« 店情報: 「みんなの立ち呑み」(姫路) | トップページ | ウイスキーも安いのだ … 立ち飲み「天下(てんか)」(川崎) »

旨い安い速いの三拍子 … 「みんなの立ち呑み」(姫路)

Dsc09014a

 姫路駅の近くに、朝から飲めて、旨くて安い立ち飲み屋があるというので、やってきた。

 営業時間は朝8時半から夜11時半まで。1日24時間のうち15時間も飲めて、しかも年中無休である。

Dsc09051a

 店に入るとすぐ左手がお惣菜置き場になっていて、そのほとんどが100円! 刺身類はちょっと高いけど、それでも200円だ。安っ!

Dsc09021a

 右手壁際には、座れるテーブル席が並び、店の奥左側が、アクリル板で5人分ぐらいに区切られている立ち飲みカウンターだ。

 その立ち飲みカウンターの一角に陣取ると、カウンター内の厨房にいるおにいさんから、「セットでいいですか?」と声がかかった。

Dsc08945a

 セットというのは、この店の名物でもある『ワンコイン(500円)セット』のこと。400円までのドリンクに、串かつ2本と、「選べる1品」が付いている。

 「選べる1品」は、この店の100円のつまみから選ぶんだけれど、その100円の品が、「姫路おでん(1品)」、「ひねぽん」、「鯛アラ炊き」、「お惣菜(3種盛)」、「目玉焼き」、「天ぷら盛合せ」、「カツとじ」、「すき焼き豆腐」、「シャケ塩焼き」、「オムそば」、「焼きそば(卵入り)」、「牛すじコロッケ」、「メンチカツ」、「麻婆豆腐」等々と、とにかく多種多様なのだ。

Dsc09015a

 400円までのドリンクのほうも、「生ビール(中)」(400円)、「ホッピー(白・黒)」(400円)、「角ハイボール」(390円)、日本酒(390円)、麦焼酎(390円)、芋焼酎(390円)、チューハイ各種(380円)が選べるほか、大瓶ビール(580円)のように400円を超えるものも、その差額分を追加負担すれば選ぶことができる。

Dsc09023a

 私もそのセットで始めることにし、「ホッピー(白)」(400円)と「ひねぽん」(100円)を選ぶと、串かつ(各100円)は人気No.1という「鶏肉」と「玉ねぎ」を出してくれた。

Dsc09018a

 「ひねぽん」というのは、ひね鶏(卵を産まなくなった親鶏)の肉を炙って、ポン酢醤油でいただく、このあたり(播州)の名物料理なんだそうな。肉は硬いが、薄くスライスしてくれているので食べやすい。

Dsc09029a

 ホッピーのおかわり焼酎「中(なか)」(200円)をもらって、入口横のお惣菜置き場からは「お惣菜3種盛り」(100円)を取ってきた。

 お勘定は、品物と引換払い(キャッシュ・オン・デリバリー)で、カウンター上のお金置き場から持って行ってくれる。

Dsc09034a

 「お惣菜3種盛り」は、何種類かの組み合わせが並んでいたが、私が持ってきたのは、「ひじき」、「すじコン」、「平天の煮物」の3種盛り。これが100円って、安すぎる!

Dsc09047a

 飲んでいる間にも、目の前の厨房では、次々と新しい料理が作られて、入口横のお惣菜置き場に運ばれていく。

 こうして一品一品、ていねいに手作りされるのが、安いけど美味しい理由なんだろうな。

Dsc09038a

 最初の「ホッピー(白)」をソト1・ナカ2(最初のセット+中1杯)で飲み終えて、続いては「ホッピーブラック」(400円)をもらう。

Dsc09039a

 そしてつまみは、これも絶対に食べてみたかった姫路おでん(各100円)。まずは「焼き豆腐」と「すじ肉」をお皿に取った。

 おでんに生姜醤油をかけていただくのが姫路流らしいのだが、さてどうしたものか。

 初めてのことなので、店のお姉さんに声をかけて、「これはおでんにそのまま生姜醤油をかければいいんですか?」と聞いてみた。

「お好みなんです。おでんの出汁をかけて、この練り辛子を添えるだけの方もいますし、生姜醤油だけの方もいる。せっかく姫路に来られてるので、生姜醤油を試してみたらどうですか? そのままだとちょっと濃いので、少~しお出汁を入れて、その上から生姜醤油をかけるぐらいが美味しいと思います」

 そう教えてくれたので、そのとおりにして、自分の席に持ち帰った。

Dsc09041a

 ほほぉ~っ。お出汁+生姜醤油の姫路おでん、いいですねぇ!

 「姫路でおでんというと、この食べ方なんですか?」と改めて尋ねてみると、店のお姉さんたちが、「私らは子供のころから、おでんというと、こういう食べ方だと思ってたんですよ。テレビやなんかで姫路おでん、姫路おでんと言われるようになって初めて、『よそとは違うもんなんや』ということに気が付いたんです(笑)」と話してくれた。

Dsc09044a

 おでんの「すじ肉」がとても美味しかったので、もう1本、追加で取ってきた。

Dsc09051aa

 4杯目となる「中(なか)」をお願いしておいて、それに合わせるつまみを選びに行く。

 「鯛あら炊き」(100円)にものすごく引かれるが、とにかく量が多いので、残る1杯分のホッピーでは、全部食べられそうにないのが残念なり。

Dsc09048a

 その次に気になった「鳥皮(焼き鳥風)」(100円)をいただくことにした。横に玉ねぎ炒めも添えられている。

 すぐにお姉さんが、「温めますね」と、電子レンジで温め直してくれた。

 結論。ここの料理はすべてが旨い。そして、それらの料理の値段は、自分が知ってる酒場の中で、もっとも安い!(もしかすると大阪あたりにはもっと安い酒場があるのかもしれないが……。)

 さらに言えば、100円の料理の多くは、できあがってずらりと並べられているので、自分の好みのものを取ってくるだけ。待ち時間なしの速さである。温めたほうがいいものは、電子レンジでチンしてくれるのだが、これもほとんど待つことはない。

 まさに、旨い安い速いの三拍子なのである。

Dsc09054a

 1時間半ほどの立ち飲みタイム。ホッピー4杯(ソト2、ナカ4)に、100円のつまみが7品(串かつ、おでんも1つ100円を1品とカウント)で、品物と引換払いの総支払額は1,800円でした。安っ!

 「また来てください」と見送られながら店を後にした。

 また来ますとも! いいお店を知ることができて本当に良かった。

 どうもごちそうさま。

店情報YouTube動画

《令和4(2022)年3月31日(木)の記録》

食べログみんなの立ち呑み立ち飲み居酒屋・バー / 姫路駅山陽姫路駅

|

« 店情報: 「みんなの立ち呑み」(姫路) | トップページ | ウイスキーも安いのだ … 立ち飲み「天下(てんか)」(川崎) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 店情報: 「みんなの立ち呑み」(姫路) | トップページ | ウイスキーも安いのだ … 立ち飲み「天下(てんか)」(川崎) »