やぁ美味しかった。どうもごちそうさま!

店情報YouTube動画

《令和4(2022)年1月18日(火)の記録》

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店情報: 「中畑商店(なかはたしょうてん)」(神戸)

  • Dsc07526z 店名: 中畑商店
  • 電話: 078-681-9598
  • 住所: 652-0823 兵庫県神戸市兵庫区東出町3-21-2
  • 営業: 10:30-19:00、水・第3木休
  • 場所: JR神戸駅から徒歩10分(750m)ほど。神戸市営地下鉄海岸線・ハーバーランド駅からは徒歩8分(550m)ほど。
  • メモ: 昭和43(1968)年創業。小豆島出身の店主夫妻(中畑安弘さん、勝代さん)が二人で切り盛り。立ち飲みできる店内には、生ビールのタンクで手作りした丸いすが並んでいて座ることもできる。人気のホルモンは牛の肺(バサ、フワ)。
    〔串(1本)〕ホルモン70、アバラ140、シンゾー140、レバー140、ししとう140、しいたけ140、ねぎ140。
    〔皿(1人前)〕アバラ800、シンゾー700、センマイ700、焼レバー700、ミノ850。
    〔酒〕ビール(大)600・(小)400、生ビール500、チューハイ400、日本酒400。
    〔ソフトドリンク〕ウーロン茶200、コカコーラ200、ノンアルコール300。
    他に日替りの品がホワイトボードに書き出されることもある。(2022年1月調べ)

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ボックス席で独り呑み … 「村さ来(むらさき)」(丸亀)

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 丸亀(香川県)にやって来た。

 ここ丸亀での楽しみは、前回の出張時に二夜連続で楽しませてもらった「林ホルモン」だ。

 自分で焼きながらいただくホルモンやハラミが旨いのだ。

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 ホテルにチェックインして、すぐに「林ホルモン」に向かうと、なんと店が開いていないではありませんか。

 見ると、入口横の営業時間を示す掲示の上に、新たな掲示が張り付けられている。

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 前に来たときは午前11時半から午後11時まで、中休みなしの営業だったのに、今は午後2時半から5時までの間が中休みになっていたのでした。

 現在の時刻は午後4時40分。あと20分ほどで営業再開だ。

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 この待ち時間を利用して、地元在住のMさんからオススメいただいていた老舗酒場、「藤ちゃん(とうちゃん)」に行ってみることにした。

 「林ホルモン」と「藤ちゃん」とは100mぐらいしか離れていないのだ。

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 ところが! その「藤ちゃん」には張り紙が出ていて休業中でした。

 改めて「林ホルモン」に戻り、午後5時の営業再開と同時に店内へ。しかしながら、この店もまた、「まん延防止等重点措置」の期間中は酒類の提供ができないとのことで、泣く泣く店を後にしたのでした。

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 さぁ、どうしよう。

 丸亀駅の南東側にある酒場街に向かったものの、こちらも休業中の酒場や、酒類提供なしの酒場が多くて、お酒が飲める店は少ないようだ。

 こういう場合、数少ないお酒が飲める酒場に呑兵衛が集中し、いつも以上に密になることが予想される。

 かといって緊急事態宣言が発令されていた時のように、コンビニやスーパーでお弁当とお酒を買ってきて、ホテルの部屋で飲むというのも味気ない。

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 そんなときに頼りになるのが大手居酒屋チェーン店なのでした。

  • 大箱店が多くて、密になる度合いが比較的少ない上に、地方の店舗でも都内と同様の感染防止対策がされている。
  • 料理やお酒の値段がそれほど高くなく、全国的に同じものが同じ値段で味わえることが多い。
  • 駅や繁華街から近いお店が多く、宿泊先のホテルの周辺ですぐに見つけることができる。

 これら3つが、大手居酒屋チェーン店が『頼りになる』と感じている主な理由でしょうか。

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 今夜は宿泊先のホテルのすぐ近くにある「村さ来」に入ってみることにした。

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 店のお兄さんに「ひとりです」と告げると、「こちらにどうぞ」と、店の右手壁ぎわに奥に向かって5つぐらい並んでいる4人用のボックス席の一つに案内してくれた。

 この店にはカウンター席はなく、空いていれば、ひとりでも4人用のボックス席を使わせてくれるようだ。ありがたいことです。

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 入口から見て左側、ボックス席から見ると通路を隔てた向かい側が厨房スペースで、その厨房スペースとボックス席との間の通路を進んだ先、店の奥が座敷席になっている。

 ボックス席は3方向が囲まれていて、通路側だけがオープンになっているので、ほぼほぼ個室風。これは安心安全な造りである。

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 まずは「瓶ビール」(539円)を注文すると、すぐにアサヒスーパードライの中瓶と、「お通し」(341円)の「カニカマとほうれん草のおひたし」を出してくれた。

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 さて、料理。

 この店には全国共通のグランドメニューの他に、表裏1枚ものの「丸亀店オリジナル」と書かれたメニューもあって、70品ほどが書き出されている。

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 その「丸亀店オリジナル」の中に、丸亀名物の「骨付鳥」(990円)もあったので、まずはそれをいただくことにした。

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 「親(カット済)」と「ひな(カット済)」が選べるので、『しっかりとした歯ごたえがあり、噛めば噛むほど旨みが出てくる』という「親」にした。

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 「骨付鳥」が焼きあがるのに15分ほどかかるそうなので、それを待つ間に刺身ももらうことにした。

 「どのお刺身がオススメでしょう?」と聞いてみると、「ウチはチェーン店なんで、刺身も冷凍なんですよ」と、申し訳なさそうに話してくれるものの、「カンパチは今朝、近くで仕入れてきました」とのこと。

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 さっそくその「カンパチ刺」(660円)をもらうと、脂ものってて美味しいこと。

 この「カンパチ刺」も、「丸亀店オリジナル」の中の一品だ。

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 刺身を食べ終えるのとほぼ同じタイミングで、「骨付鳥」ができあがってきた。

 食べやすいように細かくカットしてくれてるのがいいね。

 「親」はホントに硬くて、カットするためのハサミを一緒に出してくれる店も多いのだ。こうして最初から切り分けて出してくれると、とってもありがたい。

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 中瓶ビールを飲み終えて、続いては「元祖酎ハイ(プレーン)」(264円)をもらう。

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 「骨付鳥」で大事なのは骨の部分。しゃぶるようにしていただく骨ぎわの身がうまいんだ。

 さらには骨をパキッと割って、その関節のところの身までしゃぶりつくす。

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 「骨付鳥」だけで、2杯の酎ハイを飲み干して、3杯目の酎ハイと共に、しめ兼つまみとして注文したのが、これまた「丸亀店オリジナル」メニューの中の一品、「石鍋じゃこチャーハン」(550円)だ。

 熱々に焼かれた石鍋の上に、ごはん、じゃこ、そして生卵。

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 「熱いうちに混ぜてくださいね」と出してくれたので、大急ぎで1枚だけ写真を撮ってかき混ぜる。

 これで、さっきまで普通のごはんだったのが、チャーハンに変わるんだから面白いよね。これは美味しい!!

 思わず飲むのを忘れてガッついてしまった。(途中で我にかえって、ちゃんと酎ハイもいただきました。)

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 ボックス席でゆっくりと2時間ほど過ごさせてもらって、お勘定は3,872円。PayPayで支払って店を後にした。

 入った時には先客はいなかったが、帰る頃にはけっこうたくさんのお客さん。それでも決して密にならない造りなのがいいよね。

 安心して楽しむことができました。どうもごちそうさま。

店情報YouTube動画

《令和4(2022)年3月1日(火)の記録》

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店情報: 「村さ来(むらさき)」(丸亀)

  • 村さ来 店名: 村さ来 丸亀店
  • 電話: 0877-25-3815
  • 住所: 763-0043 香川県丸亀市通町52-1
  • 営業: 17:00-24:30、第2・4日曜
  • 場所: JR予讃線・丸亀駅南口から徒歩6分
  • メモ: グランドメニュー等も載っている公式サイト(丸亀店ページ)あり。
    〔丸亀店オリジナル〕(10%税込価格)
    《一品物》温泉玉子110、キムチ330、もろきゅう330、マヨきゅう330、おつまみキャベツ330、ほうれん草おひたし330、しらすおろし330、じゃこネギ豆腐440、なめたけおろし440、焼ナス440、山芋短冊440、月見とろろ440、さきいか440、赤かぶのお漬物440、いぶりがっこのクリームチーズサンド440、たこねぎ塩440、チャンジャ440、マカロニサラダ550。
    《刺身》カンパチ刺660、イカ刺550、ホタテ貝柱刺550、カツオたたき550、タイラ貝刺660。
    《焼き物》サンマ塩焼き550、サバ塩焼き550、ガーリックピザ550、とろろ焼き660、マカロニグラタン660。
    《串焼き(1本)》ししとう串110、しいたけ串110、白ネギ串110、アスパラベーコン串176、チーズベーコン串176、イカげそ串176、親もも串176、レバー串176、豚タン串176、豚トロ串176、うずら串176、牛カルビ串264。
    《揚げ物》ちくわ天ぷら440、ソーセージ天ぷら440、揚げ出し豆富440、白身魚フライタルタル550、タコ唐揚げ550、えび天ぷら550、キス天ぷら550、さきいか天ぷら660、豚串かつ(3本)660。
    《炒め物》粗挽きソーセージ550、あさりバター550、アスパラバター550、ほうれん草バター550、エビチリ炒め660、野菜炒め770、ホルモンもやし炒め770、親鳥もやし炒め770。
    《ごはん・麺類》ごはん220、焼きそばナポリタン550、石鍋カレーライス550、石鍋じゃこチャーハン550、そばめし660、しらす丼660、マグロ漬け丼660、焼き鳥丼660。
    《骨付鳥》親(カット済)990、ひな(カット済)990。
    《飲み物》ジーマ(275ml)550、金陵 生貯蔵(300ml)660、すだち酒(300ml)660、生ビール(大)880。(2022年3月調べ)

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ウイスキーも安いのだ … 立ち飲み「天下(てんか)」(川崎)

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 川崎に来たら、なんと言っても立ち飲み「天下」。

 料理の美味しさ、値段の安さもさることながら、カウンターの中の店主ファミリー(店主ご夫妻と息子さん)が醸し出す圧倒的な居心地の良さが、この酒場の魅力なんだよなぁ。

 その雰囲気がお客さんたちにも伝搬するのか、類は友を呼ぶのか、居心地の良さを壊すようなお客さんはほとんど見かけず、店全体がほっこりとしているのだ。

 もうすっかり大ファンになってしまった。

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 うなぎの寝床のように奥に向かって細長い店内は、左手が厨房を囲むL字(左右は逆)の立ち飲みカウンターになっていて、右の壁際にも、一直線の立ち飲みカウンターが作りつけられている。

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 空いていたL字カウンターの真ん中あたりに立ち、まずは「ビール(大)」(大瓶ビール、440円)をザ・モルツでもらう。

 一品目のつまみを「カツオたたき」(500円)にすると、薬味にニンニクかショウガが選べるというので、両方ともつけてもらった。

 刺身(各500円)は日替わりで、今日は「カツオたたき」のほか、「まぐろ」、「〆さば」、「いか」が並んでいる。

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 ウイスキーが安いのも、この店の特筆すべき点のひとつだ。

 チューハイが310円なのに対して、角ハイボールはなんと260円。

 チューハイはジョッキで、ウイスキーはグラスで出されるので、量はチューハイのほうが多いのだが、メニュー上の値段だけで比較すると、『チューハイよりも角ハイボールのほうが安い』ということになるのでした。

 さらに「山崎ハイボール」や「白州ハイボール」も、それぞれ310円と、チューハイと同額。驚くべき価格設定である!

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 今日は「山崎」は品切れとのことで、「白州ハイボール」をもらった。

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 ウイスキーに合わせるつまみは「メンチカツ」(250円)。一皿2個が一人前である。

 お勘定は品物と引換払いのキャッシュ・オン・デリバリーだ。

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 「白州ハイボール」をスルッと飲み干して、今度は「角ハイボール」(260円)をもらう。

 なるほどなぁ。これはこれで美味しいんだけど、こうして飲み比べるとやっぱり「白州ハイボール」のほうに軍配があがるなぁ。

 その「角ハイボール」も飲み切って、「メンチカツ」も食べ終えたところで、入店から1時間半。

 これだけの時間、たとえば電車の中などで立っているとしたら、それだけでガックリと疲れて座りたくなるはずなんだけど、立ち飲み屋だと、なぜか疲れないんだよなぁ。

 さっと飲んで、すっと帰るお客さんが多い立ち飲み屋さんもあるのだが、この店のお客さんたちは、みなさん長っちり。

 久しぶりの川崎だし、私ももうちょっと飲んでいこう!

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 芋焼酎「大隈」(310円)を水割りでもらって、つまみには「焼き魚」(250円)の中から、「氷下魚(こまい)」を選択した。

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 その名のとおり、氷が張った海の下でとれることから「氷下魚」と書くそうだが、お酒のつまみとして人気があるのは、この「氷下魚」の稚魚の干物や一夜干しである。

 ほわっと甘みを感じるほど、旨みが強いのが大きな特徴だ。瀬戸内海の小イワシやメンパチ(ネブト)にも負けてないねぇ!

 「氷下魚」も出世魚なんだそうで、成長するにつれてゴタッペ→コマイ→オオマイと呼び名が変わっていく。成魚は40cmほどの大きさになるそうだが、見たことないなぁ。

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 最後は同じ「大隅」の水割り(310円)を麦焼酎のほうで注文し、合わせるつまみとして「お新香」(250円)をいただいた。

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 たっぷりと3時間近く立ち飲んで、品物と引換払いの総支払額は2,880円でした。

 どうもごちそうさま。やっぱりいい酒場だ。

店情報前回) 《YouTube動画

《令和3(2021)年12月14日(火)の記録》

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旨い安い速いの三拍子 … 「みんなの立ち呑み」(姫路)

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 姫路駅の近くに、朝から飲めて、旨くて安い立ち飲み屋があるというので、やってきた。

 営業時間は朝8時半から夜11時半まで。1日24時間のうち15時間も飲めて、しかも年中無休である。

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 店に入るとすぐ左手がお惣菜置き場になっていて、そのほとんどが100円! 刺身類はちょっと高いけど、それでも200円だ。安っ!

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 右手壁際には、座れるテーブル席が並び、店の奥左側が、アクリル板で5人分ぐらいに区切られている立ち飲みカウンターだ。

 その立ち飲みカウンターの一角に陣取ると、カウンター内の厨房にいるおにいさんから、「セットでいいですか?」と声がかかった。

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 セットというのは、この店の名物でもある『ワンコイン(500円)セット』のこと。400円までのドリンクに、串かつ2本と、「選べる1品」が付いている。

 「選べる1品」は、この店の100円のつまみから選ぶんだけれど、その100円の品が、「姫路おでん(1品)」、「ひねぽん」、「鯛アラ炊き」、「お惣菜(3種盛)」、「目玉焼き」、「天ぷら盛合せ」、「カツとじ」、「すき焼き豆腐」、「シャケ塩焼き」、「オムそば」、「焼きそば(卵入り)」、「牛すじコロッケ」、「メンチカツ」、「麻婆豆腐」等々と、とにかく多種多様なのだ。

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 400円までのドリンクのほうも、「生ビール(中)」(400円)、「ホッピー(白・黒)」(400円)、「角ハイボール」(390円)、日本酒(390円)、麦焼酎(390円)、芋焼酎(390円)、チューハイ各種(380円)が選べるほか、大瓶ビール(580円)のように400円を超えるものも、その差額分を追加負担すれば選ぶことができる。

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 私もそのセットで始めることにし、「ホッピー(白)」(400円)と「ひねぽん」(100円)を選ぶと、串かつ(各100円)は人気No.1という「鶏肉」と「玉ねぎ」を出してくれた。

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 「ひねぽん」というのは、ひね鶏(卵を産まなくなった親鶏)の肉を炙って、ポン酢醤油でいただく、このあたり(播州)の名物料理なんだそうな。肉は硬いが、薄くスライスしてくれているので食べやすい。

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 ホッピーのおかわり焼酎「中(なか)」(200円)をもらって、入口横のお惣菜置き場からは「お惣菜3種盛り」(100円)を取ってきた。

 お勘定は、品物と引換払い(キャッシュ・オン・デリバリー)で、カウンター上のお金置き場から持って行ってくれる。

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 「お惣菜3種盛り」は、何種類かの組み合わせが並んでいたが、私が持ってきたのは、「ひじき」、「すじコン」、「平天の煮物」の3種盛り。これが100円って、安すぎる!

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 飲んでいる間にも、目の前の厨房では、次々と新しい料理が作られて、入口横のお惣菜置き場に運ばれていく。

 こうして一品一品、ていねいに手作りされるのが、安いけど美味しい理由なんだろうな。

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 最初の「ホッピー(白)」をソト1・ナカ2(最初のセット+中1杯)で飲み終えて、続いては「ホッピーブラック」(400円)をもらう。

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 そしてつまみは、これも絶対に食べてみたかった姫路おでん(各100円)。まずは「焼き豆腐」と「すじ肉」をお皿に取った。

 おでんに生姜醤油をかけていただくのが姫路流らしいのだが、さてどうしたものか。

 初めてのことなので、店のお姉さんに声をかけて、「これはおでんにそのまま生姜醤油をかければいいんですか?」と聞いてみた。

「お好みなんです。おでんの出汁をかけて、この練り辛子を添えるだけの方もいますし、生姜醤油だけの方もいる。せっかく姫路に来られてるので、生姜醤油を試してみたらどうですか? そのままだとちょっと濃いので、少~しお出汁を入れて、その上から生姜醤油をかけるぐらいが美味しいと思います」

 そう教えてくれたので、そのとおりにして、自分の席に持ち帰った。

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 ほほぉ~っ。お出汁+生姜醤油の姫路おでん、いいですねぇ!

 「姫路でおでんというと、この食べ方なんですか?」と改めて尋ねてみると、店のお姉さんたちが、「私らは子供のころから、おでんというと、こういう食べ方だと思ってたんですよ。テレビやなんかで姫路おでん、姫路おでんと言われるようになって初めて、『よそとは違うもんなんや』ということに気が付いたんです(笑)」と話してくれた。

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 おでんの「すじ肉」がとても美味しかったので、もう1本、追加で取ってきた。

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 4杯目となる「中(なか)」をお願いしておいて、それに合わせるつまみを選びに行く。

 「鯛あら炊き」(100円)にものすごく引かれるが、とにかく量が多いので、残る1杯分のホッピーでは、全部食べられそうにないのが残念なり。

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 その次に気になった「鳥皮(焼き鳥風)」(100円)をいただくことにした。横に玉ねぎ炒めも添えられている。

 すぐにお姉さんが、「温めますね」と、電子レンジで温め直してくれた。

 結論。ここの料理はすべてが旨い。そして、それらの料理の値段は、自分が知ってる酒場の中で、もっとも安い!(もしかすると大阪あたりにはもっと安い酒場があるのかもしれないが……。)

 さらに言えば、100円の料理の多くは、できあがってずらりと並べられているので、自分の好みのものを取ってくるだけ。待ち時間なしの速さである。温めたほうがいいものは、電子レンジでチンしてくれるのだが、これもほとんど待つことはない。

 まさに、旨い安い速いの三拍子なのである。

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 1時間半ほどの立ち飲みタイム。ホッピー4杯(ソト2、ナカ4)に、100円のつまみが7品(串かつ、おでんも1つ100円を1品とカウント)で、品物と引換払いの総支払額は1,800円でした。安っ!

 「また来てください」と見送られながら店を後にした。

 また来ますとも! いいお店を知ることができて本当に良かった。

 どうもごちそうさま。

店情報YouTube動画

《令和4(2022)年3月31日(木)の記録》

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店情報: 「みんなの立ち呑み」(姫路)

  • みんなの立ち呑み 店名: みんなの立ち呑み
  • 電話: 079-258-8370
  • 住所: 670-0927 兵庫県姫路市駅前町296
  • 営業: 08:30-23:30、無休
  • 場所: JR姫路駅 徒歩5分、山陽電車・姫路駅 徒歩5分
  • メモ: 細長い店内は、入って左が料理置き場で、その奥が立ち飲みカウンター(仕切り板で5人分に仕切られているが、仕切り板がなければその倍は立てそう)。入って右手壁際にはテーブル席3卓(それぞれ2脚ずつイスも置かれている)。席料・お通し代等なし。品物と引換払い(キャッシュ・オン・デリバリー)。
    〔名物〕ワンコイン(500円)セット(400円までのドリンク+串かつ2本+選べる1品)。
    〔串かつ〕単品(鶏肉・豚肉・牛肉・ハンバーグ・イワシ・海老・玉ねぎ・じゃがいも)100、3本セット(内容はおまかせ)270、6本セット(内容はおまかせ)500。
    〔おでん各100円〕すじ肉、ちくわ、ソーセージ、玉子、コンニャク、ごぼ天、平てん、ロールキャベツ、厚揚げ、焼き豆腐、大根。
    〔料理100円〕ひねぽん(播州姫路名物)、鯛アラ炊き、魚のアラ炊き、冷奴、枝豆、板わさ、冷しトマト、ちくわチーズ、ピリ辛ラッキョ、キムチ、ソーセージ、玉ねぎサラダ(ポン酢)、もやしナムル、温やっこ、牛すじコロッケ、メンチカツ、とり皮ポン酢、揚げ出し豆腐、お惣菜(3種盛)、天ぷら盛合せ、目玉焼き、カツとじ(卵入り)、すき焼き豆腐(卵入り)、揚げ出し豆腐、麻婆豆腐、オムそば、シャケ塩焼き、鶏皮(焼鳥風)、焼きそば(卵入り)、焼きうどん(卵入り)、日替各種、チーズ各種、スナック菓子各種(かっぱえびせん、ベビースターラーメン等)、チキンラーメン(お湯、いれます)、などなど。
    〔料理各種〕温やっこ(温めた豆腐+ポン酢)100、いわしフライ(1尾)100、揚げ焼売(6個)190、揚げ餃子(6個)190、アジフライ190、白身魚フライ190、お刺身(日替り各種)200、イカ塩辛200、わかめスープ(卵入り)200、ポテトフライ(細い)200・(太い)200・(2種盛り)390、普通のだし巻き(卵2個)200、巻かないだし巻き(卵3個)300、ハムエッグ250、唐揚げ(4個)280・(大盛2倍)500、たこ焼き290、下足唐揚げ320、軟骨唐揚げ320、牛肉の卵とじ320、肉もやし320、昔ながらのビーフカレー(ごはん無し)260・(+コロッケ)360・(+メンチ)360・(+コロッケ&メンチ)460、カキフライ400、湯豆腐400、しゃぶしゃぶ鍋500、鶏塩ラーメン500、鶏の水炊き500、すき焼き500、鍋焼き鶏塩ラーメン500、スンドゥブ鍋590、〆のラーメン(卵付き)200、〆のうどん(卵付き)200、などなど。
    〔ビール〕キリン樽詰生(中ジョッキ)400・(大ジョッキ)690、角ハイボール390・(濃いめ)450、大瓶ビール(キリンクラシックラガー、キリン一番搾り、アサヒスーパードライ、サッポロ黒ラベル、サッポロラガー赤星)580。
    〔焼酎(レモン・梅干トッピング無料、焼酎濃いめ無料、ロック・水割り・お湯割り・ソーダ割り・ウーロン割り)〕《麦》あらき390、白水(はくすい)390、隠し蔵490。《芋》黒王(こくおう)390、小鹿390、幻の露490。《しそ》鍛高譚(たんたかたん)400。
    〔チューハイ各380円(2種のミックスも可)〕レモン、ライム、青りんご、巨峰、カルピス、男梅、ピンクグレープフルーツ、シークワーサー、トマト、ガリガリ君。
    〔ホッピー〕ホッピー(セット)400、ホッピーブラック(セット)400、中(なか)200。
    〔日本酒〕八重垣(熱燗・常温・冷酒・ロック)(一合)390・(二合)700。《全国の銘酒(熱燗・常温・ロック)》司牡丹(高知)(一合)490・(二合)900、真澄(長野)(一合)590・(二合)1,000、酔心(広島)(一合)590・(二合)1,000、のみ比べセット(真澄1合+酔心1合)1,000。《冷酒》上善如水(じょうぜんみずのごとし)(180ml)590、八重垣生貯蔵酒(300ml)730、雪彦山(300ml)730。
    〔ワイン〕フランジア(赤・白)380、かち割ワイン(赤)380。
    〔梅酒〕ロック・水割り・ソーダ割り390。
    〔ウイスキー(角瓶)〕ロック・水割り・お湯割り・ストレート390、コーラ割り450。
    ((2022年3月調べ)

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八戸地酒をたっぷりと … 南部民芸料理「蔵(くら)」(本八戸)他

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 年に1度の八戸出張。お酒も料理も美味しくて、毎回、来るのが楽しみなのだ。

 ちょうど昼頃に八戸駅に到着し、駅直結の「いかめしや烹鱗(ほうりん)」で昼食だ。

 この店での昼食も、毎年の定番になってきた。今年は「いかめしとせんべい汁定食」(1,130円)をいただいた。

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 「いかめし」は、イカの胴体の中に米を入れて、醤油ベースの出し汁で炊いたもの。北海道の名物として知られているが、ここ八戸もスルメイカの一大産地。しかも「いかめしや烹鱗」という店名を付けるぐらい、この店では「いかめし」が売りのようなのだ。

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 「せんべい汁」は、まさにここ、八戸周辺で江戸時代に生まれた伝統的な郷土料理。それ専用の南部煎餅を具材に加えて、醤油味で煮立てた、鍋料理とも言える汁物だ。

 ちょっとアルデンテ気味に仕上げられた南部煎餅に、出し汁がよく絡んで、ものすごく美味しい。

 午後から仕事なので、お酒を合わせることができないのが残念でならない。

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 その午後の仕事も終わり、本八戸駅近くのホテルにチェックインした後、同行のKさんと二人でやってきたのは、4年ぶり2度目となる郷土料理の店、南部民芸料理「蔵(くら)」である。

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 「二人です」と入ると、前回と同じく2階の囲炉裏テーブルの1卓に通された。

 この店には1階に小上がり席もあるんだけれど、メインは2階にある板の間の座敷席なのだ。

 まずはアサヒ、サッポロ、キリンが選べる「ビール(中びん)」(660円)を、Kさんご指定の「キリン一番搾り」でもらって乾杯する。

 熱燗好きのKさんながら、ご自宅でも最初の1杯は「キリン一番搾り」で奥様と乾杯されるのが日課なんだそうな。

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 ビールと一緒に出されたお通し(500円/人)は「ニシンと数の子の松前漬」。箸先でひと切れずつつまむだけで、グイグイとお酒を進めてくれるので、長持ちすることこの上ない。最初だけでなく、途中で次の料理を待っている間にも、とってもいいつまみとなった。

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 最初の料理として、「1~2名様分」(1,700円)から、「5~6名様分」(5,500円)まで選べる「おさしみ盛合せ」を「2~3名様分」(2,500円)で注文すると、ヒラメ、ホタテ、キンキ(こちらではキンキンと呼ぶ)、マグロ、ソイ、白子などの7点盛りが出された。

 すべて八戸沖でとれたもので、内容は日替りとのこと。大根千切り、人参千切り、大葉などのツマもたっぷりと添えられている。

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 それに合わせて注文した最初の燗酒は、八戸の「男山」(鉄瓶2合880円)。メニューには八戸地酒5種(すべて同額)がのっている。

 それらとは別に、300ml瓶の冷酒5品が1,000円か1,400円。ボトル(720ml瓶または500ml瓶)の冷酒も5品、用意されている。「田酒」以外は八戸の酒だそうな。

 あっという間に「男山」を飲み干して、次は「桃川」の燗酒を注文した。「桃川」は、自分で勝手に青森市の酒だと思い込んでいたが、これも八戸のお酒だったんですね。

 「男山」がスッキリ系なのに対して、「桃川」は甘く感じる。どっちも日本酒度+7(=けっこう辛口)と同じなのに、面白いなぁ。

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 そうそう。2階席で注文するときは、天井からぶら下げられている厚板を、その横の木づちで、カツンと叩く。すると、店のおねえさんが1階から上がってきてくれるのだ。

 どの卓でカツンと叩かれたのかは、上がって来てから、おねえさんが確認してくれる。

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 鉄瓶3種めに「八鶴」(日本酒度+1.5)を選ぶと共に、「ホタテのカニミソあえ」(750円)と、「イカふ焼」(500円)を注文した。これら2品が、これまた抜群にいいつまみで、日本酒が進んで進んで仕方がない。

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 4種めに「如空(じょくう)」の燗酒をもらって、本日の飲み納めとした。

 たっぷりと2時間半ほど楽しんで、今日のお勘定は二人で8,930円(ひとり当たり4,465円)でした。どうもごちそうさま。

・「いかめしや烹鱗」の店情報前回) / 「蔵」の店情報前回) 《YouTube動画

《令和3(2021)年9月14日(火)の記録》

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店情報: いかめしや「烹鱗(ほうりん)」(八戸)

  • いかめしや 烹鱗 店名: 浜料理 いかめしや 烹鱗(ほうりん)
  • 電話: 0178-70-2712
  • 住所: 039-1101 青森県八戸市尻内町館田1-1
  • 営業: 06:15-09:30 & 10:30-20:30(20:00LO)、無休
  • 場所: ホテルメッツ八戸3F JR八戸駅、新幹線改札口から徒歩1分
  • メモ: 公式サイトあり。以下、価格は税込み表記。
    〔朝食〕朝食バイキング950。
    〔ランチにおすすめ〕鶏唐揚げ定食950、いかめしとせんべい汁定食1,130。
    〔麺類〕八戸らーめん700、八戸らーめんとミニネギトロ丼セット1,130、八戸らーめんとミニいくら丼セット1,560、八戸らーめんといかめしセット1,200、海藻ラーメン1,030。
    〔丼もの〕鉢マグロ丼定食1,730、ほうりん丼定食3,550、ねぎとろ丼定食980、うみねこ丼定食1,130、いそ丼定食1,650。
    〔定食〕あおもり定食 いくら丼2,480、鶏唐揚げ定食950、いかめしとせんべい汁定食1,130、ほっけ焼き定食1,120。
    〔酒肴メニュー〕おつまみセット(生ビール(中)1杯または日本酒(小)1本、真イカと鉢マグロ刺し、イカゲソ)980、ほろ酔いセット(生ビール(中)1杯または日本酒(小)1本、真イカと鉢マグロ刺し、焼き魚、いかめし、塩辛)1,600
    (2022年4月調べ)

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魚の切り身を串焼きで … 焼鳥「川名(かわな)」(阿佐ヶ谷)

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 今夜の「川名」の手書きホワイトボードメニューには、「真鯛串」(132円)、「めかじきまぐろ串」(132円)、「銀鮭串」(132円)という「魚串」3種が並んでいる。

 これは食べてみなければ!

 さっそく「真鯛串」と「銀鮭串」に加えて、大好物の「豚皮串」(132円)という3種3本を注文した。

 なぜ「めかじきまぐろ串」は注文しなかったか。実はあまり深い意味はない。

 注文する時点では、「真鯛串」、「銀鮭串」という画数の多い漢字のインパクトが強すぎて、その二つに挟まれた「めかじきまぐろ串」には気がついていなかったのだ。

 この記事を書いている今、改めてメニューを見直していて、「おぉ~っ! めかじきまぐろ串もあったのか!」と気がついた次第。

 まことに残念なり。気がついていれば絶対にこれも注文していたのになぁ。

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 数年前、西武新宿線・鷺ノ宮駅の近くに、「うみばたけ」という、「魚串」が自慢の酒場があった。

 店主は広島のご出身。

「炭火で焼いた魚が美味しいんだけど、普通の焼き魚は、ひとりだと1尾しか食べられない。少しずつ串に刺して焼いたら、いろんな種類が楽しめるんじゃないかと思って、魚串の店にしたんです」

 魚の串焼きを始めたきっかけについて、そう話してくれた。

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 やきとん(もつ焼き)や焼き鳥も、一串は少量だが、いろんな部位をいただくことができるのが楽しくて美味しい。

 魚だって、それと同じように楽しめるとありがたいよねぇ。

 考えてみると当たり前のことなんだけど、なかなかそういう店に出会わなかったなぁ。

 しかしながら、この「うみばたけ」。なぜか理由は知らないけれど、人気があったのに、ある日突然、閉店してしまったのでした。

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 いつものフルーツに加えて、小さなパンも添えてくれているお通し(サービス)をつまみに、「酎ハイ(生レモン)」(418円)を飲みながら待つことしばし。塩焼きに仕上げられた3本の串がやって来た。

 「川名」の焼き物は、焼き鳥、やきとんはもちろんのこと、焼き魚も含めてすべて炭火焼きですからねぇ。

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 ど~れどれ。まずは「真鯛串」から。

 おっ。身だけじゃなくて、ちょっと骨も混ざった、骨付きの身なのがいいですねぇ。しゃぶるようにいただく骨ぎわの身が旨いんだ。

 子供の頃は、魚の骨がイヤでイヤで。それが原因で魚そのものも嫌いだった。

 酒を飲み始めてから、改めて魚の美味しさ、骨ぎわの身の美味しさに目覚め、気がつけば魚が大好物になっていたのでした。

 「銀鮭串」も同じように、ちょっとだけ骨が付いた身。これも旨いねぇ!

 最初にも書いたとおり、普通の焼魚だと、鯛も鮭もというわけにはいかないが、「魚串」ならば大丈夫。

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 この記事を書くのにあたって、改めてネット情報も調べてみると、「魚串」が売りの酒場は東京にも全国にも、けっこうあるようだ。

 なるほどなぁ。私が知らないだけだったか。

 これまで串物と言えば「焼き鳥」、「やきとん(もつ焼き)」、「野菜串」、そして「うなぎ串」ぐらいだったが、今後は「魚串」も仲間入りするかもしれませんね。

 それにしても、そんな「魚串」を「川名」で食べることができるのは嬉しいかぎり。

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 店に入ったのが、ちょうどラストオーダーの午後8時20分だったので、あっという間に午後9時の閉店時刻になってしまった。

 席料110円が加わって、今日のお勘定は924円。いつものようにPayPayで支払った。

 「魚串」のことしか書かなかったけれど、大好物の「豚皮串」はもちろん美味しかったですよぉ! どうもごちそうさま。

店情報前回) 《YouTube動画

《令和4(2022)年3月25日(金)の記録》

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