« 八戸の地魚で陸奥男山 … 「南部もぐり(なんぶもぐり)」(本八戸) | トップページ | 店情報: 「ほていちゃん」(有楽町) »

豆腐、牛スジ、ねぶと … 洋食・おでん「自由軒(じゆうけん)」(福山)

Dsc08684a

 自宅や職場がある東京以外の地域で、もっとも訪問頻度が高い酒場がここ「自由軒」だ。

 しまなみ海道沿いの島々や、さらにその先の今治方面への出張が多いので、ここ福山が新幹線から乗り換えるポイントになっているのだ。

Dsc08688a

 今日も今日とて、コの字カウンター席の左奥に座り、まずは「大ビール」(630円)と、おでんの「豆腐」(150円)、「スジ」(330円)からスタートした。

 ほぼ毎回、最初の注文はこの3品なのだ。すっかり自分の定番になってしまっている。

 「大ビール」は大瓶ビールのこと。アサヒとキリンが選べるので、今回はアサヒスーパードライにした。

 おでんは基本的に1品が150円。「スジ」(牛スジ)の330円と、「ロールキャベツ」の300円だけが例外的な価格設定である。

 他のおでんはすべて丸皿に一緒盛りにしてくれるのだが、「スジ」だけは小鉢についでくれる。

 出汁だけで煮込まれているおでんには、基本的に味はついておらず、丸皿や小鉢に取り分けた後、汁を切って、自家製の味噌ダレか生姜醤油しょうがじょうゆをかけていただくのだ。

 私はここの味噌ダレが好きなので、たいてい味噌のほうを選んでいる。

 先日、姫路に行ったときに、『姫路おでん』の存在を知った。「おでんに生姜醤油をかける」というのが『姫路おでん』の特徴。ただし、こちらは味のついた出汁で煮込まれていて、それに生姜醤油の味をプラスするというもの。これもこれで美味しかった。

 ここ「自由軒」のおでんの味付けに生姜醤油が使われているのは、姫路となんか関係があるのかなぁ?

 「豆腐」と「スジ」を食べ終えたところで、カウンターの中のおねえさんに、「今日はネブトはおる?」と確認する。

 「おる?」というのは、「いますか?」ということ。本来ならば「今日はネブトはありますか?」と聞くところなのだが、ネブトがない場合に、店のお姉さんが、「ごめん。今日はネブトがおらんのじゃ」と返してくれることが多いので、いつからかこっちも「おる?」と聞くようになったのでした。

 「おるよ。ネブト、ひとつねぇ~~っ!」と、厨房に注文を通してくれるお姉さん。あぁ良かった。今日はおった。

Dsc08691a

 おでんの「豆腐」と「スジ」を食べた後、「ねぶと」(400円)がおったらネブトもいただく。これもまた定番の流れだ。

 ちなみにネブトというのは、瀬戸内海の小魚のひとつで、テンジクダイ、メンパチ、イシモチなどとも呼ばれている。体長が3~5センチぐらいしかないのだが、硬い骨のある大きな頭を切り落として唐揚げにするため、実際に食べられる部分は、その体長の半分ぐらいになってしまうのだ。

 この小さな魚体に、旨みがギュッと詰まってるんですねぇ!

 こりゃ燗酒だな。大瓶ビールを飲み終えたところで、「日本酒」(380円)を熱燗で注文した。

Dsc08694a

 「日本酒」の銘柄は、地元・福山の「天寶一てんぽういち」。注文を受けてから、おでん鍋の横に付いている燗づけ器で、燗をつけてくれる。

 ネブトまでのルーティンが終わったら、ここから後はその日の好みで気になったものをいただく。なにしろ店内にずらりと張り出されている短冊メニューの品数が多いので、まだ食べたことがない料理も多いのだ。

Dsc08695a

 そんな中から選んだのは、これまた好物のひとつ、「キムチ納豆」(330円)だ。

 キムチ、納豆、刻みネギを小鉢に盛って出してくれるので、これを自分でグリグリとかき混ぜていただく。

Dsc08696a

 これは自宅でもマネすることができるので、家呑みの時もときどき作って楽しんでいる。

 お酒が進むこのつまみに、熱燗もおかわりした。

Dsc08700a

 最後にもう1品、と注文したのは「ごぼう空揚」(330円)。

 久しぶりに注文した料理なんだけど、ゴボウのほんのりとした甘みがたまらない。

Dsc08697a

 これは焼酎だね。「麦焼酎」(380円)をロックでもらった。

 今回もまた、2時間近くゆっくりと過ごさせてもらって、お勘定は3,310円。

 やぁ、美味しかった。よく飲んだ。どうもごちそうさま。

店情報前回) 《YouTube動画

《令和4(2022)年3月18日(金)の記録》

食べログ自由軒居酒屋 / 福山駅

|

« 八戸の地魚で陸奥男山 … 「南部もぐり(なんぶもぐり)」(本八戸) | トップページ | 店情報: 「ほていちゃん」(有楽町) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 八戸の地魚で陸奥男山 … 「南部もぐり(なんぶもぐり)」(本八戸) | トップページ | 店情報: 「ほていちゃん」(有楽町) »