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大瓶価格が指標の一つ … 「赤ひげ 姉妹店」(新開地)

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 出張に行った先々で、その土地の呑兵衛たちが毎日のようにやって来る大衆酒場を見つけることができると、自分もその土地の呑兵衛のひとりになったような気がして、とてもうれしい。

 新開地の「赤ひげ 姉妹店」も、そんな大衆酒場の1軒だ。

 入口側からまっすぐに伸びて、店の奥のほうで右に折れ曲がるL字カウンターの、一番奥の席が空いていたので、今日はその席に座らせてもらうことにした。

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 まずは「瓶ビール(大)」(490円)を注文すると、店のおねえさんから「ワンビアグラス!」と注文が通される。

 ここの瓶ビールは大瓶しかなくて、銘柄もアサヒスーパードライのみ。これが490円というんだから嬉しいではありませんか。

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 633mlの大瓶ビールの値段は、その酒場の大衆度を測るうえで大きな指標となる。税込みで600円より安ければ、かなり大衆度が高いと見ていい。

 ちなみに、都内でパッと思いつくところでは、都内各地にある「ほていちゃん」が410円、立会川「お山の大将」・赤羽「いこい」が450円、祐天寺「ばん」・練馬「金ちゃん」が480円、蒲田「鳥万本店」が490円、四ツ谷「鈴傳」・上野「立飲みカドクラ」が500円、立会川「鳥勝」が510円、阿佐ヶ谷「川名」が528円、鶯谷「ささのや」が530円、十条「斎藤酒場」が540円、新橋「大露路」・吉祥寺「いせや」が550円、門前仲町「魚三」・南砂「山城屋酒場」・上野「大統領」が580円、西荻窪「やきとり戎」・品川「マーちゃん」が590円、そして立石「宇ち多゛」・東十条「新潟屋」・赤羽「まるよし」・三田「たけちゃん」が600円という値段です。

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 そんなコストパフォーマンス抜群の大瓶ビールが届いたところで、1品めのつまみとして「焼鳥の盛合せ」(4本360円)を注文すると、こちらは「とりもり」という符牒で、カウンター内の厨房に通される。

 今治の焼き鳥のように、鉄板上で焼かれる焼き鳥は、「ずり」、「かわ」、「ねぎ身」、「きも」の4本セット。「ずり」と「かわ」(写真の左側2本)が塩焼きで、「ねぎ身」と「きも」(写真の右側2本)がタレ焼きだ。

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 焼き鳥4本で、大瓶ビールを飲み干した後は、「酒」(330円)を熱燗で頼んで、「カニ味噌」(350円)をもらう。

 カウンター内の厨房で、調理を担当しているのは、いかにもベテランといった感じの、年配の男性店員さん3人。

 店の入口近くの、おでん鍋のところにいる男性(スキンヘッドで、「宇ち多゛」の三代目のような感じの人)がお勘定を担当してるところを見ると、彼がこの店の店主なのかなぁ。(未確認)

 カウンターの外(ホール)は、年配の男性店員さんも一人いるものの、他(2~3人)は若い女性。店内に「アルバイト募集中」という張り紙も掲示されている。

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 熱燗をおかわりして、つまみには前回いただいて気に入った「湯豆腐」(160円)をもらう。

 多くの常連さんたちが注文している「湯豆腐」は、旨みたっぷりの出汁で煮た豆腐。これをその出汁と共に、レンゲを添えて出してくれる。

 とにかくこの出汁が旨いのだ。

 L字のカウンター席は、ご常連と思しきひとり客で、ほぼ満席状態なのだが、ひとり客同士は、ほとんど話をしないのが神戸流なのか、とても静かな空間になっている。

 私自身も何度か来たが、話しかけられたこともないし、ひとり客同士でワイワイと話しているところも、あまり見たことがない。

 入ってきたときと、帰るときに、ちょっと挨拶しあう程度のようなのだ。

 ベテラン呑兵衛がそろっているのかなぁ。

 それに引き換え、L字カウンター席の奥にあるテーブル席を囲んでいるグループ客は、ワイワイガヤガヤと楽しそうに盛り上がっている。

 その両者が合わさって、店全体がシーンとする静けさでもなく、騒がし過ぎることもなく、ちょうどいいバランスの大衆酒場空間になっているのでした。

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 最後にもう1本、熱燗をもらって2時間半ほどの酒場浴。

 今宵のお勘定は2,350円でした。どうもごちそうさま。

店情報前回)《YouTube動画

《令和4(2022)年2月4日(金)の記録》

食べログ赤ひげ 姉妹店居酒屋 / 新開地駅湊川公園駅湊川駅

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