聞きしにまさる人気店 … 中華料理「相一軒(あいいちけん)」(神戸)
神戸への出張で、同行のAさん、Yさんと3人でやってきたのは、Aさんオススメの中華料理店、「相一軒」だ。
地元の大人気店で、Aさんは20年以上前から、神戸に来るたびにこの店に来ているそうだ。
店に着いたのは午後5時過ぎ。開店時刻(午後5時半)より前だったが、店の外で開店準備中だった店員さんが、「中で待ってください」と声をかけてくれて、店内に入ることができた。
店内は、左側が直線のカウンター席で、2席ずつ感染防止のパーティションで仕切られていて、ゆったりと8席分。
右側壁際に4人テーブルが3卓、手前から店の奥に向かって並んでいて、手前2卓には「予約席」の札が立っている。
我われ3人は一番奥のテーブル席に案内された。
これで3卓のテーブルはすべて埋まってしまったわけだ。聞きしにまさる人気店ですねぇ!
開店時刻まで待つこともなく、すぐに注文を聞きに来てくれたので、Aさんが「生ビール(中)」(450円)、Yさんと私は「生ビール(大)」(750円)をもらって、さっそく乾杯である。
最初の料理を、この店をよく知るAさんに預けると、「ニラレバ炒め」(650円)、「ギョーザ」(300円)×2人前、「豚足」(550円)、「あさり炒め」(500円)の4品を注文してくれた。
現時点では他にお客さんがいないこともあって、料理の出も早い。
いやぁ、すべての料理が美味いですねぇ!
特に、「あさり炒め」と、お店イチオシの「ギョーザ」がすばらしい。
生中からスタートしたAさんは、すぐに「日本酒」(300円)の燗を経由して、「レモン酎ハイ(中)」(450円)へと飲み進む。
「日本酒」の銘柄は、神戸は灘の「白鶴(上撰)」。徳利ではなくて、90mlぐらいのグラスで出される。
生大のYさんは、「ハッスルハイボール」(550円)に移行した。
壁に張り出されている「ハッスルハイボール」のメニューには、『朝鮮人参、ウコギ(五加皮)をはじめとする厳選素材をつけ込み、成分をゆっくり抽出させた「ウーカーピー酒」を使用したハイボール。独特のスパイシーな風味と味わいが特徴です』という説明文が載っている。この店のみならず、関西地区の複数の酒場で飲むことができるようだ。
2巡目の料理として、「ザーサイ」(300円)、「揚げワンタン」(450円)、そして「腸」(400円)と「タン」(400円)を注文した。
「腸」と「タン」とは同じお皿に一緒盛りで出された。
「タン」ももちろん美味しいんだけど、「腸」がいいですねぇ! この「腸」だけで、お酒を3杯ぐらい飲むことができそうだ。
私も生大を飲み終えて、「老酒」(400円)を燗でもらった。
3巡目には、「イカ団子」(650円)と「えびせん」(300円)を注文。
揚げたての熱々で出された「えびせん」は、海老の風味がとっても強くて、本当に美味しい。こんな「えびせん」、初めてだ! 次に来ても、この「えびせん」は必ず頼むに違いない!
Yさんは「日本酒」の燗を、Aさんと私は「紹興酒」(400円)の燗をもらって、つまみを兼ねた〆の一品として、「焼きめし」(450円)と「ワンタン」(400円)を注文した。
「焼きめし」が『パラパラ系』ではなく、福山「自由軒」などと同じような『しっとり系』なのも嬉しい。
『パラパラ系』も好きだけど、飲んでるときは『しっとり系』もいいんだなぁ。
ゆっくりと2時間ちょっと楽しんで、お勘定は3人で10,400円(ひとり当たり3,467円)でした。どうもごちそうさま。
店を出る頃には、店内はすっかり満席になってました。
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