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ボックス席で独り呑み … 「村さ来(むらさき)」(丸亀)

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 丸亀(香川県)にやって来た。

 ここ丸亀での楽しみは、前回の出張時に二夜連続で楽しませてもらった「林ホルモン」だ。

 自分で焼きながらいただくホルモンやハラミが旨いのだ。

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 ホテルにチェックインして、すぐに「林ホルモン」に向かうと、なんと店が開いていないではありませんか。

 見ると、入口横の営業時間を示す掲示の上に、新たな掲示が張り付けられている。

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 前に来たときは午前11時半から午後11時まで、中休みなしの営業だったのに、今は午後2時半から5時までの間が中休みになっていたのでした。

 現在の時刻は午後4時40分。あと20分ほどで営業再開だ。

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 この待ち時間を利用して、地元在住のMさんからオススメいただいていた老舗酒場、「藤ちゃん(とうちゃん)」に行ってみることにした。

 「林ホルモン」と「藤ちゃん」とは100mぐらいしか離れていないのだ。

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 ところが! その「藤ちゃん」には張り紙が出ていて休業中でした。

 改めて「林ホルモン」に戻り、午後5時の営業再開と同時に店内へ。しかしながら、この店もまた、「まん延防止等重点措置」の期間中は酒類の提供ができないとのことで、泣く泣く店を後にしたのでした。

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 さぁ、どうしよう。

 丸亀駅の南東側にある酒場街に向かったものの、こちらも休業中の酒場や、酒類提供なしの酒場が多くて、お酒が飲める店は少ないようだ。

 こういう場合、数少ないお酒が飲める酒場に呑兵衛が集中し、いつも以上に密になることが予想される。

 かといって緊急事態宣言が発令されていた時のように、コンビニやスーパーでお弁当とお酒を買ってきて、ホテルの部屋で飲むというのも味気ない。

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 そんなときに頼りになるのが大手居酒屋チェーン店なのでした。

  • 大箱店が多くて、密になる度合いが比較的少ない上に、地方の店舗でも都内と同様の感染防止対策がされている。
  • 料理やお酒の値段がそれほど高くなく、全国的に同じものが同じ値段で味わえることが多い。
  • 駅や繁華街から近いお店が多く、宿泊先のホテルの周辺ですぐに見つけることができる。

 これら3つが、大手居酒屋チェーン店が『頼りになる』と感じている主な理由でしょうか。

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 今夜は宿泊先のホテルのすぐ近くにある「村さ来」に入ってみることにした。

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 店のお兄さんに「ひとりです」と告げると、「こちらにどうぞ」と、店の右手壁ぎわに奥に向かって5つぐらい並んでいる4人用のボックス席の一つに案内してくれた。

 この店にはカウンター席はなく、空いていれば、ひとりでも4人用のボックス席を使わせてくれるようだ。ありがたいことです。

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 入口から見て左側、ボックス席から見ると通路を隔てた向かい側が厨房スペースで、その厨房スペースとボックス席との間の通路を進んだ先、店の奥が座敷席になっている。

 ボックス席は3方向が囲まれていて、通路側だけがオープンになっているので、ほぼほぼ個室風。これは安心安全な造りである。

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 まずは「瓶ビール」(539円)を注文すると、すぐにアサヒスーパードライの中瓶と、「お通し」(341円)の「カニカマとほうれん草のおひたし」を出してくれた。

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 さて、料理。

 この店には全国共通のグランドメニューの他に、表裏1枚ものの「丸亀店オリジナル」と書かれたメニューもあって、70品ほどが書き出されている。

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 その「丸亀店オリジナル」の中に、丸亀名物の「骨付鳥」(990円)もあったので、まずはそれをいただくことにした。

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 「親(カット済)」と「ひな(カット済)」が選べるので、『しっかりとした歯ごたえがあり、噛めば噛むほど旨みが出てくる』という「親」にした。

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 「骨付鳥」が焼きあがるのに15分ほどかかるそうなので、それを待つ間に刺身ももらうことにした。

 「どのお刺身がオススメでしょう?」と聞いてみると、「ウチはチェーン店なんで、刺身も冷凍なんですよ」と、申し訳なさそうに話してくれるものの、「カンパチは今朝、近くで仕入れてきました」とのこと。

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 さっそくその「カンパチ刺」(660円)をもらうと、脂ものってて美味しいこと。

 この「カンパチ刺」も、「丸亀店オリジナル」の中の一品だ。

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 刺身を食べ終えるのとほぼ同じタイミングで、「骨付鳥」ができあがってきた。

 食べやすいように細かくカットしてくれてるのがいいね。

 「親」はホントに硬くて、カットするためのハサミを一緒に出してくれる店も多いのだ。こうして最初から切り分けて出してくれると、とってもありがたい。

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 中瓶ビールを飲み終えて、続いては「元祖酎ハイ(プレーン)」(264円)をもらう。

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 「骨付鳥」で大事なのは骨の部分。しゃぶるようにしていただく骨ぎわの身がうまいんだ。

 さらには骨をパキッと割って、その関節のところの身までしゃぶりつくす。

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 「骨付鳥」だけで、2杯の酎ハイを飲み干して、3杯目の酎ハイと共に、しめ兼つまみとして注文したのが、これまた「丸亀店オリジナル」メニューの中の一品、「石鍋じゃこチャーハン」(550円)だ。

 熱々に焼かれた石鍋の上に、ごはん、じゃこ、そして生卵。

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 「熱いうちに混ぜてくださいね」と出してくれたので、大急ぎで1枚だけ写真を撮ってかき混ぜる。

 これで、さっきまで普通のごはんだったのが、チャーハンに変わるんだから面白いよね。これは美味しい!!

 思わず飲むのを忘れてガッついてしまった。(途中で我にかえって、ちゃんと酎ハイもいただきました。)

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 ボックス席でゆっくりと2時間ほど過ごさせてもらって、お勘定は3,872円。PayPayで支払って店を後にした。

 入った時には先客はいなかったが、帰る頃にはけっこうたくさんのお客さん。それでも決して密にならない造りなのがいいよね。

 安心して楽しむことができました。どうもごちそうさま。

店情報YouTube動画

《令和4(2022)年3月1日(火)の記録》

(次回) 25.04.09 半個室でのひとり呑み … 「村さ来(むらさき)」(丸亀)

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