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2022年6月

2品と2杯で千円なり … 「羽田市場食堂(はねだいちばしょくどう)」(東京)

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 東京駅での昼食は「羽田市場食堂」。

 東京メトロ・丸ノ内線を東京駅で降りて、改札口を出ると、「八重洲方面M1出口」と書かれた掲示があった。

 「羽田市場食堂」は、八重洲地下街の南側の端っこ(京橋駅や有楽町駅の近く)にあるそうなので、この掲示を信じて、M1出口に行ってみることにした。

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 結果、M1を地上に出ると目の前は東京駅丸の内南口。がくっ。八重洲方面ではありませんでした(涙)。

 仕方なく有楽町駅方面にトコトコと歩き、東京国際フォーラムの交差点で左へ。

 JRの高架下を抜けて、左側に現れた下りエスカレーターで地下に降りると、なんとそこが「羽田市場食堂」がある「パシフィックセンチュリープレイス(PCPビル)」だった。

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 店に着いたのは、ちょうど正午。

 開けっ放しの入口から店内に入ると、店のおねえさんが、「お一人ですか? 当店は初めてでしょうか?」と聞いてくれる。

 「初めてです」と答えると、「昼の定食はすべて1,000円ですので、こちらで1,000円分のコインをご購入ください」と、入口横のこの店専用コインの自動販売機を指し示してくれた。

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 「ちょっと飲む場合は?」と確認してみたところ、「それもこちらの販売機でコインを購入してください。飲み物は一番奥のカウンターのところで、おつまみはこの冷蔵ケースに並んでいるものからお好きなものをお取りください。それぞれにコインが何枚必要か表示されていますので、その分のコインを箱に入れてください」とのこと。

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 コインは1,000円で4枚。つまり1枚あたり250円ってことだ。

 いったん購入したコインは換金できないけれど、残った分は、次に来た時にまた使える仕組み。

 5,000円分を一括購入すると、コインが1枚サービスされて21枚となる。

 お酒も料理も、コイン1~2枚のものが多いので、一人で1度に21枚ものコインを使うことは難しそうだが、大勢で来た時や、毎日のようにここに来れる人は、一括購入もいいかもね。

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 店の右手奥のテレビ下に、4席分のカウンター席があって、店のおねえさんがその席を勧めてくれた。ちょうどお昼のニュースが始まったところなので、ありがたいですね。

 お酒のカウンターや、つまみの冷蔵ケースが、このすぐ近くにあるのも、おねえさんがこの席を勧めてくれた一因のようだ。

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 まずはそのお酒カウンターに行って、「チューハイ」(コイン1枚、250円)をもらう。

 つまみは、「みずだこ刺身」(コイン1枚)と「あん肝」(コイン1枚)をとって、冷蔵ケースに置かれている箱に、コイン2枚をチャリンと入れた。

 かなりオープンなスペースに冷蔵ケースがあるとはいえ、コインを投入する状況を、いちいち店員さんが確認したりしているわけではないのが素晴らしい。これだけ信用されると、ごまかすわけにはいかないよね。

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 もう1杯、「チューハイ」をおかわりして、これで1,000円分のコインが無くなった。

 チューハイ2杯に、タコ刺、アン肝で1,000円ですからねぇ!

 驚くべきコストパフォーマンスだ。

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 ただし、すべての価格が250円ピッチなので、250円の次はもう500円。その次は750円と、つまみの単価としては高くなる。

 いかに上手に250円(コイン1枚)の酒やつまみを選ぶか、ということがポイントになるようですね。

 ちなみに、平日の真っ昼間ということもあって、飲んでるお客さんは、自分も含めてごく少数。

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 ほとんどのお客さんは、『すべて1,000円(コイン4枚)』のランチを食べているようでした。

 ランチも、まぐろ丼、活〆カンパチ丼、うに・いくら丼、煮アナゴ炙り丼、サーモン・いくら丼、海鮮丼、市場盛定食、焼き魚・フライ定食、ほっけ焼き定食、サバ塩焼き定食、真あじフライ定食、牡蠣フライ定食、白身フライ定食と幅広く、丼物はみそ汁のおかわり自由、定食のほうはご飯もみそ汁もおかわり自由だ。

 また、JR東京駅構内のエキナカ商業施設「グランスタ東京」には、羽田市場のフランチャイズ店である「海鮮居酒屋羽田市場」と「回転寿司羽田市場」もあるそうです。

店情報YouTube動画

《令和4(2022)年4月20日(水)の記録》

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店情報: 「羽田市場食堂(はねだいちばしょくどう)」(東京)

  • 羽田市場食堂 店名: 羽田市場食堂 東京駅店
  • 電話: 03-5860-3775
  • 住所: 100-0005 東京都千代田区丸の内1-11-1 パシフィックセンチュリープレイスB1F
  • 営業: (平日)11:00-22:00(21:00LO) / (土日祝)11:00-21:00(20:00LO)、年中無休
  • 場所: 東京駅八重洲地下街の外堀地下1番通りを京橋・有楽町方面に進み、突き当りの「グランドウキョウ サウスタワー」地下街を抜けて、「パシフィックセンチュリープレイス丸の内」の地下レストラン街の中の1軒。東京駅八重洲南口から400m、徒歩8分ほど。
  • メモ: 2020年7月15日オープン。公式サイトあり。1,000円でコイン4枚のコイン制(5,000円分を一括購入すると、コインが1枚サービスされて21枚となる)。
    〔料理〕《コイン1~3枚(250~750円)》冷蔵ショーケースの中にずらりと並べられているものを自分で取ってくる仕組み。《コイン3枚(750円)》あさりの大吟醸蒸し、若鶏唐揚げ、さば味噌煮、さば塩焼き、大煮穴子炙り焼き、あじフライ、カキフライ、海老カツ、ほっけ開き焼き(ハーフ)、自家製燻製鮭ハラス焼き、あんこう竜田揚げ(あん肝ディップ添)。《コイン4枚(1,000円)》ほっけ開き焼き、白身フライ。《コイン5枚(1,250円)》しらすカレーピザ。《〆の逸品》カニ汁1コイン(250円)、お茶漬け2コイン(500円)、チャーハン3コイン(750円)。
    〔飲物〕《コイン1枚(250円)》麦とホップ、ハイボール、チューハイ、緑茶ハイ、ウーロンハイ、ぽん酢サワー、レモンサワー、グレープフルーツサワー、ライムサワー、巨峰サワー、ラムネサワー、カルピスサワー、バイスサワー、クエン酸サワー、梅酒(ロック/ソーダ)、大関ワンカップミニ。《コイン2枚(500円)》生レモンサワー、生ビール(サッポロ黒ラベル)、中瓶(サッポロ赤星)、ホッピーセット(白・黒)(中・外各1コイン)、ハイボール(コーク/ジンジャー)、焼酎(麦芋各種、ロック・ソーダ・水割・お湯割)。《コイン3枚(750円)》メガハイボール、メガチューハイ。《コイン2~4枚(500~1,000円)》気まぐれ日本酒(90~180ml)、気まぐれ果実酒(90~180ml)。《コイン1枚(250円)》緑茶、烏龍茶、コーラ、ジンジャーエール、カルピスウォーター、サッポロプレミアムアルコールフリー。
    〔ランチ(11:00-15:00)〕オール1,000円(コイン4枚)(まぐろ丼、活〆カンパチ丼、うに・いくら丼、煮アナゴ炙り丼、サーモン・いくら丼、海鮮丼、市場盛定食、焼き魚・フライ定食、ほっけ焼き定食、サバ塩焼き定食、真あじフライ(2枚)定食、カキフライ(5個)定食、白身フライ定食)。(2022年4月調べ)

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高知の珍味で熱燗4本 … 居酒屋「葉牡丹(はぼたん)」(高知)

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 はりまや橋(高知)近くの居酒屋「葉牡丹」にやってきて、「アサヒ中瓶」(550円)と共に、まず真っ先に注文した料理が「ホルモン煮込み」(330円)だ。

 ポン酢醤油が効いた独特の「ホルモン煮込み」は、この店でしか味わうことができない、この店ならではの料理なのだ。

 前回の来店時に、初めてその「葉牡丹」独自の「ホルモン煮込み」に出会って、『知らない酒場に行ったときは、メニューの名称だけで判断したらいかんなぁ』と強く反省したのでした。

 すぐに出てくる「ホルモン煮込み」。うん、やっぱり美味しいなぁ!

 「葉牡丹」に来たら、必ず注文すべき逸品だろう。

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 この「ホルモン煮込み」で、中瓶ビール1本を飲み切って、続いては地元・高知の日本酒「松翁(まつおきな)」(1合220円)を熱燗でもらう。

 日本酒1合が220円というのも「葉牡丹」ならでは。毎晩飲みたい地元の呑兵衛に優しいよねぇ。

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 その熱燗に合わせて注文したのは、高知の珍味「どろめ」(440円)である。

 「どろめ」というのは「イワシの稚魚」のこと。これを生でいただくんだけど、朝とれたものが、その日の夕方ごろまでしか持たないほどの繊細さなんだそうな。

 こんなに小さくても、ちゃんとイワシの旨みがあるのが素晴らしいではありませんか。

 あっという間に「どろめ」も熱燗も無くなった。

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 2本目の熱燗をもらって、つまみに「まぐろ皮酢物」(385円)を注文するも、店のおねえさんからは、「今日はありません」という残念な回答。

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 私自身も『もしかするとないかもしれないなぁ』と思っていたので、あらかじめ次善の策として検討しておいた「酒盗」(275円)を注文した。

 「まぐろ皮酢物」は季節ものというわけではないんだけど、めったになくて、出ればすぐに売り切れる人気の逸品なんだそうな。そう聞くと、ますます食べてみたいよねぇ。

 とはいうものの、カツオ内臓の塩辛である「酒盗」もまた、高知を代表する珍味のひとつ。熱燗との相性も抜群だ。

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 3本目の熱燗には「豆腐」(165円)を合わせる。

 前回いただいた「煮込み豆腐」も美味しかったが、この「豆腐」は湯豆腐で、鰹節もたっぷり。

 これにサッと醤油を回しかけていただく。

 これもいいねぇ。すべての料理にハズレがない!

 この値段、この味。常連さんたちが毎日のようにやってくるのも納得だ。

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 熱燗をおかわりして、これで4本(4合)目。今夜はこのくらいにしておかなきゃね。

 〆の食事も兼ねたつまみを何にしよう。

 「漬けちらし(小)」(330円)にするか、普通の「ちらし寿司(小)」(330円)にするか。ちょっと迷って「漬けちらし(小)」にした。

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 すぐに出てきた「漬けちらし(小)」は、その名のとおり、ちらし寿司の上にマグロのヅケがのったもの。

 醤油の小皿も一緒に出してくれたので、これにヅケをちょいちょいと浸しながらいただく。

 っくぅ~~っ。これまたいいつまみになりますねぇ。

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 たっぷりと3時間ほど腰を据えて、5品と5本(中瓶ビール+熱燗4合)。今夜のお勘定は2,970円でした。どうもごちそうさま。

店情報前回) 《YouTube動画

《令和4(2022)年3月10日(木)の記録》

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旨いねぇ!スープ餃子 … 台湾料理「第一亭(だいいちてい)」(日ノ出町)

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 これまでに何度も何度もやってきている「第一亭」で、今回、初めていただいた料理が「スープ餃子」(650円)だ。

 先日、宇都宮に行ったときに、「水餃子」の汁に味をつけて食べる話を聞いて、「第一亭」のスープで作ったスープ餃子ならば、それ以上に旨いに違いないと思ってたんだけど、予想どおりだった。

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 『野毛のペペロンチーノ』とも呼ばれる、裏の名物メニュー「パターン」(600円)で有名な「第一亭」ながら、「パターン」は当店の『まかない料理』が常連さんたちに知られるようになって、名物へと進化していったメニュー。

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 それに対して、お店の一押しメニューは、実は「タンメン」(700円)という話を、ずいぶん昔に店のお姉さんに伺ったことがある。

 スープに塩で味をつけるだけの「タンメン」は、ごまかしが利かない。ベースとなるスープが美味しくないとダメなのだ。そのスープに自信があるからこそ、「タンメンが一押し!」と言えるんでしょうね。

 そのスープで作った「スープ餃子」ならば間違いない。これは美味しいねぇ!

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 久しぶりにやってきた横浜ながら、神奈川県もまた新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく時短営業の真っ最中。「ホッピー仙人」や「野毛ハイボール」をはじめとする都橋商店街の多くの酒場や、おでんの「あさひや」なども休業している状態だ。

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 そんな中、「第一亭」が営業してくれていて、ホッと胸をなでおろしながら店に入ったのでした。

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 いつものようにカウンター席の一角に腰をおろし、まずは「ビール」(キリンクラシックラガー中瓶、550円)と「ホルモン炒め」(650円)を注文した。

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  大好物の「ホルモン炒め」は、豚の腸を炒めたもの。

 もつ焼き屋などで出される「シロ」は、同じく豚の腸ながら、あらかじめ下茹でされている。それに対して、ここの「ホルモン炒め」の材料は、下茹でしていない生の腸なのだ。

 生のままでも美味しく食べられるように、何度も何度も洗って下ごしらえするんだそうな。

 しかも生の腸は冷凍できないから日持ちしない。

 この下ごしらえの丁寧さと、腸の鮮度が「ホルモン炒め」の味と食感の決め手なんですね。

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 なお、「第一亭」のメニューには「もつ炒め」(650円)もあって、こちらは普通の店と同じように、あらかじめ下茹でした豚の腸を炒めたものだ。両方を食べ比べると、それぞれの良さがわかって面白いんじゃないでしょうか。

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 中瓶ビールをおかわりして注文したのが、冒頭でご紹介した「スープ餃子」(650円)だったのだ。

 食べ進むにつれて、餃子からこぼれ落ちた具が、スープの中に溶けていくのもまた美味しい。

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 2本めのビールも飲み切って、続いては「ハイボール」(500円)をもらう。

 この「ハイボール」が、中華スープの味わいとよく合うのが面白い。

 もしかすると、日本酒や酎ハイなどより、ハイボールや老酒などの、ちょっと味や香りがついてる系のお酒のほうが、中華料理や中華スープには合うのかなぁ。

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 「スープ餃子」の汁まですっかり飲み干して、1時間半ほどの『酒場浴』。

 今宵のお勘定は2,900円でした。どうもごちそうさま。

店情報前回) 《YouTube動画

《令和4(2022)年2月16日(水)の記録》

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二夜連続で地元の酒肴 … レストラン「紅葉亭(もみじてい)」(壬生川)

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 壬生川にゅうがわ(愛媛県)にやってきたら楽しみなのが「紅葉亭」での夕食だ。

 「紅葉亭」は、「ターミナルホテル東予」の2階にあるホテル内のレストランなのだが、宿泊者じゃなくても利用することができ、実際に来られているお客さんも、地元の家族連れなどが多い。

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 宿泊者の場合は、生ビールが半額(通常594円が297円)で飲めるのと、何品かの宿泊者限定メニューが用意されているというところがメリットだろうか。

 今夜もまずはその半額の生ビールをもらって、「魚づくしのお膳」(1,650円)を注文した。

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 「魚づくしのお膳」は、海鮮丼、白身魚の揚げ出し、地魚の煮付け、その日仕入れの旬のお造り、茶碗蒸しがセットになったもの。

 この店にはもちろん単品料理のメニューもあって、普通の居酒屋と同じように飲むこともできるのだが、「魚づくしのお膳」のように、何品かの料理に、ごはんや味噌汁がセットになった、定食的なメニューも用意されていて、いろんな料理をリーズナブルにいただくことができるのだ。

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 注文時に、「海鮮丼と味噌汁は後で」とお願いしたので、それ以外の4品の料理が大きなお盆にのってやってきた。

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 まずは、できたて熱々の茶碗蒸しからいただく。

 卵の旨みに、出汁の旨み。コクがあるはずなのに、スルッと食べられて、舌を活性化させてくれるところがいいよねぇ。

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 すぐに生ビールもおかわりだ。

 このすぐ近くにアサヒビール四国工場があって、できたて直送の生ビールが飲めるのもいい点だったのだが、2022年2月15日に『来年(2023年)1月末で操業を終えることが発表された。事業戦略上、仕方がないことなのでしょうが、四国工場の閉業は残念ですね。

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 「魚づくしのお膳」の地魚の煮付けが、大好物の「鯛かぶと煮」だったのは嬉しいかぎり。

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 2杯の生ビールの後、「日本酒(燗)」(495円)を注文すると、「白鶴」の燗酒が出された。「鯛かぶと煮」にはやっぱり燗酒だね!

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 燗酒をおかわりして、すべての料理を食べ終えたところで、いよいよ海鮮丼と味噌汁を出してもらう。

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 小ぶりながら、タイ、サワラ、マグロ、イカ、イクラがのった海鮮丼。これに合わせて、地元・西条の「石鎚 緑ラベル」(1合660円)を冷酒でもらって締めくくった。

 ゆっくりと2時間ほど楽しんで、今夜のお勘定は3,894円でした。

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 さて翌日。今夜もまた夕食は「紅葉亭」である。

 この近くに他にお店がないわけではないのだが、昨日メニューを見てて、どうしても宿泊者限定の「来島鯛の釜飯夕食」(1,500円)も食べたくて、二夜連続での訪問となったのでした。

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 「来島鯛の釜飯夕食」は、旨みたっぷりの出汁で炊き上げる「鯛釜飯」に、その日仕入れの旬のお造り、揚げたての天ぷら、小鉢、漬物、茶碗蒸しのセット。

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 「鯛釜飯」は、炊き上がるのに20分ほどかかるので、事前に予約しておくと、その時間に合わせて炊いておいてくれるのだが、ご飯ものは後でいただく呑兵衛には、その配慮は不要。晩酌を始めてからゆっくりと「鯛釜飯」の準備にかかってもらったので十分だ。

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 当然のごとく今日も「生ビール」(宿泊者は297円、通常594円)からスタートし、「料理はできた順にもってきていただいたのでかまいません」とお願いしたところ、まずはその日仕入れの旬のお造りを出してくれた。

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 揚げたての天ぷらと小鉢、漬物がやってきたところで、生ビールもおかわりだ。

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 そして茶碗蒸しも出てきて、口の中をリセットしたころ合いで「鯛釜飯」もできあがったようだ。

 釜ごと出される「鯛釜飯」は茶碗に2杯分ほど。食べきれないで残ったら、おにぎりにしてもらって持ち帰ることもできる。

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 釜のふたを取って、さっくりと混ぜてから茶碗につぐ。あぁ、いい匂い! これもまた、できたての「鯛釜飯」ならではですねぇ。

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 この「鯛釜飯」も〆のごはんとして、それだけをパクパク食べるなんてことはなくて、当然のごとく酒の肴としていただくわけですね。

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 今日は、地元・今治産の芋焼酎、「ええのう松木」(1杯550円)をロックで注文すると、ロックグラスにたっぷりとついでくれた。

 初めて飲んだ「ええのう松木」。これまた美味しいねぇ。

 すっごく飲みやすいこともあって、クイクイと飲んでしまい、すぐに2杯目をおかわりした。

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 今夜もまた2時間ほど楽しませてもらって、お勘定は3,194円。

 店を出て、エレベーターに乗れば自分の部屋に帰りつくという、この便利さもいいではありませんか。

 二晩にわたってお世話になり、ありがとうございました。どうもごちそうさま。

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《令和4(2022)年3月13日(日)、14日(月)の記録》

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最低価格が200円に … 立呑み「やきや」(荻窪)

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 仕事の帰りに「やきや」にやってきた。店に着いたのは午後4時半。

 店内は、開店と同時に入ったお客さんたちで、ほぼ満員状態だが、L字カウンターの右下隅の場所が空いていたので、そこに入らせてもらった。

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 すぐに出される「ホッピー」(セット360円)を作りながら、目の前の焼き台にいる海都かいとくんに「いか刺身」(240円)を生姜しょうがで注文する。「いか刺身」には、通常はワサビが添えられるんだけど、『生姜で』とお願いすると、ワサビの代わりに生姜を添えてくれるのだ。どちらも美味しいので、その日の気分で選んでいる。

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 それにしても、八戸産のスルメイカの刺身が240円で食べられるとは! 産地の八戸でも、こんなに安くイカ料理を出してくれる酒場には、まだ出会っていない。

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 おろっ。壁のメニューの一部が改訂されている。これまで190円だった、もつ煮込、串刺フランク、めかぶ、みそきゅうり、漬物、冷奴、枝豆(季節もの)の7品が200円に上がったようだ。そしてこの200円が、「やきや」の料理の最低価格だ。

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 「やきや」に初めてやってきた2000年(平成12年)には、つまみ全品が150円だったことを覚えている。

 その後、かなり長い間、『つまみ全品150円』時代が続いた。

 つまみの種類は、今もほとんど変わっていないので、当時のイカ刺身などがいかに安かったかってことがわかるよね。

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 「焼酎おかわり(ナカ)」(170円)をもらって、2品めとして注文したつまみは「いかみみ焼」(230円)だ。

 L字カウンターの短辺に立つと、「いかみみ焼」などの焼き物はもちろん、ほとんどの料理が調理されていく様子を見ることができるのがいいのだ。

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 ちょうどこのあたりで、奥のテーブル席を囲んでいた常連さんたちが帰り始める。この常連さんたちは、毎日、必ず4時前から並んで奥のテーブル席を囲むのだ。でも、けっしてグループ客ではなくて、それぞれがひとり客なのである。

 身(いか刺身)、耳(いかみみ焼)といただいたので、今度は足(ゲソ)を食べようと、3杯めの「ナカ」と一緒に「げそ揚げ」(230円)を注文すると、今日はゲソの仕入れ量が少なかったので、「いか揚げ」にしたんだそうな。

 えぇ~っ! 長く通っているけど、「いか揚げ」は初めてだ。「げそ揚げ」がなかったのは残念だけど、通常メニューにはない「いか揚げ」にも興味津々。

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 そして出てきた「いか揚げ」は、まさにゲソの代わりに、「いか刺身」と同じように細切りにしたイカの身を揚げたもの。衣の味付けが旨いんだよなぁ。

 「げそ揚げ」とは食感が異なるが、「いか揚げ」もいいね!!

 スルメイカの漁獲量が減ってから、値段は上がるし、仕入れられる量は減るしで、あまりいいことはないんだけれど、この「いか揚げ」のように、新しく工夫した料理をいただくことができるのはありがたいことだ。

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 ちなみに「いかげそ焼」(230円)はあるようでした。

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 ソト1・ナカ4となる4杯めの「ナカ」をもらって、4品めのつまみは「自家製塩辛」(230円)だ。

 ここ「やきや」に通うようになるまでは、自分の中での「イカ塩辛」の標準は、桃屋の「いか塩辛」だった。これはこれで今でも美味しいと思う。

 ところが! 「やきや」の「自家製塩辛」は、桃屋の「いか塩辛」とはまるで違うのだ。

 塩辛さがグンと少なくて、スルメイカのフレッシュさも強く感じることができる。いくらでも食べられそうなイカ塩辛なのである。

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 それなのに、お酒が進んで仕方がないのもイカ塩辛ならでは。4杯めのホッピーも飲み干してしまったので、最後に「酒一杯」(280円)を熱燗で追加注文した。

 その熱燗を奥の燗付け器から運んできてくれた女将さんから、「塩辛に熱燗。景色がいいですね」という嬉しい言葉。まったくその通りです。日本人で良かった!

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 午後6時になり、ちょうどヨウコさんもやってきて、お元気そうな姿を見ることができたところでお勘定。

 今宵は4品と5杯(ホッピー4杯+熱燗)で、2,080円でした。どうもごちそうさま。

店情報前回) 《YouTube動画

《令和4(2022)年3月22日(火)の記録》

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どうしても手が伸びる … 「中畑商店(なかはたしょうてん)」(神戸)

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 店主が目の前で次々に焼いてくれる牛ホルモン串をつまみに、朝の10時半からお酒が飲めるお店。

 それでいて食べログなどでの、みなさんの投稿によるこの店の予算は1,000~1,999円というんだからたまらない。

 それはぜひ行ってみなければ! ということで、仕事仲間と3人でこの店にやってきたのが、2週間前のことだった。

 どんどん焼いてくれるホルモン串を、遠慮なく食べまくり、1時間半ほどの間に、3人で酒類を13杯、ホルモン串を70本ほど、そしてホルモン皿を2人前いただいて、お勘定はネット情報をはるかに上回る、ひとり当たり5,150円という金額になったのでした。

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 そして、今日もまた神戸への出張。しかも今度はひとりでの出張である。

『う~む。あれはきっと同行の二人が、思いっきり飲んで、思いっきり食べたからに違いない。ひとりで普通に食べたら、あんな金額にはならないよねぇ!』

 と、すっかり他人のせいにしながら、「中畑商店」にやってきたのでした。

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 午後4時の店内には先客はおらず、前回と同じく、入口を入った正面の、焼き台前の立ち飲みカウンターに立って、まずは「ビール大」(大瓶ビール、600円)をもらって喉を潤した。

 ここで飲むことを楽しみに、新幹線の中ではビールも飲まずにやってきたのだ。

 すぐに大将が、目の前の焼き台でホルモン串を焼いてくれる。

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 ホルモン串は、牛の「ホルモン(肺)」(1本70円)、「アバラ(ばら肉)」(1本140円)、「シンゾー(心臓)」(1本140円)、「レバー(肝臓)」(1本140円)の4種類。他に「ししとう」、「しいたけ」、「ねぎ」という3種の野菜串(各1本140円)もある。

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 「ホルモン、アバラ、シンゾー、レバーを1本ずつお願いします」と注文することも、もちろん可能なんだけど、この焼き台前のカウンターに立った場合は、どんどん焼いてくれる串の中から、好きなものを取って、横に置かれたタレをたっぷりとつけて(2度漬け禁止)いただくのが普通のようだ。

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 だから、飲みものだけ注文したら、後は目の前の串を選んで食べるだけでいい。

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 焼き上がって、どっさりと置かれているホルモン串は、冷めてきたら、また焼き台で温め直してくれるので、いつも温かい串が楽しめる。

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 どうしても冷たいホルモン串が食べてみたい人は、タレをつけて、自分のお皿に取ってから放置して、ゆっくりと冷ましてください(笑)。

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 また、ホルモン4種はほっといても次々に焼いてくれますが、野菜串3種は注文しないと焼いてくれません。野菜串が食べたい人は、きちんと注文しましょう。

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 大瓶ビールを飲み切った後は、「チューハイ(樽ハイ倶楽部)」(400円)にシフトする。

 ホルモン串以外に、『皿』というのがあって、「アバラ」(800円)、「シンゾー」(700円)、「センマイ」(700円)、「レバー」(700円)、「ミノ」(850円)をお皿に盛って出してくれる。

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 前回は「センマイ」と「ミノ」をいただいたが、今日はひとりなので「センマイ」だけを注文した。

 さっぱり食感の「センマイ」は、口の中をさわやかにリセットしてくれて、これでまたホルモン串がどんどん食べられるようになるのでした。

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 午後5時を過ぎると、店主夫妻から「お帰りぃ~」と迎えられる常連さんたちがやってきたり、近所の親子連れがやってきたりと、店内も少しにぎわってきた。

 常連さんたちの多くは、ビールを飲みながら、ホルモン串を5~6本食べて、サクッと帰っていく。なるほど、だから1,000~1,999円のお勘定になるわけですね。東京のもつ焼き屋で飲むのと同じようなもんだ。

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 でもねぇ、鉄板にコテでギューッと押しつけながら焼くここの牛ホルモン串は、いつも食べてる豚のもつ焼きとは、味わいも食感も違うので、ついついもう1本、もう1本と手が伸びてしまうんだなぁ。

 そんなわけで、今日も1時間半ほどの間に、ホルモン12本、アバラ3本、シンゾー3本、レバー3本の合計21本と、センマイ皿をつまみに、ビール大1本にチューハイが2杯。お勘定は4,200円でした。

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 うーむ。やっぱりそれくらい食べちゃうよねぇ。同行の二人のせいにしててごめんなさい。

 この店に毎日でもやって来れるようなご常連さんでない限り、せっかくここまで来たら、これくらいは絶対に食べて帰りたいのだと再認識しました。

 やぁ、美味しかった。今回も大満足じゃ! どうもごちそうさま。

店情報前回) 《YouTube動画

《令和4(2022)年1月31日(月)の記録》

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大瓶ビールが410円 … 「ほていちゃん」(有楽町)

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 銀座での小さな会食のその前に、ひとりゼロ次会にやってきたのは、ふれあい酒場「ほていちゃん 有楽町店」だ。

 2017年4月に第1号店である新小岩店を開店して以来、続々と店舗数を増やしていて、「晩杯屋」の次は「ほていちゃん」か、と言われている大衆酒場チェーンである。

 有楽町店は、有楽町駅から東京駅方面へと向かうガード下、「有楽町高架下センター商店会」の中にある。惜しまれつつ閉店した老舗・ミルクワンタン「鳥藤」の少し手前というと、古くからの酒場ファンにはわかりやすいだろうか。

 店の外にも中にも立ち飲みのカウンター席や、座って飲めるテーブル席があって、総席数は100席以上。

 飲み物も料理も500円以下のものが多くて、さらに1~2名でやってきて、立ち飲みカウンター席で飲むと、お勘定時に1割引きになるという(期間限定の)サービス付き。

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 私もさっそく立ち飲みカウンターの一角に立ち、まずは「カウンター席限定」で「実質税込410円」とうたわれている「サッポロラガービール(大瓶)」(462円)を注文した。

 なぜ実質410円かというと、メニュー上の価格462円から、まず立ち飲み席の1割引きで46円が引かれて416円になり、さらにお勘定時に10円未満はサービスとなるので、6円がカットされて、410円になるってことなんですね。

 そうでなくても大瓶ビールを462円で飲ませてくれる店は、ほとんど見かけないので、とてもありがたいことである。

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 料理は、目の前の印刷されたメニューにも50種類弱の品が並んでいるのだが、それとは別に店内のあちこちの壁にも、その時々の品が張り出されている。

 そんな中から「ほていちゃんおすすめ」、「期間限定」と書かれた「ベビーワタリガニのから揚げ」(220円)を注文した。

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 店の外にある席も含めて、広いホールを担当している若い男女店員さんたちは、みなさん東南アジア系の方のようで、店員さん同士は母国語でコミュニケーションを交わしている。

 しかしながら、注文を取ったり、お客さんの質問に答えたりという場面では、きちんと日本語でやり取りができているし、その接客態度もとっても心地よい。

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 待つことしばし。揚げたての熱々で出してくれた「ベビーワタリガニのから揚げ」は、想像していた以上に『ベビー』。その辺の砂浜にいそうな大きさのカニだった。

 これを胴体の真ん中でパキッと割って、足のところをつまんで、胴体側からカリコリといただく。

 なるほどなぁ! 香ばしさの中に、カニの風味が広がるのがいいですねぇ。

 カリコリ、カリコリと食べ進めているうちに、気がつくと、あっという間に「ベビーワタリガニのから揚げ」を食べ終えてしまっていた。

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 それじゃもう1品、と注文したのは、これまた壁のメニューから「なまずフリット トマトチーズ」(253円)だ。

 これまた「数量限定」で、「ほていちゃん恒例の変化球シリーズ」なんて書かれている。

 定番のメニューのほうに、「なまずフライ(2個)」(297円)というのがあるので、これをアレンジしたものなのかな。

 値段は安いんだけど、ちょっと手間が掛かってそうで、『食べてみたいなぁ』と思わせるメニューが多いのがいいよね。老若男女に幅広く受け入れられそうだし、実際に来られているお客さんも、老若男女、幅広い。

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 私よりちょっと遅れて、私の近くに入ってきた男性ひとり客は、「サッポロラガービール(大瓶)」と、この店の名物のひとつらしい「本まぐろブツ」(495円)を注文し、美味しそうに「本まぐろブツ」を食べながら、キューッと大瓶ビールを飲み干して、30分にも満たない滞在時間で860円のお勘定。サッと立ち去っていった。

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 50代ぐらいの会社員という風情だったので、会社の仕事を終えてから、有楽町駅で電車に乗るまでの間に、毎日のようにここでビールとマグロを楽しんでいるのかもしれませんね。

 これぞまさに大人の駄菓子屋、大人の寄り道だ。

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 さぁ来た、鉄板の上で熱々の「なまずフリット トマトチーズ」だ。

 253円という激安価格なのに、おしゃれな外観ではありませんか!

 どーれどれ。まずはひとつナマズをつまんで、ハフハフとかぶりつく。

 いやぁ、美味しいじゃありませんか。チーズとトマト、効いてますねぇ!

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 飲みもののメニューも幅広く、ホッピーセットは429円(実質380円)、中(なか)220円(実質190円)。プレーンなチューハイは330円(実質290円)。

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 「神亀」、「末廣」、「七賢」、「初孫」、「竹葉」などの純米酒も、グラスで528円(実質470円)、一合で925円(実質830円)で楽しめる。

 といったところで本日は時間切れ。もう1次会の店に向かわなきゃいけない時間だ。

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 さっくりと1時間ほど立ち飲んで、注文品の合計金額935円のところ、立ち飲み1割引きで93円が引かれ、さらに10円未満がカットされ、今日のお勘定は840円でした。

 お会計時に、店頭のガチャで使えるコインももらいました。次に来たときの楽しみに取っておきましょう。どうもごちそうさま!

 こりゃ、じっくりと腰を据えて(立ち飲みだけど…)呑んでみたいお店ですねぇ。

 「ほていちゃん」は、新宿や中野にもあるようなので、仕事の帰りに寄り道してみようかな。

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《令和4(2022)年4月8日(金)の記録》

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店情報: 「ほていちゃん」(有楽町)

  • ほていちゃん 店名: ほていちゃん 有楽町店
  • 電話: 03-6551-2530
  • 住所: 100-0005 東京都千代田区丸の内3-6-4
  • 営業: (月-金)16:00-23:00(22:30LO)、(土日祝)13:00-23:00(22:30LO)、年中無休
  • 場所: 有楽町駅から徒歩2分、有楽町駅からJR高架下を東京駅方面に進む「有楽町高架下センター商店会」の中の1軒。
  • メモ: 2021年9月1日オープン(グループとしての1号店・新小岩店は2017年4月26日にオープン)。全100席以上、喫煙席あり、Wi-Fi・電源コンセントフリー。立ち飲み席(1~2名利用時のみ、席に限りあり)は合計金額より1割引き。会計合計金額の10円未満はサービス。公式サイトあり。

    〔料理〕
    《ほていと云えば》自慢の牛煮込み429、赤カラ牛豆腐495、ピリ辛マーボー豆腐429。
    《数量限定・鮮魚系》(訳アリ)本まぐろブツ495、鯨ベーコン刺し409、ねぎネギトロ330、おぼろ昆布しめ鯖297。
    《焼売》黒豚シューマイ(5個)330、シューマイ得盛り(12個)715。
    《逸品》手作りポテトサラダ264、ごま塩きゅうり209、塩昆布ピーマン264、もやしナムル209、肉味噌もやし209、うずら味玉264、あったか枝豆264、冷やしトマト264、生姜ツナトマサラダ330、ほたるいかの沖漬け297、炙り明太子297、かにみそ209、韓国のり143、オニスラポン酢209、はちみつチーズクリーム330。
    《肉刺し》馬刺しユッケ429、豚ミックスホルモン刺し407。
    《焼&鉄板》鉄板豚タンの塩レモン焼374、鉄板ハムエッグ297、鉄板ソーセージ焼(4本)220、ラムもやし炒め330。
    《フライ》若鶏チューリップ(3本)363、赤カラチューリップ(3本)385、厚切りハムカツ374、まんぞくコロッケ143、アジフライ(1枚)297、いかゲソ天盛り297、なまずフライ(2個)297、茄子しょうが297、とうふ厚揚げ264、ポテトフライ264、ポールウインナー串220、紅しょうがフライ串(1本)220、チーズフライ串(1本)220。
    《ご飯》汁なし黒ごまタンタンメン550、牛バラソース焼きそば550、焼きおにぎり(2個)297、炙りチーズのレッドラムカレー506、ごはんセット(ごはん・味噌汁)220。
    《冬のほていちゃんのおすすめ》豚味噌ホルモンwith豆腐厚揚げ374、鉄板 たっぷりおろしの豚モモコロ焼374、きつねのあたま209、たぬきのあたま209、黒酢酢豚2世374、煮アナゴきゅうり176、カニカマ サウザンサラダ330、おぼろ昆布しめ鯖 煎り酒添え297、ミックスフライ オーロラソース添え297、塩レモンパクチーサラダ319、豚とケールの黒チーマージャン炒め363、鉄板エリンギステーキ286、鉄板デミバターミートボール319、ブルーチーズケールサラダ253、海盛り豆腐 煎り酒添え319、わかめのかき揚げ253。
    《有楽町店限定》おでん(こんにゃく、さつま揚げ、もち巾着、豆腐厚揚げ、たまご、大根、ちくわ、車麩)各143、おでんきまぐれ3種盛り385、おでんきまぐれ5種盛り638。

    〔飲物〕
    (ビール・ハイボール・チューハイは値段倍で約2.5倍のデカジョッキ!!)(梅干し・カットレモン・酒濃い目は+88円)
    《カウンター席のみ 期間限定》サッポロラガービール(大瓶)462(←立ち飲み席1割引き、10円未満切り捨てで実質410円となる)。
    《ビール・ウイスキー》生ビール(サッポロ黒ラベル)495、ハイボール(デュワーズ)385、12年ボール(デュワーズ)495、レッドアイ550、シャンディガフ550、コーラハイボール550、ジンジャーハイボール550。
    《乙類焼酎(ソーダ割・水割・湯割・ストレート)》からり芋(S 60ml)429・(W 120ml)550、和ら麦(S 60ml)429・(W 120ml)550。
    《チューハイ》プレーンハイ330、レモンサワー385、青いレモンサワー429、2代目赤いレモンサワー429、もも塩レモンサワー429、ガリレモンサワー429、抹茶ハイ385、午後茶ハイ385、ウーロンハイ385、梅干しサワー429、男梅サワー385、豆乳ハイ429、豆乳バナナハイ429、ラムネサワー429、塩トマトサワー385、濃厚トマトハイ429、りんご酢サワー385、マカスッポンサワー429。
    《割材・瓶》ホッピーセット(白・黒)429・外(ソト)242、バイスサワーセット429・外(ソト)220、花月サワーセット429・外(ソト)220、ガラナサワーセット429・外(ソト)220、焼酎 中(ナカ)220・中大(ナカダイ 徳利)330。
    《熱茶ハイ》(熱)玄米緑茶ハイ385、(熱)黒烏龍茶ハイ385、(熱)リプトンレモンハイ385。
    《果実酒》梅酒385、グラスワイン(赤・白)385、カチ割ワインソーダ(赤・白)385、カシス(ソーダ・豆乳・午後茶・ウーロン)495。
    《日本酒》副将軍440、にごり酒(美白 副将軍)550、水府自慢770、純米酒(神亀、末廣、七賢、初孫、竹葉)(グラス)528・(一合)925。
    《ソフトドリンク》ジンジャーエール275、コカコーラ275、トマトジュース275、ウーロン茶275。
    《冬のほていちゃんのおすすめ》ヨーグルッペハイ385、カンパリポン550、ポンハイ429、ヨーグルポン429、いちごみるく豆乳ハイ429。
    (2021年10月調べ)

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豆腐、牛スジ、ねぶと … 洋食・おでん「自由軒(じゆうけん)」(福山)

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 自宅や職場がある東京以外の地域で、もっとも訪問頻度が高い酒場がここ「自由軒」だ。

 しまなみ海道沿いの島々や、さらにその先の今治方面への出張が多いので、ここ福山が新幹線から乗り換えるポイントになっているのだ。

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 今日も今日とて、コの字カウンター席の左奥に座り、まずは「大ビール」(630円)と、おでんの「豆腐」(150円)、「スジ」(330円)からスタートした。

 ほぼ毎回、最初の注文はこの3品なのだ。すっかり自分の定番になってしまっている。

 「大ビール」は大瓶ビールのこと。アサヒとキリンが選べるので、今回はアサヒスーパードライにした。

 おでんは基本的に1品が150円。「スジ」(牛スジ)の330円と、「ロールキャベツ」の300円だけが例外的な価格設定である。

 他のおでんはすべて丸皿に一緒盛りにしてくれるのだが、「スジ」だけは小鉢についでくれる。

 出汁だけで煮込まれているおでんには、基本的に味はついておらず、丸皿や小鉢に取り分けた後、汁を切って、自家製の味噌ダレか生姜醤油しょうがじょうゆをかけていただくのだ。

 私はここの味噌ダレが好きなので、たいてい味噌のほうを選んでいる。

 先日、姫路に行ったときに、『姫路おでん』の存在を知った。「おでんに生姜醤油をかける」というのが『姫路おでん』の特徴。ただし、こちらは味のついた出汁で煮込まれていて、それに生姜醤油の味をプラスするというもの。これもこれで美味しかった。

 ここ「自由軒」のおでんの味付けに生姜醤油が使われているのは、姫路となんか関係があるのかなぁ?

 「豆腐」と「スジ」を食べ終えたところで、カウンターの中のおねえさんに、「今日はネブトはおる?」と確認する。

 「おる?」というのは、「いますか?」ということ。本来ならば「今日はネブトはありますか?」と聞くところなのだが、ネブトがない場合に、店のお姉さんが、「ごめん。今日はネブトがおらんのじゃ」と返してくれることが多いので、いつからかこっちも「おる?」と聞くようになったのでした。

 「おるよ。ネブト、ひとつねぇ~~っ!」と、厨房に注文を通してくれるお姉さん。あぁ良かった。今日はおった。

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 おでんの「豆腐」と「スジ」を食べた後、「ねぶと」(400円)がおったらネブトもいただく。これもまた定番の流れだ。

 ちなみにネブトというのは、瀬戸内海の小魚のひとつで、テンジクダイ、メンパチ、イシモチなどとも呼ばれている。体長が3~5センチぐらいしかないのだが、硬い骨のある大きな頭を切り落として唐揚げにするため、実際に食べられる部分は、その体長の半分ぐらいになってしまうのだ。

 この小さな魚体に、旨みがギュッと詰まってるんですねぇ!

 こりゃ燗酒だな。大瓶ビールを飲み終えたところで、「日本酒」(380円)を熱燗で注文した。

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 「日本酒」の銘柄は、地元・福山の「天寶一てんぽういち」。注文を受けてから、おでん鍋の横に付いている燗づけ器で、燗をつけてくれる。

 ネブトまでのルーティンが終わったら、ここから後はその日の好みで気になったものをいただく。なにしろ店内にずらりと張り出されている短冊メニューの品数が多いので、まだ食べたことがない料理も多いのだ。

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 そんな中から選んだのは、これまた好物のひとつ、「キムチ納豆」(330円)だ。

 キムチ、納豆、刻みネギを小鉢に盛って出してくれるので、これを自分でグリグリとかき混ぜていただく。

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 これは自宅でもマネすることができるので、家呑みの時もときどき作って楽しんでいる。

 お酒が進むこのつまみに、熱燗もおかわりした。

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 最後にもう1品、と注文したのは「ごぼう空揚」(330円)。

 久しぶりに注文した料理なんだけど、ゴボウのほんのりとした甘みがたまらない。

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 これは焼酎だね。「麦焼酎」(380円)をロックでもらった。

 今回もまた、2時間近くゆっくりと過ごさせてもらって、お勘定は3,310円。

 やぁ、美味しかった。よく飲んだ。どうもごちそうさま。

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《令和4(2022)年3月18日(金)の記録》

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八戸の地魚で陸奥男山 … 「南部もぐり(なんぶもぐり)」(本八戸)

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 八戸にやってきたことをFacebookに投稿したところ、地元在住のBさんから、『ご予定が合えば「南部もぐり」へ』というコメントをいただいた。

 「南部もぐり」は、去年、八戸に来たときに初めて入り、地元の魚介類をつまみに、八戸の地酒をたっぷりといただいたことを覚えている。

 なるほど、「南部もぐり」は地元の方々にも人気のお店なんですね。

 そんなわけで、今回も昨年と同じ同行者のKさんと二人で、ビルの2階にある酒場、「南部もぐり」にやってきた。

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 店に着いたのは午後6時。

 入口引戸を開けて、正面のカウンター席の中の厨房にいる大将に「二人です」と告げると、入口から見て右側にある小上がりの1卓(4人掛け)に案内された。

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 大ジョッキ(800ml、1,045円)、555ジョッキ(555ml、880円)、中ジョッキ(400ml、715円)、小ジョッキ(300ml、495円)と4種類の大きさが選べる「生ビール」(アサヒスーパードライ)を、Kさんは小ジョッキで、私は中ジョッキでもらって乾杯する。

 すぐに出される「お通し」(550円)は、昨年と同様、ひとりに2品ずつの小鉢である。内容は漬物と、山芋千切りにとろみのある野菜を加えたもの。

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 ビールで喉を潤したところで、壁の大きなホワイトボードに書き出されたメニューを確認する。

 前回の「南部もぐり」訪問記事に対して、読者のPONTAさんから、『冬の陸中、八戸なら、ホタテはもちろん、カスべ、ソイ(訛りでは、スイっコ)、あと穴子。これは江戸前の穴子ではなく、岩手ではハモと言われる黒穴子(50cmから1mほどあります)です。脂がのっています。あと、三沢のホッキがあれば頼んでください』というコメントをいただいていたので、それを探したのだが、9月というこの時期だからか、オススメいただいたものの中でメニューにあるのは、「ホタテ刺」(770円)、「ソイ刺」(660円)ぐらい。

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 その「ソイ刺」と、八戸の主要海産物である「イカ刺」(660円)、「サバ焼」(660円)を注文した。

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 「イカ刺」にはワタも添えられているのがいいですね!

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 生ビールを飲み干したところで、飲みものを「燗酒(大)」(880円)に移行する。

 メニュー上には「燗酒」の銘柄は書かれていないんだけど、聞けば地元・八戸酒造の「陸奥男山」とのこと。

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 八戸酒造の創業銘柄が「陸奥男山」で、1998年に立ち上げた新銘柄が、おなじみの「陸奥八仙」なんだそうな。

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 ちびりちびりと飲んでるうちに、店内のお客さんも増えてきた。さすがは地元の人気店だ。

 午後8時まで2時間ほど楽しんで、「燗酒(大)」は二人で3本。お勘定は7,000円(ひとり当たり3,500円)でした。どうもごちそうさま。

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 お店を出ようと小上がりを降りると、目の前のカウンター席で飲んでいるお客さんは、Facebookでこの店をご紹介いただいたBさんでした。

 Facebookへの投稿記事はよく拝見していたのですが、実際にお会いするのは初めて!

 おすすめいただいたとおりにこの店に来て、本当に良かったです。

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 お店を出て、今度は飲み友達の宇ち中さんから、「八戸に行ったらぜひ!」とオススメいただいていた「洋酒喫茶プリンス」を目指します。

 この店は、れんさ街という、昭和20年代後半から続く飲食店街の中にあるらしい。しかも店の創業が1957年(昭和32年)というから、もうすぐ創業65年を迎える老舗だ。

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 発見! ここだ!

 お店には無事にたどり着いたものの、その扉の外に「コロナ感染拡大防止のため、地元の方のみの予約営業です(洋酒喫茶プリンス店主)」という張り紙。

 う~む。これは遠慮せざるを得ないですねぇ。残念!

店情報前回) 《YouTube動画

《令和3(2021)年9月15日(水)の記録》

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